ホームページとは? 意味とWebサイトとの違いを初心者向けに簡単解説!
更新日:2024.11.20
- 「ホームページ(Homepage)ってよく聞くけれど、どういう意味なのだろう?」
- 「Webサイトとホームページって違うの?」
- 「ホームページってどのようにできているのだろう?」
このような疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。
今回はそのような方に向けて、
- ホームページの意味
- Webページ等とホームページの違い
- ホームページの仕組み
上記3つを初心者でも簡単に分かりやすく説明していきます。
また、後半では企業が運営するホームページの種類をご紹介していきますので、企業ホームページを運営している方、ホームページの開設を検討している方なども、ぜひ参考にしてください。
目次
ホームページとは? 意味を分かりやすく解説
はじめに、ホームページ(Homepage)の意味について説明していきます。
結論からいうと、「ホームページ」という言葉の定義は曖昧で、次の3つの意味が含まれています。
- ブラウザの最初のページ
- トップページ
- Webサイト全体
これから、この3つについて説明していきます。
A.ブラウザの最初のページ
1つ目は、「ブラウザの最初のページ」という意味です。
皆さんはまずインターネットを利用するときにブラウザ(※Google ChromeやMicrosoft Edge等、Webサイトを閲覧するためのソフト)を立ち上げると思います。
その時、最初に開いたページのことをホームページと呼びます。
B.トップページ
2つ目は、「Webサイトのトップページ」という意味です。
トップページとは、以下の図のようにWebサイトの最上層のページを指します。
このトップページを「ホームページ」と呼ぶこともあるのです。
C.Webサイト全体
3つ目は「Webサイト全体」という意味です。
Webサイトは、サイト内の1つ1つのWebページ(トップページ、製品情報、会社案内、採用情報、お問い合わせなどの各ページ)が集合したものを指します。
現在では、この意味で「ホームページ」という言葉を使っている人が多く、「ホームページ」=「Webサイト」と同じ意味に捉えても問題ありません。
Webページ・ブログとホームページの違いって?
さて、ここまでホームページの意味について説明してきましたが、
その中でこのような疑問が生まれたのではないでしょうか。
・「Webページって何?」
・「ホームページ(Webサイト)と何が違うの?」
ここでは上記のような疑問を解消するために、「ホームページとWebページ、ブログの違い」についてお話していきたいと思います。
下の図をご覧ください。
Webサイトについては先ほど詳しく説明しましたので、前述の箇所をご拝読ください。
次にWebページについてです。
Webページとは「Webサイトを作っているひとつひとつのページ」を指します。
例えば皆さんが見ているこの記事ページは「DSマガジン」に数多くある中の1つのWebページという意味になります。
最後にブログについてですが、これはここまでの2つと少し違うものになります。
ブログとは「日記のように、記事を簡単に投稿していく仕組み」のことで、Webサイト(ホームページ)の中のひとつの機能を指します。
Webサイトの中に機能として取り入れることもあれば、ブログのみでサイトを構成する場合もあります。
ホームページの仕組みを分かりやすく解説!
ここまで、ホームページの意味や他の言葉との違い、意味について解説してきました。
では、ホームページはなぜ遠く離れた場所から見ることができるのでしょうか?
そもそもホームページのデータって一体どこにあるのでしょうか?
これらの疑問を踏まえ、ここでは「ホームページの仕組み」について解説していきます。
はじめに、先に述べた「ホームページのデータはどこにあるのか」という疑問についてですが、答えは「Webサーバー」と呼ばれるコンピューターの中にあります。
Webサーバーは世界中に存在していて、インターネットを通してお互いを接続しています。
つまり、「ホームページはなぜ遠く離れた場所から見ることができるのか」という疑問の答えは、インターネットを通して、多くのWebサーバーの中から必要なデータを取り出しているからなのです。
さて、ここまでの説明の中で「サーバー」や「ドメイン」という言葉を使いましたが、突然出てきた言葉なので何のことだか分からない方もいると思います。この言葉についても簡単に説明していきます。
サーバーとは? 意味と役割を解説します!
サーバーとは、ネットワーク上でのデータの保管庫のことを指します。
例えばWebサーバーには、Webページを作成する上で必要である、文章が書かれたHTMLファイル、ページ内の構成やデザインを調整するCSSファイル、画像ファイルなどが納められています。
そのデータをユーザーのパソコンやスマートフォンに提供する役割を担っています。
このように、
- データを保管する
- ネットワーク経由でリクエストがあったときに、必要なデータを引き出し、ユーザーに提供する
この2つの役割を果たすコンピューターのことをサーバーと言います。
※なお、サーバーについて詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
ドメインって何? ホームページやサーバーとの関係を簡単に説明!
次にサーバーともかかわりのある「ドメイン」について説明します。
ドメインとは、簡単に言えば、「インターネット上での住所のようなもの」です。
住所なのでドメインに全く同じものは存在しません。
ドメインとは、簡単に言えば、「インターネット上での住所のようなもの」です。
住所なのでドメインに全く同じものは存在しません。
インターネットにはたくさんのホームページがあり、それぞれがURLを持っていますが、このURLの中にドメインが含まれています。
例えば、先ほどの公式サイトのhttps://ds-b.jp/というURLがあります。
このURLのds-b.jpの部分がドメイン名です。
ドメイン名は、インターネット上のどこにその情報があるかを示しています。
ブラウザにURLを打ち込むことで、「インターネット上のこの場所の情報を表示して」と指示しているのです。
「ホームページ」「サーバー」「ドメイン」の関係性は、お店に例えることが出来ます。
お店を開くにはまずお店の場所、住所(ドメイン)を決めます。
そして土地(サーバー)を用意して、そこにお店(ホームページ)を建てます。
お店を開くには住所と土地が必要なように、ホームページを開設する際にはドメインとサーバーが必須なのです。
※なお、ドメインについて詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
参考ページ:ドメインとは?その意味と企業ホームページとの関係を簡単に解説!
※弊社では、Webサイトを運用するうえで必要な用語の基礎知識をまとめた資料を無料で配布しています。ご興味のある方は、以下のバナーからダウンロードしてください。
企業が運営するホームページの種類について
それでは最後に、企業が運営するホームページについて、種類や、役割、目的について解説していきます。
企業ホームページには大きく7つの種類があります。ひとつずつ見ていきましょう。
1.コーポレートサイト(企業ホームページ)
コーポレートサイトとは企業の公式サイトとして、
主に会社概要等を紹介するものです。
よく名刺等にも公式サイトのURLを記載しますよね。
よく名刺等にも公式サイトのURLを記載しますよね。
それぐらい会社の顔となる大事なサイトです。
コーポレートサイトには様々な目的をもったユーザーが訪れます。
例えば商品・サービスに興味をもっている顧客、採用活動を行っている採用応募者等です。
様々なユーザーがいるからこそ幅広い情報を掲載することが大切です。
コーポレートサイトを丁寧に作りこむと、ユーザーに対して信頼感を与えられます。
出典:LINEヤフー株式会社
2.商品やサービスを紹介する「サービスサイト」
コーポレートサイトでは会社の概要等を紹介すると述べましたが、このサービスサイトは会社が取り扱う
商品・サービスを紹介するサイトのことです。例えば、弊社の場合は企業ホームページ作成ソフトの「おりこうブログ」や、「おりこうブログHR」など商品サイトがこのサービスサイトにあたります。
商品・サービスを紹介するサイトのことです。例えば、弊社の場合は企業ホームページ作成ソフトの「おりこうブログ」や、「おりこうブログHR」など商品サイトがこのサービスサイトにあたります。
商品を魅力的に紹介することが目的です。
最終的には購入につながるよう設計されます。
3.1ページでサービスを訴求する「ランディングページ」
先ほどのサービスサイトでは様々な商品・サービス情報を提供するものだと紹介しましたが、このランディングページは、商品やサービス、ターゲットをしぼり、それをぎゅっと1ページにまとめたページのことを指します。
サイトの広告やSNSの広告と連携していることが多く、広告からランディングページに飛んで、商品やサービスの紹介、購入、お問い合わせまで1ページで完結できるようになっているのが特徴です。
4.商品を売るための「ECサイト(通販サイト)」
ECサイトはインターネット上で商品を販売するためのサイトです。ネットショップやオンラインショップとも呼ばれており、サイト内には商品説明やレビュー、カート機能、決済システムなどが配置されています。
5.ブランドサイト
ブランドサイトとは、自社の商品やサービスの価値を認知してもらうためのサイトです。主な目的としては、以下4つが挙げられます。
- ブランドの世界観を知ってもらう
- ブランドの価値を理解してもらう
- ブランドを信頼してもらう
- ブランドの販売促進につなげる
一目でブランドのイメージやコンセプトが伝わるビジュアル重視のサイトデザインが特徴です。
6.リクルートサイト(採用サイト)
リクルートサイトとは、求職者に向けて企業の求人情報を発信するためのサイトです。コーポレートサイト内に採用ページを置いているケースもありますが、リクルートサイトは採用に特化した独立型のサイトです。
募集要項などの必須コンテンツのほか、実際に在職している社員のインタビューなどを掲載すると、働くイメージを持ちやすく、求人募集の向上にもつながるでしょう。
参考サイト:株式会社ディーエスブランド採用情報サイト
(7)オウンドメディア
オウンドメディアとは「企業が自社で運営するメディア」のことです。広義にはチラシやパンフレット、ホワイトペーパーなども含まれますが、狭義ではブログや情報サイトのようなWebメディアを指します。
一般に「オウンドメディア」と呼ばれるときは、狭義のほうの意味で使われることが多いです。オウンドメディアの主な目的は、集客、ブランディング、売上増進、採用強化などが挙げられます。
オウンドメディアは、認知されるまでに時間がかかります。しかし、ユーザーにとって役立つ情報を日々発信すれば、やがて利益を生み企業価値向上につながるでしょう。
また、オウンドメディアで集客するにはSEO(検索エンジン最適化)が有効です。興味のある方はぜひ以下のページをご覧ください。
企業ホームページの役割と目的とは
・「企業ホームページがあることでどんなメリットがあるの?」
・「そもそもホームページって何のために必要なの?」
このような疑問をお持ちの方もいると思います。
ここではホームページの役割と目的についてご説明させていただきます。
ホームページの役割と目的は大きく4つあります。
1.名刺
1つ目は名刺代わりになるという役割です。
目的は先でも述べた通り、会社の情報を幅広く掲載し、会社についてより理解してもらうことです。
→コーポレートサイトが主にこの役割を担っています。
2.広告・宣伝・集客
2つ目は、サイトを商品・サービスの看板やプロモーションなどに使うという役割です。
商品・サービスを打ち出していくにあたり、これが最も重要な役割であるといえます。
目的は顧客に商品・サービスをより深く知ってもらい、売り上げにつなげることです。
→サービスサイトやランディングページが主にこの役割を担っています。
3.営業
3つ目は、商品・サービスを販売していく営業としての役割です。
商品の詳細な情報の掲載や、カートシステムを導入することで、商品をより深く知っていただき、更にその場で購入にまでつなげられます。
目的は、商品・サービスを販売し購入してもらうことです。
→サービスサイト・ランディングページ・ECサイトが主にこの役割を担っています。
4.採用・人事
最後に4つ目は、従業員を募集する採用・人事としての役割です。
ホームページに求人情報を掲載したり、弊社のように求人専用のサイト(https://ds-b.jp/recruit/)を
作成したりすることで、会社の雰囲気や先輩社員の声などが求職者に届きやすくなります。
またエントリーフォームを設置すると、採用応募をWeb上で受け付けることもでき、本来必要な
人事の仕事をホームページが代わりに引き継いでくれます。
目的は人材の確保です。
→コーポレートサイトもしくは採用サイトが主にこの役割を担っています。
※コストをかけずに求人募集をするには、Google上に自社の求人情報を掲載できる「Googleしごと検索」を活用するのがオススメです。詳しくは以下のページをご覧ください。
ここまで、ホームページの意味やWebサイトとの違いについて解説しました。ホームページの種類や役割、目的について深く理解することで、販売促進や集客などの効果を得られるサイト作りが実現するでしょう。
※なお、中小企業のホームページ作成の必要性や作り方について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
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