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YouTubeとは? 意味と無料か有料か、メリット・デメリットを初心者向けに解説

YouTubeとは?意味と無料か有料か、メリット・デメリットを初心者向けに解説
  • 「YouTube(ユーチューブ)」ってよく聞くけどどんなサービス?
  • 無料で利用できるの?
  • 企業でYouTubeを利用するメリットって何なのだろう?

このようなお悩みのある方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回はYouTubeについて、概要や利用時の料金発生の有無、個人・企業でYouTubeを用いるメリットとデメリットなどについて、初心者の方にもわかりやすく紹介します。


YouTube(ユーチューブ)とは

YouTube(ユーチューブ)とは
YouTubeはGoogle社が運営する世界最大の動画共有サービスです。ユーザー数は約23億人といわれています。
動画の投稿・閲覧を主としたサービスで、利用者が動画データを投稿すると、ブラウザやアプリなどで再生できる形式に自動的に変換し、他の利用者が閲覧できるシステムになっています。

YouTubeの特徴

YouTubeは動画投稿を主としたSNSの1つです。
他のSNSと比べ、ユーザーの年代が幅広く、若者を中心に50代以上も利用率が半数を超えています。

また、YouTubeは動画の長さを自由に設定でき(最大12時間、256GBまで)、コンテンツも音楽やゲーム実況、スポーツ、子ども向け番組などジャンルが非常に豊富であることが特徴です。

さらにパソコンやスマートフォンだけでなく、昨今はテレビ(スマートテレビ)で閲覧される機会が多いことも、他のSNSとは一線を画しています。

YouTubeで用いられる用語

1.アップロード

自分の動画を投稿することをアップロードといいます。通常15分以内の動画のみアップロードが可能ですが、自分のアカウントを作成し、アカウントの確認をすることで、最大12時間・256GBまでの動画もアップロードができます。

2.チャンネル

チャンネルとは自分の動画をアップロードする場所のことです。他のユーザーのチャンネル登録をすることで、自分が登録したチャンネルの動画がホーム画面に流れてきたり、新着動画の通知を受け取ったりできます。

3.再生リスト

様々なチャンネルの動画を集めたリストのことです。再生リストは誰でも作成が可能で、自分が作った再生リストを他のユーザーに共有することもできます。

4.高評価・低評価

高評価・低評価
動画に対してのリアクションに、高評価・低評価というものがあります。

自分が見た動画が良いと思ったら高評価、好まないと思ったら低評価を押し、動画投稿者にリアクションを伝えられます。高評価した動画は自分のチャンネルの「高く評価した動画」というリストに保存されます。

YouTubeは無料なのか?有料なのか?

YouTubeは無料なのか?有料なのか?
YouTubeは基本的に無料で使えます。動画のアップロードや動画の閲覧、生配信などの主要サービスはお金を払わなくても問題なく利用できます。
 
ただし、無料のアカウントだと、動画を視聴する際に広告が入ってきたり、バックグラウンド再生(別のアプリやホーム画面を操作している時も動画の音声を再生する方法)や動画のダウンロードなどの一部機能が利用できなかったりします。
YouTubeには「YouTube Premium」という有料のサービスがあります。YouTube Premiumに加入すれば、動画再生中に広告が入って邪魔されることが無くなります。

また、動画のダウンロードができるので、あらかじめ端末にダウンロードしておけばネット環境がない場所でも動画を見られるようになります。先ほど説明したバックグラウンド再生も可能で、YouTubeで音楽を流しながら別の画面を操作することも可能です。
 
このようにYouTube Premiumに加入すればより快適にYouTubeを利用することができますが、通常プランでは月額1180円の支払いが発生します。※2022年6月現在
 
また、YouTube Premium以外にも、映画や音楽などの有料コンテンツがYouTubeには存在しますので、「このコンテンツは無料か有料か」をきちんと見分けて利用しましょう。

YouTuber(ユーチューバー)とは?

YouTuber(ユーチューバー)とは?
YouTuber(ユーチューバー)とは一般的に、YouTubeに動画投稿をして収入を得ている人たちのことを指します。
YouTuberは大食い動画、解説・検証動画、ゲーム実況動画、雑学動画などさまざまなオリジナル動画を作成・公開することで、多くの視聴者を獲得し、そこから広告収入などを得ています。
近年では事務所に所属するYouTuberも数多く存在します。

事務所宛てに各企業から正式にプロモーションのオファーを受けて、商品のプロモーション動画をアップロードするYouTuberも多いです。

このように、多くのファンを持つSNS上の著名人、インフルエンサーに自社の商品・サービスなどを告知してもらう手法を「インフルエンサーマーケティング」と呼び、YouTuberもその一角を担っています。
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YouTubeを個人で使うメリット

1.自分の好きなことを世界中に発信できる

1.自分の好きなことを世界中に発信できる
YouTubeは世界中に普及しているサービスなので、自分の好きなことや趣味(例:音楽、ゲーム、ものづくりなど)を世界中に向けて発信できます。
 
情報発信の費用をかけたりマスメディアの手を借りたりせずに、自己表現や創作活動ができるのは大きな魅力です。

2.同じ趣味をもつ仲間が増える

YouTubeにはコメント機能がついているので、動画を見てくれたユーザーと気軽にコミュニケーションがとれます。
自分の好きなことに共感をもらえるので、同じ趣味をもつ仲間が増えます。

3. 誰でも簡単にいつでも好きな時に観ることができる

誰でも簡単にいつでも好きな時に観ることができる
テレビやラジオとは違い、決まった放送時間がないため、見たいときに動画を見られます。

パソコンだけでなくスマホでもYouTubeは利用できるので、電車の中やお風呂、寝る前など、様々な場所、時間で動画が見られます。

4.視聴者・ファンを多く獲得すれば、収入を得られる可能性がある

YouTube上で多くの視聴者・ファンを獲得すれば、金銭的な収入を得られる可能性があります。
 
動画が再生されて広告が流れるたびに収益が入る広告収入や、ファンによるスーパーチャット(投げ銭機能)など、YouTube上で収入を得る方法は複数存在します。
 
ただし収益化するには、一定数以上のチャンネル登録者が必要などの条件が課せられているので、多数の視聴者・ファンをYouTube上で獲得する必要があり、決して容易ではありません。

YouTubeを個人で使うデメリット

1.制作、運用の時間が必要

動画を投稿するためには、動画を作成する時間や、チャンネルを運用していく時間が必要です。
ブログなどは簡単に作成できますが、動画の制作となると、撮影から編集までだけでもかなりの時間がかかります。

2.撮影・編集などの技術の習得が必要

2.撮影・編集などの技術の習得が必要
動画を作成するためには、撮影や編集などの技術が必要です。撮影にも実写動画であればカメラやマイクの準備、アニメーションならアニメーションを制作する技術が要ります。

また、動画編集は30分の動画を制作するのに、慣れている人でも約5~6時間かかると言われています。初心者であればさらに時間がかかるので、技術を身に着けるまでかなりの根気が必要です。

3.過激な内容をアップロードすると炎上する

他のSNSと同様、あまりにも過激な内容の動画をアップロードすると炎上につながります。

またYouTubeには規約があるため、規約違反をすると自動で動画が削除されてしまいます。
さらに深刻な規約違反の場合は、チャンネル自体が削除される可能性もあります。

YouTubeを企業で運用するメリット

1.動画の長さを自由に調整できるため、ターゲットに合わせた動画をアップロードできる

他のSNSと違い、動画の長さを自由に調整できるため、ターゲットに合わせた動画をアップロードできます。
CMのように短い動画から、製品の紹介動画などさまざまなジャンルの動画をアップロードし、集客につなげられます。

2.データをもとに分析と改善ができる

2.データをもとに分析と改善ができる
YouTubeには「YouTubeアナリティクス」という機能があります。

YouTubeアナリティクスでは視聴者の年齢層、性別、視聴時間などを分析し、データ化することが可能です。

そのデータをもとに、視聴者の分析や動画の改善ができるので、テレビCMなどとは違ったメリットがあります。

3.共有機能があるため、他のSNSと連携できる

YouTubeには動画を共有する機能があるため、他のSNSと連携し、動画の宣伝ができます。

また、他のSNSには投稿にYouTube動画を埋め込む機能があることも多いので、幅広い場所で動画を閲覧してもらえる可能性があります。

4.会社のホームページにも動画を掲載できる

また、YouTube動画はWebページへの埋め込みもできますので、会社・団体のホームページに動画を掲載できます。

企業ホームページ内のコンテンツは文字と画像が中心になりがちですが、動画を掲載することで会社・商品・サービスの魅力をより効果的に伝えられます。

5.費用をかけずにプロモーションできる

YouTubeに動画をアップロードすることは無料なので、テレビCMやウェブ広告などとは違い、広告費などをかけずにプロモーションができます。特に広告費などにあまり予算を割けない中小企業にとっては、非常に大きなメリットです。

6.県外や海外にもコストをかけずに情報発信できる

YouTubeは全世界で利用されているため、県外や海外へのプロモーションもコストがかかりません。
言語設定などを行えば、海外にもしっかり情報発信ができます。

7.商品の使用方法をわかりやすく解説できる

写真や短い動画しかアップロードできない他のSNSと比較したとき、YouTubeは商品の特徴や使用方法などを分かりやすく解説する動画などもアップロードできます。
 
例えば化粧品などは、実際に人気YouTuberが使用レビュー動画を出すなど、企業から依頼をしなくても使ってくれることが多いです。
企業のチャンネルからも商品の使い方や色味、使用感など発信することが可能です。

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YouTubeを企業で運用するデメリット

1.チャンネルの成長に時間がかかる

企業に限らず、自分のチャンネルを多くの人に見てもらうためには、長期的な動画投稿や動画の宣伝が必要です。
チャンネルが軌道に乗り、登録者数を増やすにもかなりの時間がかかりますので、その間の拡散はあまり見込めません。

2.制作・運用コストがかかる

個人のデメリットでも説明した通り、動画の制作・運用に人的コストがかかるのもデメリットの1つです。
個人であれば自分の時間を使うだけですが、企業で運用するとなると、担当者の設置や動画制作者、広告担当者などの人的コストが発生します。

3.動画で成果を出すために経験や知識が必要

より良い動画を制作するために、企画から撮影、編集、動画アップロード後の分析などそれぞれの段階に経験や知識が要ります。

未経験者がいきなり動画を作ろうと思っても簡単に作れるものではないので、最適な人材の確保が必要です。
社内で人材確保ができない場合、外部に委託するという方法もありますが、別途コストがかかってしまいます。

YouTubeを企業で運用する際のポイント

YouTubeを企業で運用する際のポイント
最後に、YouTubeを企業で運用する際のポイントを2つ紹介します。

1.チャンネルのコンセプトを決める

まずはチャンネルのコンセプトを決めましょう。コンセプトを決めずにバラバラな方向性の動画をあげてしまうと、企業のブランドイメージと相違してしまいます。
はじめにどのようなコンセプトで情報を発信していきたいかを決め、それに沿った動画作成をおこないましょう。

【コンセプトの例】
  • 商品・サービスの紹介を目的としたチャンネルにする
  • 自社の業種ならではの専門知識や技術をレクチャーするチャンネルにする
  • 面白い企画などを中心としたバズを狙ったチャンネルにする…など

2.視聴回数、再生時間などのKPI(重要業績評価指標)を設定する

前述した通り、YouTubeでは視聴回数や再生時間、ユーザーの年代、男女比などさまざまな情報を分析できます。そのような情報をもとにKPI(重要業績評価指標)を設定し、動画の振り返り、改善に活かしましょう。
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個人・企業を問わずYouTubeを活用することで、新たな情報の獲得やビジネスの飛躍につなげられる

YouTubeとは?意味と無料か有料か、メリット・デメリットを初心者向けに解説
YouTubeを利用すればさまざまな情報を収集・発信できます。

プロモーションとして動画を上手に活用することで、ビジネスの幅も広がりますので、ポイントを押さえた動画をぜひ作成してみてください。

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