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【Webマーケティング参考記事紹介:薬局×カフェ、美容室×ビアバー!広がる「ミクストラン」とは 】
2019-12-03
食べ物とは無縁だったお店が飲食店を併設する「ミクストラン(ミックス+レストラン)」が最近増えているとのことです。

この記事の中の、カラーやパーマの待ち時間にビールが飲める下北沢の美容院T:Luck(ティーラック)店長の伊藤聡司さんの言葉がマーケティングを考えるうえで非常に参考になりました。

「全国にコンビニは5万軒あるが、美容院は25万軒以上ある。すでに下北沢にも髪を切れるお店がいっぱいあるなかで、新しく髪を切れる店を出しても生き残っていけるのかなと感じた。美容院をネットで調べても、カットがいくら、パーマがいくらと内容がどこの美容院も同じ。そこで埋没しないように、『ビールが飲める美容院』というコンセプトを思いついた」といった内容です。

競合他社がすでに沢山存在しているなかで、集客を確保したり価格競争に巻き込まれたりしないためには、「お客様から選ばれる理由」が必要です。

そこで美容院×ビアバーという他の美容院には確実にない「選ばれる理由」を作り出した伊藤さんのマーケティング思考は極めて優れています。

また、美容院でビールを飲むという体験自体がこのお店でしかできないことなので、お客様がSNSで感想を投稿したくなり、拡散も期待できるでしょう。

Webマーケティングを集客・売上げにつなげたい中小企業のみなさまも、ぜひ一度自社の「選ばれる理由」は何なのか、異なる商品・サービスを結びつけることで新たな強みが発揮できないか、考えてみてはいかがでしょうか?