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企業ホームページのコンテンツ・文章作成、Webライティングの準備方法

企業ホームページのコンテンツ・文章作成、Webライティングの準備方法
  • 「企業ホームページの担当者を任されたけど、どんなコンテンツを作ればいいのか見当も付かない…」
  • 「ホームページの文章を書いていると、いつも途中で手が止まってしまう…」
  • 「パソコンやWebに疎いので企業ホームページの運営をやっていけるか不安だ…」
  • 「文章を書くのが得意じゃないので、企業ホームページのライティングに苦戦している…」

こんなお悩みはありませんか?

企業ホームページの運営やコンテンツ作成、文章執筆などは他の業務とはかなり性質が異なる作業なので、うまくできるか不安な方も多いと思います。

ですが、企業ホームページのコンテンツ作成、ライティングをするのに、パソコン・Webの専門知識は不要ですし、文章がうまいか下手かも大事な要素ではありません。

むしろ重要なのは下準備をどれだけ手厚く実施したか、なのです。

これからホームページ担当の初心者や、パソコン・Webが苦手な方、文章を書き慣れていない方でも、集客・売上げアップを実現できるコンテンツ作成・Webライティングの準備方法をご紹介します。

目次

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  1. 初心者はライティング時に、いきなりホームページ作成ソフト(CMS)へ文章を入力するのはやめよう
  2. Word・エディタにいきなり原稿を書き始めるのもライティング初心者はNG!
  3. Webライティングは無から有を生み出す作業ではなく、収集した情報を再構成する作業である
  4. 企業ホームページの運営は情報の収集と整理が8割
  5. 自社の商品・サービスの情報収集
  6. 自社の商品・サービスの細分化(セグメンテーション)
  7. 商品・サービスをひとつピックアップして、その良いところを多く書き出す
  8. 商品・サービスの良いところから、それを求めているターゲット層を想定しよう
  9. セグメンテーション(市場分割)は、コンテンツの立案や、SEOによる集客、文章作成など企業ホームページ運営のあらゆる場面で役立つ
  10. 現在、GoogleやYahoo!で検索上位を獲得している同業他社のサイトの内容をチェックしよう
  11. 同業他社のサイトは見習うべき先輩として、リスペクトしながら分析しよう
  12. 参考になる同業他社のページは、印刷して保管しておくとページ作成時に非常に役立つ
  13. 同業他社のホームページ分析のポイント1.ファーストビューではどんな内容が強調されているか?
  14. 同業他社のホームページ分析のポイント2.コンテンツ(ページ)の一覧をチェックする
  15. 同業他社のサイト内で、自社目線ではなくお客さま目線になっている表現をピックアップする
  16. 同業他社のホームページをチェックするときの小技・テクニック
  17. 同業他社のホームページチェック時の小技・テクニック1.検索結果上のホームページはそのままアクセスするのではなく、新しいタブで開く
  18. 同業他社のホームページチェック時の小技・テクニック2.ページを印刷するときは、本文の部分のみをコピーしWordにペーストしてから印刷する
  19. どんなコンテンツ(情報)を追加するかプランニングをしよう
  20. 優先して作るべきコンテンツ例1.複数の同業他社のサイトに共通して掲載されていたコンテンツ
  21. 優先して作るべきコンテンツ例2.主力商品・サービスに関するコンテンツ
  22. 優先して作るべきコンテンツ例3.単価・利益率が高い商品やサービスのコンテンツ
  23. 優先して作るべきコンテンツ例4.SEOキーワードの検索回数が多いコンテンツ
  24. 優先して作るべきコンテンツ例5.お問い合わせや注文などのコンバージョンを誘導できるコンテンツ
  25. 企業ホームページ運営では調査&準備作業が大きくアクセス数・売上げを左右する
  26. あわせて読みたい記事

初心者はライティング時に、いきなりホームページ作成ソフト(CMS)へ文章を入力するのはやめよう

Webライティングの初心者が下準備なしにいきなりホームページに長めの文章を書き始めても、高確率で失敗する

Webライティングの初心者が下準備なしにいきなりホームページに長めの文章を書き始めても、高確率で失敗する
企業ホームページに掲載する文章を書く必要があるときに、いきなりWordPress(ワードプレス)などのホームページ作成ソフト(CMS)を立ち上げる人がいますが、これは初心者のうちはやめておきましょう。

※CMSについて詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。
参考ページ:CMSとは? その意味と企業ホームページへの導入のメリットを初心者にもわかりやすく解説

Webライティングの初心者が何の下準備もしないまま、完成原稿レベルの文章をスムーズに入力できることはほぼありえないからです。

これは野球でたとえると、まったくキャッチボールや投球練習をしないままピッチングのマウンドに立つようなものですから、要領を得ない文章になったり途中で文章を書けなくなってギブアップしたりして当然です。

弊社の企業向けホームページ作成ソフト(CMS)・おりこうブログのように、企業向けのページテンプレートが自由に使えるサービスを利用すれば、直接CMSに文章を入力していっても一定程度のクオリティのページにはなるかもしれません。

ただし、その場合でも後述する各種リサーチなどの最低限の下準備はしておいたほうがクオリティは段違いに向上します。

また、どんなに簡単にページを作成できるホームページ作成ソフトでも、文章の執筆においてはWordやメモ帳などのエディタには、入力・編集の快適さ・スピードでは遠く及びません。

長めの文章を書くときはWord・エディタで下書き→原稿をコピー&ペーストでCMSに載せるのが基本

ライティングの効率を上げるためにも、企業ホームページの原稿はWordやエディタで下書きし、完成したらそれをホームページ作成ソフト(CMS)に貼り付けるという工程を踏んだほうが、結果的には時間短縮になります。

Webライティングや企業ホームページ運営の初心者ほど、「早く作業を進めないと…」という思いから、早い段階でホームページ作成ソフト(CMS)を触りがちなのですが、「急がば回れ」の精神でまずは我慢してください。

Word・エディタにいきなり原稿を書き始めるのもライティング初心者はNG!

ここまでお読みになって、「なるほど、企業ホームページに直接入力するんじゃなくて、まずはWordに原稿を書いたほうがいいんだな」とこれからWordで原稿を執筆していこうと考えている方もいるかもしれませんが、ライティング初心者がいきなり文章を書きはじめるのはオススメできません。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位を獲得し、集客・売上げをアップできる文章を書くには下準備が必須です。

ライティング初心者が何の準備もしないままいきなりWordを開いても、途中で手が止まって思い悩むか、クオリティの低い文章しか生み出せないケースが大半でしょう。

なぜWebライティングでは下準備が大事なのでしょうか?

Webライティングは無から有を生み出す作業ではなく、収集した情報を再構成する作業である

それは企業ホームページのWebライティングは無から有を生み出す作業では決してなく、元からある情報を再構成する作業だからです。

そもそも伝えるべき情報が手元で整理されていなかったり言語化されていなかったりすれば、どんなに文章が上手い人であろうとWebライティングではかならず苦戦します。

小説やエッセイとちがって企業ホームページのライティングで重要なのは豊かな文章表現ではなく、「適切な情報を言語化・整理し、適切な順番で並べる」という極めてシステマティックな作業です。

企業ホームページにとって、情報は一番重要な材料だといえます。

どんなに優れた技術をもった大工さんでも、木材や釘などの材料が用意されていなければ家を建てることができないのと同様、情報が手元に集まっていないとWebライティングはできませんし、企業ホームページを作ることも不可能なのです。

「次に何を書けばいいのかわからない…」「文章を書く手が頻繁に止まってしまう…」という方の多くは、情報の収集・整理ができていないか、情報の言語化に失敗しています。

企業ホームページの運営は情報の収集と整理が8割

企業ホームページの訪問者は自分の要望・悩みに関する情報以外には目もくれない

企業ホームページの訪問者は自分の要望・悩みに関する情報以外には目もくれない
つまるところ、企業ホームページとは情報を伝えるためのものです。
そして訪問者も情報を目当てに企業ホームページにアクセスしています。

工務店のホームページを訪れる人は注文住宅やリフォームの詳しい情報を求めてアクセスしにくるのであり、部品加工業のホームページを訪れる人は自社が求める精度の部品を仕上げられるか否かの情報を探しています。

大半の訪問者(顧客)は、企業ホームページの細部のデザインの綺麗さや格好良いキャッチコピーには目もくれず、ひたすら自分のニーズを満たす情報のみを求めているのです。

文章(テキスト情報)を、デザインのすき間を埋める程度にしか掲載していない企業ホームページは高確率で失敗する

文章(テキスト情報)を、デザインのすき間を埋める程度にしか掲載していない企業ホームページは高確率で失敗する
「デザインにはこだわったけれど、文章はすき間を埋める程度にしか掲載していない」という中小企業ホームページの多くが失敗するのはその点を見誤っているからでしょう。

実際、GoogleやYahoo!などの検索エンジンはテキスト情報(文章)をもとに、検索順位や掲載するページを判定しているため、情報や文章に乏しい企業ホームページはアクセス数を稼ぐことができません。

参考ページ:文章をしっかり書けば検索順位が上がる! SEOと文字数の関係とは?

企業ホームページの訪問者が求めているのは、「格好よさげでなんか良さそうなホームページ」ではなく、自分の要望・お悩み・課題を解決できる具体的な情報ですからそれも当然でしょう。

企業ホームページの運営がうまくいかない人の手元には十分な量の情報が集まっていない

そして企業ホームページの核は情報なわけですから、ホームページ担当者の仕事のほとんどは情報収集とそれを言語化し、加工する作業だといえます。

そのうち、もっとも重要なのがすべてのスタート地点となる情報収集です。
企業ホームページ運営の仕事の8割は情報収集と情報整理だといっても過言ではありません。

「企業ホームページにどんなコンテンツを掲載すればいいのかわからない…」「企業ホームページに載せる文章を書いていると、いつも途中で手が止まってしまう…」という方は、まずは手元に十分な量の情報が集まっているかから見直してみることをオススメします。

それでは、企業ホームページのライティングに必要な情報収集のやり方を次から具体的に解説していきます。

自社の商品・サービスの情報収集

まずは社内にストックされている資料から情報を徹底的に集める

まずは社内にストックされている資料から情報を徹底的に集める
まずは自社の商品・サービスの情報を総ざらいしましょう。

【収集すべき自社の資料】
  • チラシ・提案書
  • 営業社員が個人で作っている提案書
  • 各種広告や広告原稿
  • お客さまアンケート

以上のような資料を手に入るかぎり集めて、自社の商品・サービス内容を再確認してください。

そのなかにかならず企業ホームページの文章にも使える情報や、そのまま掲載できる文章が見つかるはずです。

中小企業では「パソコン・ITが得意だから」「若いから」という理由で、あまり顧客と接する機会のない総務・情報システム部の方がホームページ担当者に選ばれがち

中小企業では「パソコン・ITが得意だから」「若いから」という理由で、あまり顧客と接する機会のない総務・情報システム部の方がホームページ担当者に選ばれがち
とりわけ自分が総務や情報システム部などで直接顧客とコミュニケーションを取ることが稀な部署に勤めている場合や、新入社員でいきなりホームページ担当者を任された場合などは他部署の協力も必須です。

中小企業では「パソコンが得意だから」「若いから」という理由で、総務・情報システム部などの販売現場から遠い部署の方がホームページ担当者を任されるケースは多々あります。

そういった方は顧客・ターゲットがどんな人で、自社の商品・サービスにはどんなメリットがあるのかを精密に理解できていないことも多く、文章の執筆で苦戦しがちです。

情報収集・顧客理解をおろそかにしていると、よくある企業ホームページの失敗パターンに陥ってしまう

また、ターゲット像や商品・サービスの理解度は、コンテンツのアイディアの豊かさにも直結するため、情報収集や顧客理解の部分で手を抜いてしまうと「どんなページを追加すればいいのかわからない」「どんな情報を載せればいいのかわからない」となってしまいます。

そうすると、
1.「顧客がどんな人で、商品・サービスの強みもよくわからないから、とりあえず通りいっぺんの情報だけ企業ホームページには載せておこう」
2.掲載されている情報が乏しいのでGoogleやYahoo!から集客できない
3.「やっぱりホームページから集客なんて無理なんだ」と感じてますます情報の追加や更新作業から遠ざかり、放置状態になる…

といった、集客できない中小企業ホームページのほとんどが当てはまっている失敗パターンに陥るでしょう。

顧客との接点が少ない人が企業ホームページ担当者になる場合、情報収集や経営者・幹部によるサポートが必須

総務・情報システム部・新入社員など、顧客と直接コミュニケーションを取った経験が少ない人が、企業ホームページの担当者になるときはとくに自社の商品・サービスの情報の棚卸し・再確認の作業を徹底してください。

また、経営者や幹部もホームページ担当者にすべての作業を丸投げするのではなく、営業社員や販売スタッフなどに資料を提供するように求めたり、ホームページ担当者とのインタビューの時間を設けたりと、部署を超えた協力体制が取れるように調整してあげましょう。

これらの情報収集や他部署の協力を密に実施した結果、きちんと成果を出している総務・情報システム部所属のホームページ担当者さまも多数いらっしゃるため、決してあきらめないでください。

自社の商品・サービスの細分化(セグメンテーション)

紙とペンだけで、企業ホームページ全体のコンテンツプランとアイディア出しに大いに役立つ、商品・サービスのリストアップ作業

紙とペンだけで、企業ホームページ全体のコンテンツプランとアイディア出しに大いに役立つ、商品・サービスのリストアップ作業
自社の商品・サービスの情報が集約できたら、次にそれを細分化・整理する作業に移ります。

まずは、自社が顧客に提供している商品・サービスのメニューを箇条書きでリストアップしていきます。
パソコンが苦手…という方は、紙にペンで書きだす形式でもまったく構いません。

というよりも、これ以降も下準備の段階では同業他社のホームページ分析などをのぞき、パソコンが必須の作業はほとんどないといってよいでしょう。

企業ホームページのプランニングでは、紙とペンでもいいので、まずは手を動かしてみることが一番大事です。

■工務店のホームページの場合
  • 新築(注文住宅)
  • リフォーム
  • アフターサービス ・・・etc

この箇条書きでは、できるだけ商品・サービスの内容を細分化してください。

たとえば、工務店なら単に注文住宅ではなく和風住宅・洋風住宅・二世帯住宅などにさらに分けられますし、リフォームならリビング・キッチン・お風呂・・・など箇所ごとに細分化できるでしょう。

最初はノートなどに書きこむ形式でも構わないので、このリストアップ作業をまずは進めてください。
SEOキーワードの探し方:商品・サービスを細分化していきます

商品・サービスをひとつピックアップして、その良いところを多く書き出す

自社の商品・サービスの良いところ・メリットを丁寧にひとつずつ言語化していく

商品・サービスをひとつピックアップして、その良いところを多く書き出す
次には、細分化した商品・サービスのうちひとつをピックアップして、その良いところを可能なかぎり多く書き出してください。

たとえば、「お風呂のリフォーム」を選ぶなら以下のような良いところがピックアップできます。

【お風呂のリフォームの良いところ・メリット】
  • 浴槽が広く(深く)なり、よりゆったりと入浴できて毎日の疲れを癒せる
  • 浴室暖房を導入することで、寒い日でも快適かつ健康に入浴できる
  • 床の素材を滑りにくくし、出入り口との段差をなくすことで、転倒でのケガを防げる
  • カビが発生しづらい素材に変更し、掃除の手間を省力化する
  • 浴室にテレビを設置して、楽しみながら入浴できる

この商品・サービスの良いところ探しでも、自分だけではあまり思いつかないときは営業社員や販売スタッフに協力してもらってください。

商品・サービスの良いところから、それを求めているターゲット層を想定しよう

商品・サービスの良いところから、それを求めているターゲット層を想定しよう
商品・サービスの良いところのリストアップが完了したら、それらの特長をどんな方なら喜ぶのかを徹底的に考えてみましょう。

それらの特長はターゲットが抱えている、どんな課題を解決するでしょうか?

自社の商品・サービスを求めている方について、綿密に想定していってください。

【お風呂のリフォームの想定ターゲット層】

・浴槽が広く(深く)なり、よりゆったりと入浴できて毎日の疲れを癒せる
→日々のお仕事で疲れている方や疲れがたまりやすい中高年層、スポーツなどで激しい運動をする方など。

・浴室暖房を導入することで、寒い日でも快適かつ健康に入浴できる
→急激な温度差がヒートショックなどの深刻な健康被害をもたらしやすい高年齢層のいる家庭、また、浴室乾燥機能が付随するので洗濯物が多いファミリー層にもメリットが大きい。

・床の素材を滑りにくくし、出入り口との段差をなくすことで、転倒でのケガを防げる
→転倒しやすい高年齢層や足の不自由な方、子どものいる家庭など。

・カビが発生しづらい素材に変更し、掃除の手間を省力化する
→お風呂掃除を面倒に感じている方や、きれい好きな方など。

・浴室にテレビを設置して、楽しみながら入浴できる
→半身浴などを楽しみたい方、入浴中も時間を無駄にしたくない方。


ここで想定される人々が自社のホームページに集客すべき潜在顧客と、訴求すべきニーズになります。

あとはこれらの情報を盛り込んだ文章を作成すればいいだけです。

セグメンテーション(市場分割)は、コンテンツの立案や、SEOによる集客、文章作成など企業ホームページ運営のあらゆる場面で役立つ

セグメンテーション(市場分割)は企業ホームページ運営の中核となる作業

なお、これらの商品・サービスの細分化作業をマーケティング用語でセグメンテーション(市場分割)と呼びます。

企業ホームページ運営ではこのセグメンテーションの作業がコンテンツのプランニングや、文章の執筆、SEO対策(検索エンジン最適化)などあらゆる場面で役立ちます。

【自社の商品・サービスの市場細分化(セグメンテーション)の効果】
  • 細分化したセグメント(要素)のひとつひとつが、企業ホームページで網羅すべき情報のリストになる
  • セグメント(要素)が、そのまま作成すべきページテーマになる(「リビングのリフォーム」ページ、「お風呂のリフォーム」ページ…など)
  • セグメント(要素)は、ページ内の文章に盛り込む情報の素材となる
  • セグメント(要素)は、GoogleやYahoo!で上位を狙うべき検索キーワードのタネになる(SEO対策を強化できる)

セグメンテーションは企業ホームページ運営の中核であるといっても差し支えないでしょう。

※GoogleやYahoo!から集客するSEO対策について、詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

とある食品製造業のお客さまをリニューアルした実例:以前のサイトでは明確なセグメント分けがされておらず集客が低迷していた

異なるセグメントが1ページ内に混在していると訪問者は混乱する
異なるセグメントが1ページ内に混在していると訪問者は混乱する
逆にいえば、お問い合わせや売上げにつながらない中小企業のホームページではこのセグメンテーションが粗いことが多いです。

とある食品製造業のお客さまのホームページリニューアルを弊社が担当したときの話です。
リニューアル前のホームページでは、「事業案内」のページに
  1. 一般消費者向け
  2. 飲食店などのBtoB顧客層への納品
  3. オリジナル製品のOEM製造
以上の3つのサービスが数行程度でまとめられていました。

※OEM…メーカーが他社の名義・ブランドで製品を製造し、納入すること

しかし、これでは各顧客層(セグメント)に響くホームページにはなりません。

一般消費者と飲食店などの店舗ではニーズがまるで異なりますし、店舗のなかでも既存商品を求めている層とOEM製造を希望する層ではGoogleやYahoo!で検索するキーワードもちがうからです。

「いやいや、それぞれの情報はページ内にきちんと書いてるんだから、よく読んでもらえれば問題ないんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。

ですが、訪問者はページを開いた最初の画面(ファーストビュー)を見て、自分が求めている情報がないと判断したら容赦なくそのページから離脱して、同業他社のホームページへ移ってしまいます。

このように、集客で苦戦している企業ホームページでは1ページ内に異なるセグメントに対する情報が混在しているため、本来の魅力が伝わっていないケースが非常に多いです。

これはたとえるなら、野球・サッカー・バスケットボールの3分野についての内容が1ページに混在しているようなものなので、GoogleやYahoo!などの検索エンジン側もどのキーワードで上位に配置すべきか判断が付きかねますし、訪問者も混乱してしまいます。

したがって各顧客層(セグメント)に応じたページ分けをして、内容もそれぞれに特化・最適化しないと、GoogleやYahoo!から集客もできませんし、お問い合わせも獲得できないのです。

各顧客層の受け皿になるページを個別に作成したことで、今まで新規獲得ができなかった層からWeb経由でお問い合わせが!

各セグメントに対応する受け皿のページを作ることで、検索エンジン経由の集客力もアップする
各セグメントに対応する受け皿のページを作ることで、検索エンジン経由の集客力もアップする
先程例に出した食品製造業のお客さまの事例では、「一般消費者向け」「飲食店などのビジネス向け」「オリジナル製品のOEM希望者向け」でそれぞれページを分けて、中身の文章も各顧客層に特化させてリニューアルしました。

その結果、「今まで来たことがない層からお問い合わせが獲得できた!」とお客さまにお喜びいただけました。

このように、セグメンテーションや適切なページ分けを丁寧に実施するだけで、お問い合わせ数や売上げは劇的に変わります。

実際、ページ数の増加はGoogleやYahoo!から新規顧客を集客するうえでは欠かせない施策です。

参考ページ:SEO対策の初心者はページ数を増やすことから始めよう! ホームページの集客とページ数の関係とは?

企業ホームページのコンテンツ作成・文章作成でお悩みの方は、まずはセグメンテーションを綿密にすることから始めてみてください。





さて、ここまでは自社内にある情報の収集・整理・再確認についてお話してきました。

ですが、企業ホームページで集客・売上げをアップさせるには自社内のみの情報だけでは足りません。

そこで、次は自社の外部、同業他社のホームページを利用して情報を収集する方法をご紹介します。

現在、GoogleやYahoo!で検索上位を獲得している同業他社のサイトの内容をチェックしよう

現在、GoogleやYahoo!で検索上位を獲得している同業他社のサイトの内容をチェックしよう
初心者の企業ホームページ運営で特に重要なのが、同業他社のサイトの分析です。

たとえば自社が佐賀県内の工務店ならば、「佐賀県 リフォーム」などのキーワードでGoogleやYahoo!で検索して上位(1ページ目・10位まで)の同業他社のサイトをチェックしてみてください。

また、自社の商圏だけでなく「東京 リフォーム」や「神奈川 リフォーム」「大阪 リフォーム」など、大都市圏の激戦区の同業他社のサイトも参考にしましょう。

激戦区で上位をおさめている企業ホームページはコンテンツの質・量ともにクオリティが極めて高く、直接的な競合にはならなくても学ぶべき箇所が多数存在するからです。

大都市圏・激戦区の企業ホームページのごく一部を見習ってコンテンツ作成しただけでも、地方では検索上位を簡単に獲れるケースも少なくありません。

同業他社のホームページ分析の際は、県内・市内といった現実の商圏にとらわれず、もっと広い視野で多くのサイトを熟読してみてください。


同業他社のサイトは見習うべき先輩として、リスペクトしながら分析しよう

優れた同業他社のホームページは見習うべきポイントがあふれた、まさに宝の山である

優れた同業他社のサイトを分析するときの心構えで大事なのが、競争相手として敵意を持つのではなく、見習うべき同業者として敬意を払うことです。

実際、優れた同業他社の企業ホームページをみると、多くの発見や同じプロとして関心する部分が多々出てくるはずです。

「なるほど、他の会社はこんな営業トークをしているのか」「この説明はわかりやすいなぁ」など、単にホームページ運営だけでなくビジネス全体を進化させる有益なヒントがいくつも見つかります。


優れたライバルが存在すると、自分の能力が急激に引き上げられる現象は過去の歴史でも証明されています。
第二次世界大戦後の日本はめざましい高度経済成長を遂げましたが、その大きな要因にアメリカという優れたお手本があったことが経済学の分野では指摘されています。

つまり、世界のトップランナーであるアメリカの優れた工業生産体制を必死に取り入れることで、驚異的なスピードで日本の生産性は向上しました。

これをキャッチアップ効果と呼びます。

参考資料:『戦後世界経済史―自由と平等の視点から』 (猪木武徳著・中公新書)

開設したてのホームページや、集客できないホームページは優れた同業他社のサイトを見習うことでキャッチアップ効果が発生し、飛躍的に成長できる

開設したての企業ホームページや、運営がうまくいっていない企業ホームページにとって、同業他社のサイトの分析はこのキャッチアップ効果を引き起こし、サイト全体のクオリティと集客力を飛躍的にアップさせます。

アクセス数がなかなか伸びない序盤の時期は、自社のホームページと同業他社のサイトとの間にどんなギャップがあるのかを常に意識しながら、それを埋めるようにコンテンツの充実化を図りましょう。

参考になる同業他社のページは、印刷して保管しておくとページ作成時に非常に役立つ

中小企業のホームページ担当者は他の業務でコンテンツ作りを寸断されがちなので、こまめにリサーチ内容を保管しておかないと情報を忘れてしまう

中小企業のホームページ担当者は他の業務でコンテンツ作りを寸断されがちなので、こまめにリサーチ内容を保管しておかないと情報を忘れてしまう
特に優れていると思った同業他社のサイトは主要ページを印刷して保管しておき、コンテンツのプランニングや作成の場面で何度も読み返すようにしてください。

なぜ同業他社のサイトの分析で印刷を多用すべきかというと、コンテンツ作成や充実化には明確な終わりがなく長期戦となるからです。

とりわけ中小企業のホームページ担当者の場合、ホームページの運営作業だけすればいい例は稀であり、大抵の場合は他の業務と兼務しています。

他の業務が忙しくなったときには、コンテンツ作成作業を一時中断し1ヶ月後にまた再開する…といったケースも頻繁に起きるのですが、そのときには「過去に閲覧して良いと思った参考サイトがどこだったのかすっかり忘れてしまった…」ということになりがちです。

そんな事態にならないよう、参考になるサイトや文章はまとめて印刷してストックしておくのがよいでしょう。
もちろんブラウザへのブックマークでもいいですし、現在はPocketなどのあとで読むページを簡単に保存できるサービスも多数存在しますので、それらを用いても結構です。

・Pocket 公式サイト
https://getpocket.com/

大量の情報を継続的に取り扱う作業では、ディスプレイは紙には及ばない

ただ、ここは個人の感覚や仕事の進め方にもよりますが、同業他社のサイト分析では印刷に勝る保存手段はない印象があります。

【参考になったページを集約して印刷する利点】
  • 読んでいてうまいと思った表現や注目する情報を、紙だとラインを引いたり丸で囲んだりといったマーキングをしやすい
  • 参考ページを読む中で浮かんだアイディアをすぐに紙の余白にメモできる
  • 参考にするページを紙で見ながら、パソコン上でWordを開き原稿執筆ができる(ウィンドウをいちいち切り替える必要がない。ホームページ担当者がマルチディスプレイなどを導入していない場合に有効)
  • 数千字~数万字クラスの大量の情報を体系的・緻密に理解するには、ディスプレイよりも紙のほうが頭に入りやすい

企業ホームページのコンテンツ作成や文章執筆は、リサーチも含めれば大量の情報を取り扱う作業です。
そのため情報を記憶する手間・努力を省くだけで一気に作成効率がアップします。

意外かもしれませんが、企業ホームページの運営ではパソコンを触っている時間よりも、こういった紙やペンを使ったアナログな作業をしている時間のほうがアクセス数や売上げに直結することもあります。

「企業ホームページの文章を書こうとしてもうまくいかない…」「どんなコンテンツを作ればいいのか検討もつかない…」という方は、ぜひ紙やペンを使ったアナログな準備作業の徹底に注力してみてください。

それでは、同業他社のサイトのなかで具体的に注目すべき点を、以下より解説していきます。

同業他社のホームページ分析のポイント1.ファーストビューではどんな内容が強調されているか?

同業他社のホームページ分析のポイント1.ファーストビューではどんな内容が強調されているか?
企業ホームページではアクセスしたときに最初に開かれる画面、ファーストビューが一番重要です。

そこで訪問者の心をつかまなければ、それ以降にどんなに有益な内容が書かれていてもスクロールしてもらえないからです。

そのため、優れた企業ホームページのファーストビューには無駄な要素が一切ありません。

同業他社のサイトを開いたら、まずはファーストビューでどんな情報が提示されているかを分析してください。

ファーストビューで強調されている要素は、訪問者の興味を惹き売上げにもつながる情報です。

たとえば部品加工などの機械製造業の優良ホームページで、ページの上部に「部品加工実績○○万個以上!」や「量産だけでなく試作・開発も承ります」などの文章が載せられていれば、それらがお問い合わせを獲得できる確率を向上させる情報である可能性が高いです。

それらの文言をチェックするときは、「部品加工実績数をアピールすることで会社の信頼性を増しているんだな」「いきなり量産を未知の業者にお願いするのはハードルが高いから、まずは試作という依頼しやすいゴールを用意しているんだな」などと推測しながら読むようにしましょう。

優秀な同業他社が何よりも先に訪問者に伝えたいと考えた情報ですから、お問い合わせ・売上げに直結する情報である可能性が極めて高いです。

もし、自社のホームページではあまり強調されていない要素があれば、それをコンテンツの内容に盛り込めないか検討しましょう。

同業他社のホームページ分析のポイント2.コンテンツ(ページ)の一覧をチェックする

同業他社のホームページ分析のポイント2.コンテンツ(ページ)の一覧をチェックする
トップページのチェックが終わったら、個々のコンテンツの分析に移ります。
同業他社のサイトのコンテンツを詳細にチェックするときは、各ページが一覧としてまとめられている箇所に注目しましょう。

サイドメニューやフッターメニュー、あるいはサイトマップのページがそれにあたります。

このなかで単独ページが設けられている内容は顧客のニーズが大きいか、検索エンジンから集客できる内容である可能性が高いです。

たとえば工務店の優良ホームページで「断熱の効果」について詳しく紹介しているページがあれば、その情報を求めている訪問者(家を買いたい人)が多いということです。
また、「二世帯住宅」について個別ページが設けられていれば、ニーズを持つ人自体は少なくても単価が高い仕事が受注できコストパフォーマンスが良好なのかもしれません。

このように同業他社のサイトを分析するときは漫然と眺めるのではなく、「なぜこのページが存在しているのか?」「このページを作った意図は何だろう?」と常に推察しながら読むようにしてください。

自社のホームページでは一行で済ませている内容でも、同業他社のサイトが丁寧に詳しく解説しているときは、自社ホームページでもコンテンツ化できないか検討してください。
フッターメニューとサイトマップページも同業他社のホームページでは注目すべき

同業他社のサイト内で、自社目線ではなくお客さま目線になっている表現をピックアップする

同業他社のサイトを分析するなかで、「ここはお客さま目線の表現になっていてわかりやすい」「お客さまにとって役に立つ情報だ」と感じたところに特に注目してください。

機械製造業を例に出せば単に「精密な曲げ加工ができます」とだけ事業を紹介するのは、典型的な自社目線の表現です。
お客さまにとって重要なのは、「その精密な曲げ加工をしてもらうことで、どんなメリットが発生するのか?」だからです。

そのためお客さま目線の表現にするには、以下のような情報を補足する必要があります。

【●●製作所の曲げ加工のメリット】
  • 熱や打撃を加えない加工方法なので仕上がりが美しくなります
  • プレス加工とちがって金型を製作する必要がないので、小ロットでも低コストで生産可能です
  • レーザー加工と組み合わせて製作するので、自由な位置へ同時に穴開けが可能です

お客さま(訪問者)は自社のことをまるで知らないわけですから、丁寧な補足がないと購入行動を起こしてくれません。

優秀な同業他社のサイトと見比べると、現在の自社ホームページで社内目線に陥っている箇所がすぐにわかるはずです。

特に良いと思った表現は、ページを印刷してペンでマークしておきましょう。

同業他社のホームページをチェックするときの小技・テクニック

検索上位の同業他社ホームページチェックでは、10以上のサイトを閲覧することになります。
企業ホームページ運営の初心者であれば、さらに検索結果を深掘りして20位ぐらいまでのサイトをチェックしたほうがよいでしょう。

このようにコンテンツ作成やWebライティングでは、数多くの同業他社ホームページをチェックする必要があるのですが、ちょっとした小技を活用するだけで作業が格段に効率化されます。

これから、そんな小技・テクニックをご紹介します。かなりアナログで初歩的な手法が多いのですが、もし宜しければ活用してみてください。

同業他社のホームページチェック時の小技・テクニック1.検索結果上のホームページはそのままアクセスするのではなく、新しいタブで開く

通常はGoogleやYahoo!などの検索エンジンで調べ物をするときは、上位の気になるサイトにアクセス→ある程度読み終わったら検索結果に戻る→また次のサイトにアクセスする…という行動を取る人が多いでしょう。

ですが、同業他社のホームページを大量にチェックする場合だとそのやり方では時間がかかりますし、序盤に閲覧したホームページの内容を忘れてしまう可能性も高いです。

そのためGoogleやYahoo!で検索して同業他社を探すときには、まずは中身を読まず新しいタブで該当するホームページをどんどん開いていき、それが一段落着いたら中身を読み進める…という工程を踏んだほうが効率的です。


つまり、
  1. 「まずは新しいタブで片っ端から上位のサイトを開いてストック」→
  2. 「ひとつずつチェックし参考にならなそうなサイトはすぐにタブを閉じる」or「良さそうなサイトは各ページを閲覧し、参考になるページを印刷もしくはブックマークしてからタブを閉じる」
  3. →「次のサイトのタブに移る」
という作業を繰り返したほうが効率的です。

Web検索に慣れた方なら言われるまでもなく自然と使っていることも多いテクでしょうが、多数のサイトをチェックする必要があるときはぜひ活用してみてください。

大量のサイトをチェックするときのコツ 1.検索結果上のページは直接アクセスせず、右クリック→「新しいタブで開く」で開く

大量のサイトをチェックするときのコツ 1.検索結果上のページは直接アクセスせず、右クリック→「新しいタブで開く」で開く

大量のサイトをチェックするときのコツ 2.タブで開いたサイトのストックが貯まったら、端のほうから見ていき、いまいちなサイトや読み終わったサイトのタブをどんどん消していく

大量のサイトをチェックするときのコツ 2.タブで開いたサイトのストックが貯まったら、端のほうから見ていき、いまいちなサイトや読み終わったサイトのタブをどんどん消していく

同業他社のホームページチェック時の小技・テクニック2.ページを印刷するときは、本文の部分のみをコピーしWordにペーストしてから印刷する

ここまでの説明で「同業他社のサイトで参考になると感じたページは印刷してストックすべき」と紹介してきましたが、Webページを1枚ずつ印刷していくと両面・白黒印刷だとしても用紙代やインク代がかさみますし、読み込む際も情報密度が低くなるので効率が悪いです。

そのためオススメなのが、必要なページの本文の部分だけWordにコピー&ペーストしていき、ある程度まとまったら一気に印刷する方法です。

これなら不要な周りのフレーム部分やデザイン部分は印刷されないうえ、冊子印刷が使えるので用紙代の節約&読みやすさがアップします。

また、Wordの「レイアウト」→「余白」の設定で、余白を「狭い」に変更してから印刷すると、さらに効率的です。

中小企業のホームページ担当者の場合、優良な同業他社のサイトは折に触れて何度も読み返すことになるのでこのような工夫をしておくと、長期的に運営作業の無駄が省けます。

どんなコンテンツ(情報)を追加するかプランニングをしよう

コンテンツのリストアップ
自社の商品・サービスの分析や同業他社のサイトの分析が完了したら、これから自社ホームページへどんなコンテンツ(ページ)を追加していくべきなのか、できるだけ多くリストアップしてください。

このコンテンツリストが多ければ多いほど、ホームページの伸びしろが拡大し、より多くの集客数と売上げを獲得できるようになります。

なかには優先して早めに作成すべきコンテンツが存在します。
特に重視すべきコンテンツを今から紹介します。

優先して作るべきコンテンツ例1.複数の同業他社のサイトに共通して掲載されていたコンテンツ

複数の同業他社に共通するコンテンツ(ページ)を探すことで、どれが重要なのかを推測することができる

検索上位の同業他社のサイト群に同じような内容のコンテンツ(ページ)が掲載されていたら、そのコンテンツは真っ先に自社ホームページに追加するべきです。

検索上位を獲得しているほどの、優秀な同業他社のサイトのコンテンツは必ず何らかの意図を持って作成されています。

同じ内容のコンテンツが複数の検索上位サイトに共通して掲載されていれば、それは取りも直さず重要性が高いコンテンツだということになります。

【重要性が高いコンテンツの特徴】
  • 検索エンジンからの集客力が大きい
  • 訪問者(お客さま)が必要としている情報である
  • 訪問者が注文やお問い合わせをする際の、不安や疑問を取り除く効果がある
  • 注文やお問い合わせなどのコンバージョンを高確率で誘導できる
  • 受注時の単価が高い、もしくは粗利が大きい

※コンバージョンについて詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

同業他社のサイトの重要コンテンツを見習って整備することで、高い集客数と受注率をキャッチアップできる

たとえば、屋根のリフォームについて同業他社のサイトを調べているときに、A社のホームページとB社のホームページに、「屋根の修理では、意外なことに火災保険が適用できることがある」という内容が共通して掲載されていれば、それが顧客の目を惹き、受注につながる情報なのだということが理解できます。

このように、複数の同業他社のサイトに共通して掲載されているコンテンツ(情報)は、極めてコストパフォーマンスが高い傾向にあるので、まずはこちらのページを作りこんでください。

優先して作るべきコンテンツ例2.主力商品・サービスに関するコンテンツ

優先して作るべきコンテンツ例2.主力商品・サービスに関するコンテンツ
もし、現在のホームページに主力商品・主力サービスに関するコンテンツが十分に整備されていないときは、それらの追加も最優先事項です。

あるいは主力商品・サービスのページ自体は存在していても、同業他社のサイトと比較するうちに、自社ホームページには情報量・文字数が圧倒的に欠けていることを痛感することも多いでしょう。

実際、情報量・文章量はGoogleやYahoo!などの検索エンジンから集客するうえでもポイントになる要素なので、明白に集客数や売上げを左右しています。


そんなときは、既存ページのリライトをおこない、有益な情報と文章を追加していきましょう。

同業他社のサイトと比べて見映えが悪いときは、画像をページ内に追加するのも効果的です。

優先して作るべきコンテンツ例3.単価・利益率が高い商品やサービスのコンテンツ

単価や利益率が高い商品・サービスは、主力の商品・サービスと比べて、お問い合わせ数自体は少なくても、売上げアップに直結しやすいです。

一度作成して公開したコンテンツは、日本全国に訴求できるため、県内などに商圏が限られていたときは高くて売れなかった商品・サービスも販売できる確率が飛躍的にアップします。

優先して作るべきコンテンツ例4.SEOキーワードの検索回数が多いコンテンツ

優先して作るべきコンテンツ例4.SEOキーワードの検索回数が多いコンテンツ
GoogleやYahoo!からの集客効果が高いコンテンツも、優先して作成するべきです。

そのコンテンツの潜在的な集客力は、SEOキーワードの検索回数の量によって決まります。

たとえば、「神奈川 お風呂 リフォーム」というキーワードの月間検索回数(一ヶ月あたりにそのキーワードが検索される回数のこと)が100で、「神奈川 リビング リフォーム」というキーワードの月間検索回数が300なら、後者のリビングのリフォームに関するページを先に作ったほうがアクセス数を効率的に増やせます。

アクセス数を迅速にアップさせたいなら、月間検索回数(検索ボリューム)の調査は必須です。

月間検索回数の調査ではGoogle公式のキーワードプランナーが最も信頼できます。

しかし、キーワードプランナーを利用するにはGoogle広告のアカウントが必要なうえに、リスティング広告(検索連動型広告)を運用していないと、数字が詳細に表示されないので、初心者にはハードルが高いのも事実です。

気軽に月間検索回数を知りたい方は、「aramakijake.jp」というログイン不要ですぐに使えるSEOツールがありますので、こちらをご利用ください。

参考ページ: 『キーワード検索数 チェックツール|無料SEOツール aramakijake.jp』

aramakijake 利用画面・使い方

aramakijake 利用画面 使い方
※ツールに入力するキーワードがなかなか思いつかない方は、以下のページをご覧ください。
参考ページ:会社ホームページの集客力アップ! 初心者でも簡単にできるSEOキーワードの探し方

優先して作るべきコンテンツ例5.お問い合わせや注文などのコンバージョンを誘導できるコンテンツ

訪問者が商品やサ-ビスに興味を持ったとしても、即座に注文やお問い合わせをしてくれるとは限りません。

訪問者は常に「本当にこの会社に頼んで大丈夫なの?」という不安と抵抗感を抱えています。

このような不安や抵抗感を取り除き、コンバージョンへのハードルを低くするコンテンツを整備することで、お問い合わせや注文の獲得率をアップできます。

具体的には「ご相談の流れ」や「よくあるご質問」などのコンテンツです。

同業他社のサイト「ご相談の流れ」や「よくあるご質問」の項目をチェックして、複数のサイトで共通している内容を取り入れながら、これらのコンテンツを作成していきましょう。

このようなページはそれ自体がGoogleやYahoo!からの集客力を持つわけではありませんが、他のページで集めたアクセスをより効率的にコンバージョンさせる役割を発揮します。

企業ホームページ運営では調査&準備作業が大きくアクセス数・売上げを左右する

企業ホームページ運営では調査&準備作業が大きくアクセス数・売上げを左右する
以上のように、綿密な調査&準備作業を実施していただくことで、ホームページ運営の初心者でもアクセス数を稼ぎ売上げにつながるコンテンツ・文章を作成できるようになります。

企業ホームページでは制作作業や公開後の結果ばかりが注目されがちです。

ですが実際は、制作に入る前の調査や準備段階でアクセス数や売上げのほとんどは決定されてしまっているといっても過言ではありません。

「企業ホームページ運営が思うようにいかない」「追加コンテンツのアイディアが浮かばない」「ホームページの文章が書けない」といった方は、ぜひこのページで紹介した方法を取り入れてみてください。
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