本文へ移動

製造業のkintone導入メリット・活用方法・DX化事例を紹介

更新日:2024.04.15
製造業のkintone導入メリット・活用方法・DX化事例を紹介
  • 「製造業でDX化や業務効率化を進めたいが、何から始めればいいのかわからない…」
  • 「業務改善プラットフォーム・kintoneに興味はあるが、実務への落とし込み方がわからない…」

こんなお悩みをお持ちの製造業の方も多いと思います。

そこで今回は製造業の職場にkintoneを導入するメリットや、DX化・業務効率化を実現するポイントを解説します。

実際に製造業でkintoneを活用している事例も紹介しますので、ぜひご覧ください。

製造業のkintoneの活用方法・活用事例

製造業でよくあるお悩み・課題

製造業でよくあるお悩み・課題
製造業の業務で、こんなお悩みはありませんか?

【製造業の業務のお悩み】
  • 部署間で案件の情報が共有できていないので、製造と営業の連携ミスや備品や材料の発注漏れが多発している…
  • 各案件の予算を営業部しか把握していないので、製造の過程で予算額を考慮しない部材発注や作業が発生し、粗利率が低下している…
  • 工場で作業をしているときに、わざわざパソコンを操作して情報を確認するのが面倒…
  • 紙で書いた指示書や納品書が、油汚れや劣化で読めないことがある…
  • 発注書や設計図面などのFAXを確認するためだけに、外出先から事務所に戻ってくることが多く時間と労力の無駄が生じている…
  • 4M変更などの業務に必要な書類がどこにあるのか探しづらい…
  • 生産の進捗が工場まで行って担当者に聞かないとわからない…
  • 各案件の納期や生産の進捗がわかりづらいので、突発的な対応が増えて計画的に業務を進められない…
  • 案件の進捗状況がリアルタイムに把握できないので、本来受注できた案件も断らざるをえない事態がよく起きている…

kintone導入後は、生産の進捗がリアルタイムに把握できるため、作業の効率化や無駄な外注費の削減が可能に!

kintone導入後は、生産の進捗がリアルタイムに把握できるため、作業の効率化や無駄な外注費の削減が可能に!
kintoneであれば、以上のような製造業のお悩み・課題を解決できます。

生産進捗管理アプリを作れば、製作の製品が今どの工程まで完了しているかが、リアルタイムに把握できますので、情報共有が効率化されます。

また、品質管理部門などの他部署の作業の進捗状況なども入力できるので、生産に関する情報がkintone上に一元化されます。

納入日が近づくと自動的にアラートメッセージを出すこともできるので、納期に気付かないことによるトラブルも防止できるでしょう。

社内の人員や設備の動きが見える化されて、効率的・計画的に生産を進められるようになるため、無駄にかかっていた外注費の削減にも効果的です。

他にも材料の発注申請や4M変更、監査対応、設備のメンテナンス管理など、製造業の業務に役立つさまざまなアプリを活用できますので、多くの部門・部署で業務が効率化されます。

製造業での部門別kintone活用例

技術・設計部門

  • 試作履歴管理
  • コスト予実管理
  • CAD依頼
  • 図面管理
  • DFM帳票出力
  • 4M申請

品質保証部門

  • クレーム管理
  • 顧客監査履歴
  • 信頼性試験履歴
  • QC工程図管理
  • 各種報告書作成

品質管理部門

  • サプライヤー監査履歴
  • IQC履歴管理
  • 4M履歴管理

生産技術部門

  • 項目別不良集計
  • 改善履歴管理
  • 歩留まり管理

設備技術部門

  • 設備発注
  • 設備一覧+点検
  • 設備トラブル管理
  • 設備導入
  • スケジュール管理

安全環境部門

  • ヒヤリハット集
  • 各種環境資料依頼
  • 安全巡回履歴

購買部門

  • サプライヤー管理
  • 材料価格リスト
  • 価格改定管理
  • EOL材料リスト管理

製造部門

  • 人員計画
  • 製造計画・実績管理
  • 工程別作業改善履歴管理
  • 製造標準作成

生産管理部門

  • 外注管理
  • 生産能力検証
  • 生産進捗管理

人事・総務部門

  • 弁当発注管理
  • クリーン服・ヘルメット準備依頼
  • タクシーチケット依頼
  • 人員採用管理

製造業でのkintone導入事例:紙やExcelベースだった業務を一新! 以前はわざわざ工場まで走って確かめていた製造進捗が、リアルタイムでわかるように!

製造業でのkintone導入事例:紙やExcelベースだった業務を一新! 以前はわざわざ工場まで走って確かめていた製造進捗が、リアルタイムでわかるように!
以下の事例ではkintone導入後、紙やExcelベースだった働き方を一新して業務が効率化されたうえに、各部門間のミスも大きく減少しました。


以前は営業や生産現場の情報は各部門長のみが把握していたので、部門間の連携ミスが発生しており、製造の進捗を知りたい場合はわざわざ工場まで走って行って担当に聞く必要がありました。

さらに製造現場では紙ベースで指示書・納品書・設備点検表を管理していたため、手間がかかるうえに、油汚れや劣化で読めなくなる事態も頻発していました。

最新の情報が誰もわからないので、不具合の原因になったこともあったそうです。

kintone導入後は、営業部門が入力したデータをもとに製造スケジュールを作成してkintone上で管理しているので、現場にあるiPadで誰でも最新情報を確認できるようになりました。

また、製造の進捗も現場のiPadから随時更新しているので、他の部門の社員が生産の進捗状況を知るためだけに工場まで走る必要もなくなりました。

業務の進捗が見える化されたため部門間の連携ミスも減少し、報告漏れや備品の発注漏れ、出荷漏れなどのトラブルも激減したそうです。

以前は毎日紙で回収していた設備点検表もデジタル化されたので、修理箇所を迅速に把握できるようになり、設備不具合による業務の滞りも減少しました。

製品の品質向上が向上し、製造不具合も減ったとのことです。

kintoneのアカウントを持たない社員にも情報共有を強化するなら、おりこうブログDX!

kintoneのアカウントを持たない社員にも情報共有を強化するなら、おりこうブログDX!
先述したようにkintoneを製造業で活用することで、製造進捗や設備点検などの管理が劇的に効率化されます。

しかし、kintone上の情報はkintoneのアカウントを持っている人しか確認ができないというデメリットも存在します。

複数の従業員や取引先と情報を共有したい場合、その点がネックとなります。

そこで、弊社のkintoneとホームページの連携ソリューション・おりこうブログDXのような他システムとkintoneの連携で、以上のような課題を解決できます。

おりこうブログDXではkintoneや、株式会社リコーが提供する「RICOH kintone plus」との連携が可能です。


おりこうブログDXでは、kintone・RICOH kintone plus内の情報をホームページ上に反映させて掲載することができますので、kintoneのアカウントを持たない社員や取引先にも、製造進捗などを簡単に共有できて生産性が向上します。

kintone内の情報はID・パスワードを知っている人のみが閲覧できるページに掲載することが可能なので、不特定多数に情報を公開するのではなく、従業員・取引先などの見せたい方のみに情報を見てもらえます。

従業員・取引先との情報共有も効率化したい方は、ぜひkintone・RICOH kintone plusとおりこうブログのご検討をお願いします。まずは以下から詳細をご覧ください。