ホームページの商品説明文の書き方・コツ・例文を初心者向けに解説!

ホームページへ商品を掲載するときに“説明文”を考えるのに苦労した経験はありませんか? 商品を文章でPRするということは、自社製品であっても意外と難しいものです。ただし、いくつかのポイントを理解すると書くべき内容が自然とわかってきます。
そこで今回は、商品説明文の書き方の基本的な考え方やポイントについて紹介します。
商品説明文は“販売者目線”ではなく“購入者目線”で書く

商品について説明する場合、仕様や概要を伝えるだけの"販売者目線”になってしまいがちです。それでは、商品のピーアールとして弱くなってしまいます。商品の購入対象者となりえる人がどのような情報を求めているのか、どういった押しポイントがあれば購入するのか、など“購入者目線”になって説明することを意識しましょう。
商品説明文を考える手順
商品説明文の書き方1.どんな方に購入して欲しい商品なのかを明確にする

どんな方に向けて商品を訴求するのかによって、説明文の内容は大きく変わってきます。まずは、「どんな方に商品を購入して欲しいのか」を明確にしましょう。
商品を使用するシチュエーションや「どういった悩みを解決したいのか」について考えると、ターゲット層が自然と思い浮かんでくるのではないでしょうか。
商品説明文の書き方2.商品を分析する
お客様のターゲット層が決まったら、商品分析を行います。
方法1■6W2Hを意識しながら商品に関する情報をリストアップする
6W2H
| 例
| |
What
| 何を
| ○○(キャラクター)の手帳
|
When
| いつ
| 2018年3月発売
|
Where
| どこで
| ネットショップ限定
|
Who
| 誰が
| ▲▲出版社が製造、当社のみ販売
|
Why
| なぜ
| 最近人気が急上昇した○○について、ファンの方が普段使いできるキャラクターグッズがなかった。
|
How
| どのように
| 先着100冊限定でボールペン付き特別仕様で販売
|
Whom
| 誰に
| ○○が好きな人
|
How much
| いくらで
| 1,800円
|
方法2■特長やメリット・デメリットなど箇条書きで書き出す
商品説明文の書き方3.分析して抽出した要素を文章にまとめる

商品分析で書き出した情報を、6W2Hを意識しながら文章にまとめてみましょう。上記の内容を元にした例文です。
【例文】
「○○ファンの皆さまお待たせしました! 2018年3月より当社ネットショップ限定で「○○の手帳」(税込1,800円)を販売いたします。
手帳を持ち歩けばいつでも○○と一緒。付属のイベントシールを使って、楽しく予定を書き込みましょう!
なお、先着100冊限定で特性ボールペン付き♪
本日より先行予約が開始となりますので、お早めの予約で限定特典をゲットしてください!! ご予約は注文フォームよりどうぞ!」
写真では伝えられない情報を盛り込むこともポイントです

ホームページへ商品説明文を掲載する場合、写真も一緒に掲載することがほとんどだと思います。そのさいに、写真を見れば分かる情報は文章に書き起こす必要はありません。文章を読むよりも、写真を見るほうが“早くより正確に”情報を得ることができるからです。
”リアルな仕様感”や“生産者の思い”など、写真では伝えることのできない情報を文章にすることで、より商品の魅力が伝わります。

(例)右の写真を見ると「蓮根がのった色鮮やかなチラシ寿司」ということが分かります。そこで、説明文ではプラスした情報として「調理した人の想いであったり、食材の情報(無農薬、○○産など)」などを記載しましょう。
まとめ:購入者目線でこれまで書いた商品説明文を見直してみよう!

商品説明文を書く場合、購入対象者に「どういう商品なのか」明確にイメージさせることが大切です。そのためにもターゲットを明確にし、購入者目線でどういう情報が必要とされるのかを考え、商品分析を行うことが、商品の魅力をより伝えるために必要不可欠です。
既に掲載している商品についても、商品分析・説明文の見直しを行ってみてはいかがでしょうか。新たなPRポイントが発見できるかもしれません。
既に掲載している商品についても、商品分析・説明文の見直しを行ってみてはいかがでしょうか。新たなPRポイントが発見できるかもしれません。