AIチャットボットの料金・導入費用の相場は? 比較表・おすすめツール
更新日:2025.12.2

「チャットボットを導入したいけれど、費用の相場がわからない」
「各社サービスの料金体系が複雑で比較しづらい」
と感じていませんか?
チャットボットの料金は、回答精度やシナリオ型・生成AI型などの仕様によって、導入費用や月額料金が大きく変わります。また、チャットボットの利用範囲やサポート対応内容によっても月額料金は変動するため、具体的なコストを判断しづらいのが実情です。
そこで本記事では、チャットボットの料金体系と費用を左右する要素、代表的なチャットボットの実際にかかる費用などをわかりやすく解説します。
目次
AIチャットボットの料金体系
AIチャットボットの料金は、「導入費用」・「月額料金」・「オプション費用」の3つで構成されています。以下で、それぞれの内訳を解説します。
1.導入費用
導入費用とは、チャットボットを使い始めるまでの立ち上げにかかる諸費用です。ベーシックなシナリオ型のチャットボットであれば、無料~10万円ほどですが、AI・生成AIを連携した高精度なAIチャットボットでは100万円以上かかるサービスもあり、価格帯の幅が大きいです。
導入費用には、主に次のような作業が含まれます。
- チャットボット環境の準備・管理者アカウントの発行
- FAQやシナリオの設計、AIへの学習データの登録・整備
- 既存サイトへの設置などの導入設定
- チャットボットのデザインなどのカスタマイズ
ゼロからシナリオやFAQを作り込んだり、独自のデザインを施したりする場合は、導入費用が高くなりがちです。
一方で、テンプレートなどを使った簡易的なシナリオ型チャットボットであれば、導入費用を低額に抑えられるケースもあります。
2.月額料金
月額料金は、チャットボットを継続的に運用するためのランニングコストです。主な内訳は、次のとおりです。
- システム利用料(チャットボット本体・サーバー利用料など)
- 生成AI連携(トークン数)利用料に応じた費用
- 改善提案や分析レポートなどの運用をサポートする費用
- システムのバージョンアップや障害対応などのメンテナンス費用
シナリオ型の低価格プランであれば、月額数千円から利用できます。AI・生成AI連携型であれば、数万円〜10万円程度が中心価格帯です。問い合わせ件数が多い場合や有人チャットとの併用、複数サイトへの設置など、利用規模が大きくなるほど月額料金も高くなります。
また、生成AIツール(ChatGPTなど)を連携させたAIチャットボットの場合、月額料金にはトークン数(生成AIの質問や回答に使う文字量)に応じた従量課金が発生するため、その費用も含まれます。導入費用と同じく月額料金においても、生成AIを連携したチャットボットほど費用は高くなる傾向があります。
3.オプション費用
月額料金に加えて、次のような機能やサービスが有料のオプション機能として用意されているツールもあります。
- AI・生成AI連携機能
- チャットボットを設置するサイト数
- 有人チャットへの切り換え機能
- 顧客管理システム(CRM)や営業支援システム(SFA)などの外部ツールとの連携
- チャットログ分析レポートや改善案の提供などの運用サポート
- チャットボットの多言語対応
ここに示したものはごく一部で、ツールごとに標準で搭載されているのか、オプション機能なのかも異なります。
チャットボットの費用を決める主な要素
チャットボットの費用を左右する要素は、回答精度・AIの種類・運用サポートの有無や範囲・多言語対応や外部ツール連携の有無などです。以下で詳しく解説します。
1.回答精度
チャットボットの費用に大きく影響するのは回答精度で、言い換えると「どこまで人に近い応対を目指すか」です。
FAQをほぼそのまま返すシナリオ型であれば、あらかじめ想定した質問に対しては、一定の精度で答えられます。
FAQをほぼそのまま返すシナリオ型であれば、あらかじめ想定した質問に対しては、一定の精度で答えられます。
しかし、言い回しが変わった質問や想定外の問い合わせには弱く、回答精度にも限界があります。
これに対して、さまざまな聞き方や想定外の質問にもできるだけ正確に答えたい場合は、文脈を理解して回答を組み立てられるAI・生成AI型が必要になり、学習データの整備やチューニングなどの機能整備が不可欠です。
つまり「どこまで抜け漏れなく高い回答精度を求めるか」に応じて、必要な投資額も大きくなる傾向があると考えておくとよいでしょう。
※なお弊社ディーエスブランドでは、生成AIの技術を使用して多言語対応や業務効率化ができるチャットボット「おりこうAIコンシェルジュ」を提供しております。ご興味のある方はぜひ以下から資料をご覧ください。
2. AIの種類
AIチャットボットは、前項でも説明したようにシナリオ型かAI・生成AI型かで費用の水準が変わってきます。
- シナリオ型
シナリオ型のチャットボットは、あらかじめ用意した選択肢や会話シナリオに沿って回答する仕組みです。そのため、設定している範囲内の質問に対しては安定した応対ができ、想定したとおりの回答を返しやすいという特徴を持ちます。
また、シンプルな仕様である分、AI搭載型と比べて低価格で導入しやすい点がメリットです。 - AI・生成AI型
AI・生成AI型とは、人工知能を搭載したチャットボットで、大量の学習データをもとに人間に近い自然なコミュニケーションや高い回答精度を実現します。「コストパフォーマンスのいい運用プランはありますか?」や「サポートってどこまでやってくれますか?」といった、曖昧な質問をされた場合でも、文脈を踏まえて柔軟かつ正確に回答できます。
また、シナリオ型のようにあらかじめ想定されるFAQを整備する手間も不要で、AIに自社情報を学習させるだけで準備が整う点も大きな強みです。

3.導入・運用サポートの有無や対応範囲
チャットボットの導入・運用サポートの有無や対応範囲によっても、費用は左右されます。たとえば、以下のようなサポートをどこまで必要とするかです。
- チャットボットの初期設計や導入を代行もしくは支援してくれるか
- FAQやシナリオの設計・AIのチューニングを代行もしくは支援してくれるか
- チャットボット導入後、定期的な改善提案やレポート提供があるか
- チャットログのレポート結果を元に、FAQやサイト改善まで伴走してくれるか
- 操作案内や運用支援の電話サポートの有無
社内にチャットボットの専任担当者を置けない企業ほど、運用サポートがしっかりしているチャットボットを選んだ方が、失敗リスクは抑えられます。
4.多言語対応の有無
チャットボットの費用に影響する要素のひとつとして、観光や海外販路の開拓、外国人採用などの面で近年ニーズが高まっている多言語対応があります。
チャットボットに翻訳機能を組み合わせれば、英語・中国語・ベトナム語など複数の言語からの質問に自動対応できます。職場に外国語が堪能な従業員がいなくても適切な顧客対応が可能になり、翻訳する手間も削減できます。
また、海外顧客へのサービス展開や観光客などのインバウンド需要の獲得の面でも効果的です。
ただし、複数言語への対応は有料のオプション機能として提供しているチャットボットが一般的で、対応言語数に応じて導入費用や月額料金に加算される料金体系のものもあります。自社の顧客層や今後の事業展開を踏まえ、多言語での問い合わせ対応が必要かどうかも、早い段階で検討しておきましょう。
5.外部ツールとの連携や拡張性
チャットボット単体で完結させるのか、既存の業務システムと連携させるのか、などの外部連携の有無によっても、費用感は変わります。
たとえば、ビジネスコミュニケーションツール「Microsoft Teams」に業務マニュアルなどを学習させたチャットボットを連携させれば、社員が普段使っているチャットから必要な情報をすぐに得られるようになるため、情報を探す負担を大幅に減少できます。
また、LINEアカウントに企業・サービス情報を学習させたチャットボットを設置すれば、利用者は日頃使い慣れたトーク画面上で、資料請求や見積り依頼まで一括して行えるような連携も可能です。
このように、外部ツールとの連携や将来的な拡張性をどこまで求めるかによっても、初期費用・月額料金の水準は変動します。
チャットボット導入費用・月額料金相場
チャットボットの導入費用は、シナリオ型なら無料〜10万円程度、AI・生成AI型では10万円〜100万円、利用規模や要件によっては100万円以上かかるのが一般的な相場感です。以下で、その内訳と考え方を解説します。
導入費用の相場
一般的に、シナリオ型とAI型では導入費用の相場は異なります。
シナリオ型チャットボットは、シンプルな機能のものであれば無料〜10万円程度に収まるケースが多く、比較的少ない負担で立ち上げられます。しかし、回答パターンが多く複雑なシナリオ設計やFAQ整備、外部システム連携などが必要であれば、30万〜100万円程度の初期費用になる場合もあります。
これに対してAI型チャットボットは、FAQやWebサイト情報などの学習データを整備し、AIが適切に回答できるようにチューニングする必要があるため、同じ規模でもシナリオ型より費用が高くなる傾向があります。
FAQベースのAI型チャットボットであれば10万円~50万円に収まるケースが多く、より高精度な生成AI連携型チャットボットになると、100万円前後〜それ以上の費用が発生することもあります。
月額料金の相場
月額料金も導入費用と同じくチャットボットのタイプや利用規模によって変動しますが、目安として次のように整理できます。
低価格帯(〜3万円程度/月)
- シンプルなテンプレートを利用するシナリオ型チャットボット
- 特定ページや小規模サイトでのFAQ対応向け
中価格帯(3万〜15万円程度/月)
- 小・中規模なデータ学習を利用したAI・生成AI搭載型チャットボット
- 中小企業の社内外問い合わせ対応・カスタマーサポート向け
高価格帯(15万円以上/月)
- 大量のデータ学習を必要としたAI・生成AI搭載型チャットボット
- ECサイトや大企業の問い合わせ対応・カスタマーサポート向け
- 高度な分析レポート機能や伴走支援サポートを重視する企業向け
チャットボットの利用件数が多い大企業や有人チャットとの併用、複数サイトへの設置など、規模に応じて月額料金は高くなっていきます。
なお、有償のオプション機能を追加する場合は、月額料金にプラスの費用が発生します。
失敗しないためのチャットボットの選び方のポイント
では、自社に最適なチャットボットを選ぶときにどんなポイントで比較すべきか、以下5点を紹介します。
1. 導入目的・用途を明確にする

導入を検討する際にまず決めるべきなのは、「何のためにチャットボットを導入するのか」です。
たとえば、以下のように
- 電話対応の削減や営業時間外の問い合わせ自動化
- よくある質問の自己解決率を高めて担当者の負担を軽減
- 資料請求や見積り依頼など、商談につながる問い合わせ増加
- 社内ヘルプデスク対応の自動化によるバックオフィス業務効率化
などが導入目的として挙げられるでしょう。
目的が曖昧なまま「なんとなく便利そうだから」と導入すると、必要な機能も予算も定まらず「導入したけどあまり使われていない」といった失敗につながりやすくなります。
2.カスタマイズ性と対話ログの分析・レポート機能

チャットボットは導入して終わりではなく、継続的な分析・改善が成果を高めるために必要です。
その際に重要なのが「自社のケースに合わせて柔軟にカスタマイズできるか」や「チャットログを分析し、回答の修正や改善に活用できるレポートがあるか」という点です。
チャットログの分析結果から、新たに追加すべきFAQやページ構成の改善点が見えるサービスであれば、単なる問い合わせ対応ツールを超えて、Webサイト全体の改善にもつなげられます。
3.コストパフォーマンス(費用対効果)の考え方

チャットボットのコストパフォーマンスを考える際は、次のような観点で「投資額」と「削減・増加する価値」を比較すると整理しやすくなります。
- 月間の問い合わせ件数 × 1件あたりの対応時間 × 人件費 = 従来の対応コスト
- チャットボットで問い合わせを代替できそうな割合
- 営業時間外にも問い合わせを受け付けられることによる機会損失の削減
- 問い合わせ対応の属人化解消、担当者の負担軽減
これらを踏まえ、「月額◯〇万円の投資でどれだけの工数削減が見込めるか」をざっくりでも数値化して、コストパフォーマンスを算出しましょう。
4. 導入支援の有無や運用サポート体制

チャットボットを比較する際は、導入支援や運用サポートの手厚さも含めて検討しましょう。とくに、ITやWebに詳しい人材が少ない企業の場合は、導入支援はもちろん運用をスタートしてからのサポート内容や対応範囲も重要な比較ポイントです。
ほかにも、チャットボットの効果を高めるためのアドバイスや、トラブルがあった際の対応窓口があるか、確認しておくとベターです。さらに、すぐにつながる電話対応の窓口があるかどうかも、安心して運用を継続できるかどうかを見極めるポイントになります。
5.実際に試せる無料トライアルはあるか

チャットボットの特徴や機能紹介だけでは、自社サイトに設置したときに「どの程度の回答精度が出るのか」や「どんな質問にどう応答できるのか」まではイメージしづらいものです。そのため、次のようなステップで無料トライアルを活用して、自社サイト上で実際の動きを確認するのがおすすめです。
- 無料トライアルで、自社のFAQやWebサイトを学習させてみる
- 自社サイト上に設置し、社内メンバーでテストして回答精度や使い勝手を確認する
- 可能であれば公開して、実際の訪問者の利用頻度や質問傾向を分析する
- その結果を踏まえて、正式導入時のシナリオ構成やプラン、オプションを調整する
実際の環境で訪問者にチャットボットを利用してもらうことで、「どんな情報が足りないのか」や「どのようなニーズを持っているのか」といった点を具体的に把握できるようになります。
代表的なAIチャットボットの料金・導入費用比較
ここでは、代表的なAIチャットボットをピックアップして、各サービスの初期費用・月額料金・サポート体制などを比較表としてまとめました。
※具体的な金額はプランや契約条件により変動するため、最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください
なお、以下の参考ページでは、問い合わせ対応用途におすすめのチャットボットを紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
AIチャットボット料金・導入費用比較表(2025年11月時点)
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 無料トライアル | サポート体制 | 特徴 |
要問い合わせ | 要問い合わせ(月額・年額プランあり) | あり | 導入・運用支援・電話サポート |
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要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 導入・運用支援 |
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初期費用0円 | 月額30,000円(QA数に応じて変動) | 無料トライアルあり(30日間) | 導入・運用支援 |
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要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 記載なし |
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初期費用 50,000円 | 月額65,000円 (標準プラン) | 記載なし | 導入・運用支援 |
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要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 導入・運用支援 |
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初期費用0円 | 月額2,980円〜60,000円 | 無料トライアルあり(20日間) | 導入・運用支援 |
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要問い合わせ | 要問い合わせ | 無料トライアルあり(30日間) | 導入・運用支援 |
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初期費用0円 | 月額1,980円〜170,000円 | 無料トライアルあり(10日間) | 導入・運用支援 |
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要問い合わせ | 要問い合わせ | 記載なし | 導入・運用の 伴走支援 |
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AIチャットボット「おりこうAIコンシェルジュ」の導入事例
弊社の生成AIチャットボット「おりこうAIコンシェルジュ」をWebサイトに設置して、実際に成果を挙げた企業の導入事例を紹介します。
1.株式会社大日商事(SOLAS)様(宿泊業)

株式会社大日商事(SOLAS)様公式サイト:https://solas-glamping.jp/

3カ月で2,100件超の問合せにAIが対応し業務負荷を削減!
グランピングリゾート「SOLAS」を運営する株式会社大日商事様では、宿泊プランや施設利用に関する電話問い合わせが多数あり、繁忙期にはスタッフの業務を圧迫していました。そこで、既存のWebサイトの情報を学習させたAIチャットボット「おりこうAIコンシェルジュ」を導入しました。
結果、電話での問い合わせ件数を最大70%削減し、直近3ヶ月で2,100件以上の問い合わせにAIが対応しました。
さらに、AIチャットボットの対応履歴をもとに回答内容を改善したことで、予約数の増加にもつながっています。
2.有限会社中西昆布様(食品製造・販売業)

有限会社中西昆布様公式サイト:https://n-konbu.com/

約4ヶ月で3300回を超える質問にAIが自動応答!
有限会社中西昆布様は、電話対応による他業務のひっ迫に悩まされており、従業員の負担軽減や属人性の解消のため「おりこうAIコンシェルジュ」を導入しました。
すると、導入から約4ヶ月で3,300件以上の問い合わせに自動対応し、その結果、従業員全員が本来のコア業務に専念できるようになりました。知識が豊富な社長に依存していた商品対応も、学習を重ねたAIコンシェルジュならすぐに回答でき、業務の属人化も解消されました。
さらに、人気商品である「味くらべセット」をチャット上にバナーで提案する工夫を取り入れることで、商品選びを迷っている顧客の購買意欲を高めています。
同社の事例は、限られた人員でもAIチャットボットの活用で業務効率化と売上向上を両立できた好例といえるでしょう。新規注文の増加といった導入効果を肌で実感されている点も印象的です。
3.株式会社太田自動車教習所様(自動車教習業)

株式会社太田自動車様公式サイト:https://www.otads.co.jp/

AIで業務負荷80%解消! 準備したのはWebサイトURLだけ!
株式会社太田自動車教習所様は、受付窓口の負担軽減と顧客対応の効率化を目的として「おりこうAIコンシェルジュ」を導入しました。
導入から約6ヶ月で850件以上の問い合わせに自動対応し、電話対応の負担を約80%軽減しました。これにより、従業員は本来の業務に専念できるようになり、顧客対応の品質も向上しました。
また、若年層の免許取得希望者や高齢者講習を受講する方々にとって、AIチャットボットによる24時間対応は利便性が高く、顧客満足度の向上につながっています。
今後は、より複雑な質問にも対応できるようAIの学習を進め、採用活動にもAIチャットボットを活用していく予定です。
AIチャットボットの料金・導入費用についてのよくある質問
AIチャットボットの料金・導入費用に関する、よくある質問を以下にまとめました。
Q. AIチャットボットとは何ですか?
AIチャットボットとは、ユーザーからの質問や問い合わせに対してAI(人工知能)が自動で回答するシステムです。Webサイトに導入することで、人手をかけずに24時間365日対応できます。
Q. AIチャットボットの月額料金の相場はどれくらいですか?
シナリオ型のシンプルな機能のチャットボットであれば、月額数千円〜10万円程度のプランもあります。
AI搭載型や生成AI型のチャットボットでは、月額3万〜15万円程度が中心価格帯です。
どちらのチャットボットでも、利用規模や使用している技術・仕様、オプション機能付加によって変動します。
Q. AIチャットボットの月額料金が安いサービスと高いサービスの違いは?
AIチャットボットの月額料金が安いサービスと高いサービスの主な違いは、次のとおりです。
- シナリオ型かAI・生成AI連携型か
- 連携しているAI・生成AIのモデルや回答精度
- サポート内容や範囲(導入時の設計支援や改善提案、伴走支援の有無)
- 外部ツール連携やチャットログ分析機能の有無
「なぜ、安いor高いのか」「どんな機能が含まれているのか」を確認し、自社の目的に必要な要素がカバーされているかをチェックしましょう。
Q. AIチャットボットプランの従量課金の仕組みとは?
AIチャットボットの従量課金制は、一定の基本料金に加えて、実際に発生したチャット数やトークン数(生成AIの質問や回答に使う文字量)に応じて、料金が加算される仕組みです。
こうした従量課金プランを検討する場合は、自社サイトのアクセス数や問い合わせ数を考慮して、事前にどの程度の対応数となりそうかの見定めをしておきましょう。
Q. AIチャットボットの初期費用が無料と有料のサービスは何が違いますか?
初期費用が無料のサービスは、テンプレート化されたシナリオ型のシンプルなチャットボットが一般的です。
一方で有料のサービスは、FAQ・シナリオ設計やAI・生成AIのチューニングなど、個別の調整やカスタマイズを必要とする場合は、初期費用が有料となるケースが多いです。
Q. AIチャットボットの費用対効果はどう判断すればよいですか?
次のような観点でAIチャットボットの「投資額」と「削減・増加する価値」を比較します。
- 月間の問い合わせ件数 × 1件あたりの対応時間 × 人件費 = 従来の対応コスト
- チャットボットで問い合わせを代替できる割合
- 営業時間外にも問い合わせを受け付けられることによる機会損失の削減
- 問い合わせ対応の属人化解消、担当者の負担軽減
数値で厳密に算出する必要はありませんが、「ざっくりとでも金額に置き換えてみる」と、費用対効果を把握しやすくなります。
Q. 初めてAIチャットボットを導入する際のおすすめはありますか?
初めてAIチャットボットを導入する場合、まずは低コストでシナリオ型を試してみたい企業には「Chat Plus」、生成AIを搭載した柔軟かつ高精度な対応を実現したい企業には「おりこうAIコンシェルジュ」がおすすめです。
とくに、充実したサポート体制があるかどうかは初めての導入する際に重要な比較ポイントです。
初めてのAIチャットボット導入なら「おりこうAIコンシェルジュ」
チャットボットの費用は、「初期費用・月額料金・オプション費用」の組み合わせや、AIの種類・サポート体制によって大きく変わります。本記事で紹介したように、費用構造と相場感を押さえたうえで、自社の目的と予算に合うサービスを比較・検討しましょう。
弊社ディーエスブランドが提供する「おりこうAIコンシェルジュ」は、WebサイトのURLやPDFを読み取らせるだけで簡単に設置できる点や、充実したサポート体制に強みを持つAIチャットボットです。生成AI(ChatGPT連携)による自然な対話と、顧客ニーズの分析に役立つレポート生成機能で、業務効率化と同時にマーケティング活動の改善にも貢献します。
また、サービスの設定方法から活用方針などの運用サポートはもちろん、いつでもつながる電話サポートもあるため、ITスキルに不安がある企業や初めてAIチャットボットを導入する企業でも安心です。
「AIチャットボットを導入したいが、自社に最適なのはどれだろう?」と検討中の方は、まずはおりこうAIコンシェルジュの資料をご覧ください。
この記事を書いた人

高島 耕
株式会社ディーエスブランド Webマーケター
ディーエスブランド入社後、メールマーケティングやセミナー運営、社内業務のDX化に携わる。現在はメタバースや生成AIなどの、先端技術分野のライティングを担当。
















