介護・社会福祉業のkintone導入メリット・活用方法・DX化事例を紹介
更新日:2024.07.09
- 「介護・社会福祉業でDX化や業務効率化を進めたいが、何から始めればいいのかわからない…」
- 「業務改善プラットフォーム・kintoneに興味はあるが、実務への落とし込み方がわからない…」
こんなお悩みをお持ちの介護・社会福祉業の方も多いと思います。
そこで今回は介護・社会福祉業の職場にkintoneを導入するメリットや、DX化・業務効率化を実現するポイントを解説します。
実際に介護・社会福祉業でkintoneを活用している事例も紹介しますので、ぜひご覧ください。
介護・社会福祉業でのkintone活用方法・活用事例
介護・社会福祉業でのお悩み・課題
介護や社会福祉業の業務で、こんなお悩みはありませんか?
【介護・社会福祉業の業務のお悩み・課題】
- 利用者の情報が紙やExcelで管理されているので、情報の共有が難しい…
- 「●●さんの担当事業所はどこで、担当ケアマネージャーは誰だっけ?」など、利用者と事業所やケアマネージャーの情報が結びついていないので、混乱が起きている…
- これまでの対応履歴がデータ化されていないので、職員・スタッフが入れ替わるたびに利用者の状況がわからなくなってしまう…
- 医師・看護師・ケアマネージャー・介護士などの異なる職種間で、利用者の情報が共有できていない…
- 訪問介護の記録を事務所に戻ってから、紙で記入したりパソコンでExcelに入力したりするのが面倒…
- 公的な助成金や補助金を使って備品を購入することがあるため、固定資産の管理を厳密にしないといけないが、紙の台帳に記入しているので備品の数量の増減がわかりづらい…
kintoneで利用者に関する情報を一元化! 業務の属人化を防止し、紙・Excelベースだった仕事の手間を削減!
kintoneの活用で、これらの介護・社会福祉業のお悩み・課題を解決できます。
kintoneであれば、利用者に関する情報を以下のような一元化できます。
- 利用者の氏名
- 生年月日
- 入居者情報
- 要介護度
- 担当ケアマネージャー
- 緊急連絡先
- 主治医
訪問するスタッフ、ケアマネージャー、看護師、医師などの異なる職種間での情報共有が簡単になるので、業務が効率化されるうえに連携ミスも減少するでしょう。
訪問記録や対応履歴などのデータと紐付けることもできますから、対応したスタッフ以外でも情報を把握できるようになり、業務の属人化を防げます。
また、血圧や体温、脈拍などのバイタルサインを記録している場合も、手書きの情報を事務所に帰ってからExcelに入力しなおす必要がなくなりますので、事務作業を大幅に削減できます。
※弊社では、kintoneとホームページを連携して業務効率化を図る方法についてまとめた資料を無料で配布しています。ご興味のある方は、以下のバナーからダウンロードしてください。
介護・社会福祉業でのkintone導入事例:メールやFAX中心だった事業所間のコミュニケーションが大幅効率化! 訪問実績をまとめる作業も不要に!
以下の事例では、紙やFAX、メール・Excel中心だった業務が、kintoneを活用することで大幅に効率化されました。
参考ページ:社会福祉法人 山寿会様の導入事例(kintone公式サイト)
従来はメールやFAXを中心に、複数の介護事業所間で情報共有していたので、FAXの送付先の番号間違いやメールのアドレス入力ミスなどが多発していました。
kintone導入後は県外の事業所ともスムーズにコミュニケーションが取れるようになり、稟議・固定資産棚卸・業務報告などの運用が大幅に効率化されたとのことです。
さらに、以前は紙の台帳に記入していた介護機器や備品の管理も、kintone上で管理することで数量の増減の把握が容易になりました。
備品の登録時にどの場所にあるのかを記載し、写真も添付することで、次回以降の棚卸し作業も大幅に効率化されたそうです。
また、以前は介護ヘルパーの訪問実績をExcelに入力したうえに、複数の別Excelに転記するために、管理者が訪問先から戻ってきて遅くまで作業していました。
しかしkintone導入後はアプリに各自スタッフの作業時間を登録するだけで、本部に業務実績データを提供できるようになったので、事務作業にかかっていた時間が大幅に削減されました。
これにより「訪問回数を増やすことができた」「まとまった連休を取得しやすくなった」など、スタッフから嬉しい報告を聞けたとのことです。
参考ページ:社会福祉法人 山寿会様の導入事例(kintone公式サイト)
従来はメールやFAXを中心に、複数の介護事業所間で情報共有していたので、FAXの送付先の番号間違いやメールのアドレス入力ミスなどが多発していました。
kintone導入後は県外の事業所ともスムーズにコミュニケーションが取れるようになり、稟議・固定資産棚卸・業務報告などの運用が大幅に効率化されたとのことです。
さらに、以前は紙の台帳に記入していた介護機器や備品の管理も、kintone上で管理することで数量の増減の把握が容易になりました。
備品の登録時にどの場所にあるのかを記載し、写真も添付することで、次回以降の棚卸し作業も大幅に効率化されたそうです。
また、以前は介護ヘルパーの訪問実績をExcelに入力したうえに、複数の別Excelに転記するために、管理者が訪問先から戻ってきて遅くまで作業していました。
しかしkintone導入後はアプリに各自スタッフの作業時間を登録するだけで、本部に業務実績データを提供できるようになったので、事務作業にかかっていた時間が大幅に削減されました。
これにより「訪問回数を増やすことができた」「まとまった連休を取得しやすくなった」など、スタッフから嬉しい報告を聞けたとのことです。
kintoneのアカウントを持たない社員にも情報共有を強化するなら、おりこうブログDX!
先述したようにkintoneを介護・社会福祉業で活用することで、同じ事業所や複数の拠点間での情報共有が劇的に効率化されます。
しかし、kintone上の情報はkintoneのアカウントを持っている人しか確認ができないというデメリットも存在します。
複数の従業員や拠点と情報を共有したい場合、その点がネックとなります。
そこで、弊社のkintoneとホームページの連携ソリューション・おりこうブログDXのような他システムとkintoneの連携で、以上のような課題を解決できます。
おりこうブログDXではkintoneや、株式会社リコーが提供する「RICOH kintone plus」との連携が可能です。
おりこうブログDXでは、kintone・RICOH kintone plus内の情報をホームページ上に反映させて掲載することができますので、kintoneのアカウントを持たない従業員にも、情報を簡単に共有できて生産性が向上します。
kintone内の情報はID・パスワードを知っている人のみが閲覧できるページに掲載することが可能なので、不特定多数に情報を公開するのではなく、従業員などの見せたい方のみに情報を見てもらえます。
従業員・拠点間の情報共有をもっと効率化したい方は、ぜひkintone・RICOH kintone plusとおりこうブログ導入のご検討をお願いします。まずは以下から詳細をご覧ください。
この記事を書いた人
岡山 幸太郎
株式会社ディーエスブランド Webマーケター
ディーエスブランド入社後、営業を経験したのち自社サイトやお客様サイトのWebディレクションに携わる。現在はSEO(検索エンジン最適化)やコンテンツマーケティングなど、Webにおける集客分野を担当。また、Webセミナー講師としても活動中。