【SEO対策】なぜ企業ホームページの集客では、Webデザインよりもコンテンツ(文章)のほうが圧倒的に重要なのか?
「きれいなデザインの企業ホームページを制作すれば、自然とアクセス数が増えて売上げもアップする」と思っていませんか?
ですが、実は表面的なWebデザインの美しさは、Yahoo!やGoogle経由での企業ホームページへの集客数にはほとんど影響しないのです。
会社のホームページ(HP)のアクセス数が増えずお悩みなら、Webデザインの細部を調整することよりも、しっかりとコンテンツ(文章)が書かれたページを追加していくほうが圧倒的にSEO対策では有効です。
なぜ企業ホームぺージの集客では、Webデザインよりもコンテンツ(文章)のほうが大事なのか、初心者にもわかりやすく解説します。
目次
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- 企業のホームページ担当者の役目はきれいなホームページを制作することではなく、売上げをアップさせること
- 検索エンジンはテキスト(文章)を理解できても、デザインの良し悪しは把握できない
- Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンの基本的な仕組み
- 検索エンジンのクローラーは画像の内容を判定できないので、Webデザインは検索順位に直接的な影響を与えない
- 訪問者(お客様)目線で見ても、重要なのはWebデザインではなくコンテンツ
- トップページデザインの集客への影響力を過大評価するのは禁物
- どんなコンテンツ(ページ)を追加すれば、SEO対策では集客数が伸びていくのか?
- SEO対策とリアルの営業活動は根本部分が共通している
- Webデザインは集客ではなく、コンバージョン率と会社のブランドイメージに影響する
- 表面的な美しさより、戦略的に機能するWebデザインを目指そう
- 表面的なWebデザインではなく、コンテンツ追加こそが集客数と売上げをアップさせる
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企業のホームページ担当者の役目はきれいなホームページを制作することではなく、売上げをアップさせること
多くの中小企業のホームページ担当者は、Webデザインにばかり注目しているが…
はじめて会社のホームページを開設するとき、あるいは古くなったホームページをリニューアルするときに、デザインにこだわる会社はとても多いです。
なかには、「自分はバナーボタンの枠の色などの細かな部分にもこだわり抜いている!」と胸を張って答えるホームページ担当者も多いでしょう。
企業ホームページのデザインのクオリティを少しでもアップさせようという努力は大変結構なものです。
企業のホームページ担当者が本来目指すべきなのは売上げアップだが、デザインばかりを気にしても集客数は増えない
しかし、ここで忘れてはいけないことがあります。
企業のホームページ担当者が目指すべきなのは、きれいでお洒落なホームページを完成させることではありません。
アクセス数を増加させて集客に貢献し、売上げをアップできなければ、いくら表面上はきれいなホームページができても、本来の目的が達成されたことにはならないのです。
「会社のホームページを開設、もしくはリニューアルしたのに、アクセス数が全然増えなくて、売上げもアップしない…」と悩んでいる会社は多いと思います。
そのような会社の大半は、企業ホームページのデザインはよくても、肝心のページ数(コンテンツ数)や文章量が少なく、圧倒的に情報が不足しています。
そして、情報量が少なければYahoo!やGoogleなどの検索エンジンから集客する、SEO対策での苦戦は免れません。
なぜ企業ホームページのデザインが良くても、Yahoo!やGoogleからの集客数は増えないのでしょうか?
※なお、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンからアクセスを集める手法のことを、SEO対策と呼びます。
詳しくは以下のページをご覧ください。
検索エンジンはテキスト(文章)を理解できても、デザインの良し悪しは把握できない
まず理解しておかなければいけないのは、企業ホームページの表面的なデザインの美しさは、検索順位に直接的にはほとんど影響しないという冷厳たる事実です。
つまり、いくらデザインがよいホームページを制作しても、それだけではYahoo!やGoogleの検索結果で上位を獲ることは困難なのです。
表面的なWebデザインの良し悪しが検索順位に影響しない理由は、検索エンジンの基本的な仕組みに端を発しています。
Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンの基本的な仕組み
検索エンジンは基本的に3つのステップで動作している
WebデザインとSEO対策の関係性を知る前に、まずは検索エンジンの基本をおさえておきましょう。
検索エンジンは、以下の3ステップで作動しています。
- クローラーによる情報収集
- 検索エンジンのデータベースへのインデックス
- アルゴリズムによる検索結果の作成
検索エンジンはクローラーが収集した情報をインデックスし、そこから検索結果を作成している
クローラーとは、検索エンジンがインターネット上の各ホームページに派遣している、ページの内容を把握するためのコンピュータープログラムのことです。ロボットとも呼ばれます。
クローラーはインターネット上の膨大な数のホームページを回遊して、その内容を読み取ります。
そして、クローラーは検索エンジン本部のコンピューター(データベース)にその情報を持ち帰り、データを登録します。
この作業をインデックスと呼びます。
そして、検索ユーザーからキーワード検索されたときには、検索エンジンはそのキーワードに関連したページをインデックスされているなかから選びだして、検索結果に集約して表示するのです。
これが最後のステップです。
※検索エンジンやインデックスの基本については、以下のページでも解説していますので、こちらもご覧ください。
検索エンジンのクローラーは画像の内容を判定できないので、Webデザインは検索順位に直接的な影響を与えない
クローラーは画像の内容を把握できないため、Webデザインは検索順位に直接的に影響せずSEO対策上も効果が薄い
ここで注意すべきなのが、Googleのクローラ―は文章(テキスト情報)を把握できても、画像や動画の意味や内容は読み取れないということです。
そして、Webデザインの良し悪しはその大部分が画像データに依拠しています。
したがって、どんなに表面的にはきれいなデザインのホームページを作ったとしても、肝心のクローラーに読み取られない以上、検索順位には大きな影響が発生しないのです。
デザインばかりがきれいでページ数や文章量が少ないホームページは、検索結果上の順位争いでは簡単に敗北してしまう
Webデザインが非常に優れた企業ホームページなのに、テキスト情報が少ないためYahoo!やGoogleからの集客が全然できていない例が多いのは、このクローラーの特性が最大の理由です。
むしろ、Webデザインのみがきれいでページ数や情報量が乏しい企業ホームページがライバルのときは、文章が充実したページをきちんと整備していくだけで簡単にSEO対策では勝利できます。
競合のライバルサイトを見たときに、「相手はこんなにきれいなホームページだから、勝つのは難しいそうだ…」と気後れする必要はないのです。
訪問者(お客様)目線で見ても、重要なのはWebデザインではなくコンテンツ
Webデザインではなく、コンテンツが目的で訪問者は各ホームページへアクセスする
「企業ホームページではWebデザインよりも、中身の情報(コンテンツ)のほうがはるかに重要」という真理はSEO対策にかぎらず、訪問者(お客様)の目線から見ても完全に正しいです。
たとえば、みなさんはこれまでWikipediaの記事をご覧になった経験があると思います。
そのときはデザインが好きだからWikipediaの記事にアクセスしたのでしょうか?
あるいは、Wikipediaの記事を読んでいる最中に、サイトのデザインは気にしていましたか?
答えはNOだと思います。
また、Youtubeを観るときにも、動画枠の外側のサイトデザインはさして気にしていなかったのではありませんか?
企業ホームページを運営する側になると、「表面的なWebデザインよりコンテンツが重要」という真理を見失いがちになってしまう
つまり、訪問者にとってもっとも重要なのは、コンテンツ(情報)の中身であり、Webデザインはあくまで副次的な要素にすぎません。
現に、みなさんが一人のネットユーザーとしてWeb上を回遊しているときは、そのように考えて行動しているはずです。
一般のネットユーザーとしてホームページを閲覧するときには当然のように体感していたこの真理が、いざホームページの運営者側に立つと見えなくなってしまい、デザイン重視でコンテンツをおろそかにしてしまう傾向にあるのは、とても不思議なことです。
企業ホームページの運営は自社目線・社内目線に陥りがちなので、訪問者(お客様)目線を常に忘れないようにする
企業ホームページの運営では、ともすればこのような社内目線、自社目線に陥りがちです。
すこし気を抜くと、すぐに訪問者と自社の意識にズレが生じてしまいますので、「自分が訪問者(お客様)ならどのように考えるか?」を常にシミュレーションして軌道修正しましょう。
Webデザインの細部にこだわるあまり、訪問者への情報提供という一番大事なおもてなしをする時間が損なわれていないか、今一度確認してみてください。
なお、弊社では手軽に企業・団体向けホームページを作れるCMS・おりこうブログを提供しております。ご興味のある方はぜひ以下から詳細をご覧ください。
トップページデザインの集客への影響力を過大評価するのは禁物
成功しているホームページでは、アクセス数の80%はトップページ以外のページから流入している
集客できていない企業ホームページによくあるのが、トップページは美麗なのに他のページがまったく育っていないケースです。
これは昔から企業ホームページを運営している方でも勘違いしがちなのですが、企業ホームページ全体におけるトップページの重要性は多くの方が想像しているほど高くありません。
なぜなら、検索エンジンの性能が向上した現在では、トップページよりも詳細な内容が書かれた下層ページが検索結果で表示される傾向にあるからです。
現に、集客に成功しているホームページでは、トップページ経由のアクセス流入は全体の20%程度にすぎないと言われています。
つまり、残りの80%のアクセスはトップページを経由せずに、下層ページへダイレクトにアクセスしていることになります。
企業ホームページの集客力の大半は、デザイン的に目立ちやすいトップページではなく、地味な下層ページによって決定されているのです。
トップページに力を注ぎすぎても集客の伸びしろは小さいので、一刻も早く下層ページを充実させて分散集客型のホームページを構築すべき
「Yahoo!やGoogleから全然集客できない…」と悩んでいる会社のホームページの大半は、トップページ以外の下層ページの数がわずかで、文章量も乏しいです。
「こんなにトップページに力を注いで制作したのに、なんでアクセス数が伸びないの!?」という会社の多くは、まさにトップページのデザインなどに必要以上に力を注ぎすぎて、他のページがおろそかになっているからこそ、集客力が向上しないのです。
企業ホームページのアクセス数が増えないときにまずやるべきなのは、トップページのデザインを必要以上にいじることではなく、黙々と下層ページを追加して充実化させることです。
トップページ依存型から一刻も早く脱却して、さまざまなページからアクセスを集められる分散集客型のホームページを構築しましょう。
トップページ依存型ホームページ
分散集客型ホームページ
※トップページ依存型ホームページの危険性や、SEO対策におけるページ追加の重要性については、以下のページで詳しく解説していますのでこちらもご覧ください。
どんなコンテンツ(ページ)を追加すれば、SEO対策では集客数が伸びていくのか?
コンテンツ案は営業社員や販売スタッフへのヒアリングから発想していこう
「情報やページを増やせといわれても、どんな内容を追加すればいいのかわからない…」という方も多いでしょう。
そんな方は、営業社員や販売員など、直接お客様と接している社員の方に一度ヒアリングしてみてください。
【営業社員や販売員にヒアリングすべき情報例】
- お客様はどんな方なのか?(一般消費者もしくは法人なのか、メインの年代、性別など)
- お客様はどんなお悩みを解消したいと思っているのか? あるいはどんな要望があるのか?
- お客様が商品・サービスを購入するまでに必要となる情報は何か?
- お客様は購入前に、自社の商品・サービスのどんな点に疑問を感じていたのか?
- お客様からよく受ける質問は何か?
- その他、お客様に熱心に伝えている点はどんなところか?
以上のような内容をもとに、企業ホームページ上にページ化してどんどん追加していきましょう。
もし、これらの情報が現在のホームページ内に不足しているのであれば、デザインの細部を気にするよりも、まずは情報の拡充とページの追加に努めてください。
※コンテンツやSEOキーワードの選定のやり方については、以下のページで詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。
SEO対策とリアルの営業活動は根本部分が共通している
リアルの営業活動では「自社が発信したい情報のみを一方的に押し付けても購入してもらえない」ことが常識となっている
結局、リアルでの営業活動とSEO対策は、根本の部分では大きく変わりません。
営業活動では「お客様に一方的に商品・サービスの情報を押し付けても、購入してはもらえない」ということが常識として語られます。
まずはこちらからお客様が抱えている現在の疑問・お悩み・お困りごとを解決する姿勢を見せなければ、お客様は興味を持ってくれません。
ましてや商品を購入してくれることなど夢のまた夢です。
ページ数も情報量も少ない企業ホームページは、商談の場でだんまりを決め込む営業マンのようなもの
これは企業ホームページの運営でもいっしょです。
いわば、ページ数も情報量も少ない企業ホームページは、いざ商談の場に入って二言三言しゃべったら、あとはだんまりを決め込む営業マンのようなものです。
みなさんなら、そんな営業マンに全幅の信頼を置いて商品を購入するでしょうか?
リアル営業の場面でお客様相手におこなっている情報提供をWeb上でも実施する。
これがすべてのWebマーケティングの基本です。
他の業務も忙しい中小企業のホームページ担当者は、Web上での情報発信がついつい後回しになりがち
ですが、7~8割の中小企業のホームページでは、この基本ができていません。
リアル営業の場面でやる気のない対応をすればお客様から怒られてしまうでしょうが、Web上であれば直接叱責を受けることはほとんどないので、ついついホームページでの情報提供を後回しにしてしまいがちです。
中小企業では人的リソースが制約されているので、目先の仕事をこなすことに精一杯で、Webでの情報発信になかなか手が回らない現状もあります。
情報量が少ない企業ホームページを放置すれば、失望して競合他社に流れる顧客が発生しつづける
しかし、情報量が少ない企業ホームページを放置すれば、内容に失望してお問い合わせや商品の購入をあきらめる訪問者が確実に発生しつづけることを忘れてはなりません。
失望した訪問者は、より真剣にお客様のことを考え、情熱をもってコンテンツを追加している競合他社へと流れてしまいます。
知らないうちに競合他社に顧客を献上しつづける状態から脱却するためには、企業ホームページでの情報発信の強化は必須なのです。
そして、他の大半の中小企業がWeb上の情報発信をおろそかにしているからこそ、まじめにコンテンツを増強させた会社は圧倒的に有利な立場を築けます。
※中小企業の売上げアップにおけるホームページ活用の重要性については、以下のページでも解説しています。
Webデザインは集客ではなく、コンバージョン率と会社のブランドイメージに影響する
Webデザインはホームページへの集客には影響しないが、訪問後のコンバージョンの獲得には大きく作用する
ここまで「表面的なWebデザインの美しさは企業ホームページの集客力には影響しない」というお話をしてきました。
それでは、「企業ホームページのデザインなんかどうでもよくて、売上げにもまったく関与しないのか」といえば、それもまた極端な考え方です。
Webデザインは企業ホームページに訪問者を呼びこむ集客の役割は果たしませんが、訪問後の心象には大きな影響を与えるからです。
明らかに何年も前に作られたことがわかる、古臭いデザインの企業ホームページでは、たとえSEO対策に成功してアクセス数が多くなっても、お問い合わせや商品の注文などのコンバージョンの獲得で苦戦します。
※コンバージョンについては、以下のページで詳しく解説しています。
Webデザインは商品・サービスのみならず、会社全体のブランドイメージも大きく左右する
「ページの内容は良いんだけど古い感じの会社だから、実際に仕事を依頼するのはちょっとな…」と訪問者が二の足を踏んでしまうからです。
また、現在ははじめてその会社の情報を知るのがチラシやパンフレットではなく、企業ホームページを含めたネット情報であるケースが非常に多くなっています。
企業ホームページのデザイン次第で商品・サービス、あるいは会社全体の第一印象が決定されてしまうことも決して珍しくありません。
※Googleは「顧客の購入意思決定の大部分が、店舗への来店や営業マンとの商談前の、Web上の情報収集の時点で決定される」というマーケティング理論を提唱しています。これをZMOT理論と呼びます。詳しくは以下のページをご覧ください。
以上のように、企業ホームページのデザインはコンバージョン率や会社全体のブランドイメージを大きく左右します。
そのため、かならずしも美麗なデザインである必要はありませんが、訪問者に悪印象を与えないだけの、一定以上のクオリティは不可欠です。
弊社おりこうブログでは、オリジナルデザインの制作も行っておりますので、ホームページ開設・リニューアルをご検討中の方は、以下資料をご覧ください。
表面的な美しさより、戦略的に機能するWebデザインを目指そう
ただし、Webデザインのクオリティを高めるうえでは、表面的な美しさよりも戦略的に機能するWebデザインを目指してください。
ファーストビューでは必要な情報をきちんと訪問者へ提示する
とくにWebデザインで重要になる部分は、ファーストビューです。
ファーストビューとは、パソコンやスマートフォンでホームページにアクセスしたとき、最初に表示される画面の範囲のことです。
このファーストビューでは、かならず訪問者に必要な情報を提示するようにしてください。
【ファーストビューに盛りこむべき情報】
- 会社の商品・サービスの内容がキャッチコピーや文章で明確に示されているか?
- その商品・サービスは、訪問者が抱えているどんなお悩み・お困りごとを解決するのか?(あるいは、どんな要望を実現するのか?)
- ターゲットにしている検索キーワードはファーストビュー内のキャッチコピーや文章内にも含まれているか?
- (商圏が限定されている場合)県名や市名などの地名キーワードは目立つ場所に設置されているか?
ファーストビューで必要な情報を示せていないと、一見きれいだけど内容が伝わらない企業ホームページになりがち
以上のような情報がファーストビューで提示されていないと、「一見きれいなホームページだけど、何をやっている会社なのか、よくわからないな…」ということになりがちです。
「企業ホームページは訪問者に情報を伝えることが本分であり、それを効率的に実行するための手段がWebデザインである」という大前提は絶対に忘れないでください。
UX(ユーザー・エクスペリエンス)強化でコンバージョン獲得とSEO対策を強化しよう
また、WebデザインではUX(ユーザー・エクスペリエンス)の向上も重要です。
UXとは、ユーザーが商品・サービスを通して得られる経験の質のことを指します。
とくに企業ホームページでは、快適にページを閲覧して情報を得られる環境づくりが大切です。
【UXを強化するページ構成】
- ページの本文のなかで、別ページに関連する情報がある際はバナーボタンや文字リンクを設置して、誘導する
- お問い合わせや商品の注文などのバナーボタンを設置し、次に訪問者がどんなアクションを起こせばいいのかが明確にする
- (電話でのお問い合わせを重視する場合) ページ内で電話番号を目立たせる。また、スマートフォンサイトでは、すぐに電話がかけられるClick-to-Callの機能を持たせる
- ページの最下部付近には、関連ページに移動できるバナーボタンや文字リンクを設置して、行き止まりになるのを防ぐ
とりわけWebデザインにおいては、バナーボタンによる誘導は非常に重要で、コンバージョン数にも大きく関わります。
また、バナーボタンや文字リンクはGoogleのクローラーの回遊性を高め、SEO対策的にも効果が大きいので、関連ページには積極的に内部リンクを貼るようにしましょう。
表面的なWebデザインではなく、コンテンツ追加こそが集客数と売上げをアップさせる
企業ホームページは運営者の自己満足のためにあるのではなく、訪問者(お客様)により良い情報を提供して、商品・サービスを購入してもらうために存在します。
みなさんがまず向き合うべきなのは表面的なデザインではなく、ネット回線の向こう側に存在しているお客様のはずです。
そのことを意識してお客様ファーストでコンテンツを拡充していけば、多少デザインが簡素でも、お客様に喜ばれて売上げにもつながるホームページへ育てることは十分可能です。
「Yahoo!やGoogleからのアクセス数が増えない…」とお悩みの方は、Webデザインに目を向けるのではなく、まずはコンテンツ(ページ)の増強から改善を進めていきましょう。
以下のページで、集客できるSEOコンテンツの作り方を徹底解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
さらに集客力・売上げをアップさせる方法を知りたい方は、ぜひ以下の資料をダウンロードしてください。
この記事を書いた人
岡山 幸太郎
株式会社ディーエスブランド Webマーケター
ディーエスブランド入社後、営業を経験したのち自社サイトやお客様サイトのWebディレクションに携わる。現在はSEO(検索エンジン最適化)やコンテンツマーケティングなど、Webにおける集客分野を担当。また、Webセミナー講師としても活動中。