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Web商談システムとは

Web商談システムについて、弊社の導入事例も含めて簡単に解説します。

現在、働き方改革や在宅ワークの推進、テクノロジーの進化で、インサイドセールスの需要が高まり、商談を行うツールとしてWeb商談システムの需要が高まっています。なぜ、Web商談システムに費用を掛けても導入する企業が増えてきたのか、弊社の導入事例、活用方法も含めて解説します。
 
目次

Web商談システムとは

Web商談システムとは、Web上で商談を開始できるシステムのことです。事務所にいながら商談を行うインサイドセールスや、在宅ワーク中でも相手とWeb商談することができます。また、Web商談システムを使うことで、パソコンの画面や、資料の共有が行え、より対面に近い形で相手と商談が可能になります。

なぜWeb商談システムの需要が高まっているのか

Web商談システムを導入することで3つポイントの期待から需要が高まっています。
 
1,人件費の削減
2,交通費の削減
3,商談件数の増加
 

1,人件費の削減

日本の平均年収は441万円※です。そこに、労働時間8時間と営業日19日(土日、祝祭日、有給を省く)と12ヶ月で計算すると、約1,800時間になります。1時間あたりのコストは約2500円になります。
 
日本人の平均年収から1時間あたりの平均コスト

2,交通費の削減

例として、として、某メーカーの営業マンの1日のスケジュールと人件費コストをご紹介します。
1回の出張に行って会議と商談を行った場合の移動経費と時間コストについて
毎月、移動時間に150,000円の人件費が掛かっています。
 
移動時間と交通費のコスト削減を行うことができます。
 

3,商談件数の増加

例えば、先程の例で上げた営業マンの1日を数件Web商談システムに置き換えて営業を行ってみましょう。
Web商談システムを導入した場合の改善例
上記のように移動時間とコスト削減だけでなく商談件数の増加が見込めます。
 
また、Web商談システムは、スケジュール調整も容易にでき、商談を行うだけでなく、フォロー活動や、会議、打合せにも利用可能なため、業務効率化、在宅ワーク等の働き方改革にもつながるツールとして生産性向上が可能です。
 
弊社も、各都道府県に1名体制(都市部は複数名)で営業を行っているため、以前は急な対応や、遠隔地の対応も全て営業が対応していました。Web商談システムを導入した後は、インサイドセールスが対応を行っています。
 
このようにWeb商談システムを導入することで、商園が広がるため、いままで対応できなかったエリアでの対応を行い、見込み客になった際に訪問対応するなど、業務効率に繋がっています。
 

Web商談システムのメリット・デメリット

Web商談システムは万能というわけではございません。メリットとデメリットを弊社の経験も含めてご説明します。

▼メリット

  • 時間・移動コストの削減。
  • 時間を有効に使える。
  • 接点回数を増やすことができる。
  • スケジュール調整が容易になり、スピーディーに商談から決定までつながる。
  • 無駄な飛び込み営業、リスト訪問営業が軽減できる。
  • 見込みが高いお客様に時間を使える。
  • インターネットがつながるエリアすべてが商園になる。
 
メリットとしては移動時間がなくなり、経費の削減、時間の有効利用、また、今まで訪問できなかったエリアや、遠隔地、離島への対応も可能になり、業務効率にも役立っています。社内の会議や勉強会、研修等もWeb会議の活用で可能となり、宅地からの移動、宿泊費を削減できます。

▼デメリット

  • パソコン、インターネットを利用できるか、相手側のITスキルに依存する。
  • Web商談に不慣れで、対面を求められる。
  • Web商談システムの導入のため設備投資や、勉強会、利用ルール決めの育成期間等が掛かる。
  • 通信環境により音声、画面のスピードが左右される。
 
デメリットとしては、まず、接続相手のITスキルに依存することです。
また、立ち上げ時に設備投資と人材の育成が必要になります。
なかには「対面じゃないと信用できない」とおっしゃる経営者もまだ多く、対面の要望を受けることは少なからずでてきます。
弊社でも、Web商談システムでの商談では、見込の確度を高めることはできても、最終決定時は、対面訪問が求められ、なかなか完結させることができていません。相手にあわせて徐々にWeb商談システムでできることを増やしていく展開をオススメします。

Web商談システムを有効活用するには

Web商談システムを成功させるための導入展開方法として2通りあります。
 
1,徐々に利用者、範囲を広げていく。
2,利用者全員一斉に導入する。
 

1,徐々に利用者、範囲を広げていく。

まずは、トップセールスに使ってもらうことをおすすめします。Web商談用の流れやルールをインサイドセールス立ち上げを視野に入れつつ、トップセールスの経験を元に決め、営業全員へ水平展開します。また、トップセールスが録画しながら商談しておくと、提案方法や受け答えの参考動画になり、営業だけではなく、インサイドセールス担当者用の教材としても活用が見込めます。

2,利用者全員一斉に導入する。

一斉に導入する場合、まずは社内利用からはじめます。少しずつ、取引先のITスキルを確認しながら、Web商談への理解を得ていきながら、商談や打合せと範囲を拡大していくとよいでしょう。
 
弊社では元営業部長がはじめからWeb商談システムの利用を開始したので、インサイドセールスの仕組みも理解し、メリットとデメリットを把握した上で展開できました。

まとめ

今後、Web商談システムを導入し、インサイドセールスの需要が爆発的に増えていきます。
 
残業の規制から労働時間の減少といろいろと働き方改革を行わなければなりませんが、Web商談システムの活用で、商談件数の増加や移動時間、人件費の削減などいろいろなコスト削減と合わせて売上拡大に取り組むことが可能です。今までの課題を、テクノロジーの進化を利用し、働き方改革を行いましょう。御社もWeb商談システムを導入し、インサイドセールスを立ち上げ、生産性の向上に向けて取り組まれてはいかがでしょうか。

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