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ダウンロードとは? 意味や方法、注意点を初心者向けにわかりやすく解説!

ダウンロードとは?意味や方法、注意点を初心者向けにわかりやすく解説!
  • 「ダウンロードという言葉をよく聞くけど、どういう意味なの?」
  • 「ダウンロードの方法が分からない」

このようにお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、「ダウンロード」について、言葉の意味や、ダウンロードの方法、ダウンロードをするときの注意点などについて、パソコンやスマートフォンの初心者の方でもわかりやすく解説していきます。


目次

ダウンロードとは

ダウンロードとは
ダウンロードとは、インターネット上のファイル・データをコピーして、自分のパソコン・スマートフォンなどに保存することです。
「ファイル」とは画像やPDFなどのドキュメントファイルや、ソフトウェア、アプリなどのデータを指します。

「ダウンロード(download)」という言葉は「down(落ちる)」と「load(荷物)」から成り立っていますので、インターネット上から、荷物(データ)を自分の手元の端末に落としてくるさまを想像するとわかりやすいかもしれません。
そのため、ダウンロードのことを「落とす」と表現することも多いです。

※アプリについて詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

ダウンロードの仕組み

インターネット上にあるデータは、「サーバー」と呼ばれるコンピューターに保存されています。
数えきれないほど多くのサーバーがネットワークを介してつながっており、その中の目的としているデータが置いてあるサーバーから、自分のパソコン・スマートフォンにデータをコピーして保存するというのがダウンロードの仕組みになっています。
サーバーに接続できなければ、データをダウンロードすることはできません。

※サーバーについて詳しく知りたい方は以下の参考ページをご覧ください。

参考ページ:サーバーとは何か?ホームページ作成との関係を初心者へわかりやすく解説

ダウンロードとインストールの違い

ダウンロードとインストールの違い
ダウンロードと似た言葉に「インストール」があります。
ダウンロードとインストールの違いは、「単純に保存するか、それとも使用できる状態にまで設定完了させるか」という点です。

たとえば、何らかのソフトウェアやアプリを、インターネット経由でダウンロードして使用するときの手順を想像してみてください。

パソコンやスマートフォンに保存された段階で「ダウンロード」は完了していますが、それだけではそのソフトウェアやアプリがまだ使用できないようだと、「インストール」は完了していません。

ソフトウェアやアプリの初期設定などを済ませて、使用できるようになったら「インストール」が完了したと言えます。
なお、画像データや音楽・動画ファイルなどはダウンロードすればすぐに利用できるので、インストールは不要です。
※画像を閲覧したり、音楽・動画ファイルを再生したりするソフトウェアのインストールが別途必要なことはあります。

また、ダウンロードはネットワーク経由や通信回線を経由してデータを保存することが前提になっていますが、インストールはネットを経由しないときでも使われます。

DVD-ROMやUSBメモリ、外付けのストレージなどから、ソフトウェアのデータをパソコンに転送して初期設定を行う際も「インストール」と呼びます。

アップロードとは

ダウンロードと対になる言葉に「アップロード」があります。
アップロードとは手元にあるファイルのコピーを自分でサーバー上に保存し、ダウンロード可能な状態にすることです。

ダウンロードとは逆で「アップロード(upload)」といいますので、「ネット上に上げる」という表現をすることもあります。

昨今では、Googleドライブなどのオンラインストレージサービス(ネット上にデータを保管できるサービス)に、個人が写真や動画などのデータをアップロードして保管する機会も増えてきました。

オンラインストレージサービスにアップロードしたデータは、使用したいときにダウンロードして活用することができます。

ダウンロードの方法

ここからはダウンロードの方法について紹介していきます。

何のファイルをダウンロードするかによって、ダウンロードの方法も変わってきます。

画像やその他のファイルはブラウザを使ってダウンロードすることが多いです。
スマートフォンやタブレットのアプリは、App storeやGoogle Playなどからダウンロード・インストールすることができます。

また、音楽や動画ファイルなどは専用のアプリ(Apple MusicやNetflix、YouTube Premiumなど)経由でダウンロードするのが、最近は主流になってきています。

ダウンロードの注意点

ダウンロードの注意点
ここまでダウンロードの方法について紹介してきましたが、ネット上のファイルをダウンロードする際にはいくつか注意点があります。
注意点をしっかり確認したうえでダウンロードを行いましょう。

違法にアップロードされたコンテンツをダウンロードしない

違法にアップロードされたコンテンツをダウンロードしない
インターネット上のコンテンツには「海賊版」と呼ばれるものが存在します。
海賊版とは違法にコピー、アップロードされた動画や音楽、画像などのコンテンツのことです。

違法にアップロードされたコンテンツと知りながらこれら海賊版をダウンロードすると、刑事罰の対象となることがあります。

自分がダウンロードしたいコンテンツが適法なものかどうか、きちんと確認してダウンロードするようにしましょう。

ソフトウェアをダウンロードする際の注意点

ソフトウェアをダウンロードする際の注意点
ダウンロード可能なソフトウェアには、市販のソフトウェア、フリーウェアなどいくつかの種類があります。
市販されているソフトウェアは、比較的に安全性が高いと言えます。

気をつけなければならないのはフリーウェアです。
悪意を持って作られたフリーウェアの中には、パソコンに取り込むだけでウイルス感染したり、不正プログラムをダウンロードしたりするなど危険なものが多数存在します。

自分がダウンロードするソフトウェアが、本当に安全なのかどうか確認することが大切です。

ダウンロードの前にコンテンツの情報を検索する

ダウンロードの前にコンテンツの情報を検索する
ダウンロードしたい音楽、動画、テレビ番組などのコンテンツがある場合は、ダウンロードする前にコンテンツの情報を検索しましょう。

コンテンツが違法にアップロードされたものではないか、ウイルス感染するような危ないものではないかをきちんと検索して、リスクを減らすことが大切です。

匿名の勧誘や、広告からはダウンロードしない

突然の迷惑メールや匿名の勧誘、広告からコンテンツをダウンロードするのは非常に危険です。

リンクを開いた途端に高額な請求をされる、ダウンロードすることでパソコンやスマートフォンに異常をきたすプログラムやウイルスも存在します。

どこのものか不明なファイルはダウンロードしないようにしましょう。

ダウンロードするファイルが増えるほど、パソコン・スマートフォンの記憶容量(ストレージ)が埋まっていく

ダウンロードするファイルが増えるほど、パソコン・スマートフォンの記憶容量(ストレージ)が埋まっていく
パソコン・スマートフォンの記憶容量(ストレージ)とは、ダウンロードしたファイルを保管する倉庫のようなものです。倉庫にどんどん物が溜まっていくように、ダウンロードを繰り返していくとファイルもどんどん溜まっていき、空き容量が少なくなっていきます。

ストレージが満杯になった場合は不要なデータを削除すれば、また新しいファイル・データをダウンロードできるようになりますので、普段使用していないファイル・データはこまめに削除するとよいでしょう。

データ量が大きいファイルをスマートフォンでダウンロードすると、毎月のデータ通信量を浪費してしまう

データ量が大きいファイルをスマートフォンでダウンロードすると、毎月のデータ通信量を浪費してしまう
なお、スマートフォンでファイルをダウンロードするときは、さらに注意が必要です。

ダウンロードしたファイルのデータ量が大きいと、それだけ大きなデータ通信量を消費してしまうからです。
キャリア(携帯電話サービスを提供する通信会社)との契約で、毎月のデータ通信量に一定の制限がかけられている場合には、その制限を超過してしまいかねません。

データ通信量の制限を超えてしまった場合、通信速度に制限がかけられたり追加料金が発生したりしてしまいます。

とりわけアプリや動画のような、サイズが大きいファイルをダウンロードするときは要注意です。

これらのサイズが大きいファイルをダウンロードするときは、自宅や喫茶店などの通信量に制限がかけられていないWi-Fiに接続してから、ダウンロードしたほうがよいでしょう。

ファイルをダウンロードするときは、コンテンツが安全なものか確認しましょう

ここまでダウンロードについて簡単に紹介してきましたが、ダウンロードするファイルやコンテンツが安全なものか、違法なものではないか等を確認することが大切です。

また、パソコンやスマートフォンなどのデバイスの容量(ストレージ)や、データ通信量にも注意しながらダウンロードをするとよいでしょう。

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