企業ホームページの会社概要（会社案内）の必要項目や書き方

企業のホームページに必須なのが会社概要（会社案内）ページですが、「どんな内容を書けばいいのかわからない…」とお悩みの方も多いと思います。

そこで、今回は企業ホームページにおける会社概要の書き方や必要な項目について詳しく解説します。

会社の信頼性を高めて集客・売上アップや、人材獲得を実現したい方はぜひご覧ください。

企業ホームページの会社概要の必要性とは？

企業ホームページにおいて会社概要は比較的に地味なページなので、必要性をあまり感じていない方もいるかもしれません。

しかし、企業ホームページにおいて会社概要はお問い合わせ数や売上に影響を与える重要なコンテンツなのです。

なぜなら、会社概要はみなさんの会社に興味を持った顧客や求職者など、熱意が高い方が閲覧するページだからです。

認知度が高い大企業や、地元の有名企業でもないかぎり、ほとんどの会社はその名を世間に知られていません。

そのため、みなさんの会社に関心がある顧客・取引先・求職者などは、まず会社概要を見てどんな会社なのか、信頼できそうかを判断します。

また、Web上に詐欺サイトが氾濫している現在では、「その会社は本当に実在しているのか？」を確かめるために会社概要を見る顧客も多いです（特にBtoC）。

以上のように、お問い合わせや商談、採用応募につながる確率が高い訪問者ほど会社概要をチェックする傾向がありますから、会社概要は非常に重要なコンテンツだと言えます。

会社概要に必要な項目の書き方・ポイント

会社概要ページに必要な各項目に焦点を当て、それぞれの書き方のポイントを紹介します。

会社名

会社名に難しい漢字が使われていたり、複数の読み方がありえたりする場合は漢字の会社名の横にカッコ（）でふりがなも追記しておきましょう。

また、海外の顧客や取引先が存在する場合は、英語などの他言語での会社名も付記しておくのがオススメです。

所在地

会社の所在地の情報は、顧客や取引先が物理的にみなさんの会社にアクセスできる場所を知るために重要です。

所在地を詳細に記述し、Googleマップを提供することで、アクセスしやすさを向上させましょう。

込み入った場所に会社がある場合は、会社概要とは別に交通アクセスのページを設けて、間違えやすい道などの補足を書いておくと親切です。また、必要であれば、本社以外の営業所や支社の情報も記載してください。

事業内容

事業内容では、自社の商品・サービスを端的に紹介してください。

「プラスチック射出成形品金型製造」や「不動産販売」などと書くとよいでしょう。

ただし集客・売上アップを目指すのであれば、会社概要ページ以外に、自社の事業内容や商品・サービスが網羅的にわかるページを必ず作成するようにしてください。

連絡先（電話番号、FAX番号、メールアドレス、ホームページのURLなど）

連絡先情報は、顧客や取引先とのコミュニケーションのために欠かせません。

電話番号、FAX番号、メールアドレス、およびホームページのURLを明確に表示し、迅速な対応が可能な体制を強調しましょう。

また、営業時間なども記載することで、顧客がお問い合わせをしやすくなります。

代表者名

代表者名は会社の信頼性を高める要素の一つです。

会社の創設者や社長の名前とプロフィールを提供することで、企業の人間性をアピールしましょう。また、写真とともに掲載することで、より親しみやすさをアピールすることもできます。

役員

取締役などの役職と氏名を記載してください。

役員が数名程度なら会社概要の表のなかで紹介して問題ありませんが、人数が多い場合は別ページを設けたほうがよいでしょう。

設立年月

会社の設立年月を記載することで、その歴史と安定性をアピールできます。

会社概要とは別に沿革（企業年表）について紹介する表も作成し、設立の背後にあるストーリーや成長の軌跡も簡単に紹介し、顧客に信頼感を与えましょう。

資本金

資本金は会社の経済的な強度を示す要素です。資本金の額を記載し、安定した経営基盤をアピールしましょう。

従業員数

規模が大きい会社の場合は、従業員数を明記することで信頼性につながります。

ただし、時期によって増減する項目でもあるため、（2025年4月現在）などのカッコ書きを付記して4月にだけ更新するようにすれば、メンテナンスの手間を削減できます。

有資格者数

ボイラー溶接士や電気工事士などの、事業に大きく関わる資格を取得している従業員数を記載することで自社の技術力をアピールできます。

取引先

取引先についての情報は、会社の信頼性を評価する上で重要です。主要な取引先の社名を列挙してください。

許可・登録・免許

知事による建設業許可や一級建築士などの資格、その他事業に必要な免許などを記載してください。

店舗・社屋・工場の外観写真

店舗や社屋、工場の外観写真を掲載することで、顧客や取引先、求職者が訪問しやすくなります。複数の店舗・施設がある場合は、それぞれの写真も掲載するようにしましょう。

迷ったら同業他社のホームページの会社概要を参考にしよう！

会社概要にどんな内容を掲載するべきか迷ったときには、同業他社のホームページを閲覧して参考にしてみてください。
「金型製作　会社概要」「工務店　会社概要」など、自社の業種・事業に関係するキーワードと会社概要を組み合わせた検索キーワードでGoogle検索すると、同業他社のホームページが多くヒットするはずです。

「自社の場合、どんな会社概要にすべきか具体的に知りたい」というときは、まずは同業他社のホームページの会社概要を熟読してみてください。

会社概要ページは、会社の信頼性を高め、ビジネスの魅力を伝えるための貴重なツールです。各項目を詳細かつ明確に記述することで、効果的な会社概要ページを作成できます。訪問者が会社について正確な情報を得られ、信頼感を抱くことができるよう心掛けましょう。

なお、弊社のホームページ作成ソフト（CMS）・おりこうブログでは、会社概要の表などのページテンプレートを用意していますので、そちらを自社に内容に沿って編集するだけで簡単に会社概要ページを作成できます。

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