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CMSとは? 意味と種類・ホームページへの導入事例をわかりやすく解説

更新日:2024.09.03
CMSとは?意味と種類・ホームページへの導入事例をわかりやすく解説
  • 「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)という言葉を聞いたことはあるけど、詳しく意味を知らない…」
  • 「CMSを企業ホームページに導入するメリットがわからない…」
 
 
こんな疑問やお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
 
今回は、「CMSとは何か?」「CMSを導入することで機能的、あるいはビジネス的にどんなメリットがあるのか?」を、Webマーケティングの初心者にもわかりやすく解説します。
 
「今度、会社のホームページ(HP)にCMSを導入するんだけど、どういうものなのかを知りたい」という方や、「CMSをビジネスで活用するにはどうすればいいの?」という方は、ぜひ本ページをご一読ください。



目次

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  1. CMS(Content Management System)とは?
  2. CMSの仕組み
  3. CMSの主な機能
  4. CMS導入の機能的なメリットとは?
  5. CMS導入のビジネス上のメリットとは?
  6. メリット1.企業ホームページの更新費用を節約できる
  7. メリット2.制作会社に依頼するよりも、迅速に情報をアップできる
  8. メリット3.制作会社に依頼するよりも、手間が省かれてホームページの運営作業を効率化できる
  9. メリット4.複数のホームページ担当者で更新を分担しやすい
  10. メリット5.退職者が出た際も操作方法を引継ぎやすく、安定的にホームページを運営できる
  11. メリット6.ページ数や更新回数の増加でSEO効果が向上し、集客力が強化される
  12. メリット7.現在のWebマーケティングの主流である、コンテンツマーケティングを実施しやすい
  13. メリット8.SEOやコンテンツマーケティングの促進で、新規顧客の獲得数や売上げが向上する
  14. メリット9.Web関係の専門知識を深く勉強する必要がなくなるので、本来の業務や経営に集中できる
  15. メリット10.営業担当者や販売スタッフ、電話対応の労力を削減できる
  16. メリット11.クラウド型のCMSは台風や地震などの緊急時にも対応しやすい
  17. CMSの種類
  18. 代表的なCMS
  19. CMSを比較するポイント
  20. CMS導入で成果を獲得しているお客様の事例
  21. 初心者でも使いやすい中小企業向けCMSなら、おりこうブログ
  22. あわせて読みたい記事
  23. 国産Webサイトサービス満足度No.1のおりこうブログで、自社サイトを開設・リニューアル!

CMS(Content Management System)とは?

CMSとは、初心者でも簡単にホームページを作成・更新できるシステムのこと

CMSとは、初心者でも簡単にホームページを作成・更新できるシステムのこと
CMSとはコンテンツ・マネジメント・システム(コンテンツ管理システム)の略称で、簡単にいえばHTMLなどのWeb専門知識がない方でも、簡単にホームページの作成・更新・運営ができるシステムのことです。
 
昔のホームページ作成・更新の現場では、HTML(HyperText Markup Language)や、CSS(Cascading Style Sheets)などの言語に習熟する必要があり、作業の難易度が高いうえに大変な労力がかかっていました。
 
しかし、CMSで制作されたホームページなら、Webの初心者でもブラウザ上で文章や画像を入力するだけで、簡単に短時間で情報の更新やページの追加がおこなえます。
 
※ブラウザ…Internet ExplorerやMicrosoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefoxなどのインターネットに接続して、ホームページを閲覧するためのソフトのこと。

なお、ブラウザのようにホームページ制作・運営に必要な基礎用語を以下にまとめていますので、気になる方はぜひご覧ください。

今後、企業が新規顧客の獲得や売上げアップを目指すなら、CMSの導入は不可欠

今後、企業が新規顧客の獲得や売上げアップを目指すなら、CMSの導入は不可欠
現在では人々の情報収集の大半がインターネットを介しておこなわれており、BtoC・BtoBを問わず、企業ホームページ上での情報発信の質と量が、新規顧客の獲得や売上げアップのカギを握ります。
 
また、販売だけでなく採用活動においても、企業ホームページの重要性はますます高まっています。
今後、自社をさらに発展させていくためには、CMSの導入はもはや必須といってもよいでしょう。
 
※企業ホームページと売上げアップの関係については、以下のページをご覧ください。
 
ホームページのお悩みは、おりこうブログにおまかせ!

CMSの仕組み

CMSはHTML・CSSなどで構成されたテンプレートに、画像・動画、テキストなどのデータをはめ込むことで各ページを作成します。

ページの編集や追加などの普段の更新作業では、HTML・CSSなどを触らなくて済むので、非常に簡単にホームページを運営できます。
CMS(コンテンツ管理システム)の仕組み

CMSの主な機能

多くのCMSには以下のような便利な機能が多数搭載されています。

【CMSの主な機能】
  • 見たまま編集
  • ページテンプレート機能
  • スマホ対応(マルチデバイス対応)
  • ランディングページ(LP)作成機能
  • SEO設定機能
  • 採用・求人ページの作成機能
  • 会員専用ページ機能(限定公開機能)
  • 編集履歴の保存
  • 編集権限の分担
  • 公開・非表示予約機能
  • SNS連携
  • 独自ドメイン
  • 多言語対応
  • メールフォームの作成
  • セキュリティ対策
  • 他のソリューションとの連携機能

各機能の詳細については、以下のページで具体的に紹介していますので、こちらもご覧ください。

CMS導入の機能的なメリットとは?

それでは、CMSを導入すると企業ホームページ運営に以下のようなメリットがあります。
 
【CMSの機能的なメリット】
  1. Webの専門知識がない方でも簡単に編集・更新ができる
  2. ヘッダー・メニューなどの共通部分へ自動的に更新を反映させてくれるので、編集作業が楽になる
  3. CMS導入でスマートフォンサイトを自動生成
  4. クラウド型のCMSなら、ネットがつながればどのパソコンからでも編集できる
  5. スマートフォンやタブレット、外出先や電車移動中などでも編集できる
  6. タイマー予約で情報の公開・非公開を自動化できる
  7. ページごとのレイアウトやデザインの統一が簡単
  8. 編集権限を振り分けることで、ガバナンスを保ちながら複数担当者・複数部署で更新できる
  9. SEO対策も簡単に設定でき、適応したサイトを作りやすい

詳しくは以下のページをご覧ください。


最も大きな機能的なメリットが、Webサイトの編集・更新・運営作業の大幅な効率化です。
CMSはヘッダー・メニューなどの共通部分へ自動的に更新を反映させてくれるので、編集作業が楽になる

CMS導入のビジネス上のメリットとは?

先程CMS導入の機能的メリットを紹介しました。
その結果、CMSはみなさんの会社にどのような恩恵をもたらすのでしょうか?
 
次はCMS導入のビジネス上のメリットを紹介します。

【CMS導入のビジネス上のメリット】
  1. 企業ホームページの更新費用を節約できる
  2. 制作会社に依頼するよりも、迅速に情報をアップできる
  3. 制作会社に依頼するよりも、手間が省かれてホームページの運営作業を効率化できる
  4. 複数のホームページ担当者で更新を分担しやすい
  5. 退職者が出た際も操作方法を引継ぎやすく、安定的にホームページを運営できる
  6. ページ数や更新回数の増加でSEO効果が向上し、集客力が強化される
  7. 現在のWebマーケティングの主流である、コンテンツマーケティングを実施しやすい
  8. SEOやコンテンツマーケティングの促進で、新規顧客の獲得数や売上げが向上する
  9. Web関係の専門知識を深く勉強する必要がなくなるので、本来の業務や経営に集中できる
  10. 営業担当者や販売スタッフ、電話対応の労力を削減できる
  11. クラウド型のCMSは台風や地震などの緊急時にも対応しやすい

メリット1.企業ホームページの更新費用を節約できる

CMSを導入すると、企業ホームページの更新費用を節約できる
自社でページ追加などの更新ができず、ホームページ制作会社に更新作業を依頼する必要があるケースでは、多額の費用が発生します。
 
たとえ初期費用が安価でも、1ページ追加するたびに作業料金を5万円~10万円ほど取られてしまうと、トータルで計算したときの運用コストが非常に高額になってしまいます。
 
特に、初期費用が安価・もしくは無料のホームページ制作会社は、この更新料金で利益を上げているところが多いです。
 
CMSを導入すると文章・画像の簡単な修正から新規ページの追加に至るまで、社内で自由に編集できるので、ホームページの運営費用を大幅に削減できます。

メリット2.制作会社に依頼するよりも、迅速に情報をアップできる

ホームページ制作会社に更新を依頼すると、指示のやり取りや制作期間待ちで時間を浪費してしまう

ホームページ制作会社に更新を依頼すると、メール・電話でのやり取りや経費の社内決裁などが必要で手間も時間も浪費してしまう
ホームページ制作会社に更新作業を依頼すると、以下のようなステップを遂行する必要があり、非常に時間がかかります。
 
【ホームページ制作会社に更新を依頼したときの作業の流れ】
  1. 電話やメールで、更新する箇所を制作会社に細かく伝える
  2. 依頼を受けた制作会社から、更新作業の見積書が送付される
  3. 見積書をもとに、社内の経費処理の決裁を完了させる
  4. 社内処理が済んだら制作会社に正式に発注して、作業を開始させる
  5. 制作会社による更新作業期間
  6. 制作会社から更新した内容を受け取り、誤りや修正点がないかをチェックする
  7. 修正する内容を制作会社に指示する
  8. 制作会社による修正期間
  9. 制作会社からの修正完了連絡と、内容の再チェック
  10. 更新した内容の公開
  11. 制作会社からの請求書送付・経費精算
 
以上のように悠長な手順を踏んでいては、一刻も早く新商品やイベントの情報を公開したいシチュエーションなどには対応できません。
 
また、制作会社とのやり取りは電話・メールなどを使って遠隔でおこなわれることが多いですから、指示の対応漏れや更新された内容がイメージと異なるなどの事態も往々にして発生します。
 
そんなときは、修正箇所の依頼→制作会社の対応待ち→再修正依頼… といった作業を何度も繰り返すことになるので、極めて非効率的ですし湯水のごとく時間を浪費してしまいます。

CMSを導入すると自社のタイミングですぐに公開できるので、緊急のセールやイベントの情報もタイムリーに発信可能

CMSを導入すると自社のタイミングですぐに公開できるので、緊急のセールやイベントの情報もタイムリーに発信可能
それに対しCMSを導入すれば、自社の好きなタイミングで即座に情報を公開できるので、スピード感が段違いです。
 
そのため、新商品やセール、イベントの情報などもタイムリーに発信でき、Webマーケティングを有効に進められます。
 
さらに、制作会社との意思疎通の齟齬で更新内容の修正を何度も重ねる…などの事態も防止できます。

※なお、ホームページ更新の重要性は以下のページでより詳しく解説しています。

メリット3.制作会社に依頼するよりも、手間が省かれてホームページの運営作業を効率化できる

ホームページ制作会社に更新を依頼すると、電話・メールで内容を指示したり料金の社内決裁をしたりといった雑務が増加する

ホームページ制作会社に更新を依頼すると、電話・メールで内容を指示したり料金の社内決裁をしたりといった雑務が増加する
制作会社に更新作業を代行してもらう際には、文章や画像をメールなどで送付する必要があります。
 
ページのレイアウトなどにもこだわりたいときには、簡単なワイヤーフレーム(ページの構成を模式的に表した図のこと)を作成しなければなりません。
 
「制作会社に更新作業を代行してもらう」と聞くと、社内の業務が減らせるのかと思いきや、意外と多くの手作業が発生してしまうのです。
 
また、制作会社に更新を依頼すると料金が発生しますから、経費の社内申請や事務処理も不可避的に発生します。
 
「ただ、ページ内の写真を追加してもらうだけなのに、なんで経費の申請でこんなに待たされたり、書類を作ったりしなければならないんだろう…」とうんざりしてしまった、というのもよく聞く話です。
 
つまり、制作会社に更新を依頼すると、社内で更新するよりもかえって作業量が増えてしまうケースは珍しくないのです。

CMSを導入して自社更新すれば、制作会社に指示する手間が省け、経費申請をする必要もなくなる

CMSを導入して自社更新すれば、制作会社に指示する手間が省け、経費申請をする必要もなくなる
CMSを使えば、文章の原稿や画像があればすぐに更新できるわけですから、ホームページの運営作業を飛躍的に効率化できます。
 
自分で更新するのですから、メールでの指示やワイヤーフレームの作成は必要ありません。
さらに、社内で更新すれば無料なので、当然経費の申請などの事務作業もカットできます。

メリット4.複数のホームページ担当者で更新を分担しやすい

かつてのホームページ運営は専門知識が必要だったので、中小企業では複数の担当者を設置しづらく退職時のリスクも大きかった

かつてのホームページ運営は専門知識が必要だったので、中小企業では複数の担当者を設置しづらく退職時のリスクも大きかった
かつてのホームページ作成・更新は専門知識が必須だったので、特に中小企業では複数人のホームページ担当者を設置するのが困難でした。
 
そのため、1人のホームページ担当者に負担が集中してしまううえに、その人が退職してしまうと、会社内にホームページを編集できる人が誰もいなくなってしまう事態が頻発していたのです。

CMSは操作が簡単なので複数のホームページ担当者を設置しやすく、みんなで更新を分担しやすい

CMSは操作が簡単なので複数のホームページ担当者を設置しやすく、みんなで更新を分担しやすい
他方、CMSはWordやメールなどの基礎的なパソコンスキルがある方であれば、だれでも簡単に編集ができます。
 
CMSによっては、パソコン操作が不慣れな方でもスマートフォンからの操作だけで、基本的な更新作業をこなすこともできるでしょう。
 
よって、CMSを導入すると簡単なレクチャーだけで複数人のホームページ担当者を社内に設置することができるのです。
 
また、操作方法の習得が容易なので、アルバイトやパートなどの入れ替わりが激しい人材に更新作業を任せることも可能です。
 
複数人でコンスタントにページの追加や更新を進行させることで、継続的にホームページの集客力を強化できます。
CMSを導入すれば、店舗・施設ごとに更新の分担も簡単にできる

メリット5.退職者が出た際も操作方法を引継ぎやすく、安定的にホームページを運営できる

CMSならHTMLなどの専門知識がなくても、企業ホームページを編集できるので操作方法を引き継ぎしやすい

CMSならHTMLなどの専門知識がなくても、企業ホームページを編集できるので操作方法を引き継ぎしやすい
前述のとおり、CMSを導入すると複数のホームページ担当者を設置しやすいので、「今までのホームページ担当者が退職してしまい、誰も会社のホームページを編集できなくなった!」というリスクを低減できます。
 
また、操作方法が簡単なので、もし退職者が発生したときも引き継ぎは比較的に楽になります。

まったく更新されず放置された企業ホームページは、会社のイメージを著しく悪化させるので、更新の安定性は重要

まったく更新されず放置された企業ホームページは、会社のイメージを著しく悪化させるので、更新の安定性は重要
ホームページ運営の安定性という側面は、企業ホームページではとりわけ重要な要素です。
 
個人が趣味でやっているブログやホームページ、SNSなら、更新をせずに放置していても特に問題はありません。
 
しかし、企業ホームページで放置状態が続くと、確実に企業イメージが悪化します。
 
たとえば、新着情報が数年前から停止しているのを見た訪問者は「この会社はまだ営業しているのかな? ひょっとして倒産したんじゃ…?」と不安になってしまいます。
 
 
実際、Gooランキング(NTTレゾナンス)が1000人以上を対象におこなった調査では、「企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング」の1位が「情報が数ヶ月間更新されていない」です。
 
更新の少なさは、会社のホームページの印象を悪化させるトップの要因であることがわかります。
 
 
また、商品・サービスの内容や料金が改訂されたのにホームページ上の情報が修正されていないと、顧客や取引先との間でトラブルが発生し、クレームにもなりかねません。
 
CMSを企業ホームページに導入することで、これらのリスクを減少させて、安定的な運営が可能となります。
CMS導入でホームページ担当者が退職したときのリスクを低減!

メリット6.ページ数や更新回数の増加でSEO効果が向上し、集客力が強化される

ページ数や更新回数の増加でSEO対策効果が向上し、集客力が強化される
CMSを導入すると制作会社に作業費を支払うことなく、自由に企業ホームページ内の情報を更新できます。
 
情報の更新を積極的におこなうことで、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンの評価が高まり、集客力や新規顧客の獲得力が増強されます。
 
特に大きいのが、CMSを使えばサーバーの容量が許すかぎり、いくらでもサイト内のページ数を増やせる点です。
※一部の無料CMSなどでは、「サイト全体のページ数は10ページまで」などと制限がかけられていることもあります。
 
SEO対策において、ページは訪問者の入り口であり、集客の要です。
 
検索ユーザーが求めている良質な情報が載ったページを増やせば増やすほど、企業ホームページの集客力は際限なく強化されていきます。
 
さらに、CMSを利用すればページメニューやパンくずリスト、サイトマップなどが自動的に整備されるので内部リンクが増強され、そういった面でもSEO対策では非常に有利です。
 
※内部リンク、ページ(コンテンツ)の増強と集客力の関係については、以下のページをご覧ください。
また、コストをかけずにアクセス数を10倍にアップさせる方法を知りたい方は、以下の資料をダウンロードして、ぜひご参考ください。

メリット7.現在のWebマーケティングの主流である、コンテンツマーケティングを実施しやすい

インターネットで顧客の情報収集能力が飛躍的に向上した昨今では、一方的な広告に対する拒否感が強まっている

インターネットで顧客の情報収集能力が飛躍的に向上した昨今では、一方的な広告に対する拒否感が強まっている
また、ページやコンテンツを社内で自由に増やせるというCMSの特長は、コンテンツマーケティングにも適しています。
 
コンテンツマーケティングとは、自社が伝えたい情報のみを広告などで一方的に押しつけるのではなく、潜在顧客が求めている有益な情報(コンテンツ)を精力的に発信することで、自然と訪問者を呼びこむというマーケティング手法です。
 
インタ-ネット社会を生きる現代人は、情報過多の環境に否応なく巻き込まれており、リアル・オンラインを問わず、一方的な広告や営業に強い拒否感を覚えています。
 
「欲しい情報があれば自分で勝手に探すから、無駄な広告や営業でこちらの時間を消費させないでくれ!」というわけです。
 
以上のような顧客の意思変容により、既存のマスメディア広告や訪問営業の効果は急速に失われつつあります。

コンテンツマーケティングでは顧客が自分から情報を求めてアクセスしてくるので拒否感が薄いうえに、集客効果が持続する

コンテンツマーケティングでは顧客が自分から情報を求めてアクセスしてくるので拒否感が薄いうえに、集客効果が持続する
そこで注目されたのがコンテンツマーケティングです。
 
コンテンツマーケティングでは、顧客が情報を探す過程で自発的にホームページへ訪問してくるので、拒否感が非常に少なくなります。
 
また、一度作成したコンテンツは、検索エンジンを介して、2年後・3年後と長期間にわたり集客に貢献しつづけるのもコンテンツマーケティングの大きな魅力です。
 
通常の広告では、広告費を止めてしまえば即座に集客効果は失われてしまい何も残りません。
しかし、Web上に公開したコンテンツは永続的に商品・サービスをPRする会社の財産となります。
 
このようなロングスパンで見たときのコストパフォーマンスの高さが、現在コンテンツマーケティングが注目されている最大の理由です。

制作会社に費用を払わないとコンテンツを増やせないホームページサービスは、コンテンツマーケティングとの相性が最悪

制作会社に費用を払わないとコンテンツを増やせないホームページサービスは、コンテンツマーケティングとの相性が最悪
ただし、コンテンツマーケティングは決して万能のマーケティング手法ではありません。
 
コンテンツマーケティングには、効果が出るのが遅く、コンテンツが少ない初期段階では集客力が弱いという明確な弱点があります。
 
特に、制作会社に依頼しないと自社のサイトにページ追加ができないサービスにおいては、これは深刻なデメリットです。
 
コンテンツマーケティングの効力は発揮させるために、1ページ追加するたびに5万円~10万円の作業費を払い続ければコストは恒常的に増えていきますし、かといって更新費用を惜しんでページを増やさないと、集客数はいつまで経っても向上しません。
 
自社でコンテンツを追加できなかったり、サイト全体のページ数に制限があったりするサービスは、コンテンツマーケティングとの相性が最悪であるといってもよいでしょう。

CMSは費用をかけずにコンテンツを自由に増やせるので、コンテンツマーケティングを実行しやすい

CMSは費用をかけずにコンテンツを自由に増やせるので、コンテンツマーケティングを実行しやすい
一方、CMSを導入すると制作会社への作業料金の支払いを気にすることなく、自由にコンテンツを追加できます。
 
今後、企業がWebマーケティングを円滑に実施していくには、コンテンツマーケティングの実施に適したCMSの導入は必須です。
 
※ちなみに、コンテンツマーケティングの考えを応用したSEO対策の手法のことをコンテンツSEOと呼びます。以下で詳しく解説していますので、こちらもご覧ください。

メリット8.SEOやコンテンツマーケティングの促進で、新規顧客の獲得数や売上げが向上する

SEO対策やコンテンツマーケティングの促進で、新規顧客の獲得数や売上げが向上する
CMSを導入すると、ページやコンテンツを自由に増やせるので、SEO対策やコンテンツマーケティングを格段に実施しやすくなります。
 
SEO対策やコンテンツマーケティングは即効性こそありませんが、じわじわと長期的に集客力が向上していくので、会社の成長性・将来性を大いに高めます。
 
ロングスパンで新規顧客を獲得できる体制づくりをしたい方、もっと安定的に売上げをアップさせたい方は、CMSを早めに導入すべきです。

メリット9.Web関係の専門知識を深く勉強する必要がなくなるので、本来の業務や経営に集中できる

ホームページ編集のための専門知識を習得しようとすると、本来の業務がおろそかになってしまう

ホームページ編集のための専門知識を習得しようとすると、本来の業務がおろそかになってしまう
HTMLソースの編集や、古いホームページ作成ソフトで企業ホームページを運営するには、多大なWeb関係の専門知識・技術が必要でした。
 
ホームページの根幹であるHTMLを基本として、CSS・CGI・PHPなどの言語をマスターしなければならなかったのです。
 
ですが、中小企業においては、ホームページに専属の担当者が就くことは稀であり、大半のホームページ担当者は他の業務も兼任しています。
 
むしろ、業務時間のほとんどはホームページ以外の仕事に費やさなければならない担当者が大多数を占めるのではないでしょうか。

CMSを導入することで、本来の業務や経営などの重要度が高い仕事に労力と時間を振り向けられる

CMSを導入することで、本来の業務や経営などの重要度が高い仕事に労力と時間を振り向けられる
また、中小企業においては、対極的なマーケティングの視座を持つ人材が経営者しか存在せず、社長自らホームページを担当しなければならないケースも少なくありません。
 
その場合は、Web知識・技術の習得問題はさらに深刻化します。
 
経営者の本来の業務は、言うまでもなく経営です。
経営者がホームページを運営するために、HTMLやCSSなどの言語を一から勉強していては、事業の方針決定や戦略立案などの、より重要性が高い仕事に時間と労力を使えなくなってしまいます。
この損失は、会社全体からすると極めて大きなものです。
 
CMSを導入すると、ホームページ担当者がマスターすべき専門知識は大幅にカットされますので、その分浮いた貴重な時間を、本来の業務に振り向けることができるようになります。
 
より会社にとって重要な仕事に時間を割けるようになりますから、全体の生産性の向上につながるのです。

メリット10.営業担当者や販売スタッフ、電話対応の労力を削減できる

CMSの導入で、Web上での競争であるZMOT段階での情報提供を強化できる

CMSの導入で、Web上での競争であるZMOT段階での情報提供を強化できる
CMSを導入すれば、更新料金を気にせずに企業ホームページ内の情報を好きなだけ増加できます。
 
企業ホームページ内のコンテンツの増加は売上げの向上をもたらしますが、実はそれ以外にも営業担当者や販売スタッフ・電話対応の省力化にも貢献するのです。
 
現代の顧客は、欲しい商品・サービスがあるときにいきなり店舗や会社に来店したり、電話したりするのではなく、まずはYahoo!やGoogleで情報を収集します。
 
そして、その会社のホームページをチェックして、良い印象を抱いたときに初めてお問い合わせや来店などのアクションを起こすのです。
 
つまり、購入の意思決定の大半は店内や営業担当者訪問時ではなく、Web上でおこなわれていることになります。
 
このWeb上の情報が顧客の購入意思の大部分を決定するというマーケティング理論を、GoogleはZMOT(Zero Moment of Truth)理論と名付けました。
 
※ZMOTの詳細については、以下のページでも詳しく紹介しておりますので、こちらもご覧ください。

ZMOT段階での情報提供を強化して顧客の購入心理を高めることで、営業スタッフや販売員が口頭で説明する労力を削減できる

ZMOT段階での情報提供を強化して顧客の購入心理を高めることで、営業スタッフや販売員が口頭で説明する労力を削減できる
そして、来店やお問い合わせなどのアクションを起こしてくれる顧客は、ZMOTの段階で自社の商品・サービスの特長をある程度予習してくれています。
 
その結果、営業スタッフや販売員が一から十まで商品・サービスの紹介をする必要がなくなり、販売プロセスが省力化されるのです。
 
すでにホームページをチェックして商品・サービスを気に入った顧客のみがアクションを起こすわけですから、購買スピードも速くなり即決率も上昇するでしょう。

さらに、コンテンツの充実化は電話対応の省力化も実現し、会社全体の労働生産性を高める

さらに、コンテンツの充実化は電話対応の省力化も実現し、会社全体の労働生産性を高める
さらに、これらの省力化は対面での顧客対応のみならず、電話対応でも発生します。
 
商品・サービスの紹介ページを充実させておけば、顧客はホームページを見て自ら情報収集して疑問点を解消してくれるので、電話対応の回数自体が減少します。
 
また、電話を受けた際も「さらに詳しい情報は、ホームページ上に掲載しているので、そちらをご覧ください」と案内できるので、口頭で説明する時間・労力の大幅カットにもつながるでしょう。
 
これらの電話対応の時間・労力は小さいようでいて、長期間で積み重ねていくと意外に膨大なものになりますので、CMS導入と企業ホームページの充実化は年単位で換算すると、相当な作業時間・作業負担を削減できるのです。
 
※企業ホームページの活用による業務削減・労働生産性の向上効果について、以下のページでさらに詳しく解説しています。

※また、訪問者の質問に対して自動回答するチャットボットを企業ホームページに実装するのも、業務効率化に有用です。

メリット11.クラウド型のCMSは台風や地震などの緊急時にも対応しやすい

かつてのホームページ編集では、台風や地震などの災害でオフィスに出社できないときに情報を更新することが難しかった

かつてのホームページ編集では、台風や地震などの災害でオフィスに出社できないときに情報を更新することが難しかった
さらに、CMSを導入することで台風や地震などの緊急時の情報発信にも、格段に対応しやすくなります。
 
大規模な台風や地震に見舞われて、一時的に営業所や工場を休業せざるをえなくなった際には、その旨を迅速にお客様や取引先に告知しなければなりません。
 
しかしHTMLの編集や古いホームページ作成ソフトだと、このようなシチュエーションでは、オフィス内のパソコンを直接操作しなければ、企業ホームページの情報を更新できないのです。
 
強い台風が接近していたり、あるいは大地震後で余震が懸念される状況下で、企業ホームページの更新のために、社員をオフィスに向かわせるのは非常に危険です。
 
あるいは、浸水や地震でホームページ更新に使っていたパソコンが壊れていたときには、企業ホームページを更新する手段が経たれてしまいます。

クラウド型のCMSなら災害時に危険を冒してオフィスに出社する必要がなく、自宅のパソコンやスマートフォンから迅速に情報を発信できる

クラウド型のCMSなら災害時に危険を冒してオフィスに出社する必要がなく、自宅のパソコンやスマートフォンから迅速に情報を発信できる
その点、クラウド型のCMSなら天災時にも安心です。
 
台風などで社員の出社が難しいときには、自宅のパソコンやスマートフォンからすぐに「一時休業のお知らせ」を更新できます。
 
もしオフィスのパソコンが壊れてしまったとしても、企業ホームページのデータはクラウド上にあるので、新しいパソコンやスマートフォンをネットにつなげれば、すぐに操作環境が復旧します。
 
よって、クラウド型CMSを導入することで台風・地震などの天災時の情報発信手段を確保できるのです。

CMSの種類

オープンソース型

オープンソース型のCMSは、CMSを形成するソースコード(プログラムを動作させる設計図のようなもの)が一般公開されていて、無料で使えるのが特徴です。

WordPressやDrupalがオープンソース型CMSの代表例です。

費用をかけずに導入できるうえ、カスタマイズが容易で多数のプラグイン(拡張機能)を使えるのがメリットです。

その反面、公式なサポートは存在しないので操作方法を自分たちで一から学ぶ必要があるほか、セキュリティ対策も自力で構築しなければなりません。

【オープンソース型CMSの例】
  • WordPress
  • Drupal
  • Joomla!
  • baserCMS

フルスクラッチ型

フルスクラッチ型のCMSとは、構築するWebサイトのためにゼロから独自に開発されたCMSのことです。

自社システムと高度に連携させたいなど、特定のニーズに対応させるために導入されるケースが多いです。

すべてオリジナルで作成するため、自社のニーズ・要件にマッチするCMSとなる可能性がもっとも高いです。

その一方、システムベンダーと連携して独自に設計・開発を進めないといけないので、費用は極めて高額になり、導入までの期間も長くなります。

商用パッケージ型

商用パッケージ型のCMSは、システムベンダーが提供する有料のWebサイト作成・管理ツールです。オープンソース型のCMSとちがって、企業や団体での利用に特化しているものが多いので、手間をかけずに企業・団体のホームページを運用できます。

また、ベンダーによるサポートやセキュリティ対策・バックアップを受けられるのも大きなメリットです。

その一方、フルスクラッチ型のCMSと比較すれば安価とはいえ、利用に料金がかかるデメリットもあります。

また、テンプレートをもとにサイトの大部分を構築することが多いので、デザインや構成の自由度では、オープンソース型・フルスクラッチ型のCMSには劣ります。

なお、弊社の国産CMS・おりこうブログは商用パッケージ型のCMSです。

【商用パッケージ型CMSの例】
  • Movable Type
  • Wix
  • jimdo
  • STUDIO
  • HeartCore
  • NOREN
  • おりこうブログ

代表的なCMS

WordPress(ワードプレス)

WordPress(ワードプレス)
WordPressはもっともポピュラーでシェアが大きいCMSです。オープンソースなのでシステム自体は無料で使えるのが、大きなメリットです。

また、多数のプラグイン(拡張機能)がリリースされているので、豊富な機能を自由に使うことができます。

一方、その高いシェアがあだとなり、サイバー攻撃の標的にされやすいのが最大のデメリットです。

とりわけ脆弱性(セキュリティ上の欠陥)を突いた攻撃には弱いため、常に自社でバージョンを最新に保つ必要があります。

Drupal(ドルーパル)

Drupal(ドルーパル)
Drupalは高度なカスタマイズが可能な無料のオープンソース型CMSです。

大規模なWebサイトや複雑な機能を必要とするサイトに適しています。セキュリティ対策が優れており、企業や政府機関でも利用されています。

多くのモジュールやテーマが用意されており、プログラミングの知識がなくても使いやすいです。

Movable Type(ムーバブルタイプ)

Movable Type(ムーバブルタイプ)
Movable Typeはアメリカのシックス・アパート株式会社が開発した商用パッケージ型CMSです。高いカスタマイズ性と柔軟なデザイン設定が特徴です。

複数のブログやWebサイトを一元管理できるため、企業や団体のWebサイト構築に適しています。

おりこうブログ

おりこうブログ
弊社ディーエスブランドの企業・団体向けホームページ作成ソフト・おりこうブログは、商用パッケージ型のCMSです。

他のCMSと比較して、パソコンやWebが苦手な方にも使いやすいように初心者向けに特化している点が特徴です。

導入数は約2万社で、大手レビューサイト・ITreviewではホームページ制作部門で顧客満足度NO.1を獲得しています。



その他、おすすめのCMSを以下のページで紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

CMSを比較するポイント

操作の簡単さ

操作の簡単さ
どのCMSも簡単操作をアピールポイントにしていますが、実際の操作の難易度はCMSごとにかなり大きなバラつきがあります。

「初心者でも簡単に更新できると言われたのでCMSを導入したが、操作が難しくて誰も編集できない…」というケースもありますので、かならず導入前に無料体験版なので操作方法を確認しておきましょう。

可能であれば導入検討の段階で、オンラインや訪問で操作デモを受けられるサービスを選ぶのが安心です。

機能性

機能性
CMSの機能性は、ホームページの表現力のみならず、どれだけ自社のビジネスと有機的に連携できるかにも直結するためとても重要です。

しかし多機能なCMSほど料金も高額になりますので、自社のビジネスに必要な機能は何かをあらかじめまとめたうえで、各CMSの機能性を比較するとよいでしょう。

なお、人材活動や採用活動の強化にホームページを活用したい場合は、Googleしごと検索に対応した求人ページを作れるCMSを選ぶのがオススメです。


また、Webフォームからの受付作業や、社内・取引先との情報共有を効率化したい方は、業務改善プラットフォーム・kintoneとの連携機能を持ったCMSを導入するとよいでしょう。

セキュリティ対策

セキュリティ対策
昨今、大企業でのサイバー攻撃被害が多数報道されていますが、たとえ中小企業・個人事業主であっても他人事ではありません。

2018年に大阪府内の30社の中小企業に対し、大阪商工会議所が神戸大学、東京海上日動と共同研究調査をしたところ30社全て(100%)で何らかの攻撃が観測されました。


そのため中小企業・個人事業主が運営するサイトでもセキュリティ対策は必須です。

しかしWordPressなどのオープンソース型CMSは、シェアの高さゆえに脆弱性を狙われやすく、知識のある社員が常にアップデートをかけてバージョンを最新に保つ必要があります。

社内にセキュリティ対策やITに詳しい人材がいない場合は、ベンダー側でセキュリティ対策を実施してもらえる商用パッケージ型のCMSを導入するのが安心です。

また、SSLやWAFなどのセキュリティ対策が完備されているかについても注目しましょう。

サポート体制

サポート体制
ホームページを安定的に運営するうえで機能性よりも重要になってくるのが、CMSのサポート体制です。

どんなに操作が簡単なCMSでも、マニュアルのみですべての編集作業をこなすのは難しい面があります。

とりわけ複数人でホームページの更新作業を分担する場合は、担当者ごとにITスキルにバラつきがありますので、操作面でつまずくことも多いです。

そのため、安定的に長期間ホームページを運用するためにも、電話サポートがあるCMSを選択するのがオススメです。

初回はベンダーの担当者が訪問して操作のレクチャーをしてくれるサービスなどを選ぶと、さらにホームページを運営しやすくなるでしょう。

デザインの制作体制

デザインの制作体制
CMSを使えばホームページの枠組み自体は簡単に作成できますが、それだけで企業ホームページとして通用するWebデザインになるとは限りません。

CMSに用意されているテンプレートのみを使ってデザインを構築するのか、それともデザインの部分だけWeb制作会社に外注するのか、制作体制を事前に決定しておきましょう。

なお、弊社のおりこうブログのようにオリジナルデザインもセットで提供できるサービスも存在しますので、そういったCMSを選択するのもオススメです。

費用・料金

費用・料金
もちろん費用・料金もCMS選定の際の重要なポイントです。

商標パッケージ型CMSとフルスクラッチ型CMSは初期費用とランニングコストに分かれていることが多いので、それぞれ確認するようにしましょう。

無料で使えるオープンソース型CMSはコストの面では他の追随を許しません。

しかし先述したようにセキュリティ対策を最新に保つには一定の知識を備えた社員が必要なので、その人件費を考慮すると一概に安いとは言い切れない部分もあります。
中小企業は無料CMSを選ぶべきでない理由とは?
すでにご説明してきたように、WordPressを筆頭に、現在は無料で使えるCMSが多数存在しています。
 
ですが、ホームページ運営初心者の中小企業には、無料CMSはあまりおすすめできません。
WordPressのような無料CMSを使う場合でも、初回の構築はホームページ制作会社に委託したほうが無難です。
 
中小企業のホームページ作成に無料CMSの利用がオススメできない理由は以下のとおりです。
 
  • ドメイン・サーバーの準備でつまずく可能性が高い
  • 企業ホームページとして最低限のクオリティのWebデザインを仕上げるのは、初心者には難しい
  • CMSの操作方法の習得に、最初は時間と手間がかかる
  • アフターフォローが脆弱なので、トラブルが発生したときに対処できない
  • ホームページ担当者が退職したときに運営体制を再建しづらい
  • サイトのページ数に上限があるサービスだと、集客数を伸ばせない
  • 完全に社内だけで無料CMSを運用する際には、セキュリティ面が心配

無料CMSはサイバー攻撃で狙われやすく、SSL・WAFなどのセキュリティ対策の整備も初心者には難しいのがネックとなる

無料CMSはサイバー攻撃で狙われやすく、SSL・WAFなどのセキュリティ対策の整備も初心者には難しいのがネックとなる
特に無料CMSのセキュリティ面は大きなネックとなります。
 
WordPressなどのオープンソース型の無料CMSは、システムの設計図が全世界に公開されているので新たな脆弱性(セキュリティ上の不備)が見つけられやすく、利用者も多いのでサイバー攻撃のターゲットにされやすい傾向にあります。
 
現在、サイバー攻撃のメインターゲットは大企業から中小企業にシフトしており、個人情報流出やホームページの改ざんによる被害、ランサムウェア(身代金要求ウィルス)による被害も拡大しています。
 
これらのサイバー攻撃を未然に防ぎ、訪問者(お客様)に安全にホームページを閲覧してもらうためには、SSLWAFといったセキュリティ対策を導入するのが有効です。
 
ただ、初心者にはこれらのセキュリティ対策の導入は難しいので、サイバー攻撃に無防備な状況のままホームページを運営せざるをえないケースが多発しています。
 
※中小企業を狙ったサイバー攻撃の現状や、SSL・WAFの詳細は以下のページをご覧ください。

Webやセキュリティ関係に長けた人材が豊富な大企業なら、WordPressなどの無料CMSの社内運用も危なげなくこなせるのですが、そうではない中小企業では、無料CMSでの企業ホームページ自作は運営の安定性の面で問題があるのです。

※詳しくは以下のページで解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。

CMS導入で成果を獲得しているお客様の事例

弊社(ディーエスブランド)の企業向けホームページ作成ソフト(CMS)・おりこうブログをご利用中のお客様のなかで、CMS導入後に成果を出しているお客様の事例を紹介します。

株式会社ヒイラギ様(機械製造):お客様の役に立つ情報発信でGoogle上位を獲得! 新規顧客からのお問い合わせ数も2倍以上に

株式会社ヒイラギ様(機械製造):お客様の役に立つ情報発信でGoogle上位を獲得! 新規顧客からのお問い合わせ数も2倍以上に
建造物向けの燃料貯蔵タンクなどを製造・販売している株式会社ヒイラギ様は、おりこうブログでホームページをリニューアル後、ページの追加や更新が社内で実施しやすくなったのでコンテンツの充実化を実施しました。

商材である屋外燃料貯蔵タンクを設置するには、顧客側が消防法を理解しておくことが必須です。

そこで社長みずから消防法をわかりやすく解説するページをサイト内に設けたところ、以下のような検索キーワードで上位を獲得しました(2023年8月時点)。

  • 「屋外貯蔵タンク 販売」…1位
  • 「危険物貯蔵タンク」…3位
  • 「屋外貯蔵タンク 製造」…3位

コンテンツの充実後は新規のお問い合わせ数が2倍になったほか、全国の市役所などの自治体や企業から直接相談が来るようになりました。

それまでは、取引先の商社や設備会社を経由してから相談が来るのが大半だったため、SEO対策の効果を実感されたとのことです。

ジョイニングサービス様(自動車整備業):徹底したお客様目線のコンテンツ作成で、広告に頼らず毎月80件の受注を獲得!

ジョイニングサービス様は、おりこうブログでのホームページリニューアル後に更新が格段に簡単になったためコンテンツの拡充を進めました。

自動車のガラスをリペアするサービスについて、施工前・施工後をビフォーアフター形式でわかりやすく紹介するコンテンツを追加しました。

また、ガラス製品の性能比較表など、お客様にとって有益なコンテンツを掲載したことで、多くのキーワードで検索上位を獲得。

現在は広告なしで、ホームページ経由で毎月約80件の新規受注を獲得されています。

初心者でも使いやすい中小企業向けCMSなら、おりこうブログ

初心者でも使いやすい中小企業向けCMSなら、おりこうブログ!
弊社の中小企業向けCMS・おりこうブログなら、ドメインサーバーの準備も弊社側で代行いたしますので、初心者でも簡単にホームページを開設・リニューアルできます。
 
すでにホームページをお持ちの方については、現在のサイトの内容を移管するサービスもございます。
 
また、プロのデザイナーがお客様オリジナルのデザインを制作するプランもご用意しておりますし、初回は弊社の担当者が訪問して操作方法をご説明しますので安心です(日本全国対応)。
 
SSLWAFなどのセキュリティ対策の導入も代行しますので、安定的に企業ホームページを運営できます。
 
さらに、おりこうブログには他のCMSにはない特徴として、ホームページだけでなく、会社案内パンフレット商品カタログを簡単作成できる機能も搭載。
 
作成したパンフレットは複合機で印刷・製本するだけでなく、デジタルカタログとしても活用できます。
 
ご興味のある方は、ぜひ以下から詳細をご覧ください。
 この記事を書いた人
岡山 幸太郎
岡山 幸太郎
株式会社ディーエスブランド Webマーケター
ディーエスブランド入社後、営業を経験したのち自社サイトやお客様サイトのWebディレクションに携わる。現在はSEO(検索エンジン最適化)やコンテンツマーケティングなど、Webにおける集客分野を担当。また、Webセミナー講師としても活動中。

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