コンバージョン(CV)とは? Webマーケティングでの意味をわかりやすく解説
更新日:2024.09.19
Webマーケティングや企業ホームページ(Webサイト)の運営では、コンバージョン(CV)という言葉の理解が必須です。
今回はコンバージョンの意味や種類・具体例を初心者向けにわかりやすく紹介します。
「このホームページのコンバージョンは何か?」を明確に設定すれば、ホームページの目的地が定まり、どんなコンテンツを追加していけばいいのかも自然に見えてきます。
コンバージョンの増やし方も紹介しますので、Webマーケティングやホームページで成果を出したい方はぜひご覧ください。
目次
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- コンバージョンとは
- コンバージョン率(CVR)とは
- コンバージョンポイントの設定 まずは何をコンバージョンにするのかを決めよう
- コンバージョンポイントの具体的な例・種類
- コンバージョンポイントは複数設定してもよい
- マイクロコンバージョンとは?
- アクセス解析・Web広告運用時のコンバージョンの種類
- 多くの業種ではコンバージョン獲得後に売上げにつなげる社内体制の整備が必要
- コンバージョン数を増やす方法
- 方法1.複数のコンバージョンポイントを設けてハードルを下げる
- 方法2.ホームページのアクセス数を増やす
- 方法3.コンバージョンにつながるボタン(CTA)を最適化し、表示箇所を増やす
- 方法4.Webフォームの項目を最適化する(EFO)
- コンバージョン率を高めるサイト構成の参考になる本・書籍
- コンバージョンが決まるとコンテンツも作成しやすい
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コンバージョンとは
コンバージョン(CV)とは、訪問者がホームページの目標としているアクション(資料請求・お問い合わせなど)を起こした状態のことを指します。
たとえば、1人の訪問者が商品・サービスを購入したり資料請求をおこなったりした場合、ホームページがコンバージョンをひとつ獲得したとカウントします。サッカーにたとえれば、シュートが枠内に入りゴールを達成した状態です。
コンバージョンは英単語ではconversionと書き、もともとの意味は「転換」や「変換」です。訪問者がホームページ内を動きまわった末にシュートを放ち(アクション)、得点に転換されたイメージを持つとわかりやすいかもしれません。
コンバージョンの数はホームページが現状でどれだけ目標を達成しているのかを示す、客観的な指標になります。コンバージョンを正しく設定し、どれだけの数を獲得しているかを常に測定することがWebマーケティングではとても重要です。
コンバージョン率(CVR)とは
コンバージョン率(Conversion Rate、CVR)は、訪問者がホームページにアクセスした際に商品の購入や資料請求、お問い合わせなどのコンバージョンを起こした割合を示す指標です。
たとえば100回訪問されたうちコンバージョンが1件発生した場合は、コンバージョン率は1%になります。
コンバージョン率が高いほど売り上げや人材獲得などの成果を出しやすくなりますので、コンバージョン率はホームページや広告のパフォーマンスを測るうえで重要な指標です。
コンバージョンポイントの設定 まずは何をコンバージョンにするのかを決めよう
コンバージョンポイントとは、資料請求・お問い合わせ・無料相談・イベント申し込みなどの、コンバージョンに至る場所やステップのことです。
コンバージョンポイントを明確にしないままホームページを運営するのは、ゴールの場所も分からないままサッカーをプレイするようなものです。どこにパスすればゴールに近づくのか見当もつかないですし、シュートが枠内をとらえることもありえません。
コンバージョンというゴール(目標)があるからこそ、どのようにホームページを育ていていくかの方針やアイディアが生まれるのです。その根幹部分があいまいだと、ホームページ運営は非効率的になり迷走してしまいます。
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コンバージョンポイントの具体的な例・種類
ここではホームページにはどんな種類のコンバージョンポイントがあるのか具体的に例示していきます。みなさんのホームページではどのコンバージョンポイントを選択すべきかを想定しながらお読みください。
1.商品やサービスの購入
小売業やサービス業の場合、ホームページを介して訪問者に商品やサービスを購入してもらうのが最終目標になります。代表的な例がECサイト(ネットショップ)であり、ホームページからの直接的な売上げ=コンバージョンになります。
2.お問い合わせ・ご相談
- 商材が高額でホームページからの衝動買いが見込めない
- 顧客直接対面してのコミュニケーションが不可欠
- 顧客が商品の購入を決定するまでの検討期間が長い
以上のような条件に当てはまる業種の場合、ホームページから直接的に売上げを確定させることは不可能です。
建築・土木業や不動産業がその典型例です。また、製造業などのBtoB主体の業種も同じです。
これらの業種の場合は、お問い合わせや相談の申込みによる商談の獲得がホームページのコンバージョンになります。
3.資料請求・試供品・無料体験版の申込み
小売業では商品カタログ、建築業ならリフォーム事例を紹介する施工アルバムなど、資料の請求をコンバージョンとして設定する方法もあります。
またBtoBの業種であれば、お役立ち資料などのホワイトペーパーを無料ダウンロードできるようにするのも効果的です。
一度申込みをしてもらえば顧客の連絡先が入手できるので、それを元に電話やメールでフォロー活動をおこない商談につなげられます(インサイドセールスによる追客)。
資料請求はPDFを自動返信する形式にすれば、費用・労力はほぼかかりません。
また、健康食品や美容品などのホームページの紹介だけでは効果が実感しづらい商材では、試供品の申込みが有力なコンバージョンとなります。
ソフトウェアなどの比較的複雑で、実際に顧客が触ってみないと他社との違いが分からない商材では無料体験版の申込みが有効です。
4.イベント・セミナーへの参加申し込み
ホームページを各種イベントの集客に利用するパターンです。
- 建築業・・・内覧会や見学会
- 介護・・・ボランティア活動
- 各種団体・・・広報イベントや講演会
- 保育園・幼稚園・・・個別見学
- 学習塾・教育機関・・・無料体験授業やオープンキャンパス
5.採用の申込み
正社員やアルバイトへの採用申込みは、全ての業種においてホームページのサブのコンバージョンポイントになりえます。
建築や設備業、介護、保育園・幼稚園などの人材が不足気味の業種では、採用活動の申込みがメインの目標となることもあります。
ホームページで採用のコンバージョン獲得に成功すれば、マイナビやリクナビなどの求人情報サイトや求人誌に支払っている広告料の節約も期待できます。
また、Googleしごと検索などの無料で自社の求人情報を掲載できるサービスを活用し、そこから採用応募のコンバージョンを獲得するのも有効です。
コンバージョンポイントは複数設定してもよい
ホームページに設定するコンバージョンポイントは必ずひとつでなければいけない、ということはありません。
たとえば建築業であれば「お問い合わせ」・「資料請求」・「イベントへの参加申し込み」・「採用の申込み」の4つのコンバージョンを同時に狙えます。
他の業種でも、「採用応募への申込み」をサブのコンバージョンとして設定することは多いでしょう。
みなさんの会社・団体が現在何を求めているのかを分析したうえで、ホームページで実現すべきコンバージョンを洗い出していってください。
マイクロコンバージョンとは?
マイクロコンバージョンとは、最終的なコンバージョンに至るための中間地点のことです。
たとえば、商品・サービスページ→資料請求ページ→資料請求Webフォーム→資料ダウンロード完了ページ(サンクスページ)という流れを訪問者がたどるとします。
この場合、ダウンロード完了ページ(サンクスページ)がコンバージョンだとすれば、その前の段階の商品・サービスページ、資料請求ページ、資料請求Webフォームがマイクロコンバージョンになります。
コンバージョンだけでなく、マイクロコンバージョンの数値も測定することで、各プロセスの達成率やどのプロセスで訪問者の離脱が発生しているかなどを把握できます。
コンバージョンをホームページ運営のKGIだとすれば、マイクロコンバージョンはKPIだと考えるとよいでしょう。
- KGI(Key Goal Indicator)…売上げや商品購入などの、ビジネスの最終目標を定量的に評価するための指標。
- KPI(Key Performance Indicator)…最終目標に至るまでの中間目標を評価するための指標。
アクセス解析・Web広告運用時のコンバージョンの種類
なお、アクセス解析やWeb広告の運用時には、以下のようにコンバージョンの種類を細分化して各データを取り扱うことがあります。詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
コンバージョンの種類 | 測定する内容 |
総コンバージョン | 全ユーザーが起こした全コンバージョンの合計数 |
ユニークコンバージョン | コンバージョンを起こしたユーザーの数 |
直接コンバージョン | ホームページにアクセスしたユーザーが離脱せずに起こしたコンバージョンの数 |
間接コンバージョン | ユーザーがホームページから離脱したのちに、再訪問してコンバージョンを起こした数 |
クリックスルーコンバージョン | Web広告をクリックしたユーザーが起こしたコンバージョンの数 |
ビュースルーコンバージョン | Web広告を見たユーザーがクリックをせずに、検索エンジンなどの別経路をたどってホームページにアクセスしてコンバージョンを起こした数 |
多くの業種ではコンバージョン獲得後に売上げにつなげる社内体制の整備が必要
コンバージョンが即売上げに直結するのは一部の業種のみ
コンバージョンはホームページ運営において最重要の目標ですが、多くの業種ではコンバージョンを獲得しただけでは売上げにつながらない点には注意が必要です。
たとえばAmazonや楽天のようなECサイト・ネットショップであれば、「コンバージョン=商品の購入」が即売上げになるので問題ありません。
また、美容室やエステサロンなども「コンバージョン=予約」を獲得すれば、自動的に高確率で売上げに直結します。
しかし、それ以外の業種ではコンバージョンを獲得しただけでは、売上げに直結しないのです。
BtoBではコンバージョンを商談につなげる流れの整備が必須
典型的なのがBtoBの業種です。
BtoBでは、Web上の申し込みだけで契約が完結するのは少数派で、多くの場合は間に商談(訪問・オンライン)を挟まないといけません。
つまり売上げを獲得するには、コンバージョンをいかに商談に結びつけるかの体制づくりが必須になります。
とりわけ資料請求のようなハードルが低めのコンバージョンポイントから商談に直結させるのは難しいので、間にいくつかのステップを挟むのが効果的です。
以下の施策例を参考に、コンバージョンを商談まで誘導していく流れの整備も、忘れずに進めておきましょう。
【コンバージョンを商談化する施策の例】
- インサイドセールス(内勤営業)による架電
- メールマガジンによる継続的な顧客接点の確保
- 無料体験版や試供品の案内
- オンライン・電話での無料相談の実施
- イベント・Webセミナーへの案内
コンバージョン数を増やす方法
ここまで紹介してきたように、企業ホームページで成果を獲得するにはコンバージョン数の増加が必須です。
コンバージョンの増やし方を初心者向けに紹介します。
方法1.複数のコンバージョンポイントを設けてハードルを下げる
単純な「お問い合わせ」フォームは、訪問者にとってはハードルが高い
効果が一番大きく即効性もある施策が、コンバージョンのハードルを下げることです。
具体的に言えば、コンバージョンポイントを「お問い合わせ」だけでなく、「資料請求」・「無料相談」・「無料イベント参加」などと複数設けるようにしてください。
なぜコンバージョンポイントを複数種類にするだけで、コンバージョン数が増えるのでしょうか?
それは単純な「お問い合わせ」だけだと訪問者がハードルの高さを感じてしまい、Webフォームへの入力に二の足を踏んでしまうからです。
多くの企業ホームページのお問い合わせフォームでは、「お問い合わせ内容をお書きください」との自由記述欄が設けられていますが、訪問者が自分の要望や課題、お悩みを言語化して適切に文字に起こすのは予想以上に大変です。
そして多くの訪問者は「GoogleやYahoo!の検索結果から、なんとなくこのホームページにたどりついた」という状態なので、そこでいきなりお問い合わせ欄に詳細に文章を書いて投稿するのはハードルが高いのです。
コンバージョン数を迅速に増やすなら、資料請求のWebフォームを設けるのがオススメ
ですが資料請求や無料イベント参加などの具体的な項目があれば、訪問者は「とりあえず資料請求してどんな商品・サービスがあるのか見てみるか」「直近でイベントがあるなら参加してみるか」と気軽にアクションを起こせます。
とくに資料請求は通常の「お問い合わせ」の3倍~10倍以上のコンバージョン数を獲得できることもありますので、コンバージョン率が低くてお困りの方はまずは「資料請求」フォームをホームページに設置するようにしましょう。
「資料」と言ってもゼロから専用の資料を作成する必要はなく、すでに自社で利用しているチラシ・カタログ、営業担当者が利用している提案書などを流用すれば当面は問題ありません。
PowerPointやWordをPDF化した程度のもので十分であり、デザイン会社にわざわざ依頼する必要もないので、最初は社内に蓄積されている資料を流用しましょう。
資料請求のメールフォームに投稿があれば、投稿者に自動返信メールが届くように設定するのがオススメです。
自動返信メールの本文内に各種資料をダウンロードできるURLを付記しておけば、毎回社員が手作業で資料をメールなどで送付する手間が省けますので、非常に効率的です。
※なお、弊社の企業・団体向けホームページ作成ソフト・おりこうブログでは自動返信メールの設定が可能です。興味のある方は以下から詳細をご覧ください。
方法2.ホームページのアクセス数を増やす
コンバージョン数を増やすには、ホームページのアクセス数自体を増やす施策も必須です。
企業ホームページのアクセス数を増やすには、主に以下の3種類の方法があります。
【アクセス数を増やす方法】
- GoogleやYahoo!などの検索エンジン経由(SEO)
- Facebook・X(Twitter)・InstagramなどのSNS
- リスティング(検索連動型広告)などの広告
なかでも、特に有効なのがSEO(検索エンジン最適化)です。
SEO(SEO対策)はSearch Engine Optimization、検索エンジン最適化の略で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからホームページへのアクセス数を増やすための手法・施策のことです。
SNSは活用できる業種が限定されており、広告は予算の制約が付くという事情から、SEOは業種・企業規模を問わず多くの会社で集客の要になっています。
SEOで集客するには、企業ホームページのコンテンツ・ページを増強していくのがもっとも効果的です。
具体的な考え方や方法は以下のページで紹介していますので、こちらをご覧ください。
方法3.コンバージョンにつながるボタン(CTA)を最適化し、表示箇所を増やす
商品の購入やお問い合わせ、会員登録、資料ダウンロードなどのコンバージョンにつながるバナーボタンを最適化するのも、コンバージョン数増加には効果的です。
これらのバナーボタンやテキストリンクのことを、CTA(Call To Action、コール・トゥ・アクション)と呼びます。
たとえばCTAでは「こちらをクリック」などの漠然とした文言よりも、「リフォームの詳細を見る」のようなクリック後に起こることを明確に示した文言を使ったほうがクリック率は高まります。
CTAのクリック率を高めるには、他にも以下のような方法があります。
【CTAのクリック率を高める方法】
- CTAボタンだけでなく、付近にマイクロコピー(「●●な方はぜひご相談ください!」などのクリックを誘導する文章)も設置する
- クリックするメリット、得られる利益、どんな課題を解決できるのかを盛り込む
- 課題解決できる信頼性を示す
- 訪問者目線で能動的な言葉(動詞)を使う ※「今すぐ申し込む」・「資料をダウンロードする」など
- 簡単・迅速にアクションが完了することをアピールする
- ボタンだとすぐにわかるように影や立体感を付ける
また、ファーストビュー(ページを開いたときに最初に表示される画面の範囲)にCTAを設置したり、ヘッダーや固定バナーを利用して表示箇所を増やしたりするのもコンバージョン率の向上には効果的です。
CTA改善策を具体的に知りたい方は、ぜひ以下のページもご覧ください。
方法4.Webフォームの項目を最適化する(EFO)
資料請求・無料相談などのコンバージョンの多くは、Webフォーム(メールフォーム・入力フォーム)を経由して完了します。
そのためWebフォームの改善(EFO)もコンバージョン数増加に直結します。
たとえば、お問い合わせフォームの項目を最小限にまで減らすだけでコンバージョン率は向上しやすくなります。
他にも以下のようなポイントを意識して改善するとよいでしょう。
【Webフォームの改善ポイント】
- 資料ダウンロードのフォームでは、資料の一部を画像として見せる
- 住所は番地や建物名などの項目を分割せず、ひとつの項目で入力できるようにする
- お問い合わせや無料相談では、訪問者の要望や質問を予想して選択項目として入力できるようにする
- 入力例を表示する
- フォームのボタンの文言は押したあとの内容が想像できるような動詞にする…など
詳しくは以下のページをご覧ください。
コンバージョン率を高めるサイト構成の参考になる本・書籍
なお、ホームページ経由でお問い合わせや資料請求などのコンバージョンを多く獲得するためのノウハウを学ぶには、以下の本・参考書籍がオススメです。
「中小企業のホームページ担当者へ1冊だけ本を薦めるなら?」と訊かれたら、躊躇なくこの本を差し出せるほどの名著です。
コンバージョンを獲得できるお客様目線のサイト構成・ページ作りをするにはどうすればいいのかが具体的に理解できます。
また、「自分たちが気付いていない競合を見つける」「検索キーワードは群で見る」「売れるWebデザインは戦略を映している」などのトピックも有益な示唆に富んでいます。
単に戦略の立て方を解説するだけでなく、「立案した戦略をどのように中小企業のホームページのコンテンツに落とし込むか」の部分が多彩な実例とともに紹介されているため、中小企業向けのなかでは最良の本です。
後半は、売り上げ獲得に効果的なトップページデザインの構成方法などについても、事例を用いながら具体的に解説されています。
主にランディングページ(LP)制作の観点から、コンバージョンを獲得できるページ構成やWebライテイングについて解説している本です。
この本を書いたのはSEOの分野で有名なWebマーケティングメディア『バズ部』(株式会社ルーシー)で、実践的なキャッチコピーや文章の構成方法を紹介しています。
この本を書いたのはSEOの分野で有名なWebマーケティングメディア『バズ部』(株式会社ルーシー)で、実践的なキャッチコピーや文章の構成方法を紹介しています。
「お客様目線で文章を書くとはどういうことか?」という基本を解説しているため、ランディングページだけでなく、企業ホームページ運営やチラシ・カタログ作成などあらゆるセールスライティングの場面で応用できます。
コンバージョンが決まるとコンテンツも作成しやすい
コンバージョンとは訪問者を誘導すべき最終目的地です。
目的地を確定すれば、そこに至る道のりやプランも明確になります。コンバージョンから逆算して、ホームページにどんなコンテンツを作るべきかを発想できるのです。
例:建築会社のホームページで、「内覧会への申込み」を達成したい場合
- まずはゴールとなる内覧会申込みのメールフォームが必要(ゴールページの設置)→
- 内覧会の日時や場所、どんな様子なのかを記載した内覧会の紹介ページが必要→
- 内覧会に興味を持ってもらうためには、自社が建てる家の特長や施工実績をアピールするページが必要
どのようにコンバージョンに結び付けるか意識しながら、ページを作成しよう!
コンバージョンから逆算したページ作りはサッカーでたとえるなら、ゴールに結び付けるためにはどこでフォワードがシュートを打てばいいのか、フォワードにボールを回すにはどのようにパスをつなげていくのかを考えるようなものです。
コンバージョンというゴールがあってはじめて、ホームページは有機的に機能します。
みなさんもホームページで実現すべきコンバージョンは何なのか? という自社分析からWebマーケティングをはじめていきましょう。
そうすれば、どんなページを作ればいいのかおのずと明らかになるはずです。
※以下でコンバージョンを増やせるページ構成の基本を解説していますので、こちらもぜひご覧ください。
※コストをかけずにアクセス数を10倍にアップさせる方法を知りたい方は、以下の資料をダウンロードしてください。
この記事を書いた人
岡山 幸太郎
株式会社ディーエスブランド Webマーケター
ディーエスブランド入社後、営業を経験したのち自社サイトやお客様サイトのWebディレクションに携わる。現在はSEO(検索エンジン最適化)やコンテンツマーケティングなど、Webにおける集客分野を担当。また、Webセミナー講師としても活動中。