中小企業がコンテンツマーケティングを実施する必要性・メリットとは
更新日:2025.03.07

- 「新規顧客が獲得できず、困っている…」
- 「売上げを継続的にアップする方法を知りたい…」
中小企業でこんなお悩み・ご要望をお持ちの方も多いと思います。
そんな方にオススメなのがコンテンツマーケティングという手法です。
なぜ中小企業の新規顧客獲得・売上げアップにコンテンツマーケティングが効果的なのか、そのメリットや必要性を初心者向けにわかりやすく解説します。
自社の売上げを長期的にアップしたい方はぜひご覧ください。
目次
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- コンテンツマーケティングとは?
- コンテンツマーケティングの集客手段
- 中小企業がコンテンツマーケティングを実施する必要性・メリット
- 1.低コストで始められる
- 2.高度なITスキルがなくても実施できる
- 3.集客効果が長期間持続する
- 4.会社の信頼性やブランド力を高められる
- 5.他社と差別化できる
- 6.たとえコンテンツを作成した社員が退職しても、コンテンツは働きつづける
- 7.作成したコンテンツは新入社員への研修資料としても使える
- 8.コンテンツを作成する社員にとっても、顧客視点を学び、知識・ノウハウを言語化する機会になる
- 9.地方の会社でも日本全国・海外に情報を届けやすい
- 10.中小企業のほうがオリジナリティのあるコンテンツを作れる
- 中小企業のコンテンツマーケティングの進め方
- 【前提】訪問者を集客できる良質なコンテンツとはなにか?
- 1.ターゲットの分析・顧客理解の言語化
- 2.コンテンツプランの作成
- 2-A.自社の商品・サービスの分析(自社分析)
- 2-B.競合他社・同業他社のホームページのコンテンツ分析
- 2-C.コンテンツプランのリスト化
- 3.コンテンツの原稿の執筆
- 4.コンテンツのページ化
- 5.titleタグやdescriptionタグなどのSEOの重要項目を設定する
- 売上げ獲得に効果的な「お客様の声・導入事例」コンテンツ
- コンテンツマーケティングを成功させているお客様の事例
- 中小企業の新規顧客獲得・売上げアップコンテンツマーケティングは効果的!
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- 国産ホームページサービス満足度No.1のおりこうブログで、自社サイトを開設・リニューアル!
コンテンツマーケティングとは?
コンテンツマーケティングとは、自社が伝えたい情報のみを広告などで一方的に押しつけるのではなく、潜在顧客が求めている有益な情報(コンテンツ)を精力的に発信することで、自然と訪問者を呼びこむマーケティング手法です。
インタ-ネット社会を生きる現代人は、情報過多の環境に否応なく巻き込まれており、オフライン・オンラインを問わず、一方的な広告や営業に強い拒否感を覚えています。
その点、コンテンツマーケティングでは顧客自身が情報を求めて自社に接触してくるので、拒否感を抱かれずに顧客と接点を作れます。
インタ-ネット社会を生きる現代人は、情報過多の環境に否応なく巻き込まれており、オフライン・オンラインを問わず、一方的な広告や営業に強い拒否感を覚えています。
その点、コンテンツマーケティングでは顧客自身が情報を求めて自社に接触してくるので、拒否感を抱かれずに顧客と接点を作れます。
コンテンツマーケティングの集客手段
コンテンツマーケティングの代表的な集客手段には以下があります。
【コンテンツマーケティングの集客手段】
- GoogleやYahoo!などの検索エンジン経由(SEO)
- SNS(Facebook・X・Instagramなど)
- Web広告
- メルマガ…など
とりわけ重要なのがSEOとSNSです。
SEOとSNSは費用をかけずに無料で利用できるので、中小企業にとってはメインの集客手段になるでしょう。
なかでも業種を問わず利用しやすいSEOが成功するか否かで、中小企業のコンテンツマーケティングの成否はほぼ決定するといっても過言ではありません。
※SEOやSNSについて詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
※なお、弊社が担当者ひとり、広告費・外注費ゼロでアクセス数を10倍にまで増加させたノウハウを資料にまとめております。集客でお困りの方はぜひご覧ください。
中小企業がコンテンツマーケティングを実施する必要性・メリット
中小企業が必要性・メリットは大きく分けて以下のとおりです。
【中小企業がコンテンツマーケティングを実施する必要性・メリット】
- 低コストで始められる
- 高度なITスキルがなくても実施できる
- 集客効果が長期間持続する
- 会社の信頼性やブランド力を高められる
- 他社と差別化できる
- たとえコンテンツを作成した社員が退職しても、コンテンツは働きつづける
- 作成したコンテンツは新入社員への研修資料としても使える
- コンテンツを作成する社員にとっても、顧客視点を学び、知識・ノウハウを言語化する機会になる
- 地方の会社でも日本全国・海外に情報を届けやすい
- 中小企業のほうがオリジナリティのあるコンテンツを作れる
これから詳しく説明していきます。
1.低コストで始められる

コンテンツマーケティングが中小企業に適しているメリットのひとつが、広告などと比較して低コストで始められる点です。
CMS(ホームページを簡単に編集・更新できるシステム)を利用すれば、新規ページやブログ記事の追加に費用がかかりませんので、追加料金なしで施策を始められます。
広告を筆頭に、ほとんどの集客手段では費用が発生しますので、無料で集客を強化できるのは中小企業にとっては得がたいメリットです。
※CMSについて詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
参考ページ:CMSとは? 意味と種類・ホームページへの導入事例をわかりやすく解説
参考ページ:おすすめのCMS一覧 企業ホームページ制作時の比較・選定のポイント
参考ページ:CMSのメリット・デメリットを初心者向けに解説
なお、弊社の国産CMS・おりこうブログではパソコン・Webの初心者でも簡単にホームページを編集・運営できます。ご興味のある方は以下から詳細をご覧ください。
CMS(ホームページを簡単に編集・更新できるシステム)を利用すれば、新規ページやブログ記事の追加に費用がかかりませんので、追加料金なしで施策を始められます。
広告を筆頭に、ほとんどの集客手段では費用が発生しますので、無料で集客を強化できるのは中小企業にとっては得がたいメリットです。
※CMSについて詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
参考ページ:CMSとは? 意味と種類・ホームページへの導入事例をわかりやすく解説
参考ページ:おすすめのCMS一覧 企業ホームページ制作時の比較・選定のポイント
参考ページ:CMSのメリット・デメリットを初心者向けに解説
なお、弊社の国産CMS・おりこうブログではパソコン・Webの初心者でも簡単にホームページを編集・運営できます。ご興味のある方は以下から詳細をご覧ください。
2.高度なITスキルがなくても実施できる

先述したCMSを利用すれば簡単にWebサイトを編集できるため、コンテンツマーケティングでは高度なITスキルは必要ありません。
WordやExcelを使える程度のパソコンスキルがあれば、問題なくコンテンツを増強して集客力を強化できます。
コンテンツマーケティングで必要になるのは、IT・PCスキルよりも自社の事業についての知識・経験・ノウハウです。
あるいは自社の顧客がどんなことに悩み、何を求めているかの理解も不可欠です。
そのため、多少パソコンが得意な人よりも自社の事業に精通した人のほうが、コンテンツマーケティングは効果的に推進できるでしょう。
3.集客効果が長期間持続する
広告や折り込みチラシなどは、発信から時間が経つにつれ集客効果が急速に失われる
コンテンツマーケティングではSEOを中心にアクセス数を増やすので、集客効果が長い期間持続するのが大きなメリットです。
たとえば新聞広告やテレビCMや折り込みチラシでは、発信直後には爆発的な集客効果を生み出しますが、時間が経つにつれ急速に効力が失われます。
これはSEOと同じWebマーケティングの一種であるリスティング広告(検索連動型広告)でも、同じです。
リスティング広告では、広告がクリックされるたびに料金が発生しますが、入金を止めてしまえば途端に集客効果はゼロになります。
たとえば新聞広告やテレビCMや折り込みチラシでは、発信直後には爆発的な集客効果を生み出しますが、時間が経つにつれ急速に効力が失われます。
これはSEOと同じWebマーケティングの一種であるリスティング広告(検索連動型広告)でも、同じです。
リスティング広告では、広告がクリックされるたびに料金が発生しますが、入金を止めてしまえば途端に集客効果はゼロになります。
一度公開したコンテンツは数年経過しても、継続的に集客に貢献してくれる

それに対し、コンテンツマーケティングはちがいます。
一度公開したWebコンテンツは自ら削除しないかぎり、永続的にGoogleやYahoo!などの検索エンジンから見込み客を集客しつづけます。
新聞広告やテレビCM、リスティング広告が100mなどの短距離走選手だとすれば、コンテンツマーケティングはフルマラソンを走り抜ける長距離走選手だといえます。
費用をかけずに3年、5年経っても集客効果が持続するのは、金銭面でのリソースが少ない中小企業にとって非常に得がたいメリットです。
※長い時間が経っても価値を失わず集客に貢献する、不朽のコンテンツを「エバーグリーンコンテンツ」と呼びます。
中小企業のコンテンツマーケティングでは、このエバーグリーンコンテンツの作成を目指しましょう。
4.会社の信頼性やブランド力を高められる

弊社も含めて、多くの中小企業は一般的な知名度がほとんどありません。
そのため売上げを獲得するには、「この会社、あまり名前を聞かないけど本当に信頼できるの?」との顧客の不信感をかならず払拭する必要があります。
そこで自社のプロフェッショナルとしての知識・経験・ノウハウをコンテンツとして公開することで、会社の信頼感を醸成できます。
たとえば自社がリフォームメインの建築会社・工務店だとして、床暖房のヒートポンプ式とガス温水式のそれぞれの特長やメリット・デメリットをわかりやすく紹介した記事を公開しているとします。
すると、それを読んだ訪問者に「床暖房のことは詳しく知らなかったけど、形式によってこんなちがいがあるんだな。説明もわかりやすかったし、この会社さんは信頼できそうだ」と
思ってもらえる確率が高くなります。
自社ならではの知識・経験・ノウハウを本気で盛り込んだ記事が増えれば増えるほど、会社への信頼感やブランド力は高まっていきます。
広告を利用していない中小企業では、ブランド力を高める手段がごくわずかなので、これはとても大きなメリットです。
そのため売上げを獲得するには、「この会社、あまり名前を聞かないけど本当に信頼できるの?」との顧客の不信感をかならず払拭する必要があります。
そこで自社のプロフェッショナルとしての知識・経験・ノウハウをコンテンツとして公開することで、会社の信頼感を醸成できます。
たとえば自社がリフォームメインの建築会社・工務店だとして、床暖房のヒートポンプ式とガス温水式のそれぞれの特長やメリット・デメリットをわかりやすく紹介した記事を公開しているとします。
すると、それを読んだ訪問者に「床暖房のことは詳しく知らなかったけど、形式によってこんなちがいがあるんだな。説明もわかりやすかったし、この会社さんは信頼できそうだ」と
思ってもらえる確率が高くなります。
自社ならではの知識・経験・ノウハウを本気で盛り込んだ記事が増えれば増えるほど、会社への信頼感やブランド力は高まっていきます。
広告を利用していない中小企業では、ブランド力を高める手段がごくわずかなので、これはとても大きなメリットです。
5.他社と差別化できる

売上げを増やすには自社の強みを押し出していく必要があります。
しかし「強みといわれても、ウチの会社には他社と比較して圧倒的に優れているポイントなんてないよ…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そんな方こそぜひコンテンツマーケティングを始めてください。
多くの中小企業はホームページの活用やマーケティング面が弱いため、自社が本気になってコンテンツマーケティングに取り組めば、それが即座に差別化ポイントになるからです。
先述したとおり、コンテンツマーケティングを本気で実施すれば、顧客の信頼感・ブランド力を醸成できます。また、コンテンツを積み重ねれば積み重ねるほど、それは一朝一夕には競合他社がマネできない参入障壁になります。
「自社には強みなんてないよ」とお嘆きの方こそ、ぜひコンテンツマーケティングを試してみてください。
しかし「強みといわれても、ウチの会社には他社と比較して圧倒的に優れているポイントなんてないよ…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そんな方こそぜひコンテンツマーケティングを始めてください。
多くの中小企業はホームページの活用やマーケティング面が弱いため、自社が本気になってコンテンツマーケティングに取り組めば、それが即座に差別化ポイントになるからです。
先述したとおり、コンテンツマーケティングを本気で実施すれば、顧客の信頼感・ブランド力を醸成できます。また、コンテンツを積み重ねれば積み重ねるほど、それは一朝一夕には競合他社がマネできない参入障壁になります。
「自社には強みなんてないよ」とお嘆きの方こそ、ぜひコンテンツマーケティングを試してみてください。
6.たとえコンテンツを作成した社員が退職しても、コンテンツは働きつづける
社員の知識・経験をあらかじめコンテンツ化しておけば、もしその社員が退職したとしても社内に蓄積されるのも大きなメリットです。
通常、ある社員が退職してしまうとその人の知識・経験は、完全に会社から失われてしまいます。退職前に引き継ぎ資料などを作ったとしても、それで伝えられる知識・経験はごく一部にすぎません。
しかしコンテンツマーケティングでは社員の知識・経験を、コンテンツという形式で固着化させるので、たとえ社員が退職したとしてもいつまでも利用できます。
付け焼き刃で作る引き継ぎ資料よりもはるかに膨大な情報が残りますし、SEO経由で集客にも貢献します。
給与・福利厚生が大手企業と比較すると劣ることが多い中小企業においては、離職率が高くなりがちなので、これも見過ごせないメリットです。
通常、ある社員が退職してしまうとその人の知識・経験は、完全に会社から失われてしまいます。退職前に引き継ぎ資料などを作ったとしても、それで伝えられる知識・経験はごく一部にすぎません。
しかしコンテンツマーケティングでは社員の知識・経験を、コンテンツという形式で固着化させるので、たとえ社員が退職したとしてもいつまでも利用できます。
付け焼き刃で作る引き継ぎ資料よりもはるかに膨大な情報が残りますし、SEO経由で集客にも貢献します。
給与・福利厚生が大手企業と比較すると劣ることが多い中小企業においては、離職率が高くなりがちなので、これも見過ごせないメリットです。
7.作成したコンテンツは新入社員への研修資料としても使える

中小企業においては、新入社員用の研修資料をしっかりと作り込むリソースがない会社も多いです。
さらに、業務に必要な知識が言語化・資料化されていないこともしばしばなので、「とりあえずOJTで学んで!」となりがちです。
ですが、あらかじめ業務に必要な基礎知識・ノウハウをコンテンツ化してホームページに掲載しておけば、それを新人に見てもらったり、印刷して配布したりすることで研修資料として活用できます。
これなら「わざわざ新入社員用の研修資料を手間暇かけて作るのはコストパフォーマンスが悪い…」という会社でも、研修のクオリティを向上できるでしょう。
さらに、業務に必要な知識が言語化・資料化されていないこともしばしばなので、「とりあえずOJTで学んで!」となりがちです。
ですが、あらかじめ業務に必要な基礎知識・ノウハウをコンテンツ化してホームページに掲載しておけば、それを新人に見てもらったり、印刷して配布したりすることで研修資料として活用できます。
これなら「わざわざ新入社員用の研修資料を手間暇かけて作るのはコストパフォーマンスが悪い…」という会社でも、研修のクオリティを向上できるでしょう。
※なお、弊社ではWebサイトの運営に必要な専門用語を初心者向けにまとめた資料を提供しております。「新人や同僚にとりあえず渡して、基礎知識を勉強してもらうための資料がほしい」という方は、ぜひ以下から無料でダウンロードしてみてください。
8.コンテンツを作成する社員にとっても、顧客視点を学び、知識・ノウハウを言語化する機会になる

先程、コンテンツは新入社員の研修資料としても活用できるというお話をしました。
逆に、コンテンツを作成する社員にとっても、トレーニングの絶好の機会になります。
詳しくは後述しますが、良質なコンテンツを作るには緻密な顧客理解が不可欠だからです。
コンテンツ作成を通して、社員は「顧客はどんなお悩みや疑問を持っているのか?」「どんなキーワードで検索するのか?」を深く考えるようになり、顧客理解度が向上します。
また、今まで頭のなかにしかなかった商品・サービスに関する知識・経験・ノウハウを、言語化することにもなります。
コンテンツ作成を経ることで、顧客や業務への理解度・解像度が上昇しますので、日々の営業現場やサポートセンターでの仕事の質も向上するでしょう。
中小企業においては、コンテンツマーケティングを社員のトレーニングの一環としても、活用するようにしてください。
逆に、コンテンツを作成する社員にとっても、トレーニングの絶好の機会になります。
詳しくは後述しますが、良質なコンテンツを作るには緻密な顧客理解が不可欠だからです。
コンテンツ作成を通して、社員は「顧客はどんなお悩みや疑問を持っているのか?」「どんなキーワードで検索するのか?」を深く考えるようになり、顧客理解度が向上します。
また、今まで頭のなかにしかなかった商品・サービスに関する知識・経験・ノウハウを、言語化することにもなります。
コンテンツ作成を経ることで、顧客や業務への理解度・解像度が上昇しますので、日々の営業現場やサポートセンターでの仕事の質も向上するでしょう。
中小企業においては、コンテンツマーケティングを社員のトレーニングの一環としても、活用するようにしてください。
9.地方の会社でも日本全国・海外に情報を届けやすい

地方に本社があり、その他の地域に拠点がない会社では、展示会などへ参加するのも交通費・宿泊費などに多額の費用がかかるため、中小企業では難しい現状があります。
しかしコンテンツマーケティングによって、良質な情報を発信しつづければ日本全国の見込み客が自発的にアクセスしてくれるので地域的なハンデと関係なく、集客が可能です。
しかしコンテンツマーケティングによって、良質な情報を発信しつづければ日本全国の見込み客が自発的にアクセスしてくれるので地域的なハンデと関係なく、集客が可能です。
10.中小企業のほうがオリジナリティのあるコンテンツを作れる
昨今の検索エンジンのアルゴリズムでは、コンテンツのオリジナリティが強く重視されます。
他のホームページに書かれているような内容を薄くまとめただけの記事では、上位に表示する価値はありませんし、そもそもAIに質問すれば事足りてしまうからです。
今後、生成AIの利用が加速するにつれて、コンテンツのオリジナリティはますます強く求められるようになるでしょう。
検索上位を獲得するには、生成AIには決して書けない情報をコンテンツに盛り込まなければなりません。
【生成AIには書けないオリジナルな情報の例】
- 実際に現場で手を動かしているプロフェッショナルならではの知識・経験
- お客様の課題を解決したときの体験談
- プロとしての独自の視点・意見
そして以上のようなオリジナルな情報は、大企業よりも中小企業のほうが発信しやすいです。
大企業ではコンテンツを掲載するにも、関連部署のチェックを経る必要があるため時間がかかりますし、社員の独自の意見をホームページに掲載するのも難しいからです。
上司や関連部署のチェックを通すため、コンテンツの内容が無難なものになってしまい、オリジナリティが失われることも少なくありません。
しかしフットワークが軽く動ける中小企業においては、独自の内容も掲載しやすく尖ったコンテンツを作成できます。
※なお、生成AIについて詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
中小企業のコンテンツマーケティングの進め方
それでは、中小企業が実際にコンテンツマーケティングを進めるときのメソッドについて紹介していきます。
【中小企業のコンテンツマーケティングの進め方】
【前提】訪問者を集客できる良質なコンテンツとはなにか?
- ターゲットの分析・顧客理解の言語化
- コンテンツプランの作成
- コンテンツの原稿の執筆
- コンテンツのページ化
- titleタグやdescriptionタグなどのSEOの重要項目を設定する
それぞれ具体的に解説していきます。
【前提】訪問者を集客できる良質なコンテンツとはなにか?
検索エンジンの本質はQ&Aである
コンテンツマーケティングの実施には、良質なコンテンツの作成が不可欠です。
それでは「良質なコンテンツ」とは、具体的にどんなコンテンツなのでしょうか?
それは自社のお客様であるターゲットのお悩み・要望・疑問を解決できるコンテンツのことです。
実際に自分がGoogleやYahoo!などの検索エンジンを使うときのことを思い出してください。
検索エンジンにキーワードを入力するとき、あなたには何か知りたい情報があるはずです。
検索ユーザーは何らかの疑問や要望、問題を抱えており、それらを解消するために検索エンジンを利用します。
この作業はいわば検索エンジンに質問をしている状態だととらえられます。
次に検索エンジン側の動きを見てみましょう。
検索エンジンは入力されたキーワードから、「検索ユーザーはこのような情報を求めているのではないか?」と推量して、内容が合致するページ群をまとめて検索結果を作成し、表示します。
※実際は「推量」という人間的な行動ではなく、アルゴリズムに基づいてコンピューターが自動的に判断しています
これは検索エンジンが検索ユーザーに対して回答をしている状態です。
つまり、検索エンジンの本質は、検索ユーザーの質問に対して答えを返すQ&Aであるということになります。

自分の疑問に適切に回答してくれるページが良質なコンテンツである

この検索エンジンの本質をしっかりとおさえていれば、「クオリティが高いコンテンツとは何か? ランキング上位を獲るには何が必要なのか?」も自然とわかります。
検索ユーザーにとってクオリティが高いコンテンツとは、自分の疑問に適切に回答してくれるページのことです。
したがって、優れた回答となるコンテンツ・ページを作れば、検索ユーザーは満足し順位も自然と上昇していきます。
そして、コンテンツマーケティングとは企業の一方的な売りこみの手段ではなく、検索ユーザーとの双方向的なコミュニケーションの一種です。
コンテンツマーケティングを成功させるには、Q&Aのコミュニケーションをどれだけ円滑に実現するかがカギになります。
※検索エンジンの仕組みについては以下のページをご覧ください。
参考ページ:検索エンジンとは? Google・Yahoo!・Bingなどの種類や仕組み、SEOとの関係を解説
参考ページ:インデックスとは? 意味と検索エンジンの仕組み・SEO基礎知識を解説
検索ユーザーにとってクオリティが高いコンテンツとは、自分の疑問に適切に回答してくれるページのことです。
したがって、優れた回答となるコンテンツ・ページを作れば、検索ユーザーは満足し順位も自然と上昇していきます。
そして、コンテンツマーケティングとは企業の一方的な売りこみの手段ではなく、検索ユーザーとの双方向的なコミュニケーションの一種です。
コンテンツマーケティングを成功させるには、Q&Aのコミュニケーションをどれだけ円滑に実現するかがカギになります。
※検索エンジンの仕組みについては以下のページをご覧ください。
参考ページ:検索エンジンとは? Google・Yahoo!・Bingなどの種類や仕組み、SEOとの関係を解説
参考ページ:インデックスとは? 意味と検索エンジンの仕組み・SEO基礎知識を解説
1.ターゲットの分析・顧客理解の言語化
先述したとおり、良質なコンテンツとはターゲットのお悩み・要望・疑問を解決できる情報のことなので、精密な顧客理解がコンテンツマーケティングには欠かせません。
まずは以下の8つの質問に答えて、自分たちが精密に顧客理解・言語化できているかを試してみてください。
【ターゲット層を言語化するための8つの質問】
- ターゲットとするお客さまは一般消費者ですか? それとも企業・団体などの法人ですか?
- 自社の商品・サービスを購入すると、お客さまはどんな効果や結果を得られますか?
- その効果を求めているお客さまは、現在どんな要望やお悩みを持っていますか?
- お客さまがその要望・お悩みを持つに至った背景は何ですか?
- 競合他社の似たような商品・サービスではなく、みなさんの会社からお客さまが購入すべき理由は何ですか?
- 商品・サービスの購入を検討しているお客さまが、疑問に思う点や不安に感じている点(購入を妨げているポイント)は何ですか? つまり、購入前のお客さまが知りたいと思っている情報は何ですか?
- (企業・法人がターゲットの場合) お客さまが商品・サービス購入の決裁を通す際に、必要な情報は何ですか?
- お客さまが商品・サービスの購入を先延ばしにすべきではない理由、つまり今すぐ購入すべき理由は何ですか?
これらの質問に合計1000字~2000字以上の情報量でスラスラ回答できないようだと、お客さまや自社の商品・サービスに対する考察や言語化がまだまだ不足しています。
営業社員や店頭スタッフへのヒアリングなどを通して、ターゲットがどんな情報を求めているかを詳細に言語化してみてください。
※ホームページのターゲットの分析方法については、以下のページをご覧ください。
2.コンテンツプランの作成
コンテンツマーケティングを進めるには、「どんなコンテンツを追加していくか」の計画であるコンテンツプランを策定しなければなりません。
初心者にもわかりやすくコンテンツプランの作成方法を紹介します。
初心者にもわかりやすくコンテンツプランの作成方法を紹介します。
2-A.自社の商品・サービスの分析(自社分析)
まずは必ず自分の会社の商品・サービスの特性から発想をスタートさせてください。
最初に自社が顧客に提供している商品・サービスのメニューを箇条書きでリストアップしていきます。
パソコンが苦手…という方は、紙にペンで書きだす形式でもまったく構いません。
企業ホームページのプランニングでは、紙とペンでもいいので、まずは手を動かしてみることが一番大事です。
【工務店のホームページの場合】
- 新築(注文住宅)
- リフォーム
- アフターサービス ・・・etc
商品・サービスの内容は可能なかぎり細分化していく
この箇条書きでは、できるだけ商品・サービスの内容を細分化してください。
たとえば、工務店なら単に注文住宅ではなく和風住宅・洋風住宅・二世帯住宅などにさらに分けられますし、リフォームならリビング・キッチン・お風呂・・・など箇所ごとに細分化できるでしょう。
最初はノートなどに書きこむ形式でも構わないので、この箇条書き作業をまずは進めてください。
そうやって箇条書きにした情報が作成すべきコンテンツのアイディアになります。
もし、みなさんが情報システム部や総務部など、商品・サービスの販売とあまり関わらない部署に所属していて、実情がよくわからないときは、営業部や広報部、販売員などのお客様への提案や情報提供を日常的におこなっている部署の方に協力してもらいましょう。

2-B.競合他社・同業他社のホームページのコンテンツ分析

自社分析でコンテンツアイディアを洗い出したあとは、競合他社・同業他社のホームページを閲覧してアイディアを拾いに行きましょう。
みなさんはその業種のプロフェッショナルですから、Webマーケターよりも深く同業他社のコンテンツの中身を理解できることも多いと思います。
とりわけ東京・神奈川・大阪などの激戦区で検索上位をキープしている同業他社のホームページは、はっきり言って宝の山のようなものです。
【競合他社・同業他社のホームページから得られる情報】
- どんなコンテンツを作成すべきなのか?
- お客さまに刺さるメッセージはどんな言葉か?
- 自社の商品・サービスのどこをアピールすればよいのか?
- SEO対策ではどんなキーワードをターゲットにすればよいのか?
優秀な同業他社のホームページを熟読するだけで、以上のような情報が効率よく収集できます。あとはそれを応用して自社ならではのメッセージを作り上げるだけです。
とくにお客さまに刺さるメッセージの作り方や、商品・サービスのアピール方法などは、ホームページだけでなくリアルでの営業現場でもすぐに取り入れられます。
チラシやパンフレットを作るときの参考としても優秀です。
自社と同種類のビジネスを東京などの激戦区で成功させている会社は、謙虚に学ぶべき先生・先輩のようなものです。
上手いと思ったキャッチコピーやメッセージ、効果的なコンテンツはぜひ印刷してストックしてください。
※競合他社・同業他社のホームページの分析方法については、以下のページで詳しく解説しています。また、競合他社の分析ベースでSEO対策を進めていく場合は、OODAループのフレームワークにしたがうのがオススメです。
2-C.コンテンツプランのリスト化

コンテンツプランの例
自社分析・ターゲット想定・競合他社サイトの分析が終了したら、どんなコンテンツを作成すべきかをリストにまとめていきましょう。
その際は、コンテンツのテーマを簡単にまとめた仮のページタイトルを設定してください。SEOの初心者は、この段階で各コンテンツに対応するSEOキーワードを設定することをオススメします。
※検索キーワードの選定方法については、以下のページをご覧ください。
参考ページ:初心者でも簡単にできるSEOキーワードの探し方
その際は、コンテンツのテーマを簡単にまとめた仮のページタイトルを設定してください。SEOの初心者は、この段階で各コンテンツに対応するSEOキーワードを設定することをオススメします。
※検索キーワードの選定方法については、以下のページをご覧ください。
参考ページ:初心者でも簡単にできるSEOキーワードの探し方
3.コンテンツの原稿の執筆

SEOキーワードの選定まで完了したら、いよいよ原稿執筆に移ります。
文字数が1000字~2000字を超えるときは、いきなりホームページ作成ソフトやCMS上で直接文章を作成するのではなく、まずはMicrosoft Wordやメモ帳などに下書きをしましょう。
どんなに優れたホームページ作成ソフトやCMSでも、文章作成専用ソフトには利便性やスピードの面で遠く及ばないからです。
まずはMicrosoft Wordなどで原稿の執筆や推敲をおこない、書き上げたら文章をホームページ作成ソフトにコピー&ペーストしたほうが効率的です。
※なお、有益な情報が豊富で文章が充実しているページほど、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位を獲りやすい傾向にあります。
SEO対策と文字数の関係については、以下のページでさらに詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
参考ページ:文章をしっかり書けば検索順位が上がる! SEOと文字数の関係とは?
文字数が1000字~2000字を超えるときは、いきなりホームページ作成ソフトやCMS上で直接文章を作成するのではなく、まずはMicrosoft Wordやメモ帳などに下書きをしましょう。
どんなに優れたホームページ作成ソフトやCMSでも、文章作成専用ソフトには利便性やスピードの面で遠く及ばないからです。
まずはMicrosoft Wordなどで原稿の執筆や推敲をおこない、書き上げたら文章をホームページ作成ソフトにコピー&ペーストしたほうが効率的です。
※なお、有益な情報が豊富で文章が充実しているページほど、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位を獲りやすい傾向にあります。
SEO対策と文字数の関係については、以下のページでさらに詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
参考ページ:文章をしっかり書けば検索順位が上がる! SEOと文字数の関係とは?
4.コンテンツのページ化
原稿を作成し終えたら、コンテンツ作成の全行程の80%が完了したと考えてよいでしょう。
あとは画像の掲載と内部リンクの整備をおこないながら、原稿をホームページ作成ソフトやCMSにコピー&ペーストすれば、ページ化が完了します。
参考ページ:内部リンクとは? SEOに効果的な貼り方を初心者向けに解説!
あとは画像の掲載と内部リンクの整備をおこないながら、原稿をホームページ作成ソフトやCMSにコピー&ペーストすれば、ページ化が完了します。
参考ページ:内部リンクとは? SEOに効果的な貼り方を初心者向けに解説!
5.titleタグやdescriptionタグなどのSEOの重要項目を設定する

最後にtitleタグやdescriptionタグなどのSEO設定の重要項目を最適化しましょう。
特にtitleタグの最適化は非常に重要です。
弊社のお客様のなかにも、ページの中身は一切編集していないのに、titleタグを最適化しただけで、検索順位が圏外からみるみる上昇していき、1位を獲得できた例があります。
※ページ自体のクオリティがもともと高いお客様でした。
titleタグには、必ずターゲットキーワードを含めたうえで、30文字程度でクリックを呼びこみやすい文章を設定してください。
※検索上位を獲れてクリックもされやすいtitleタグやdescriptionタグの作り方は、以下のページで解説しています。
参考ページ:検索順位とクリック率をアップさせやすいtitleタグ(ページタイトル)の付け方を徹底解説!
参考ページ:【SEO対策】meta descriptionタグの最適な文字数の目安とクリック率を上げる書き方を徹底解説!
特にtitleタグの最適化は非常に重要です。
弊社のお客様のなかにも、ページの中身は一切編集していないのに、titleタグを最適化しただけで、検索順位が圏外からみるみる上昇していき、1位を獲得できた例があります。
※ページ自体のクオリティがもともと高いお客様でした。
titleタグには、必ずターゲットキーワードを含めたうえで、30文字程度でクリックを呼びこみやすい文章を設定してください。
※検索上位を獲れてクリックもされやすいtitleタグやdescriptionタグの作り方は、以下のページで解説しています。
参考ページ:検索順位とクリック率をアップさせやすいtitleタグ(ページタイトル)の付け方を徹底解説!
参考ページ:【SEO対策】meta descriptionタグの最適な文字数の目安とクリック率を上げる書き方を徹底解説!
以上が、中小企業がコンテンツマーケティングを進めるときの基本プロセスになります。
※なお、titleタグの最適化などの、ホームページの有効活用に必須な施策がきちんとできているかをチェックできるリストを無料配布しております。ぜひ以下からご覧ください。
売上げ獲得に効果的な「お客様の声・導入事例」コンテンツ
「お客様の声・導入事例」コンテンツには、売上げに直結するさまざまなメリットがある

SEOで直接集客できるわけではありませんが、「お客様の声・導入事例」コンテンツの拡充は売上げに直結しやすいのでオススメです。
「お客様の声・導入事例」とは、自社の商品・サービスを購入したお客様のインタビュー記事や紹介記事コンテンツのことです。他にも「お客様インタビュー」や「改善事例」・「成功事例」などと記載されることもあります。
BtoCビジネスのサイトでは「お客様の声」と呼ばれることが多く、BtoBビジネスのサイトでは「導入事例」や「改善事例」などの言葉が用いられることが多いです。
「お客様の声・導入事例」コンテンツには以下のようなメリットがあります。
【お客様の声・導入事例コンテンツのメリット】
- 商品・サービスや自社への信頼感を向上させる
- 企業側の自画自賛にならずに、商品・サービスの魅力をリアルに伝えてくれる
- 商品・サービスが役立つシチュエーションや課題解決のプロセスを理解しやすくなる
- 訪問者が自分と同じような属性・悩み・要望を持つ事例を目にするので、「自分ごと化」ができる
- ひと気の演出ができ、お問い合わせのハードルが下がる
- 商品・サービスへの疑問が自発的に解消される
- 【BtoBの場合】見込み客が社内稟議・社内決裁を通しやすくなる
- 購入済みのお客様にも、アフターサポートや商品・サービスの使用例として活用できる
- 「お客様の声・導入事例」はチラシや提案書などさまざまな媒体で使い回せる
「お客様の声・導入事例」コンテンツによって、同じようなお悩み・要望を抱えた潜在顧客を発掘・集客できる

とくに「訪問者が自分と同じような属性・悩み・要望を持つ事例を目にするので、「自分ごと化」ができる」という点は重要で、新規顧客の獲得に効果的です。
以下は弊社がホームページリニューアルを担当した、九州のとある不用品回収・クリーニング会社様の事例です。
こちらのクリーニング会社様では遺品整理のサービスを手がけているのですが、「故人の家は九州にあるのだが、自分は東京に住んでいるので何度も家財の処分に足を運べない」とお困りのお客様からご相談いただきました。
そこで故人のお家の片付けや遺品整理、不動産業者との相談や電気・ガス・水道の手続きに至るまで、可能なかぎりクリーニング会社様で代行したところ、お客様は現地に一度だけ足を運ぶだけで済んだので「交通費を数十万円分、節約できた!」とお喜びいただいたそうです。
そのエピソードをホームページに掲載したところ、数ヶ月後に「自分は神奈川県に住んでいるのだが、亡くなった親族の家が九州にあるので片付けをお願いできないか?」との新規お客様からのお問い合わせがありました。
「亡くなった親族の家が遠隔地にあるのだが、何度も往復すると交通費も時間も莫大にかかるので、現地の片付けのプロに依頼できないか?」というニーズは、最初にお問い合わせいただいたお客様だけでなく、潜在的な多数のお客様が同じく抱えているわけです。
そのため具体的なお客様のエピソードを掲載すると、「自分も同じ状況だ! この会社さんに相談したら解決してもらえるかな」と訪問者が感じ、お問い合わせ・コンバージョンにつながります。
そのため、お客様の声・導入事例などのコンテンツには、実際のお客様のエピソードは積極的にホームページに盛り込むようにしましょう。
効果的な「お客様の声・導入事例」コンテンツの作り方については、以下のページをご覧ください。
参考ページ:お客様インタビューの方法・質問文例・テンプレート【BtoC・BtoB】
参考ページ:【BtoC】ホームページのお客様の声・事例の書き方と依頼・インタビューのポイント
参考ページ:【BtoB】導入事例・お客様事例の書き方と依頼・インタビューのポイント
参考ページ:建築・建設会社ホームページの施工事例・施工実績の作り方・書き方
以下は弊社がホームページリニューアルを担当した、九州のとある不用品回収・クリーニング会社様の事例です。
こちらのクリーニング会社様では遺品整理のサービスを手がけているのですが、「故人の家は九州にあるのだが、自分は東京に住んでいるので何度も家財の処分に足を運べない」とお困りのお客様からご相談いただきました。
そこで故人のお家の片付けや遺品整理、不動産業者との相談や電気・ガス・水道の手続きに至るまで、可能なかぎりクリーニング会社様で代行したところ、お客様は現地に一度だけ足を運ぶだけで済んだので「交通費を数十万円分、節約できた!」とお喜びいただいたそうです。
そのエピソードをホームページに掲載したところ、数ヶ月後に「自分は神奈川県に住んでいるのだが、亡くなった親族の家が九州にあるので片付けをお願いできないか?」との新規お客様からのお問い合わせがありました。
「亡くなった親族の家が遠隔地にあるのだが、何度も往復すると交通費も時間も莫大にかかるので、現地の片付けのプロに依頼できないか?」というニーズは、最初にお問い合わせいただいたお客様だけでなく、潜在的な多数のお客様が同じく抱えているわけです。
そのため具体的なお客様のエピソードを掲載すると、「自分も同じ状況だ! この会社さんに相談したら解決してもらえるかな」と訪問者が感じ、お問い合わせ・コンバージョンにつながります。
そのため、お客様の声・導入事例などのコンテンツには、実際のお客様のエピソードは積極的にホームページに盛り込むようにしましょう。
効果的な「お客様の声・導入事例」コンテンツの作り方については、以下のページをご覧ください。
参考ページ:お客様インタビューの方法・質問文例・テンプレート【BtoC・BtoB】
参考ページ:【BtoC】ホームページのお客様の声・事例の書き方と依頼・インタビューのポイント
参考ページ:【BtoB】導入事例・お客様事例の書き方と依頼・インタビューのポイント
参考ページ:建築・建設会社ホームページの施工事例・施工実績の作り方・書き方
コンテンツマーケティングを成功させているお客様の事例
弊社(ディーエスブランド)の企業向けホームページ作成ソフト(CMS)・おりこうブログをご利用中のお客様のなかで、コンテンツマーケティングを成功させているお客様の事例を紹介します。
株式会社ヒイラギ様(機械製造):お客様の役に立つ情報発信でGoogle上位を獲得! 新規顧客からのお問い合わせ数も2倍以上に

建造物向けの燃料貯蔵タンクなどを製造・販売している株式会社ヒイラギ様は、おりこうブログでホームページをリニューアル後、ページの追加や更新が社内で実施しやすくなったのでコンテンツの充実化を実施しました。
商材である屋外燃料貯蔵タンクを設置するには、顧客側が消防法を理解しておくことが必須です。
そこで社長みずから消防法をわかりやすく解説するページをサイト内に設けたところ、以下のような検索キーワードで上位を獲得しました(2023年8月時点)。
- 「屋外貯蔵タンク 販売」…1位
- 「危険物貯蔵タンク」…3位
- 「屋外貯蔵タンク 製造」…3位
コンテンツの充実後は新規のお問い合わせ数が2倍になったほか、全国の市役所などの自治体や企業から直接相談が来るようになりました。
それまでは、取引先の商社や設備会社を経由してから相談が来るのが大半だったため、SEOやコンテンツマーケティングの効果を実感されたとのことです。
ジョイニングサービス様(自動車整備業):徹底したお客様目線のコンテンツ作成で、広告に頼らず毎月80件の受注を獲得!
ジョイニングサービス様は、おりこうブログでのホームページリニューアル後、自動車のガラスをリペアするサービスについて、施工前・施工後をビフォーアフター形式でわかりやすく紹介するコンテンツを追加しました。
また、ガラス製品の性能比較表など、お客様にとって有益なコンテンツを掲載したことで、多くのキーワードで検索上位を獲得。
現在は広告なしで、ホームページ経由で毎月約80件の新規受注を獲得されています。
中小企業の新規顧客獲得・売上げアップコンテンツマーケティングは効果的!

ここまで紹介してきたように、コンテンツマーケティングを活用すれば中小企業であっても、継続的に新規顧客や売上げを獲得できます。
「新規顧客の獲得が不調で、売上げが低迷していて悩んでいる…」という方は、ぜひコンテンツマーケティングを実施してみてください。
なお、弊社でもコンテンツマーケティングを実施して担当者ひとり、広告費・外注費ゼロでアクセス数を10倍まで増加させました。
そのノウハウをまとめた資料を無料でダウンロードいただけますので、売上げアップに興味のある方はぜひご覧ください。
「新規顧客の獲得が不調で、売上げが低迷していて悩んでいる…」という方は、ぜひコンテンツマーケティングを実施してみてください。
なお、弊社でもコンテンツマーケティングを実施して担当者ひとり、広告費・外注費ゼロでアクセス数を10倍まで増加させました。
そのノウハウをまとめた資料を無料でダウンロードいただけますので、売上げアップに興味のある方はぜひご覧ください。
この記事を書いた人

岡山 幸太郎
株式会社ディーエスブランド Webマーケター
ディーエスブランド入社後、営業を経験したのち自社サイトやお客様サイトのWebディレクションに携わる。現在はSEO(検索エンジン最適化)やコンテンツマーケティングなど、Webにおける集客分野を担当。また、Webセミナー講師としても活動中。