トップページの検索順位にこだわる会社はなぜSEO対策で集客に失敗するのか?

トップページの検索順位だけにこだわる会社はなぜSEO対策で集客に失敗するのか?
  • 「トップページの検索順位が上がらない・・・」
  • 「Yahoo!やGoogleなどの検索エンジン経由のアクセス数が全然増えない・・・」
 
みなさんは、こんなお悩みをお持ちではありませんか?
 
ですが、トップページの検索順位ばかりを気にするのはSEO対策では禁物です。
 
下層ページを増強しないまま、トップページだけにこだわる会社は高確率で集客に失敗してしまうからです。
 
実は、企業ホームページのトップページは意図的に検索順位を上げるのが難しく成果を出しづらいのです。
 
  1. トップページの検索順位はなぜ上げづらいのか?
  2. トップページに頼らずに、SEO対策で集客するにはどうすればいいのか?
  3. それでもトップページの検索順位を上げたいときには、何が必要なのか?
 
以上の内容を初心者にもわかりやすく解説します。

トップページの検索順位を上げづらい理由とは?

トップページはピンポイントな回答にならない

検索ユーザーはキーワードで質問し、検索エンジンは検索結果で回答する

検索ユーザーはキーワードで質問し、検索エンジンは検索結果で回答する
最初に、検索エンジンはどんなページをランキング上位に設置するのかを考えてみましょう。
 
検索ユーザーは現在抱えている疑問やお悩みを解決することを目的に、検索欄にキーワードを入力します。
 
これはいわば、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンに「●●の情報を教えてください!」と質問している状態と捉えられます。
 
それを受けて、検索エンジンはインデックスしている膨大なページ群のなかから検索ユーザーの疑問やお悩みを解決できそうなページを集約し、検索結果を作成します。
 
これは、検索エンジンが検索ユーザーに対して、回答している状態です。
 
つまり、検索エンジンの本質は検索ユーザーの質問に対して最適な回答を返す、Q&Aの関係性にあります。
検索ユーザーと検索エンジンはQ&Aの関係にある

検索エンジンはピンポイントな回答になるページをランキング上位に表示する

そして、Yahoo!やGoogleは検索ユーザーの質問に対して、ピンポイントで的確に回答しているページをランキング上位に表示します。
 
よって、検索上位を獲得したいなら、「そのページは優れた回答になっているのか」「検索ユーザーの疑問・要望・お悩みを100%解消できるような情報が掲載されているか」を常に意識してコンテンツを作りこまなければなりません。
 
※SEO対策の本質をさらに詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

トップページは異なるテーマが混在し、八方美人的な構成になってしまう

トップページは異なるテーマが混在し、八方美人的な構成になってしまう
しかし、企業ホームページのトップページはその性質上、検索ユーザーが求めるピンポイントな回答にはなりづらいのです。
 
トップページでは自社の事業内容をひととおりPRする必要性があり、その結果、異なるテーマの内容が不可避的に混在してしまうからです。
 
たとえば、工務店の企業ホームページを例に出すと、トップページでは新築とリフォームの紹介をともに掲載しなければなりません。
 
さらに、リフォームであれば、リビングのリフォーム、キッチンのリフォーム、トイレのリフォームなど、包含する分野が多岐にわたります。
 
それらの情報をトップページでは混在させないといけないので、どうしても内容が八方美人的で散漫になってしまいます。
 
これは検索上位を目指すうえで明らかに不利です。

トップページでは検索ユーザーが求めていない情報も混ざってしまう

トップページでは検索ユーザーが求めていない情報も混ざってしまう
みなさんが地元の工務店に電話したときのことを考えてみてください。
 
「千葉県でお風呂のリフォームをやりたいんだけど」と相談をしたときに、「ウチなら自然素材の家の新築が人気ですし、開放感のあるリビングへのリフォームもできますよ! それに・・・」と求めてもいない情報を長々と並べ立てられたら、どう思いますか?
 
「自分が知りたいのはお風呂のリフォームの情報だけで、それ以外は別に求めていないんだけどなぁ・・・」と感じて、早々に電話を切ると思います。
 
トップページは検索ユーザーに対するピンポイントな回答にしづらいというのは、それと似たような状況です。

トップページには長文を掲載しづらい

Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンでランキング上位を獲得するには、豊富な情報量と文字数が必要です。
 
しかし、トップページには大量の文章を掲載しづらいので、この点でもSEO対策では不利です。
 
なぜ文章量が検索順位に大きく関係するのかも含めて、順を追って詳しくご説明します。

検索エンジンのクローラーは、文章の内容しか把握できない

検索エンジンのクローラーは文章の内容しか把握できない
SEO対策で文章が重視される最大の理由は、検索エンジンのクローラーの特性にあります。
 
クローラーとは各ホームページの内容を読みとって検索エンジン本部のデータベースに登録(インデックス)するコンピュータープログラムのことです。
 
このクローラーには弱点があります。
 
クローラーはテキスト情報しか読み取れず、画像や動画の内容を把握できないのです。
 
人間が見れば、ひと目で「犬の写真だな」とわかる画像でも、クローラーには何が写っているのか判断できません。
 
※クローラーやインデックスの関係については、以下のページで詳しく説明しているのでぜひご覧ください。

検索順位を決定する最大の要素は、ページ内の文章である

そして、検索エンジンのランキングはクローラーが収集した情報をもとに決定されています。
 
以上の状況を考察すると、検索順位を決定する最大の要素はページ内の文章であるということになります。
 
充実した文章がページ内になければ、検索上位の獲得は困難です。

ホームページのデザインは検索順位には直接的には影響しない

ホームページのデザインは検索順位には直接的には影響しない
すでにご説明したように、検索エンジンのクローラーは文章以外の内容を読み取れません。
 
これは裏を返せば、ホームページのデザインが美しいかどうかは、検索順位にはほとんど影響しないということです。
 
 
そのため、どんなにオシャレで流麗なデザインのホームページを作っても、肝心の文章量・情報量が少なければ、検索順位争いでライバルサイトに簡単に敗北してしまいます。

簡素なデザインでさまざまなホームページより上位を獲得しているWikipedia

簡素なデザインでさまざまなホームページより上位を獲得しているWikipedia
デザインが検索順位に大きな影響を与えないという事実は、Wikipediaを見てみればすぐにご理解いただけると思います。
 
「自分はWikipediaのデザインが好きだから、よくアクセスするんだよね」という人はほとんどいないでしょう。
 
Wikipediaは画像も少なく、ほとんど文字ばかりの無味乾燥としたデザインです。
しかし、実際の検索順位を眺めてみると、優美なデザインの他のホームページをおさえて、Wikipediaの記事が上位を独占していることが少なくありません。
 
Wikipediaは検索ユーザーが求める情報が豊富な文字数で掲載されているので、多少デザインが劣っていても上位を獲得できているのです(掲載されている情報の真偽には疑問符が付きますが)。
 
Wikipediaはデザインの良し悪しが検索順位に大きな影響を与えないことを示す好例です。
 
※SEO対策とWebデザインの関係については、以下のページでさらに詳しく解説しています。

Googleは情報量が多く中身の濃いコンテンツを高評価する

さらに、Googleは情報量が多く中身の濃いコンテンツを重視する傾向にあります。
以下はGoogleが公表している良質なコンテンツの条件です。
 
特に重要な部分は弊社側で、赤字にして強調していますので、そこに注目しながらお読みください。

Google公式資料  良質なサイトを作るためのアドバイス

・あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
・サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
・あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
・このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?

・コンテンツはきちんと品質管理されているか?
この記事は物事の両面をとらえているか?
・このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
・次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
・コンテンツが外注などにより量産されている
・多くのサイトにコンテンツが分散されている
記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
・健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
・サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?

・ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
・記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?

・ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
・このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?
 

トップページはその性質上、文字数を増やしづらくSEO対策では不利になる

トップページはその性質上、文字数を増やしづらくSEO対策では不利になる
Googleが提示しているこれらの条件を、少ない文字数でクリアすることは困難です。
そのため、検索上位を狙うページでは情報量と文字数を増やすことが不可欠になります。
 
しかし、トップページはその性質上、長文を掲載するのが困難なのです。
 
企業ホームページのトップページに求められるのは、各下層ページにすばやくアクセスできるハブ機能です。
 
仮にトップページに一万字超の長文を掲載してしまうと、各バナーボタンの間隔が離れて見つけづらくなり、下層ページにアクセスしづらくなってしまいます。
 
「文字数が多いほど検索上位が獲りやすいから」と考えなしにトップページの文章量を増やしてしまうと、企業ホームページの回遊性が著しく損なわれます。
 
トップページでは情報量と文字数を増強して検索上位を狙う、SEO対策のオーソドックスな手法が使いづらいのです。
 
近年、Yahoo!やGoogleで検索すると、トップページよりも文字数が豊富な下層ページのほうがランキング上位を占めることが多いのは、こういった事情も背景にあります。
 
※SEO対策における文字数の重要性は以下のページでさらに詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

複数のテーマや大きなテーマで長文を書くのは困難

トップページは多様な内容を含み、テーマが大きくなりがちである

先程は、「トップページには下層ページへ訪問者を案内するハブ機能が求められるので文字数を増やすのが難しい」というお話をしました。
 
しかし、そもそもトップページの文章は長文化するのが難しいという課題もあります。
 
トップページは様々な要素が混在しやすく、それらを包括するにはテーマが大きくなりがちだからです。
 
工務店の企業ホームページを例に出せば、「お風呂のバリアフリー化のリフォーム」ではなく、すべての分野のリフォームのみならず、新築・事業所用の建築など自社の事業領域の多くをカバーしなければなりません。

テーマが大きくなるほど文章は構成を組み立てづらくなり、書くのが難しくなる

テーマが大きくなるほど文章は構成を組み立てづらくなり、書くのが難しくなる
そして、テーマが大きくなるほど、まとまった量の文章を書くのは難しくなります。
 
「え? 大きいテーマほど長文を書きやすくなるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実際は逆です。
 
大きいテーマになるほど、文章は着地点がわかりづらくなり、構成の組み立ても難しくなります。
 
これは文章だけではなく、会話でも一緒です。
 
みなさんはいきなり「これまでの世界の歴史について、あなたの意見を聞かせてください」と問われて、上手い回答が返せるでしょうか?
ほとんどの方が答えに四苦八苦すると思います。
 
あまりにも内容が広大かつ茫漠としており、何を語ればいいのか焦点がまるでつかめないからです。

テーマを絞りづらいのでトップページは長文化が難しくなる

それよりは、「近年のアメリカの政治・経済の状況について、どう思いますか?」とテーマを狭めてくれたほうがまだ答えやすいですし、さらに言えば「オバマ大統領とトランプ大統領の違いについて、あなたの意見を聞かせてください」だとより具体的に返せるでしょう。
 
文章もこれと同じで、テーマが大きくなるほど書くのは難しくなり、テーマを絞るほど書くのが簡単になります。
 
テーマが大きく総花的な内容になりがちなトップページにおいて、一貫した内容の長文を掲載するのは文章執筆の面からみても難しいのです。

トップページはビッグキーワード担当になりがち

さらに、トップページはキーワード選定の観点から考察しても、意図的な上位表示が難しいという結論に至ります。
 
なぜなら、SEO対策においてトップページはビッグキーワードを担当することになりがちで、ビッグキーワードは上位表示が困難だからです。

ビッグキーワードとスモールキーワードとは?

ビッグキーワードとは一単語の検索回数が多いメジャーなキーワードのことです。
たとえば、「新築」や「リフォーム」、「マンション」などのキーワードがビッグキーワードに該当します。
 
 
それに対して、スモールキーワードという用語もあります。
これは複数の単語が組み合わされた複合キーワードや、その業種特有の専門用語などのニッチなキーワードのことを指します。
 
複合キーワード・・・「仙台市 新築 木造」や「大分市 マンション ペット可」
ニッチなキーワード・・・「アンカー工事」 商品の型番など

ビッグキーワードはライバルサイトが莫大な数になるので、上位表示が難しい

ビッグキーワードはライバルサイトが莫大な数になるので、上位表示が難しい
そして、SEO対策の世界ではビッグキーワードは検索上位獲得が困難なので、スモールキーワードを中心に狙う施策が常識になっています。
 
ビッグキーワードは、検索される回数は多いのですが、そのぶん競争相手になるライバルサイトの数もケタ違いに多くなります。
 
検索結果の1ページ目に表示されるには上位10位以内に入らないといけないので、ビッグキーワードでは上位表示が非常に困難です。

スモールキーワードはライバルサイトが激減するので、上位を獲得しやすい

スモールキーワードはライバルサイトが激減するので、上位を獲得しやすい
一方、スモールキーワードは検索回数こそビッグキーワードに大きく劣りますが、ライバルサイトの数が激減するため競争率が低下して、検索上位を獲得できる可能性が高くなります。
 
以上の理由から、検索上位を獲得して確実にアクセス数を増やしたいなら、スモールキーワードを中心に対策するのが鉄則です。
 
※ビッグキーワードとスモールキーワードについて、さらに詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

トップページは細かいニーズに特化できず、スモールキーワード狙いが困難

トップページは細かいニーズに特化できず、スモールキーワード狙いが困難
ですが、トップページはビッグキーワード寄りの設定にせざるをえません。
 
具体的なニーズに特化したスモールキーワードは下層ページで対策しなければならないからです。
 
たとえば、スモールキーワードの例で出した「大分市 マンション ペット可」ですが、不動産の企業ホームページでトップページをこのキーワードに特化させて作成するわけにはいきません。
 
通常の不動産であれば、当然ペット可の物件だけを扱っているわけではないでしょうし、マンション以外にも一戸建てや駐車場などの物件も手掛けているでしょう。
トップページを「大分市 マンション ペット可」に特化させるのは、それ以外の物件の案内をまるごと放棄することになりますから、現実的ではないのです。
 
そうなると、個々の物件ページのtitleタグに「ペット可」を入れたり「大分県でペット可の賃貸物件を特集!」などのカテゴリーページを作ったりしてSEO対策することになります。
 
つまり、いずれにせよスモールキーワードは下層ページで対策するのがベターとなります。

キーワードの詰め込みは効果が薄く、ペナルティを受けることすらある

キーワードの詰め込みは効果が薄く、ペナルティを受けることすらある
「それなら、トップページを特定のスモールキーワードの内容に特化させるのではなく、あらゆるスモールキーワードに対応できるようにトップページに言葉を詰め込めばいいのでは?」と思われるかもしれません。
 
しかし、それはキーワードの詰め込みというGoogleが公式に禁じている手法です。
 
検索エンジンの本質はQ&A、質問と回答だという話を思い出してください。
 
あらゆる種類の質問に完璧に答えられる万能の回答が存在しないのと同じく、あらゆる種類のキーワードでヒットするページも作れません。
 
検索ユーザーの疑問やお困りごとについてのピンポイントな回答が書かれていないページを無理やり検索上位に表示させようとしても、それは検索ユーザーのためにはなりません。
 
むしろ「検索ユーザーに対するスパム行為でないか?」との疑いをGoogleからかけられ、ペナルティを受ける危険性すらあります。

ターゲットとしているキーワードが複数のページで重複する状況も避けるべき

また、トップページと下層ページで対策しているキーワードが完全に重複してしまうのもSEO対策上、あまり良くありません。
 
トップページと下層ページがともに「大分市 マンション ペット可」で対策されていたら、検索エンジンのほうも「どちらのページを上位に表示すればいいの?」と混乱してしまいます。
 
その結果、どちらのページの検索順位も低迷してしまう、という事態が発生することがあります。
 
これをキーワードカニバリゼーション(キーワードの共食い現象)と呼びます。

キーワードの住み分けをおこなうと、トップページはビッグキーワード寄りになる

キーワードカニバリゼーションを防ぐためには、企業ホームページ全体でページごとにキーワードの住み分けをおこなう必要があります。
 
以下の図のように、階層が上位のページには抽象的で範囲が大きなキーワードを設定し、下層ページには具体的で範囲が狭いキーワードを設定するのがセオリーです。
 
このようなキーワードの住み分けを計画すると、必然的にトップページの担当はビッグキーワード寄りになります。
 
ビッグキーワードは検索上位が獲りづらいので、トップページで上位を狙うのはますます難しくなります。
キーワードの住み分けの図

そもそもトップページが上位を獲る必要はあるのか

根本的な話になりますが、「どうしてもトップページが検索上位を獲らなければならない理由があるのか?」という点も再考すべきポイントです。
 
「千葉県 お風呂 リフォーム」で検索したときのことを考えてみましょう。
 
A:山田工務店の企業ホームページのトップページがヒットした
B:山田工務店の企業ホームページの下層ページ「お風呂のリフォームについて」がヒットした
 
以上の2パターンで検索ユーザーの行動を想定してみます。

A:トップページがヒットした場合は訪問者が目的のページを探さなければならない

A:トップページがヒットした場合は訪問者が目的のページを探さなければならない
トップページへアクセスした訪問者は「きれいなデザインのホームページだ」と好印象を抱くかもしれません。
 
ですが、それから訪問者は目的としているお風呂のリフォームのページがどこにあるのかを自分で探さなければならないのです。
 
この過程で、どんなに優れた構成のホームページでも30%~40%の訪問者が目的のページを探し出すのを諦めて離脱してしまいます。
 
つまり、トップページが検索上位を獲得しても、せっかくアクセスしてくれた訪問者を確実に一定割合失ってしまうのです。

B:下層ページがヒットした場合、訪問者は目的のページへダイレクトに到着する

下層ページがヒットした場合、訪問者は目的のページへダイレクトに到着する
下層ページがヒットした場合は検索結果をクリックすれば、すぐに目的にしていたページが開くので訪問者がわざわざホームページの内部を探し回る必要がありません。
 
当然、離脱する訪問者の割合も低くなり、お問い合わせや見学会への申込みなどのアクションを起こしてくれる確率(コンバージョン率)もアップするでしょう。
 
※コンバージョンについて、詳しくは以下のページをご覧ください。

トップページの順位のみにこだわると、検索ユーザーの満足度も損ねてしまう

近年の検索エンジンで、トップページよりも下層ページのほうがヒットしやすくなっているのは「いちいちトップページを経由させるよりも、目的としているページにダイレクトにアクセスできたほうが検索ユーザーの満足度が高い」というデータをGoogleが測定しており、それを順位決定のアルゴリズムに反映させている可能性が高いです。
 
Googleのアルゴリズムの変化には、必ず現実の検索ユーザーの動向がビッグデータとして統計分析さえれたうえで反映されています。
 
つまり、下層ページではなく、トップページの検索結果を無理に上げようとする行為は検索エンジンからも検索ユーザーからも求められていない恐れがあります。
 
これは川の流れに逆らって泳いでいるようなものなので、なかなか成果を出しづらいのも当然です。
 
以上が、トップページが検索順位をアップしづらい主な理由です。

トップページに頼らずにSEO対策で集客する方法とは?

検索上位の獲得は下層ページで目指そう

それではトップページの検索順位アップが難しければ、どうやってSEO対策を進めればよいのでしょうか?
 
結論はひとつしかありません。
検索上位は下層ページで狙うべきなのです。
 
下層ページであれば、いままでご説明してきたトップページが上位を獲りづらい理由のすべてが反転します。

トップページと比較して、下層ページが検索上位を獲得しやすい理由

トップページ:テーマが混在して絞れないので検索ユーザーへのピンポイントな回答にならない。
下層ページ:テーマを絞ってピンポイントな内容に特化できる。
 
トップページ:ハブ機能が強く求められ、回遊性の悪化が懸念されるため情報量や文字数を増やしづらい。さらにテーマが大きくなりがちなので、文章も書きづらい。
下層ページ:ハブ機能が強く求められないので、安心して情報量と文字数を増やせる。さらに、テーマが絞られているので文章自体も執筆しやすい。
 
トップページ:キーワードの住み分けの関係上、ビッグキーワード寄りで対策せざるをえず、検索順位も必然的に上げづらい
下層ページ:スモールキーワードで対策できるので検索順位を上げやすい
 
SEO対策では下層ページを増強するのが、アクセス数を増やすうえで一番効果的であり、成果も出しやすいのです

下層ページを増強すると、多様なキーワードで検索エンジンから集客できる

下層ページを増強すると、多様なキーワードで検索エンジンから集客できる
キーワードの詰め込みが厳禁である以上、トップページ単体で対策できるキーワードの種類には限界があります。
 
多様なキーワードで集客できる体制を整えるなら、ページ数の増強が最良の特効薬です。
 
スモールキーワードを割り振ったページをどんどん追加することで、あらゆるキーワードで上位表示を狙えるようになり、ホームページの集客力を確実に強化できます(ロングテールSEOの理論)。

トップページのアクセス数は全体の2割以下しかない

実際、SEO対策で成功しているホームページはほぼ例外なく、質・量ともに充実した下層ページを設置しています。
 
そして、成功しているホームページでは、トップページ経由のアクセスは全体の2割以下にすぎません。
 
つまり、残りの8割はすべて下層ページへダイレクトに訪問者を集客しているということです。
 
トップページ依存型から一刻も早く脱却し、あらゆるページから訪問者を獲得できる盤石な集客体制を作れるかどうか。
 
これがSEO対策で成功する会社と失敗する会社の境界線です。
トップページ依存型ホームページ
トップページ依存型ホームページ
分散集客型ホームページ
分散集客型ホームページ

それでも、トップページの検索順位を上げたいときは、どうすればいいのか?

今までトップページで検索上位を狙いづらい理由を詳しく説明してきましたが、「トップページの検索順位は無視しても完全にいいのか」というと、それもまた極端な意見です。
 
検索下位よりも上位のほうがアクセス数は確実に増えるのですから、できることならトップページも検索上位であるほうが良いに決まっています。
 
それでは、トップページで検索順位をアップさせるにはどのような施策が有効なのでしょうか? 具体的にこれからご説明します。

下層ページからトップページへ内部リンクを貼る

トップページへの内部リンクを充実させると、重要なページだと判断されやすい

トップページへの内部リンクを充実させると、重要なページだと判断されやすい
効果的なのが、下層ページにトップページへの内部リンクを設置する手法です。
 
検索エンジンは内部リンクが集中しているページほど重要なページであると判断し、検索順位を上げる傾向があります。
 
そのため、下層ページの最下部にトップページへとつながるバナーボタンや文字リンクを設置すればトップページ自体の評価もアップします。
 
この施策の一番のメリットはSEO対策だけでなく、訪問者にとっても回遊しやすく閲覧しやすいホームページになる点です。
 
トップページの順位を上げたい方は下層ページの内部リンクをぜひ意識してみてください。

情報量が充実した下層ページからのリンクでないと、順位上昇効果は起きない

ただし、リンク先の評価を上げる効果を持つのは、情報量や文章量が豊富に存在する内容の濃い下層ページに限られます。
 
トップページの順位を上げることを目的に文字数や内容が少ないページを量産しても、低品質なコンテンツとして扱われて、むしろホームページ全体の順位を下落させる危険性がありますのでご注意ください。

良質なページが増えるとサイト全体の評価が上がる

文章量が多く内容が濃い下層ページが増えるほど、サイト全体の順位が上がる

文章量が多く内容が濃い下層ページが増えるほど、サイト全体の順位が上がる
さらに、文章量が多く内容が濃い下層ページが増えるほどホームページ全体の評価も向上します。
 
「良質な情報を積極的に発信しているホームページだから信頼できる」と検索エンジンが判断するからです。
 
そうなると、ホームページ内の全ページが検索順位アップの恩恵を受け、トップページの順位も上昇します。

SEO対策に苦戦している段階では、トップページの調整に時間を割くべきではない

実は、当記事とはまったく逆に「トップページは検索上位を獲得しやすい」と解説しているホームページ制作会社やSEO業者も存在します。
 
その主張の根拠は以下の2点にあると思われます。
 
  1. トップページは階層の最上位にあり、内部リンクも集中しやすい
  2. ホームページ全体の評価向上の恩恵をトップページは受けやすい
 
ですが、これらはすでに下層ページが充実していることが条件で発生するメリットです。
 
検索エンジンからの集客に苦戦している段階では、トップページの調整に時間を割くよりも下層ページを充実させたほうが成果につながりやすいです。

トップページの検索順位は「上げる」ものではなく、「上がる」もの

トップページの検索順位は「上げる」ものではなく、「上がる」もの
「急がば回れ」という言葉がありますが、トップページの順位を上げるなら下層ページを増強するのが実は一番の近道なのです。
 
検索ユーザーの疑問や要望、お悩みを100%解決できる良質な下層ページを増やしていけば、トップページの検索順位は勝手に上がっていきます。
 
トップページの検索順位は「上げる」ものではなく、ホームページ運営の過程で「上がる」ものだと考えましょう。

トップページで地名キーワードをSEO対策する

地名キーワードでSEO対策すると、ライバルサイト数が激減する

地名キーワードでSEO対策すると、ライバルサイト数が激減する
商圏が県内や市内に限られている場合は、「長崎県」や「長崎市」などの地名キーワードを利用することでトップページの上位表示の確率を大幅にアップできます。
 
地名キーワードを設定すれば、ライバルサイト数が激減して競争率が低下するからです。
 
■各キーワードで検索したときにヒットしたページ数
  • 「リフォーム」  1億3900万件
  • 「長崎 リフォーム」  2090万件
  • 「長崎市 リフォーム」  86万件
 
 
以上の検索ヒット数をご覧いただいても、地名キーワードの効力がおわかりいただけると思います。
 
ビッグキーワード「リフォーム」単体だと、ライバルサイトが1億件以上も存在します。
 
検索結果の1ページ目に表示されるには、10位以内を獲得しなければなりません。
1億件を超えるライバルサイトに打ち勝って、10位以内を獲得するのは至難のわざです。
 

地名キーワードの設定で、上位を獲れる確率が飛躍的にアップする

地名キーワードの設定で、上位を獲れる確率が飛躍的にアップする
ですが、地名キーワードを含めてSEO対策すれば、ライバルサイトが数十分の一~数百分の一まで減少します。
 
大まかに言ってしまえば、上位表示される確率が数十倍から数百倍にまで急増するのです。
 
実際、弊社のお客様の中でも「●●県 リフォーム」などの複合キーワードでトップページの上位表示に成功しているお客様は多数いらっしゃいます。
 
自社の商圏が限られている場合は、必ずトップページのtitleタグやdescriptionタグに地名キーワードを設定するようにしましょう。
 
※titleタグやdescriptionタグの設定について、詳細は以下のページをご覧ください。

トップページで紹介する商品・サービスを絞る

トップページで紹介する商品・サービスを特化させる
トップページの検索順位を高めるうえで有効なのが、トップページでは一部の商品・サービスに絞って重点的に紹介するという手法です。
 
なぜ、紹介する商品・サービスを絞ったほうが順位を上げやすいのかを理解するためにも、トップページが検索上位を獲得しづらい理由をもう一度振り返ってみましょう。
 
  1. トップページにはさまざまなページを訪問者に案内するハブ機能が求められる。
  2. そのため、ひとつのテーマに特化できないので検索ユーザーへのピンポイントな回答にならず検索エンジンの評価が高まらない。
  3. また、回遊性が落ちる危険性があるので文字数や情報量も増やしづらい。
 
以上が、トップページが検索上位を獲得しづらい主な要因でした。

会社の情報を網羅的に紹介するトップページから商品紹介に特化させる

ですが、これは裏を返せば「トップページのハブ機能や回遊性をある程度犠牲にしてもいいなら、トップページでも検索上位を獲れる余地が出てくる」ということにならないでしょうか?
 
つまり、会社の情報を網羅的に紹介するためのトップページから、主要な商品・サービスを集中的に紹介するトップページに転換するのです。

商品・サービスが絞られれば、トップページでもターゲットを設定しやすい

商品・サービスが絞られれば、トップページでもターゲットを設定しやすい
トップページで重点的に紹介する商品・サービスは以下のような特徴を備えているものがよいでしょう。
 
  1. 人気が高く、売上げも多い
  2. 他社と差別化できている
  3. これから伸ばしていきたい分野
 
紹介する商品・サービスを絞ればターゲッティングもしやすくなり、ページ内の構成も明確になります。
 
また、多岐に渡る内容への導線を意識しなくても済むので、文章量も自由に増やせます。
 
ページ内のテーマが絞られているぶん、よりピンポイントな回答になりやすく検索順位の向上が見込めます。

トップページでアピールしなかった商品・サービスは、下層ページで直接集客する

トップページでアピールしなかった商品・サービスは、下層ページで直接集客する
ここまでお読みいただいて、「トップページで紹介する商品・サービスを絞って、その他の商品・サービスの集客を捨てるのはデメリットが大きすぎるから、ウチでは難しいな・・・」と感じた方はいませんか?
 
ご安心ください。トップページでアピールしなかった商品・サービスの集客を捨てる必要はまったくありません。
 
トップページでアピールしなかった商品・サービスは下層ページで集客すればよいのです。
 
きちんとしたSEO対策さえ施せば、訪問者はトップページを経由することなく、Yahoo!やGoogleからダイレクトに下層ページにアクセスしてくれます。

ダイレクトに訪問されても内容が伝わるように、下層ページを構成すべき

ダイレクトに下層ページに訪問されても、内容が伝わるようにページを構成すべき
当サイトの例をご紹介します。
以下は弊社の企業ホームページ作成ソフト・おりこうブログDSのパンフレット作成機能の紹介ページです。
 
・おりこうブログDSで会社案内パンフレットを、簡単に自社作成!
 
こちらのページは、商品の本来のターゲット層である「ホームページを開設・リニューアルしたい方」向けではなく、「会社案内パンフレットを作成したい方」に焦点を絞って構成しています。
 
「会社案内 パンフレット 作成」などのキーワードで、Yahoo!やGoogleで検索した人が直接流入してきても違和感なく読み進められるように、検索ユーザーのニーズと合致した内容に特化させています。
 
おかげさまで、当サイトではホームページを作りたいお客様だけでなく、パンフレットやカタログの作成がきっかけで、おりこうブログDSの無料体験版へお申込みされる方も多数存在し、ご契約もいただいています。
 
会社目線でホームページを構成するのではなく、徹底的にお客様のニーズを洗い出して「お客様ファースト」で下層ページを構成すれば、トップページに頼らなくてもいくらでも集客は可能です。

トップページだけでなく全ページで集客を狙おう!

トップページ頼りのホームページは1人だけのサッカーチームのようなもの

トップページ頼りのホームページは、1人しかいないサッカーチームのようなもの
これまでのご説明で、トップページの検索順位のみにこだわるのは非効率的であること、SEO対策で集客に成功するには下層ページの充実のほうがはるかに大事であることをご理解いただけたかと思います。
 
トップページ以外の下層ページが全然育っていない企業ホームページは、たとえるなら優秀な選手が1人しかいないサッカーチームのようなものです。
 
この状態で11人すべてのレベルが高いライバルチーム(ライバルサイト)に勝つのは相当難しいでしょう。

すべてのページを有効に活用すれば、ホームページの集客力はアップする

すべてのページを有効に活用することで、ホームページの集客力はアップする
もし、あなたがこのチームのGM(ゼネラル・マネージャー)や監督なら、どんな改善策を実施しますか?
 
何よりも、まずは優秀でない10人の選手のレベルを上げることから始めるはずです。
 
企業ホームページとSEO対策で集客するときの考え方もこれと一緒です。
 
トップページの検索順位のみを上げようと四苦八苦するのは、他の選手の実力を底上げしないまま、たった1人の優秀な選手の能力をさらにどう上げようかと頭をひねっているようなものです。
 
これでは、いつまで経っても勝率アップが望めないのはおわかりいただけると思います。
 
サッカーと同じく、企業ホームページもチーム戦です。
トップページだけでなく、下層ページを含めたすべてのページが有機的に機能しないと成果は出せないのです。
 
トップページばかりにこだわるのではなく、ホームページ全体で集客するにはどうすればいいのか?
 
この視点を常に意識して、ホームページ運営を進めるだけで集客力は格段に違ってくるはずです。
 
※下層ページ(SEOコンテンツ)の具体的な作り方については、以下のページで解説していますのでこちらもぜひご覧ください。

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