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SEOの基本 ビッグキーワードスモールキーワードとは?

ビッグキーワードとスモールキーワード
SEOの基礎知識、ビッグキーワードスモールキーワードについて、具体例を用いながら簡単にご説明します。
 
この2種類のキーワードの特徴をしっかりとおさえるだけで、ロングテールSEOをはるかに実現しやすくなり成果につながるホームページを作りやすくなります。
ビッグキーワードの意味と特徴

ビッグキーワードとは?

ビッグキーワードとは、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンでの検索回数が多いメジャーなキーワードのこと
ビッグキーワードとは、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンでの検索回数が多いメジャーなキーワードのことです。
 
今回は、京都で観光ホテルを運営している企業のホームページのSEOを例に考えてみましょう。
 
この場合、「京都」「ホテル」などの1単語のキーワードが、ビッグキーワードにあたります。

ビッグキーワードは、毎月膨大な回数検索されている しかし・・・

Googleのサービス、キーワードプランナーで調査すると、「京都」の1ヵ月あたりの検索回数は55万件、「ホテル」は9万500件と膨大な数にのぼります(2016年2月1日調査。以下の文章で記載している件数も全て同日調査)。
 
これらの検索ユーザーをホームページに誘導できれば、たしかに大量の訪問者を獲得でき、強力な集客効果が見込めるでしょう。
 
しかし、ビッグキーワードだけに狙いを絞ってSEOを成功させるのは、以下の理由から非常に困難です。

ビッグキーワードが成果を出しづらい理由1

競合サイトに勝ち抜いて、検索上位に表示させるのが難しい


ビッグキーワードでは莫大な数の競合サイトと戦わなければならない

ビッグキーワードは競合サイトが多い
先程、「京都」というキーワードは月間で55万件も検索されているとお話ししました。
 
では、実際に検索された結果、ヒットするサイトは果たして何件あるでしょうか? 
 
正解は、1億5900万件という桁外れな件数です。
 
検索結果の1ページ目に表示される上位10件に入るためには、1億件を超える競合サイト(競合ページ)に勝ち抜かなければなりません。
 
これはかなり過酷な競争です。

ビッグキーワードは競合数が多い分、競合サイトのクオリティも高い

また、検索結果1ページ目に並んだサイトをじっくり見てみると、京都観光のオフィシャルサイト・京都府庁・京都新聞・・・など強力なサイトがひしめいています。
 
検索結果1ページ目に表示されるには、これらの高レベルなサイトよりも良質なページを作らなければなりません。
 
つまり、ビッグキーワードでは競合サイトの量だけでなく、質的な面も脅威になってくるのです。

ビッグキーワードでは厳しい競争に勝たないと集客効果を発揮できない

厳しい競争に勝たないと集客できない
以上のように、ビッグキーワード狙いに絞ってSEOを行っても、厳しい競争に敗北してしまう危険性が高く、検索順位の下位に沈んでしまうことが多いです。
 
大部分の検索ユーザーは最初の数ページしか閲覧しないので、これではほとんど集客につながりません。

ビッグキーワードが成果を出しづらい理由2

想定しているターゲットの割合が低く、成果につなげづらい


ビッグキーワードでの検索には多様なニーズが混在している

ビッグキーワード検索にはニーズが混在
次に別の角度から、先程の「京都」の月間検索数55万件という数字を分析してみましょう。
 
55万件はかなり多い数字ですが、一人ひとりの検索ユーザーが果たしてどのような意図でこの検索キーワードを打ちこんだのかをイメージしてみてください。
 
もちろん55万件のなかには、今回想定しているターゲットである、京都のホテルの情報収集がしたくて検索した方もいるでしょう。
 
ですが、他にも「京都の大学へ進学したい」「京都にある企業を調査したい」「京都の歴史を学術的に研究したい」・・・など多様なニーズで検索した方が含まれているはずです。

ビッグキーワードで想定ターゲットと異なる層を集客しても、顧客は獲得できない

ビッグキーワードで想定ターゲットと異なる層を集客しても、顧客は獲得できない
今回は、京都の観光ホテルのSEOを想定しています。
 
そこで、京都の大学の偏差値について調べている学生や、京都でのマーケティング情報を収集している会社員をホームページに集客しても、顧客にはなりえません。
 
これは「ホテル」1単語での検索時にも同じことがいえます。
 
「ホテル」だけだと、北海道や東京のホテルが目当てで検索している方も当然いるでしょう。
 
北海道のホテルを予約したい方を、京都のホテルのホームページへ集客しても高確率で直帰されてしまいます。

ビッグキーワードではアクションを起こしてくれるターゲットの割合が低い

ビッグキーワードではアクションを起こしてくれるターゲットの割合が低い
ホームページは単に訪問されるだけでは意味がありません。
 
ホームページを訪問した方が、お問い合わせや資料請求、注文などのアクションを起こしてくれなければ、成果にはつながらないのです。
 
想定したターゲットとかけ離れた検索ユーザーをいくらホームページに集客しても、望みどおりアクションを起こしてくれる確率はきわめて低いです。
 
このように、ビッグキーワードでの検索は、検索ユーザーのニーズも分散しがちなので、狙っているターゲットが含まれる割合も少なくなってしまいます。

スモールキーワードとは?

スモールキーワードとは?
ビッグキーワードに対して、検索回数が少なく、いくつかの単語を組み合わせた複合キーワードやニッチなキーワードを、スモールキーワードと呼びます。
 
スモールキーワードの例:「京都 四条 ホテル」「京都 ホテル 大浴場」など
 
「京都 四条 ホテル」は月間検索数880、「京都 ホテル 大浴場」は月間検索数320になり、「京都」単独で検索した際の55万に比べると、かなり数字が落ちてしまいます。
 
しかし、スモールキーワードには単純な検索数の多寡では計れないメリットがあります。

スモールキーワードは検索上位が狙いやすい

ビッグキーワードに比べて、競合サイト数が圧倒的に少ない

先程のスモールキーワード、「京都 四条 ホテル」「京都 ホテル 大浴場」で検索したときの競合サイトの数を見てみましょう。
 
「京都 四条 ホテル」でヒットするサイトの件数は80万6000件、「京都 ホテル 大浴場」では90万5000件になります。
 
「京都」単独検索時(ビッグキーワード検索時)の1億5900万件と比較すれば、競合サイト数は170分の1以下です。
 
競合サイト数が急激に減った分、検索上位表示できる可能性は飛躍的に高まります。

スモールキーワードは少数ながら着実に集客していける

スモールキーワードは少数ながら着実に集客していける
スモールキーワードはたしかに単純な検索回数ではビッグキーワードに劣り、集客できる人数も限られてきます。
 
しかし、かわりに検索上位が獲得しやすく、着実にアクセスを増やせる確率が高いのです。
 
ビッグキーワード狙いが、ホームラン目的でガンガン大振りしていくスタイルとすれば、スモールキーワード狙いはシングルヒットやフォアボールで確実に出塁を積み重ねていくスタイルといえるでしょう。

スモールキーワードはターゲットへ的確にPR可能

想定ターゲットに的確にPRできる
「京都 四条 ホテル」でYahoo!やGoogleで検索する方には、「京都・四条近辺のホテルを探したい」との明確なニーズがあります。
 
そのため、京都・四条のホテルがホームページを立ち上げ、「京都 四条 ホテル」で検索上位に表示されるようになれば、自社の顧客となる可能性が高い検索ユーザーをピンポイントに集客できます。
 
同じく、綺麗な大浴場があることがアピールポイントの京都のホテルでは、「京都 ホテル 大浴場」で検索対策したページを増設し、上位表示させることができれば、ターゲットと合致した検索ユーザーを引き寄せられます。
 
このように、ターゲットでは無い層が含まれやすいビッグキーワードと違い、スモールキーワードでは成果につながりやすい検索ユーザーへ集中的にPRできるのです。

SEOはスモールキーワードを中心に対策すべき

スモールキーワードを積み重ねてホームページ全体のアクセス数をアップさせる
以上のことから、SEOはスモールキーワード対策を中心に進めていった方が着実に成果につながることが分かります。
 
ただし、スモールキーワードには検索回数が少なく、集客できる人数が少ないという弱点がありますので、それをスモールキーワードの量で補う必要があります。
 
具体的にいえば、各スモールキーワードに沿った内容のページを多数作成して全体のアクセスアップを狙うという手法をとります。

スモールキーワード中心のSEO対策例 ~ページ増強策~

■京都の観光ホテルの場合
・「四条駅に近くてアクセスが良い立地のホテルである」ことの紹介ページを作る
→「京都 四条 ホテル」の検索キーワードから集客
 
・「広々として綺麗な大浴場」の紹介ページを作る
→「京都 ホテル 大浴場」の検索キーワードから集客
※実際に検索上位を獲得し集客できるかは、それぞれのページのボリュームとクオリティに左右されます。
 
一つひとつのページの訪問件数が月間10~20件程度でも、それを10ページ、20ページと積み上げることで全体のアクセス数が大きくアップします。

スモールキーワード主体のSEO ~ロングテールSEO~

スモールキーワード主体のSEO ~ロングテールSEO~
このような、多数のスモールキーワード・多数のページで集客する手法をロングテールSEOと呼びます。
 
ロングテールSEOは、現在SEOを進めていく上で基本になる考え方です。
 
こちらを意識してホームページを構成するかどうかで、集客効果がまるで変わってきます。

将来的にはビッグキーワードでの上位表示も可能

スモールキーワードを設定したページを多数追加し、ホームページ全体のコンテンツ量が豊富になっていけば、将来的にビッグキーワードで検索上位が獲得できる可能性も高まります。
 
ビッグキーワードによる膨大な数の検索ユーザー獲得はやはり魅力的です。ビッグキーワードは検索ユーザーの母数が桁違いなので、たとえ想定ターゲットの割合が低くても、検索上位獲得さえできればターゲットの集客数がスモールキーワードを上回ることも多いです。
 
また、直接的に成果につながらなくても、会社や団体の知名度がアップする効果も無視できません。(ブランド力をアップできる)

ビッグ・スモールキーワードは使い分けが大事

ビッグキーワードとスモールキーワードは設定時の使い分けが重要です。トップページやカテゴリーの主要ページにはビッグキーワードやミドルキーワード(検索回数がビッグとスモールの中間程度のキーワード)を設定し、スモールキーワードはカテゴリー下層のページで設定するようにすれば、SEO的に効果を出しやすく訪問者にとっても分かりやすいホームページになります。
 
まずはトップページ等の主要ページにビッグ・ミドルキーワードを設定して、その後はカテゴリー下層のスモールキーワードを設定したページをどんどん増やしていきましょう。(追加するページには訪問者の役に立つコンテンツ、適切な文章量が必要です)

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