建設業・建築業のkintone導入メリット・活用方法・DX化事例を紹介
更新日:2024.09.20
- 「DX化や業務効率化を進めたいが、何から始めればいいのかわからない…」
- 「業務改善プラットフォーム・kintoneに興味はあるが、実務への落とし込み方がわからない…」
こんなお悩みをお持ちの建設業・建築業の方も多いと思います。
そこで今回は建設業・建築業の職場にkintoneを導入するメリットや、DX化・業務効率化を実現するポイントを解説します。
実際に建設業・建築業でkintoneを活用している事例も紹介しますので、ぜひご覧ください。
建設業のkintoneの活用方法・活用事例
建設業・建築業でよくあるお悩み・課題
建設業・建築業のお仕事で、こんなお悩みはありませんか?
【建設業の業務のお悩み】
- 現場と事務所のやり取りは電話・メール・FAXが中心なので、過去の情報がわかりづらい…
- 工事の案件情報が担当者のパソコンか、頭のなかにしかないので、他の社員が把握できない…
- どの社員がどんな工事の資格を持っているのか、把握できていない…
- 工程管理や人員配置を特定のベテラン社員しかできない状態になっており、業務が属人化してしまっている…
- 工程やスケジュールの進捗管理が紙やExcelベースなので、編集が面倒なうえ確認しづらい…
- 日報や報告書、社内申請が紙・Excelベースなので、記入するたびにいちいち事務所に戻る必要がある…
- 各現場のノウハウやヒヤリハット事例の共有がうまくできていない…
kintone上で着工日・竣工日などの案件のスケジュールを一元管理! 過去の工事の情報・ノウハウも簡単に共有できる!
kintoneであれば、以上のような建設業のみなさまのお悩み・課題を解決できます。
工事の管理アプリを作成すれば、着工日・竣工日・完工期などの日程情報や、施主・設計会社・施工部署などの情報をkintone上で一元管理できるようになります。
また、各案件の情報に各種書類のデータや、日報、ヒヤリハットなどの報告書などを紐付けることも可能です。
他の現場の工事情報や、過去の類似の工事情報もすぐに閲覧できるため、「この工法はあそこの現場で実施したことがあるので、今回の工事の参考になりそうだ」など、社内でのノウハウの共有を促進できます。
工事の管理アプリを作成すれば、着工日・竣工日・完工期などの日程情報や、施主・設計会社・施工部署などの情報をkintone上で一元管理できるようになります。
また、各案件の情報に各種書類のデータや、日報、ヒヤリハットなどの報告書などを紐付けることも可能です。
他の現場の工事情報や、過去の類似の工事情報もすぐに閲覧できるため、「この工法はあそこの現場で実施したことがあるので、今回の工事の参考になりそうだ」など、社内でのノウハウの共有を促進できます。
※弊社では、kintoneとホームページを連携して業務効率化を図る方法についてまとめた資料を無料で配布しています。ご興味のある方は、以下のバナーからダウンロードしてください。
建設業でのkintone導入事例:トラックの管理が効率され、半日かかっていた車両コストのレポートの作成が10分で済むように! 採用活動でも年間200万円のコストダウンに成功!
以下の事例ではkintoneの導入後に、足場などの資材を運搬するトラックの管理が効率化され、採用活動でも無駄なコストを削減できたとのことです。
参考ページ:ダイワ 様の導入事例(kintone公式サイト)
参考ページ:#33:kintone導入6年目!活用拡大のきっかけを株式会社ダイワ 高田さんに訊く
参考ページ:ダイワ 様の導入事例(kintone公式サイト)
参考ページ:#33:kintone導入6年目!活用拡大のきっかけを株式会社ダイワ 高田さんに訊く
kintone導入前は200台ものトラックの管理をExcelでおこなっており、営業所間で移動させたトラックがどの営業所にあるのかわからなくなる事態が発生していました。
さらに、車両のコストを管理するExcelファイルが別に存在していたため、毎月手作業で更新してレポートを作るのに半日かかる状態だったとのことです。
また、採用活動でも課題を抱えており、月に何件応募があったのか把握できない状態でした。
kintone導入後はトラックの管理をすべてkintoneに一元化し、どのトラックがどの営業所にあるのかがリアルタイムに把握できるようになりました。
車両コストのレポートの作成時間も、半日から10分以下へと大幅な短縮に成功したとのことです。
また、採用管理もkintone上で実施することで、面接や採否結果も含めてkintone上でワンストップ管理できるようになりました。
募集媒体ごとにデータを蓄積できるようになったので、効果が少ない募集媒体への出稿を抑制することで、年間で約200万円ものコストダウンにつながったとのことです。
おりこうブログなどの他システムとの連携で、kintoneアカウントを持たない協力会社ともスケジュールなどの情報共有が簡単に!
先述したようにkintoneを建設業で活用することで、案件の情報や施工スケジュールの管理が劇的に効率化されます。
しかし、kintone上の情報はkintoneのアカウントを持っている人しか確認ができないというデメリットも存在します。
そのため多くの協力会社といっしょに工事を進める建設業では、その点がネックとなります。
そこで、弊社のkintoneとホームページの連携ソリューション・おりこうブログDXのような他システムとkintoneの連携で、以上のような課題を解決できます。
おりこうブログDXではkintoneや、株式会社リコーが提供する「RICOH kintone plus」との連携が可能です。
おりこうブログDXでは、kintone・RICOH kintone plus内の情報をホームページ上に反映させて掲載することができますので、kintoneのアカウントを持たない協力会社にも、案件の基本情報や工事の進捗などを簡単に共有できます。
これにより「部材がまだ入っておらず作業が遅れそうだから、催促しよう」「工程のズレが発生して時間が空きそうだから、人員を他の作業に割り振ろう」などの進捗管理が可能になり、全体の生産性が向上します。
RICOH kintone plus内の情報はID・パスワードを知っている人のみが閲覧できるページに掲載することが可能なので、不特定多数に情報を公開するのではなく、協力会社などの見せたい方のみに情報を見てもらえます。
協力会社との情報共有も効率化したい方は、ぜひkintone・RICOH kintone plusとおりこうブログDXの導入のご検討をお願いします。まずは以下から詳細をご覧ください。
この記事を書いた人
岡山 幸太郎
株式会社ディーエスブランド Webマーケター
ディーエスブランド入社後、営業を経験したのち自社サイトやお客様サイトのWebディレクションに携わる。現在はSEO(検索エンジン最適化)やコンテンツマーケティングなど、Webにおける集客分野を担当。また、Webセミナー講師としても活動中。