IT導入支援事業者とは? 選び方やオススメを初心者向けに解説
更新日:2024.07.09
IT導入補助金の申請ではIT導入支援事業者との連携が必須になりますが、「IT導入支援事業者とは何なのか詳しく知らない」という方も多いと思います。
そこでIT導入支援事業者の概要や選び方のポイント、オススメのIT導入支援事業者を紹介します。
「どんなIT導入支援事業者を選べばいいのかわからない…」という方はぜひご覧ください。
目次
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- IT導入支援事業者とは?
- IT導入支援事業者選びの重要性
- IT導入支援事業者のタイプ
- ベンダー系のIT導入支援事業者とは?
- 販売代理店系のIT導入支援事業者とは?
- IT導入支援事業者の選び方のポイント
- ポイント1.自社が導入したいタイプのITツールを取り扱っている、あるいは幅広い種類のITツールを取り扱っている
- ポイント2.採択の実績件数が多い
- ポイント3.電話・オンラインなどの遠隔だけでなく、対面でも打ち合わせができる
- 導入するITツールが明確に決まっていない場合は、販売代理店系のIT導入支援事業者を選ぶのがオススメ!
- 販売代理店系IT導入支援事業者のメリット1.どのITツールが最適なのかを比較して提案してもらえる
- 販売代理店系IT導入支援事業者のメリット2.地方でも対面して相談してもらいやすい
- オススメのIT導入支援事業者は?
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IT導入支援事業者とは?
IT導入支援事業者とは、IT導入補助金を申請する企業を支援し、ITツールの導入や申請のサポートをおこなう共同事業者(パートナー)のことです。
IT導入補助金の対象ITツールを提供しているITベンダーや、対象ITツールを取り扱っている販売代理店などが、IT導入支援事業者として活動していることが多いです。
IT導入補助金を利用してITツールを導入するには、かならずIT導入支援事業者として登録を受けた販売者から購入しなければなりません。
なお、IT導入支援事業者やITツールは以下のページから検索が可能です。
参考ページ:IT導入支援事業者・ITツール検索(IT導入補助金 公式サイト)
IT導入補助金の対象ITツールを提供しているITベンダーや、対象ITツールを取り扱っている販売代理店などが、IT導入支援事業者として活動していることが多いです。
IT導入補助金を利用してITツールを導入するには、かならずIT導入支援事業者として登録を受けた販売者から購入しなければなりません。
なお、IT導入支援事業者やITツールは以下のページから検索が可能です。
参考ページ:IT導入支援事業者・ITツール検索(IT導入補助金 公式サイト)
IT導入支援事業者選びの重要性
IT導入補助金の申請では、IT導入支援事業者と二人三脚で手続きを進めていきます。
そのため自社のニーズとマッチし、信頼できるIT導入支援事業者を選択するのが重要です。
IT導入補助金は事業実施後の効果報告などの作業を含めると、数年間にわたって手続きが発生するため、長期間にわたってサポートしてくれそうな会社を選ぶようにしましょう。
そのため自社のニーズとマッチし、信頼できるIT導入支援事業者を選択するのが重要です。
IT導入補助金は事業実施後の効果報告などの作業を含めると、数年間にわたって手続きが発生するため、長期間にわたってサポートしてくれそうな会社を選ぶようにしましょう。
IT導入支援事業者のタイプ
IT導入支援事業者は主にベンダー系と販売代理店系の2種類のタイプに分かれます。
これを理解しておいたほうがIT導入支援事業者選びがスムーズに進行しますので、それぞれ紹介していきます。
ベンダー系のIT導入支援事業者とは?
ベンダー系のIT導入支援事業者とは、ITツールを開発・販売しているベンダーがそのままIT導入支援事業者となっているケースです。
たとえば、会計ソフトを開発・販売しているベンダーがIT導入支援事業者を兼ねているケースです。
たとえば、会計ソフトを開発・販売しているベンダーがIT導入支援事業者を兼ねているケースです。
販売代理店系のIT導入支援事業者とは?
販売代理店系のIT導入支援事業者とは、複数のベンダーから商品を仕入れて顧客に販売している会社がIT導入支援事業者になっているケースです。
たとえば弊社の商品も取り扱っている、リコージャパン株式会社のような事務機器や複合機、ITツールを販売している企業がIT導入支援事業者になっているケースが、その代表例です。
たとえば弊社の商品も取り扱っている、リコージャパン株式会社のような事務機器や複合機、ITツールを販売している企業がIT導入支援事業者になっているケースが、その代表例です。
IT導入支援事業者には、以上のようにベンダー系と販売代理店系の2種類が存在し、それぞれ特性が違いますので、それを理解したうえで自社のパートナーとなるIT導入支援事業者を選ぶようにしましょう。
IT導入支援事業者の選び方のポイント
導入したいITツールが特に決まっておらず、自社と付き合いのあるIT導入支援事業者もいない場合は、以下の3つのポイントでIT導入支援事業者を選ぶのがオススメです。
ポイント1.自社が導入したいタイプのITツールを取り扱っている、あるいは幅広い種類のITツールを取り扱っている
もっとも重要なのが、自社のニーズに合致したITツールをそのIT導入支援事業者が取り扱っているか否かです。
たとえば特定の会計ソフトを自社に導入したいのであれば、その商品を取り扱っているIT導入支援事業者を選択する必要があります。
まずは希望するITツールから、IT導入支援事業者を選ぶようにしましょう。
たとえば特定の会計ソフトを自社に導入したいのであれば、その商品を取り扱っているIT導入支援事業者を選択する必要があります。
まずは希望するITツールから、IT導入支援事業者を選ぶようにしましょう。
ポイント2.採択の実績件数が多い
IT導入補助金には審査がありますので、申請しても確実に補助金が交付されるわけではありません。
IT導入補助金の採択率は例年40%~60%程度なので、補助金がもらえない可能性が相当ある点は理解しておく必要があります。
採択実績が少ないIT導入支援事業者を選んでしまうと、ノウハウが少ないので的確なサポートをしてもらえない確率が高まってしまいます。
IT導入補助金の採択実績が豊富なIT導入支援事業者を選んだほうが安心です。
IT導入補助金の採択率は例年40%~60%程度なので、補助金がもらえない可能性が相当ある点は理解しておく必要があります。
採択実績が少ないIT導入支援事業者を選んでしまうと、ノウハウが少ないので的確なサポートをしてもらえない確率が高まってしまいます。
IT導入補助金の採択実績が豊富なIT導入支援事業者を選んだほうが安心です。
ポイント3.電話・オンラインなどの遠隔だけでなく、対面でも打ち合わせができる
IT導入補助金では各種申請資料の準備が必要になるので、電話・オンラインのみで打ち合わせを進めるよりは、対面して打ち合わせできたほうが安心です。
特に申請作業や書類作成が苦手な方は、対面での打ち合わせが可能なIT導入支援事業者を選ぶようにしましょう。
特に申請作業や書類作成が苦手な方は、対面での打ち合わせが可能なIT導入支援事業者を選ぶようにしましょう。
導入するITツールが明確に決まっていない場合は、販売代理店系のIT導入支援事業者を選ぶのがオススメ!
「A社が開発しているこの会計ソフトがほしい!」など導入したいITツールが明確に決まっている場合を除けば、ベンダー系よりも販売代理店系のIT導入支援事業者を選ぶのがオススメです。その理由を以下で紹介します。
販売代理店系IT導入支援事業者のメリット1.どのITツールが最適なのかを比較して提案してもらえる
最初の段階から自社に最適なITツールを選択できていないと、ベンダー系のIT導入支援事業者を使うのは難しい
ベンダー系のIT導入支援事業者だと、当然のことながら自社で開発・販売しているツールしか提案してもらえません。
たとえば会計ソフトを開発・販売しているIT導入支援事業者が、競合他社の会計ソフトの導入を勧めてくることはありえないのです。
そのため、IT導入支援事業者に相談するまえに、どの会計ソフトが一番自社のニーズにマッチしているかを調査しておく必要があります。
しかし、IT導入補助金対象の会計ソフトだけでもかなりの種類が存在しますので、どの会計ソフトが最適なのかを判断するのは非常に困難です。
販売代理店系のIT導入支援事業者なら、どのITツールを導入すべきかについても相談しやすい
その点、販売代理店系のIT導入支援事業者なら「会計ソフトを入れたいんですけど、どのソフトがいいですか?」と相談すれば、自社の状況をヒアリングしてもらったうえでA社・B社・C社と複数の候補の中から最適なITツールを提案してもらえるでしょう。
「どのソフトウェアを導入すればいいのかわからない」
「そもそも、会計ソフト・SFA(営業支援システム)・勤怠管理システムなどの候補の中から、どのタイプのソフトを入れるべきかについても迷っている」
こんな場合は、とりあえず販売代理店系のIT導入支援事業者に相談するのがオススメです。
「どのソフトウェアを導入すればいいのかわからない」
「そもそも、会計ソフト・SFA(営業支援システム)・勤怠管理システムなどの候補の中から、どのタイプのソフトを入れるべきかについても迷っている」
こんな場合は、とりあえず販売代理店系のIT導入支援事業者に相談するのがオススメです。
販売代理店系IT導入支援事業者のメリット2.地方でも対面して相談してもらいやすい
ベンダー系のIT導入支援事業者は地方に拠点がないケースが多い
ベンダー系のIT導入支援事業者は、地方にまで営業所を設けている会社が少ないため、対面での導入相談が困難なケースが多いです。
たとえば、弊社ディーエスブランドは長崎県に本社がありますが、会計ソフトを開発・販売しているITベンダーに「長崎に来て導入相談をしてもらえませんか?」と連絡しても対応してもらえないケースが多いでしょう。
長崎県に拠点があるITベンダーはごく少数だからです。
そのため、ベンダー系のIT導入支援事業者との打ち合わせはどうしてもオンラインや電話が中心になるので、意思疎通の齟齬が起きやすいデメリットがあります。
販売代理店系のIT導入支援事業者は日本各地に営業拠点があるので、地方でも対面で相談しやすい
販売代理店系のIT導入支援事業者であれば、地方にもきめ細かく拠点を設けている会社も多いので対面での相談がしやすいです。
「補助金の申請や手続きをちゃんとできるか心配…」「ITにあまり詳しくないので、親身に相談に乗ってほしい」という方は、販売代理店系のIT導入支援事業者に相談したほうが安心できるでしょう。
「補助金の申請や手続きをちゃんとできるか心配…」「ITにあまり詳しくないので、親身に相談に乗ってほしい」という方は、販売代理店系のIT導入支援事業者に相談したほうが安心できるでしょう。
オススメのIT導入支援事業者は?
ここまで説明してきたように、導入するITツールが明確に決まっていない場合は販売代理店系のIT導入支援事業者にまず連絡するのがオススメです。
自社に出入りしているソフトウェア・複合機・事務機器の販売代理店などが存在している場合、「御社はIT導入支援事業者に登録されていますか?」と相談してみるとよいでしょう。
なお、そのなかでもオススメのIT導入支援事業者としては、リコージャパン株式会社が挙げられます。
取り扱っているITツールの種類が豊富で、採択件数もトップクラスなため、IT導入補助金についてのノウハウに長けています。
また、日本全国に営業所が存在するので相談しやすい点も大きなメリットです。
「どんなITツールを導入すべきか相談したい」「申請の進め方について詳しく相談したい」という方は、ぜひ以下から詳細をご覧いただきお問い合わせするのがよいでしょう。
自社に出入りしているソフトウェア・複合機・事務機器の販売代理店などが存在している場合、「御社はIT導入支援事業者に登録されていますか?」と相談してみるとよいでしょう。
なお、そのなかでもオススメのIT導入支援事業者としては、リコージャパン株式会社が挙げられます。
取り扱っているITツールの種類が豊富で、採択件数もトップクラスなため、IT導入補助金についてのノウハウに長けています。
また、日本全国に営業所が存在するので相談しやすい点も大きなメリットです。
「どんなITツールを導入すべきか相談したい」「申請の進め方について詳しく相談したい」という方は、ぜひ以下から詳細をご覧いただきお問い合わせするのがよいでしょう。
・IT導入補助金 紹介ページ(リコージャパン株式会社)
なお、弊社ディーエスブランドでもIT導入補助金対象の生成AIツールや健康経営支援ツールを提供しております。
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