PV(ページビュー)とは? ホームページのPV数(閲覧数)の意味や調べ方
更新日:2024.11.21
PV(ページビュー)とは、ホームページの閲覧回数のことです。PV数の測定はホームページの運営では必須ですが、「PV数の確認方法がわからない…」という方も多いと思います。
そこで今回はPV数の調べ方や、ユーザー数・セッション数とのちがい、PV数の増やし方を初心者向けに紹介します。
目次
PV(ページビュー)とは?
PV(Page View、ページビュー)とは、ホームページが何回閲覧されたかを示す指標です。PV数(閲覧数)が多いほどそのホームページが多く見られていることになるため、集客やアクセス解析においては重要な指標になります。
PV数はGoogleアナリティクス(GA4)などのアクセス解析ツールを使用することで、調査・確認ができます。
Googleアナリティクス上ではPV数は「表示回数」と表示されます。
また、よく使われる「アクセス数」はPV数やユーザー数、セッション数を包含している概念になります。
なお弊社ではPV数(アクセス数)を広告費・外注費ゼロで10倍にしたノウハウを資料にまとめています。以下からお気軽にダウンロードしてください。
ユーザー数(ユニークユーザー数)
ユーザー数(ユニークユーザー数)は、ホームページを訪問した人数を示す指標です。
同一の期間内に同じ人が同じデバイスで、何度ホームページに訪問してもユーザー数は1としてカウントされます。
ただし同じ人であっても1回目はパソコンでアクセスし、2回目はスマートフォンでアクセスした場合などは、2ユーザーとカウントされます。
ユーザー数とPV数のちがい
ユーザー数では同じ人が複数回ホームページへ訪問しても、複数のページを回遊しても1としかカウントされません。
それに対してPV数では訪問回数・ページを閲覧した回数がそれぞれカウントされます。
そのホームページがどれだけ多くの人の認知を獲得しているのかの実態を知りたい場合は、PV数よりもユーザー数に注目したほうがよいでしょう。
セッション数
セッション数はホームページへの訪問回数を示す指標です。あるユーザーがホームページにアクセスして離れるまでをセッション数1としてカウントされます。1回の訪問で複数のページを閲覧してもセッション数は1のままです。
ただし、Googleアナリティクスではユーザーが30分間何も操作をおこなわなかった場合は、途中でセッションが終了したと見なされます。
30分経過後に再度そのホームページにアクセスがあった場合は別のセッションとして計測され、最初のセッションも含めて「セッションが2回発生した」と判断されます。
セッション数とPV数のちがい
先述したとおり、1人のユーザーが1回の訪問でどれだけ多くのページを閲覧したとしても、セッションは1回のままです。
しかしPVでは閲覧されたページの数だけカウントされますので、PV数はセッション数よりも多くなります。
PV数・ユーザー数・セッション数の比較・ちがい
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自社ホームページのPV数の確認方法
PV数の確認は、自社のホームページが効果的に運営されているかを把握するうえで必須の作業です。自社ホームページのPV数の確認方法を初心者向けに紹介します。
自社ホームページのPV数の確認には、無料のアクセス解析ツール・Googleアナリティクス(GA4)を使うのが一般的です。
ただし、Googleアナリティクスをあらかじめホームページに導入しておかないと、PV数の測定はできません。
Googleアナリティクスの導入方法については、以下の参考ページやおすすめの書籍をご覧ください。
なお、弊社の企業向けホームページ作成ソフト(CMS)・おりこうブログには、Googleアナリティクスの設定を代行するサービスがございます。
ホームページの開設・リニューアルを検討中で、「Googleアナリティクスの設定は難しそうだから、自分たちではできそうにない…」とお悩みの方は、ぜひ以下からおりこうブログの詳細をご覧ください。
月間のPV数をGoogleアナリティクスで確認する方法
その後にPV数を測定したい期間を設定します。右上の期間指定のボックスを操作します。
今回は月間のPV数を知りたいので、仮に7月1日~7月31日までを指定します。
そうすると、月間の各測定数値が表示されました。このうち「表示回数」がPV数になります。
月間のページごとのPV数をGoogleアナリティクスで確認する方法
ホームページのPV数を増やす方法
PV数はお問い合わせ数やコンバージョン数にも大きく影響するため、ホームページで成果を出したいなら増加が必須です。
ホームページのPV数を増やす方法を簡単に紹介します。
SEO(検索エンジン最適化)
ホームページの大きな集客の柱がGoogleやYahoo!などの検索結果からのアクセス流入です。これら検索エンジンからのアクセス数を増やす手法のことを、SEO(検索エンジン最適化)と呼びます。
SEOで集客数を伸ばすには、訪問者の役に立つコンテンツを増強することで検索上位を獲得し、多様なキーワードでヒットさせる「コンテンツSEO」という手法がおすすめです。
また、titleタグやdescriptionタグの最適化などもPV獲得には効果的です。
Web広告
とにかく早く確実にPV数をアップさせたいなら、Web広告を使うのが最適です。
現在、主に利用されているWeb広告は以下の3種です。
- リスティング広告(検索連動型広告。GoogleやYahoo!に表示する広告)
- ディスプレイ広告(外部のWebサイトやブログの記事中やサイドエリアなどに表示される広告)
- SNS広告(各種SNSに表示する広告)
Web広告はSEOやSNSと比較すると費用は高額ですが、即効性ではズバ抜けています。
SNS
SNSマーケティングはコストパフォーマンスが高い集客手段です。
【主要なSNS】
低いコストで集客できる点はSEOも同じですが、SEOは検索上位獲得やコンテンツの蓄積に時間がかかる一方、SNSは瞬間的に集客できるメリットが存在します。
ただしSNSは活用できる業種が限られており、担当者の適正や力量に成果が大きく左右されやすい集客施策でもあります。
そのため、まずは「自社でSNSマーケティングは活用できるのか?」を冷静に分析したうえで利用するかどうかを吟味するのがよいでしょう。
内部リンクを張り巡らせて回遊性を強化する
PV数はセッション数やユーザー数とは異なり、たとえ訪問者数が同じでも増加させることができます。
1人あたりの訪問者が見るページ数が増加すれば、訪問者数が同一でもPV数は増加するからです。
もちろん単にページを細切れにして見かけ上のPV数を増やすだけでは何ら意味がありませんし、訪問者の心証も悪くなってしまいます。
有効なのは各ページから関連するページへの内部リンクを張り巡らせることです。
訪問者は気になった情報にアクセスしやすくなるので閲覧時の快適性が向上しますし、回遊性も高まります。
また関連するコンテンツを内部リンクでつなげれば、SEO効果も高まり検索順位も上昇しやすくなります。
PV数をきちんと把握し、ホームページの集客力を強化しよう!
自社のホームページが適切に運用されているかを把握するうえで、PV数の確認は欠かせません。
また単にPV数を調査するだけでなく、SEO対策やWeb広告、SNS、内部リンクを活用してPV数を増加させる施策も必要です。
まずはPV数の確認から自社のホームページ改善をはじめてみてください。
なお、弊社では広告費・外注費ゼロでアクセス数を10倍にしたノウハウを、資料にまとめて提供しております。コストをかけずにPV数を増やしたい方は、ぜひ以下からお気軽にダウンロードしてください。
この記事を書いた人
岡山 幸太郎
株式会社ディーエスブランド Webマーケター
ディーエスブランド入社後、営業を経験したのち自社サイトやお客様サイトのWebディレクションに携わる。現在はSEO(検索エンジン最適化)やコンテンツマーケティングなど、Webにおける集客分野を担当。また、Webセミナー講師としても活動中。