内部リンクとは? SEOに効果的な貼り方を初心者向けに解説!
- 「内部リンクって何?」
- 「SEOと内部リンクってどう関係しているの?」
- 「どうすれば効果的に内部リンクを使えるの?」
このような疑問をお持ちの方は多くいると思います。
そこでこの記事では、前半は内部リンクとは何か、そして後半ではSEOに効果的な内部リンクの貼り方について、初心者にも分かりやすく簡単に説明していきます。
目次
■内部リンクとは
まずは内部リンクの意味や基礎的な内容を4つに分けて説明します。
- 内部リンクの意味
- 内部リンクと外部リンクの違い
- 内部リンクをしっかりと整備・最適化するメリット
- 内部リンクを整備・最適化しないデメリット
順番に見ていきましょう。
1.内部リンクの意味
内部リンクとは、「同じWebサイト内のページとページをつなぐリンクのこと」です。
例えば、今このページを見ているのは、内部リンクとは何かを知りたい方だと思いますが、関連するSEO(検索エンジン最適化)などの用語についても知りたい方のために、以下のような参考ページにアクセスできるようにしておくと便利です。
参考ページ:SEO対策とは? 10年・20年と長期的に企業ホームページで集客できる基本を、初心者にもわかりやすく解説!
この文章にはリンクが貼られており、同じWebサイトの別のページに飛ぶことができます。これが内部リンクです。
このように内部リンクで関連性の高いページ同士をつなぐことで、訪問者のウェブ滞在時間を延ばすことができ、より多くのページを閲覧してもらえます。
そして、サイトの訪問者もページ間を移動しやすくなり、サイトを閲覧しやすくなるメリットがあります。
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2.内部リンクと外部リンクの違い
内部リンクは前章で説明した通り、「同じWebサイト内のページとページをつなぐリンクのこと」です。
一方、外部リンクとは、読んで字のごとく「外部のウェブサイトからリンクを受けること(※)」を表します。
サイト内部のWEBページ同士をつなぐリンクであるか、外部サイトからリンクが貼られているかの違いです。
※外部リンクには、正確には「外部発リンク」と「外部被リンク」の2種類があります。以下の記事では「外部被リンク」の意味を紹介していますので、詳しく知りたい方は下の参考ページをご覧ください。
参考ページ:リンクとは? 意味とURLとの違いやSEOとの関係を簡単に解説! (ds-b.jp)
一方、外部リンクとは、読んで字のごとく「外部のウェブサイトからリンクを受けること(※)」を表します。
サイト内部のWEBページ同士をつなぐリンクであるか、外部サイトからリンクが貼られているかの違いです。
※外部リンクには、正確には「外部発リンク」と「外部被リンク」の2種類があります。以下の記事では「外部被リンク」の意味を紹介していますので、詳しく知りたい方は下の参考ページをご覧ください。
参考ページ:リンクとは? 意味とURLとの違いやSEOとの関係を簡単に解説! (ds-b.jp)
3.内部リンクをしっかりと整備・最適化するメリット
内部リンクを整備・最適化するメリットは大きく2つあります。
A.クローラーが巡回しやすく、訪問者にも快適なサイトになる
クローラーとは、インターネット全体のすべてのWebページの内容を把握し、ユーザーの求める情報の「検索順位を決める要素を収集するロボット(コンピュータープログラム)」のことです。そのロボットがページの内容を検索エンジンのデータベースに分類・記録していくことを「インデックス」と呼びます。
内部リンクが整備・最適化されているWebページでは、クローラーが巡回しやすく、早くインデックスを促進することができます。
同時に訪問者にとっても、快適で見やすいサイトになります。
内部リンクを貼っておくことで、ページ間を簡単に移動することができるからです。
関連性のあるコンテンツには、内部リンクを設置することで、クローラーにも訪問者にも快適なサイトを目指せます。
参考ページ:検索エンジンの仕組みとインデックスの意味とは│SEO対策の基礎知識 (ds-b.jp)
内部リンクが整備・最適化されているWebページでは、クローラーが巡回しやすく、早くインデックスを促進することができます。
同時に訪問者にとっても、快適で見やすいサイトになります。
内部リンクを貼っておくことで、ページ間を簡単に移動することができるからです。
関連性のあるコンテンツには、内部リンクを設置することで、クローラーにも訪問者にも快適なサイトを目指せます。
参考ページ:検索エンジンの仕組みとインデックスの意味とは│SEO対策の基礎知識 (ds-b.jp)
B.サイト内の重要なページがGoogleに伝わる
内部リンクをサイト内の重要なページに対して多く設置することで、「被リンク」のような効果を得られます。そうすることでGoogleにサイト内の重要なページを認識させ、リンクの多さによるSEO効果も期待できます。
また、内部リンクの最適化はサイトの評価アップにもつながり、検索順位の上昇も見込めます。
4. 内部リンクを整備・最適化しないデメリット
内部リンクを整備・最適化しないデメリットは大きく2つあります。
A.クローラーがページを発見できず、インデックスされない
先ほども述べたように、クローラーはページ内を巡回してインデックスしますが、そもそもページに来るためにはリンクをたどる必要があります。Webページはインデックスされることで、初めて検索結果に表れるようになります。つまり、新しいページを作ったとしても、そこにリンクが貼られていなければ、インデックスされない、またはインデックスに時間がかかり、それまでずっと検索結果に表示されないのです。
B.検索順位を上げたいページが評価されない
「リンク」はGoogleの評価基準の中でも特に重要で、影響が大きいです。リンクが集まるほど高く評価される傾向にあります。
例えば商品Aを積極的に売りたいのに、そのページへはほとんど内部リンクが他のページから貼られておらず、販売が終了した商品Bに内部リンクが集中しているような状態だとします。
このような場合だと、GoogleはBの商品が重要と考え、高い評価をしてしまいます。
自社としてはAの商品を主力として売っていきたいのに、Googleに評価してもらえない可能性があるのです。
■SEOに効果的な内部リンクの貼り方
さて、ここからはSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)に効果的な内部リンクの貼り方のポイント、テクニックを5つ紹介します。
- アンカーテキスト
- alt属性の設定
- パンくずリストの設置
- グローバルナビ
- サイトマップの作成
1つずつ説明します。
1.アンカーテキスト
アンカーテキストとは、リンクを貼りつけるテキストのことです。内部リンクを設置する際には、リンク先の内容とアンカーテキストを同じにすることが大切です。
例えば、以下のような2つのアンカーテキストがあったとします。
パターンA.SEOについてもっと知りたい方はこちらをクリック!
訪問者はどちらのほうが記事の内容を理解しやすいでしょうか?圧倒的に下のアンカーテキストですよね。
上のアンカーテキストではSEOの詳細が書かれていることしか読み取れないです。
「詳細はこちら」・「こちらをクリック」といった曖昧な文言にリンクを貼るのは、遷移先のコンテンツが分かりづらいためおすすめできません。
一方で下のアンカーテキストなら、リンク先のページタイトルと同じにしているので、どのような記事かある程度読み取ることができます。
ユーザーだけでなく、クローラーも下のアンカーテキストのほうが理解しやすく、巡回しやすいという利点もあります。
2.alt属性の設定
alt属性(代替テキスト)とは、Webサイト上にアップした画像が不具合で表示されなかったときに、画像の代わりになるテキスト情報のことです。
alt属性が入った画像にマウスを合わせると、設定したテキストが表示されます。
またalt属性の機能は、検索エンジンに適切な画像内容を伝え、コンテンツを検索エンジンやユーザーに分かりやすくするものです。
検索エンジンが画像のみで内容を理解することは難しいといわれています。そのため、画像を正確に伝えるために、alt属性を用いる必要があります。
alt属性を記述することで、画像検索において上位表示を狙うことも可能です。
しかし、画像で内部リンクを貼るとき(※これをバナーといいます)、は必ずalt属性を記述しましょう。
画像にalt属性を入れて画像の説明をすることで、alt属性がテキストリンクのアンカーテキストと同じように扱われます。
alt属性を記述することで、画像検索において上位表示を狙うことも可能です。
しかし、画像で内部リンクを貼るとき(※これをバナーといいます)、は必ずalt属性を記述しましょう。
画像にalt属性を入れて画像の説明をすることで、alt属性がテキストリンクのアンカーテキストと同じように扱われます。
3.パンくずリストの設置
4.グローバルナビ
グローバルナビ(グローバルナビゲーション)とは上の画像のように、ユーザーが目的のページへすぐ移動できるように設置するメニューのことです。コンテンツ全体の大まかな構成を知ってもらうために必要なものです。
上の画像のように、テキストだけのグローバルナビなら問題ありませんが、もしグローバルナビに画像を使う場合はそこにalt属性をつけることも忘れないようにしましょう。
5.サイトマップの作成
サイトマップは、サイトの構成を一覧で表示するものです。これはクローラーの巡回・ユーザーの使いやすさの両面からとても重要な役割を担います。
特にページがたくさん詰まっている大きなサイトでは、ユーザーが迷子になってしまったり、クローラーが巡回できなかったりすることがないよう、サイトマップを作成しましょう。
サイトマップにはサイト内全ての内部リンクが設定されるため、SEO的効果として、クローラー巡回の向上も期待できます。
規模があまり大きくないサイトの場合は、フッターやサイドメニューにサイトマップを表示させることもできます。
ただ、過剰にリンクを貼りすぎるとペナルティの対象ともなるので、不自然なほど大量のリンクの設置はしないようにしましょう。
- アンカーテキスト
- alt属性の設定
- パンくずリストの設置
- グローバルナビ
- サイトマップの作成
以上5つのポイントをおさえることで、SEOの効果や、ユーザービリティの向上が見込めますので、アクセス数アップを目指す方はすぐにでも内部リンクの整備・最適化を始めてみましょう。
なお、以下でtitleタグなどのよりSEOでは重要な箇所の設定方法を紹介していますので、ぜひこちらもお読みください。