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メタバースの市場規模は? 2030年の日本・世界市場の推移予測を解説

更新日:2024.07.04
メタバースの市場規模は? 2030年の日本・世界市場の推移予測を解説
  • 「メタバースという言葉を目にする機会が増えたけれど、本当に市場規模が今後拡大するの?」
  • 「2030年までにメタバースの市場規模がどれだけ成長するのかを知りたい」

以上のような疑問・要望をお持ちの方のために、今回は各調査機関が発表しているメタバースの市場規模の推移予測を紹介します。

さらに、詳しくは後述しますがマッキンゼー・アンド・カンパニーの調査によれば、「すでにメタバースを積極的に取り入れている企業ほど営業利益率が高い」とのデータもありますので、今後自社の収益を向上させたい方もぜひご覧ください。


メタバースとは

メタバースとは
メタバースとは、インターネット上に構築された3次元の仮想空間のことです。

超越を意味するmetaとuniverse(世界)を組み合わせた造語で、ニール・スティーブンスンのSF小説『スノウクラッシュ』に登場する仮想空間の名前が由来になっています。

メタバース上では自分の分身であるアバターを操作することで、空間内の移動や他のユーザーとの会話、共同作業などが可能です。


現在はメタバースと言えば、「Fortnite(フォートナイト)」などのゲーム分野や、VRChatなどのエンターテインメント分野が注目されがちですが、ビジネスの分野でもメタバースの活用が少しずつ広がっています。


※なお、弊社ディーエスブランドでは大企業だけでなく、中小企業・団体でも手軽に使えるメタバースソリューション・おりこうブログCXを提供しております。ご興味のある方は以下より詳細をご覧ください。
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メタバースの日本国内の市場規模は?

三菱総合研究所の調査によれば、日本国内のメタバースの市場規模は24兆円にまで拡大する

三菱総合研究所の調査によれば、日本国内のメタバースの市場規模は24兆円にまで拡大する
まず、日本国内のメタバース市場はどこまで拡大すると予測されているのでしょうか?

三菱総合研究所が2022年に発表したリポートによれば、メタバースの日本国内市場は2025年に4兆円程度となり、2030年には約24兆円にまで拡大するとのことです。

参考ページ:メタバースの国内市場は2030年に約24兆円規模へ、三菱総研が調査(日経クロステック)

矢野経済研究所は2022年の日本国内のメタバース市場規模は、前年度比で245.2%まで拡大する見込みを発表

また、矢野経済研究所も日本のメタバース市場の急拡大を指摘しています。

2021年度の国内メタバース市場規模は744億円と推計され、2022年度は前年度比245.2%の1,825億円まで大きく成長すると見込んでいます。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「社内会議や法人向けのバーチャル展示会、オンラインセミナーなど、仮想空間で代替するサービスの需要が急増したことが背景にある」とのことです。

参考ページ:2021年度国内メタバース市場は744億円。2026年には1兆円規模まで拡大か【矢野経研調べ】(Web担当者Forum)

以上のように、メタバースの日本国内市場は今後急成長を遂げると予想されており、2022年度にはすでにその萌芽が生まれています。

メタバースの世界の市場規模は?

総務省の情報通信白書は、「2030年にはメタバースの世界市場が78兆8,705億円にまで拡大する」との調査を紹介

さらにメタバースの世界市場は、日本国内よりもさらに飛躍的に成長すると見込まれています。

総務省の情報通信白書には、今後の技術の進展とサービス開発によって、「メタバースの世界市場は2021には4兆2640億円だったものが、2030年には78兆8,705億円まで拡大する」との調査が紹介されています。
総務省の情報通信白書は、「2030年にはメタバースの世界市場が78兆8,705億円にまで拡大する」との調査を紹介

マッキンゼーは2030年までに本格的なメタバースの時代が到来し、5兆ドル(約650兆円)の経済規模になると予想

また、アメリカの大手コンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーは、2030年にはメタバースによる収益規模が5兆ドル(約650兆円)に達するとのレポートを発表しています。

参考ページ:メタバース、2030年に約650兆円市場に。マッキンゼー予測(Yahoo!ニュース)

マッキンゼーはこちらのレポートのなかで、「メタバースはインターネットの次のステージになる可能性がある」とし、以下のように発表しています。

「メタバースは、文字通り、あるいは比喩的にも、まだ形成途上にある。しかし、デジタル変革の次の波を引き起こす可能性はますます明白になってきており、早期に導入したユーザーや企業では現実的なメリットが既に現れつつある。

インターネットの出現に続くソーシャルメディア、モバイル、クラウドの登場など、これまでのテクノロジーの変遷で見られたように、斬新と思われた戦略が瞬く間に必須の対応要件となる可能性もある。

メタバースは、従業員エンゲージメントから顧客体験、オムニチャネル販売やマーケティング、製品のイノベーション、コミュニティの構築に至るまで、あらゆる分野に影響を及ぼす可能性がある。

経営者は、その潜在的な影響の検証を戦略の議論に含め、今後10年でメタバースがどのような変革を世界にもたらすのかについての分析を加速し、戦略の検討にあたってはメタバースの潜在的な影響を検証する必要がある。」


出典:メタバースにおける価値創造(マッキンゼー・アンド・カンパニー)

以上のように、メタバースの市場規模は急速な拡大が予想されているため、各企業にはメタバースへの対応が迫られている状態です。

メタバースを早期に活用することで、競合他社に対して優位性を構築できる

メタバースを早期に活用することで、競合他社に対して優位性を構築できる
メタバースの市場規模はこれから爆発的に膨れ上がるため、早期に対応することで先行者利益を確保して、競合他社に対して優位性を築けます。

先述のマッキンゼーのレポートより引用します。

「既にメタバースを活用している企業は、永続的な競争上の優位性を構築できる可能性がある。

企業経営者は、メタバースに取り組む目的と自社が果たすべき役割を定義して、戦略的なスタンスを明確にする必要がある。

初期的な活動を開始し、成果をモニタリングし、ユーザーの行動を検証することで実験、学習、適応を進めるべきである。そして、必要となる能力を特定し、日々の事業運営にメタバースを組み込んで、将来の規模拡大に向けた準備をする必要もある。また、企業経営者は、自らメタバースのユーザーになることも検討すべきである。」


出典:メタバースにおける価値創造(マッキンゼー・アンド・カンパニー)

アメリカの企業と比較して、日本ではメタバースに積極的に取り組んでいる企業はまだまだ少ない印象があります。

しかし、だからこそ早期にメタバースを活用すれば、日本国内の競合他社に差を付けるチャンスになるのです。

参考ページ:世界・日本国内のメタバース開発・制作・関連企業の事例一覧を紹介

企業の経営幹部の95%が「メタバースが5年から10年以内に、業界に対してプラスの影響を与える」と予想

企業の経営幹部の95%が「メタバースが5年から10年以内に、業界に対してプラスの影響を与える」と予想
マッキンゼーの調査によると、多くの企業の経営幹部は、メタバースが自社の業界にプラスの影響を与え、今後の収益源の一部になると考えています。

「メタバースはまだ進化を続けているが、経営幹部がその可能性を信じていることは明白である。

マッキンゼーの調査によれば、経営幹部の95%が、メタバースが5年から10年以内に業界にプラスの影響を与えると予想しており、61%は業界の運営のあり方にある程度の変化が生じると予想している(変化なしと予想している人はわずか7%)。

さらに、経営幹部の約三分の二(65%)は、メタバースのテクノロジーが5年以内に組織の総収益の5%以上を生み出すと予想しており、24%は収益の15%以上を生み出すと予想している。」


出典:メタバースにおける価値創造(マッキンゼー・アンド・カンパニー)

このように、多くの経営者が「今後メタバースが自社の業界にポジティブな影響を与え、収益を生み出していく」と予測しているのです。

メタバースに早期対応している企業ほど、高い営業利益率を確保している

メタバースに早期対応している企業ほど、高い営業利益率を確保している
さらに、マッキンゼーのレポートでは「積極的にメタバースに対応している企業ほど、経済的に成功している」とのデータも紹介されています。

「実際のところ、より積極的にメタバースに対応している企業は、既に大きな経済的成功を収めていることが明らかになった。

アーリーアダプター(早期にメタバースに対応している企業)の89%が5%を超えるプラスの営業利益率を報告している一方、メタバースに関与するかどうかをまだ検討中の企業の21%はマイナスの営業利益を報告している。」


出典:メタバースにおける価値創造(マッキンゼー・アンド・カンパニー)

今後の会社の収益を高めるうえでも、メタバースには早期に対応すべきです。

メタバースのビジネス活用の方法

メタバースのビジネス活用の方法
メタバースの市場規模は今後急激に拡大していくと予測されますが、その潮流に合わせてビジネスを成長させるには、「自社がどのようにメタバースを活用するか?」を適切に判断するのが重要です。

メタバースのビジネス活用には、大別して以下のような方法があります。

  • イベント・交流会
  • ショールームの設置
  • 住宅展示場・モデルハウス
  • バーチャルオフィス・バーチャル会議室
  • 教育・トレーニング
  • バーチャルストア・バーチャルマーケット
  • ゲームでの活用や、ゲーム空間内での広告・販売

詳しくは以下のページで紹介していますので、自社のビジネスでメタバースを活用したい方はぜひご覧ください。

競合他社との差別化や将来の収益を増大させたい方は、早めにメタバースを活用するのがオススメ!

競合他社との差別化や将来の収益を増大させたい方は、早めにメタバースを活用するのがオススメ!
先述したようにメタバースの市場規模は今後急激に拡大していきますから、ビジネス分野でも早めにメタバースを活用することで、他社との差別化や先行者利益を得られます。

メタバースを導入したい企業・団体は早めに準備を進めるとよいでしょう。

なお、弊社ディーエスブランドでは、中小企業・団体でも利用しやすいメタバースソリューション・おりこうブログCXを提供しています。

アバターを操作して3D空間内で会話・チャットするなどのメタバースの基本機能に加えて、訪問者をメタバース空間に誘導するためのホームページやランディングページ(LP)も作成できます。

採用活動での会社説明会やや交流会などのイベントに利用して、他社との差別化が可能です。

また、建築業・工務店であれば、住宅営業支援システム・ALTA Revolutionで作成した住宅データをメタバース上に設置して、お客様オリジナルの住宅展示場・モデルハウスを構築できます。

メタバースを自社でも手軽に始めたい方は、ぜひ以下から詳細をご覧ください。
 この記事を書いた人
高島 耕
高島 耕
株式会社ディーエスブランド Webマーケター
ディーエスブランド入社後、メールマーケティングやセミナー運営、社内業務のDX化に携わる。現在はメタバースや生成AIなどの、先端技術分野のライティングを担当。