本文へ移動

「ひと気」とは? 意味とホームページ運営での重要性を解説

「ひと気」とは? 意味とホームページ運営での重要性を解説
ホームページ(HP)運営では「ひと気」という言葉が昔からよく使われてきました。
「ひと気という言葉をなんとなく聞いたことがあるけど、どんな意味なのか、なぜ重要なのかはわからない…」という方も多いと思います。
 
今回は「ひと気」の意味と重要性について、初心者にもわかりやすく解説します。


「ひと気」とは

「ひと気」は、漢字では「人気」と表現されます。人の気配という意味ですが、ホームページでも、人の気配や人間味が感じられる、ということで使われます。
 
では、ホームページにおいてなぜ「ひと気」が必要なのでしょうか、どのようにすれば「ひと気」のあるホームページにできるのでしょうか。代表者あいさつの掲載を例にご説明いたします。

代表者あいさつに写真がある場合

代表者挨拶に写真がある場合
・目にとまり易い
・直接、語りかけている印象を与える
・人柄などを想像しやすい

代表者あいさつに写真がない場合

代表者あいさつに写真がない場合
・目にとまりにくい
・読んでもらえない場合も多い
・代表者の人物像が浮かびにくい
いかがでしょうか。代表者のあいさつに代表者の写真を掲載するかしないかで、これだけの違いがあります。この例で、「ひと気」の有無がサイト訪問者にどのように影響するか実感いただけたと思います。

「ひと気」がホームページの訪問者に与える効果とは?

●訪問者との距離を縮める

●訪問者との距離を縮める
代表者あいさつの例で、感じていただけたと思いますが、写真が有るか無いかで、印象がまったく違います。
 
人物写真を掲載することで、人間味のある印象を与えられます。そうすることで、サイト訪問者と発信者との距離感を縮められるのです。

●信頼感や安心感を与える

●信頼感や安心感を与える
これも先ほどの代表者あいさつの例で、比較できます。
 
どちらが、信頼や安心を感じるでしょうか。代表者の写真が掲載されていれば、姿を見せているということで、会社に対する信頼感や安心感を与えられます。
 
代表者の写真が掲載されているホームページが多い中で、掲載されていないと、なぜ掲載していないのかと疑念を持たれることもあるかも知れません。

●訪問者からの反応を得やすい

●訪問者からの反応を得やすい
親しみやすい印象や信頼感を与えるサイトは、お客様からの問い合わせを得やすいという効果もあります。
 
求人に対しては、応募者増加。商品販売については、問い合わせ増加につながる場合もあります。
 
ホームページの内容に不安を持つ訪問者は、問い合わせを行う事はしないからです。

企業ホームページでの「ひと気」の演出方法

●画像に人物を入れる

●画像に人物を入れる
画像を表示する場合も人物が入っているか、入っていないかで印象がずいぶん変わります。
 
BtoBの機械製品などの写真はともかく、一般家庭で利用する商品の場合は、添える程度に人物が入っているとより親近感を与えられます。

●お客様の声を掲載する

●お客様の声を掲載する
ホームページは、運営している企業・団体からの情報発信ですが、お客様の声は、数少ない第三者の意見を知る機会です。そのため、宣伝などの先入観なしで、純粋な意見として受け入れてもうらえる場合もあります。
 
PRとしての効果は、大きいといえます。

●社員・職員からのメッセージを掲載する

●社員・職員からのメッセージを掲載する
スタッフ紹介や現場ブログなどで、社員・職員のメッセージを掲載することでも、「ひと気」のある人間味の感じられるサイトにする事が可能です。
 
社長や役員など経営層の方が発信するブログも多くなっています。メッセージの掲載は、職場や仕事内容を伝える事にもつながりますので、求人への応募検討者へ安心感を与えることにもなります。

●更新を随時行う

●更新を随時行う
更新を随時行う事が、「ひと気」に結びつくとは思いづらいかもしれません。
ですが更新を頻繁に行えば、サイト運営者の姿をちらつかせることにつながります。逆に、更新していないサイトは、運営者の姿も見えません。
 
看板に例えて説明しますと、いつもきれいで全く汚れの見られない看板は、手入れが行き届いている印象を与え、看板を大事にする姿が連想されます。逆に、汚れたままになっている看板は、その管理者が良い印象をもたれることは少ないです。
 
ホームページの更新もそれといっしょです。

まとめ:ホームページのひと気を演出して、より成果を高めよう!

まとめ:ホームページのひと気を演出して、より成果を高めよう!
「ひと気」について、お伝えさせていただきましたが、どのような印象をもたれたでしょうか。ちょっとしたことで、ホームページに「ひと気」を演出することは可能です。
 
また、「ひと気」のあるホームページが必要なのは、一般消費者をターゲットとした商品販売目的のホームページに限ったことではありません。例えば、採用を行う上で、この「ひと気」の有無が、応募数を左右する場合もあるのです。
 
「人気(ひとけ)」のあるページは、「人気(にんき)」のあるページとも言われます。「ひと気」のあるホームページにすることは、決して難しくありません。「ひと気」のあるページを増やし、より効果的なホームページを目指しましょう。