AIチャットボットのSaaS・ベンダー企業のおすすめ5選を比較・解説

更新日:2025.12.10
AIチャットボットのSaaS・ベンダー企業のおすすめ5選を比較・解説
近年のAI技術の目覚ましい発展とともに、AIチャットボットもどんどん普及しています。SaaS型の生成AIチャットボットの市場規模は、2023年から2025年で約210億円以上伸長したと予想されています。

しかし、この大きなトレンドに直面する現場のみなさんには、
  • チャットボット導入を検討しているが、サービスやベンダーが多すぎて選べない…
  • ITの専門知識が少なく、生成AIを活用したツールを使えるか自信がない…
  • 自社や同業種に合ったサービスの特長について比較して検討したい…
といった不安やニーズもあるのではないでしょうか。

この記事では、AIチャットボットの基礎知識から、SaaS・ベンダーを選ぶコツ、そして一目でわかるサービス比較表まで、一気にご紹介します。これを読めば、自社の課題解決にぴったりのAIチャットボットを選べるはずです。AIチャットボットを活用して、業務効率化や売り上げアップを図りたい方はぜひご覧ください。

AIチャットボットとは?

AIチャットボットとは

AIチャットボットとは、ユーザーの質問や要望に対してAI(人工知能)が自動で回答を生成するシステムです。Webサイトやデジタルサイネージに搭載されます。この記事を読んでいる方も、ChatGPTやGeminiを利用した経験があるでしょう。これらの発展した生成AIを活用したチャットボットは、人間と錯覚させるほど自然な会話やコミュニケーションが可能です。また人間のオペレーターと違い、膨大な学習と記憶(履歴)が可能です。

AIチャットボットの多くは、SaaS(Software as a Service、サース)として販売・提供されています。SaaSとは、ソフトウェアをインターネット経由で提供し、ユーザーがクラウド上で利用するサービス形態です。チャットボットシステムの構築やアップデートなど、全てをサービス提供事業者が行い、ユーザーは利用料を支払ってブラウザやアプリ経由で利用します。

チャットボットの種類や特徴

チャットボットには、「シナリオ型」と「AI型」の2種類があります。
チャットボットの仕組みの違い

シナリオ型とAI型の違い

シナリオ型とは、管理者があらかじめ設定しておいたQ&Aシナリオをもとに、ユーザーに対応する形式のチャットボットです。AI型のチャットボットは、登録されたデータをAIが学習し、ユーザーからの質問に対して自動的に回答を作成します。

それぞれの特徴を簡単にまとめると、「決められたシナリオに従って応答する」か「学習して自由に応答するか」という違いです。

活用シーンや社内向けと社外向けの違い

活用シーンや社内向けと社外向けの違い
社外向けチャットボットは「顧客やWebサイト訪問者」に向けた応対で、目的は顧客対応の効率化や販売・問い合わせへの誘導になります。社内向けチャットボットは「従業員」に向けた応対で、目的は社内業務の効率化やヘルプデスクの負担軽減になります。つまり、対応相手が「外部の顧客」か「内部の従業員」かによって、役割や目的が大きく異なるのが特徴です。
【社外向けの活用シーン】顧客からの問い合わせ
企業のWebサイトやサービスを利用する顧客からの質問に対応するために活用されます。営業時間外でも自動で回答でき、よくある質問(料金、操作方法、営業時間など)への対応を効率化し、顧客満足度の向上につながります。また、問い合わせ対応の初期段階を自動化すれば、サポート担当者の負担軽減にも役立ちます。

【社外向けの活用シーン】Webサイト訪問者との接点づくり
Webサイトに訪れたユーザーに対して、自動で案内や商品紹介を行う役割を果たします。 問い合わせ前の段階で情報提供やナビゲーションを行えば、ユーザーの離脱を防ぎ、資料請求や購入、問い合わせにつながる可能性が高まります。マーケティングの一環として利用されるケースも多いです。

【社内向けの活用シーン】ヘルプデスク対応の効率化
従業員からの問い合わせ(社内システムの使い方、申請手続き、ITトラブル対応など)に自動で回答し、社内のヘルプデスク業務を効率化します。担当者がすぐに対応できない時間帯でも回答できるため、社内業務の停滞を防ぎ、従業員の生産性向上に寄与します。

タイプや用途による料金・費用の違い

型や用途の違いによる料金・費用の違い(おおよそ)
チャットボットの料金や費用は、型や用途によって異なります。自社に合った使い方を考える際には、活用シーンをしっかりと検討し、同時に予算も考慮するのが大切です。 ここでは、「シナリオ型チャットボット」と「AI型チャットボット」、また「社外向け」と「社内向け」の場合について簡単に見ていきましょう。
【シナリオ型チャットボットの場合】
事前に設定したシナリオに沿って回答するため構築が比較的シンプルで、初期費用・月額費用ともに低めになっています。小規模なFAQ対応や限定的な用途に向いており、導入コストを抑えたい場合に適しているでしょう。

【AI型チャットボットの場合】
学習データの準備や高度な自然言語処理の仕組みが必要となるため、初期費用・月額費用ともに高くなる傾向があります。多様な質問に柔軟に応答させたい場合や、精度の高い顧客対応を求める場合に選ばれやすいでしょう。

【社外向け(顧客対応)の場合】
顧客満足度向上や販売促進を目的とするため、高精度なAI型や拡張機能が求められ、費用が高めになりやすい。

【社内向けの場合】
社内ルールやFAQの範囲内で回答するケースが多く、シナリオ型でも対応しやすく、比較的コストを抑えやすい。

AIチャットボットの具体的なメリットと活用例

AIチャットボットの特徴や種類がわかったところで、企業がAIチャットボットを導入するメリットを具体的に紹介します。業務効率化から、集客や採用まで、さまざまな面で効果を実感できるツールです。

メリット1 業務効率化とコスト削減

AIチャットボットで業務効率化とコスト削減
業務効率化と人件費の削減はAIチャットボット最大のメリットと言えます。用途が社内・社外どちらでも、AIが24時間自動で質疑応答するため、スタッフの業務負荷が大いに軽減されます。たとえば、社内のヘルプデスクに集中していた「よくある質問」をAIに学習させ、スタッフが通常の業務に集中できるようにして残業時間を軽減できます。

また社外(顧客)からの電話に対応できる人員が限られており、日々忙殺されている場合。AIチャットボットはいちど導入すれば、土日や深夜でも休まず問合せの一次対応を行います。その間にスタッフは、営業活動や製品開発など、より付加価値の高い業務に専念できます。

つまり、AIチャットボットは限られた人的リソースを最大限に活用できる効率化ツールです。運用を継続していけば、コストパフォーマンスはさらに向上します。

学習支援業の成功事例

株式会社太田自動車教習所様の成功事例

「AIで業務負荷80%解消! 準備したのはWebサイトのURLだけ」

株式会社太田自動車教習所
公式サイト:https://www.otads.co.jp/

繁忙期には毎日電話が鳴りやまず、ストレスを感じていました。AIチャットボット導入後は業務負荷が80%軽減されています。従業員のストレスも大きく減りました。また、営業時間外や定休日にも顧客対応できるようになったのも大きなメリットです。とくに深夜の活動が多い、大型免許を取得したい方のニーズも満たせるようになりました。

メリット2 顧客満足度の向上

AIチャットボットによる即時対応は、社内の業務効率の面だけでなく、顧客満足度にも大きく貢献します。電話やメールの問合せは、電話がつながらなかったり、折り返しや返信を待ったり、顧客にもストレスを与えがちです。

このようなストレスが原因で解約やサービスを打ち切る可能性は、若い世代で73%*。Webサイトの問合せや見積フォームも同様です。項目が多いほど離脱率は上がり、入力を途中で止めた経験がある人は75%に及びます*。

AIチャットボットはすぐに回答を生成し、待ち時間を作りません。ストレスを生まないのはもちろん、顧客の「欲しい」や「知りたい」の瞬間にアプローチできる点は非常に有利です。さらに採用面では、給与や待遇など対面では聞きづらい内容も気軽に質問でき、電話離れが進む若年層にとっては魅力的なツールです。

宿泊業の成功事例

株式会社 大日商事(SOLAS)様の成功事例

「顧客の疑問やワクワクを24時間キャッチ! サイトに登場したAIの専属案内人」

株式会社 大日商事(SOLAS)
公式サイト:https://solas-glamping.jp/

映画・ドラマのロケ地としても有名なグランピングリゾート。宿泊業なので、プランや利用方法など問合せは多く、接客品質と業務効率の両立が課題でした。導入したAIチャットボットは、施設の電話受付が終わった21時以降の利用が多く、仕事や学校帰りに「ほっと一息」ついたタイミングで検索や回答がスムーズに行えるツールは、顧客にとって価値が高いと思います。

保険業の成功事例

神奈川県医師国民健康保険組合様の成功事例

「電話対応の業務負荷が30%減! 4カ月で1000件以上の質問にAIが自動応答!」

神奈川県医師国民健康保険組合
公式サイト:https://k-ishikokuho.jp/

医師国保の加入や適応範囲に関する詳細なWebサイトを運用しており、そこにAIチャットボットを搭載しました。『加入手続き』や『入会金』といった短いキーワードの質問が多いです。ターゲットである医療・福祉業界の方々は日中診療等で忙しいので、AIの時間外対応や即時回答は利便性が良く、ニーズにマッチしています。

メリット3 データ収集とマーケティング活用

AIチャットボットが人間より優れている点には、24時間365日稼働以外に、膨大な量の学習とデータの蓄積があげられます。誰といつ何を話したか、AIは導入初日から対応履歴を取り始め、その履歴をもとに顧客の行動やニーズを分析します。属人化していた対応履歴がチャットボットに集約されるため、より正確なニーズが可視化されます。

たとえば、Webサイトの改善点(質問は多いがサイトに掲載されていない情報)、製品やサービスの潜在的な不満などがわかります。また、質問前後に閲覧していたページや利用時間帯などのデータからは、マーケティング施策を打ち出す絶好のタイミングを予期できます。競合他社にないマーケティングツールとなるでしょう。

食品製造業の成功事例

有限会社中西昆布様の成功事例

「従業員数5名の会社が叶えた、業務効率化と新しいマーケティングとは」

有限会社中西昆布
公式サイト:https://n-konbu.com/

従業員5名で、昆布の製造から販売卸まで行っています。AIチャットボットは学習に基づいて、顧客の質問や要望に合った商品をお勧めしてくれます。出汁についての質問が多く、実際に「特選出し昆布」の注文が増えています。感覚値ですが、新規顧客からのネット注文も増加しています。収集した顧客の「生の声」は新商品のヒントにしています。

メリット4 手軽な多言語対応ツール

手軽な多言語対応ツール
AIは世界中のさまざまな言語に柔軟に対応します。多言語対応のAIチャットボットがあれば、手軽に海外との接点が作れます。海外ニーズの把握、インバウンドの集客や売上拡大、グローバル企業としての認知度拡大、さらに技能人材の獲得など、企業の持続的な成長を強力にサポートするツールとなります。

なにより既存のWebサイト等にAIチャットボットを搭載するだけで、これらの施策に丸ごと対応でき、時間や労力が少なく済みます。外国語の接客や問合せに困っている企業、グローバルに活躍したい企業、インバウンドの集客を伸ばしたい企業の方は以下のページもぜひご覧ください。 

自社にぴったりのAIチャットボットSaaS・ベンダーを見つける3ステップ

チャットボットを導入する際は、単に「AI型だから便利」「安いからシナリオ型で十分」と決めるのではなく、自社の目的や課題に合ったものを選ぶのが重要です。ここでは、最適なチャットボットSaaS・ベンダーを見つけるための3つのステップを紹介します。

ステップ1: 解決したい課題の明確化

ステップ1: 解決したい課題の明確化
まずは、チャットボット導入で何を実現したいのかを明確にします。

【課題】問い合わせ対応業務の効率化
顧客や社内からのよくある質問を自動化して、担当者の負担を軽減

【課題】コスト削減
サポート要員の削減や、24時間対応による効率化

【課題】顧客満足度向上
即時回答やパーソナライズされた案内によって、ユーザー体験を向上

など、課題をどのように解決するかまで整理すると、必要なのはシナリオ型なのかAI型なのかはっきりしてくるでしょう。

ステップ2: 課題解決に必要な機能の洗い出し

ステップ2: 課題解決に必要な機能の洗い出し
次に、ステップ1で整理した課題を解決するために必要な機能を明確にします。

AI型かシナリオ型か
多様な質問への柔軟な対応が必要ならAI型、FAQ対応が中心ならシナリオ型

分析・レポート機能は必要か
利用状況や問い合わせ内容の傾向を可視化し、改善に役立てる

この段階で、自社に必要な機能と不要な機能などを整理すると、選択肢を絞りやすくなります。

ステップ3: 費用対効果や運用サポート・保守体制の確認

ステップ3: 費用対効果や運用サポート・保守体制の確認
最後に、導入・運用にかかる費用やサポート体制を確認します。

費用対効果
初期費用や月額費用だけでなく、効率化によるコスト削減効果も考慮
運用サポート・保守体制
トラブル時の対応や、機能追加・改善にかかるサポートの充実度

費用だけでなく、導入後に継続的に活用できるか、困ったときに適切なサポートを受けられるかどうかも重要な判断ポイントです。

AIチャットボットのSaaS・ベンダー選びで失敗しないためのチェックリスト

AIチャットボットのSaaSを提供するベンダーは国内でも数十社以上あります。ITの専門知識が少なく自信がない方でも自社に合ったサービスを選べるよう、ポイントをリスト化して紹介します。
AIチャットボットのSaaS・ベンダー選びで失敗しないためのチェックリスト

1. 機能面の比較

シナリオ型or生成AI型

チャットボットのSaaSを利用するなら、生成AI型を選びましょう。チャットボットの種類や特徴(該当パラグラフにリンク)で述べたように、シナリオ型は運用開始までに多くの時間や労力が必要です。生成AI型のSaaSの多くは、WebサイトのURLやPDFを読み込ませるだけで学習が終了するなど、誰でも手軽に使いやすいよう設計されています。

対話ログ分析・レポート機能の有無

AIチャットボットのSaaSを選ぶ際は、分析機能や分析レポートが利用できるか確認しましょう。日常利用する方も多いChatGPTやGeminiのように、AIは大量の履歴やデータを多角的に分析できます。質問の傾向や時間帯、質問前後に閲覧していたページを把握し、マーケティングに必要なデータやグラフとして瞬時に可視化します。AIチャットボットは、年中無休の優秀なマーケティングマネージャーになります。

無料体験版の有無

まずはAIチャットボットのSaaSの無料体験版を提供しているベンダーを利用してみましょう。Webサイトに設置されているチャットボットでは、訪問者視点の仕様しかわかりません。運用が簡単かどうか、どんな質問やニーズが集まるか、最低でも数週は実際に試した方がよいでしょう。試用中に、自社(運用担当者)にとって優先したい機能や仕様がさらに明確になるはずです。

管理画面の使いやすさ

AIチャットボットのSaaSの無料体験版では、管理画面の操作性を確かめましょう。運用が属人化しないよう、社内の誰でも直感的に操作できる仕様のものを選びます。AIチャットボットに共通する操作として、学習項目の増減、Q&Aの作成と表示、バナー設置などがあげられます。これらの項目が容易にできるか、無料体験期間中に実際に操作してみましょう。

多言語対応の有無

外国語のチャットに対応できるAIチャットボットのSaaSもあります。外国語に堪能なスタッフがいない場合でも、簡単に海外顧客とコミュニケーションが取れるツールです。グローバル市場を視野に入れている企業、訪日観光客の集客をしたい企業は、ぜひ多言語対応AIチャットボットを導入しましょう。

2. コスト面の比較

費用の内訳

AIチャットボットのSaaSの値段は主に、初期費用+基本料金(月額/年額)+保守料金+従量課金(オプション料金)で構成されます。製品サイトに示された価格やプランに、自社に必要な機能の料金が全て含まれているか確認しましょう。また、ベンダーに見積を依頼する際は、API利用料やユーザー数の上限など、できるだけ具体的な情報を提示するように伝えておきましょう。

利用率と価格のバランス

AIチャットボットのSaaSを選ぶ際は、学習量およびターゲット層の利用率を考慮しましょう。学習できるURLやデータ数の上限、セッション数(一日にチャットボットが質疑応答できる数)などの要素に応じて、ベンダーは料金プランを設定しています。予想以上に利用が伸びた場合は、プラン変更によりコストが増えます。想定外の出費を防ぐため、従量課金の閾値や超過単価を必ず確認しましょう。

最低契約期間や解約条件

AIチャットボットのSaaS導入前に、最低契約期間や途中解約時の違約金の有無を必ず確認しておきましょう。万一思っていたほどの効果がなかった場合の支出を最小限に抑えられます。とくに無料体験期間から自動で課金契約に更新される場合や、複雑な解約手続きのフローには注意が必要です。運用について不安がある際は、ベンダーのネームバリューや実績が多く、無料体験期間が長めのものを選ぶとよいでしょう。

3. 運用・サポート面

回答精度の改善や再学習は可能か

AIチャットボットのSaaSは導入後、「育成」の過程でさらに賢くなります。初回の学習で完結させるのではなく、AIの再学習や追加学習、ユーザーからのフィードバック(回答の評価)の反映により、チャットボットが回答できる範囲や顧客満足度はさらに向上します。これらの項目がなるべく効率的に行えるものを選ぶとよいでしょう。

導入・運用支援の範囲

AIチャットボットのSaaSのベンダーによって支援範囲はさまざまです。代表的で便利なものでは、導入コンサルティング・FAQ作成支援・無料体験期間中の対応ログなどのデータ移行・デザインのカスタマイズなどがあります。社内の人的リソースが少ない場合は、運用支援が充実しておりいわば「丸投げ」できるベンダーがおすすめです。

サポート窓口と対応スピード

AIチャットボットのSaaS自体の性能だけでなく、アフターサポートの充実度も重要です。なかには海外に本社を置くベンダーもあり、万一問題が起きてもすぐに連絡がとれないケースがあります。AIチャットボットは即時回答が特徴なので、不具合があった際には解決に向けた対応スピードが求められます。安心して導入するためにも、ベンダー側がコールセンターを開設しているか、連絡可能な時間などを公式サイトで事前に見ておきましょう。

【徹底比較】AIチャットボットのおすすめSaaS・ベンダー5選

サービス名
タイプ
価格
サポート体制
無料体験版
おりこうAIコンシェルジュ
AI型
要問合せ
導入・運用支援・電話サポート

Chat Plus
シナリオ型
AI型
1,980円~/月
導入・運用支援

AIチャットボット さくらさん
AI型
要問合せ
導入・運用支援
記載なし
KARAKURI chatbot
AI型
要問合せ
導入・運用支援
要問合せ
FirstContact
シナリオ型
AI型
2,980円~/月
導入・運用支援

IZANAI
シナリオ型
無料~/月
導入・運用支援

PKSHA ChatAgent
AI型
要問合せ
記載なし
記載なし
Sinclo
シナリオ型
1,000円~/月
導入・運用支援

HiTTO
AI型
要問合せ
導入・運用支援
記載なし
MOBI BOT
シナリオ型
AI型
要問合せ
導入・運用支援
記載なし

おすすめチャットボットの紹介

機能面、コスト面、サポート面、社外用、社内用にそれぞれおすすめのAIチャットボットのSaaS、ベンダーを紹介していきます。

運用・サポート面で選ぶなら、おりこうAIコンシェルジュ

運用・サポート面で選ぶなら、おりこうAIコンシェルジュ
提供会社:株式会社ディーエスブランド

おりこうAIコンシェルジュは、初めてAIチャットボットを導入する企業や、ITスキルに不安のある企業でも安心して使えるサポート体制が強みのチャットボットです。運用面のサポートはもちろん、電話での相談も可能なため、導入から日常運用までしっかり支援します。

設置も簡単で、WebサイトのURLやPDFを読み込ませるだけですぐに利用可能です。さらに、英語・中国語・韓国語・ベトナム語など80以上の言語に対応する多言語オプションもあり、グローバル対応も安心です。 運用に必要な機能も充実しており、対応履歴の蓄積・分析、AI学習、回答評価、レポート出力などが可能です。ユーザーがサイト内で閲覧したページ情報も履歴として蓄積できるため、マーケティング改善にも活用できます。

導入後の不安をなくし、運用・サポート面まで安心して使えるAIチャットボットです。

機能面で選ぶなら、ChatPlus

機能面で選ぶなら、ChatPlus
公式サイト:https://chatplus.jp/
提供会社:チャットプラス株式会社

ChatPlusは、導入実績20000件以上を誇る人気のAIチャットボットサービスです。自動応答から数百名規模のコンタクトセンターでの運用まで、業種や規模を問わず柔軟に活用できるプランを提供しています。 数千種類におよぶ豊富な機能の中から、自社に合ったものを選択して導入できます。シナリオ型の場合は月額10,000~30,000円程度、AI型の場合は月額50,000~170,000円程度になっているので、予算に応じた運用が可能です。

また、多言語対応も充実しており、管理画面は13言語、ユーザーとのチャットは80言語以上に対応しています。プランによっては有人チャットの相互翻訳に切り替え可能で、より質の高いコミュニケーションを実現します。

豊富な機能と柔軟な運用で、社内外問わずあらゆるチャット業務の効率化と顧客満足度向上を支援するAIチャットボットです。

コスト面で選ぶなら、FirstContact

コスト面で選ぶなら、FirstContact
公式サイト:https://first-contact.jp/
提供会社:株式会社バイタリフィ

FirstContactは、業界最安値水準の月額2,980円から利用できるチャットボットです。シナリオ型と生成AI型の2タイプを提供し、既存のマニュアルやFAQからの高精度な回答を生成します。さらに、柔軟な外部サービス連携により、顧客対応の品質向上と業務効率化を同時に実現できます。問い合わせ対応の高度化が必要な場合、ChatGPTを含む生成AIとも連携できます。

その優れた性能と使いやすさは高く評価され、AIsmiley AI PRODUCTS AWARD 2025 Springチャットボット部門 グランプリを受賞しています。コストを抑えながらも、質の高いチャットボット運用できるでしょう。

社内対応用で選ぶなら、HiTTO

社内対応用で選ぶなら、HiTTO
公式サイト:https://hitto.jp/
提供会社:株式会社マネーフォワード

HiTTOは、バックオフィス部門を中心に利用されている社内向けチャットボットです。従業員からの定型的な質問にチャットボットが対応するので、担当者の業務負荷を大幅に削減できます。さらに、HiTTOの活用を通じて社内ナレッジを体系化でき、従業員への情報共有もスムーズに行えます。

日本中のノウハウを学習した100万以上のデータをもとに、必要な回答を登録するだけですぐに利用可能です。これまで手間だった情報管理と対応の自動化の両方を同時に実現できます。

また、HiTTOは導入から運用、活用促進まで、サポートする専任カスタマーサクセスチームがついているため、初めての社内チャットボットでも安心です。

社外対応用で選ぶなら、MOBI BOT

社外対応用で選ぶなら、MOBI BOT
提供会社:モビルス株式会社

MOBI BOTは、AIやその他のシステムと柔軟に連携できるチャットボットです。問い合わせ対応はもちろん、各種手続きの自動化も可能で、業務効率化を大幅にサポートします。さらに、有人チャット「MOBI AGENT(モビエージェント®)」との連携で複雑な対応などもスムーズに引継ぎ、顧客満足度向上につなげられます。

ITRの調査において、MOBI BOTは7年連続売上シェアNo.1を獲得しており、大手企業を中心に金融やメーカー・自治体など幅広い業種で採用されています。利用継続率は99%以上と、安心して導入いただける社外向けのチャットボットです。

AIチャットボットに関するよくある質問

Q. AIチャットボットとは何ですか?
Q. AIチャットボットはSaaSで利用できる?
Q. AIチャットボットのおすすめSaaS・ベンダーは?
Q. 自社に合ったAIチャットボットの見分け方は?
Q. アフターサービスが手厚いAIチャットボットのベンダーは?

この記事でわかること

本記事では、ユーザーの質問に「AIチャットボット」の基礎知識や具体的なメリット、さらに自社に最適なSaaS・ベンダーを選ぶポイントを成功事例とともにご紹介しました。チャットボットには、あらかじめ設定したシナリオ通りに応答するシナリオ型と、生成AIが学習を基に柔軟に応答できるAI型があります。昨今はシナリオ作成の手間がかからない、AI型が主流です。

AIチャットボットを導入する最大のメリットは、業務効率化とコスト削減です。24時間365日AIが自動で問合せの一次対応を行うため、社内外からの問合せ対応業務の負担を大幅に軽減。担当者はより付加価値の高い業務に専念できます。また、即時回答による顧客満足度の向上、対応履歴の蓄積と分析によるマーケティング活用、そして手軽な多言語対応といった効果も期待できます。

自社に合ったAIチャットボットを選ぶには、「解決したい課題の明確化」→「必要な機能の洗い出し」→「費用対効果とサポート体制の確認」の3ステップが重要です。特にベンダー選びにおいては、運用のしやすさ、無料体験版の有無、アフターサポート充実度の確認が成功のカギとなります。

AIチャットボットは現代ビジネスに不可欠なツールです。各SaaS・ベンダーの製品を比較し、自社の課題解決に最適なサービスをぜひ見つけてください。業務効率化と顧客満足度向上を実現したい方は、ぜひ「おりこうAIコンシェルジュ」の無料体験版を試してみてはいかがでしょう。
AIチャットボット「おりこうAIコンシェルジュ」資料ダウンロード