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お問い合わせフォームとは? 設置のメリット・作り方・ポイントを解説

更新日:2025.04.04
お問い合わせフォームとは? 設置のメリット・作り方・ポイントを解説
企業の新規顧客開拓と顧客満足度の向上には、ホームページからの集客が重要です。訪問者がホームページから気軽に連絡を取れる窓口を用意することで見込み客獲得や売上アップ、人材採用の達成につながります。

そのためのツールとして利用できるのが「お問い合わせフォーム(Webフォーム、メールフォーム)です。
お問い合わせフォームは訪問者のニーズを引き出す窓口として機能します。適切に活用すれば売上アップや採用応募の獲得を実現できます。

この記事ではお問い合わせフォームの重要性と作り方、作成時のポイントについて詳しく解説します。

ホームページから新規顧客獲得や売上アップにつなげたい方はぜひご覧ください。

目次

お問い合わせフォームとは

お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームの例(弊社 製品サイト)
お問い合わせフォームとはWebサイト上から、顧客や利用者が企業や組織に対して質問や要望、意見を送るための入力フォームです。

お問い合わせフォームを利用することで、簡単かつ迅速に顧客・企業間のコミュニケーションを取れるようになります。

また、お問い合わせフォームはWebフォーム、メールフォームとも呼ばれます。

訪問者がお問い合わせフォームに情報を入力して送信すると、入力した情報はデータベース上に保管されます。
また、入力された情報を企業の指定したメールアドレス宛に送信することも可能です。

お問い合わせフォームを通じて送信された情報は、保管するだけでなくCSVなどのリスト形式での出力も可能です。
そのため電話対応では起こりうるExcelへの転記ミスや一次対応の漏れを防ぎ、効率的に対応できます。

お問い合わせフォームの構成

お問い合わせフォームは以下の構成が基本です。

1. 入力画面

訪問者に入力フォームへ必要な情報を記入してもらいます。
お問い合わせフォームでの入力項目は名前・会社名・電話番号・メールアドレス・お問い合わせ内容などです。

入力画面では訪問者が使いやすいレイアウトにして必要な入力項目数を減らし、負担を減らします。これによりフォームの完了率を上げ、効率的に情報収集ができます。

2. 確認画面

訪問者に入力内容の間違いがないかを確認してもらう画面です。
送信前に再度内容を確認してもらい、誤情報の送信を防ぎます。また、入力画面に戻るボタンを配置すれば、即座に修正も可能です。これによりお問い合わせ内容の正確性を確保できます。

ただし確認画面があると手間が発生し、訪問者が離脱する可能性も考えられます。メールアドレスのみのシンプルなフォームや、緊急性の高いフォームでは確認画面を省略して訪問者の離脱を防ぎます。

3. 完了画面

送信が完了した後に、正常に送信されたことを訪問者に表示する画面です。サンクスぺージとも呼びます。
 
事前に設定をすれば訪問者へメールの自動返信や、資料のダウンロードリンクの表示が可能です。これらの機能を活用できれば、企業の一次対応を省略しつつ訪問者に安心感を与えます。

お問い合わせフォームの用途

お問い合わせフォームの主な用途は以下の通りです。

お問い合わせフォーム
【お問い合わせフォームの主な用途】

  • 無料相談・見積依頼
  • 製品やサービスに関する問い合わせ
  • 商品の注文
  • 資料やカタログの請求
  • 採用募集
  • イベントやセミナーへの応募
  • アンケート
  • メールマガジン、ニュースレターの登録
  • レストランやホテルなどの予約

お問い合わせフォームを利用すれば、訪問者は好きなタイミングでお問い合わせや応募ができます。さらに企業側も電話でのお問い合わせと違い、対応の手間がかからないため双方にメリットがあります。

また、お問い合わせフォームを設置すれば、営業時間外でもホームページから案件・見込み客獲得の可能性があります。お問い合わせフォームは24時間働く受付窓口として機能します。

よって、Webサイトへのお問い合わせフォームの設置はコンバージョン(資料請求・お問い合わせなど)を獲得するために非常に重要です。お問い合わせフォームを適切に活用すれば新規顧客獲得を実現し、売上アップに貢献します。

参考ページ:コンバージョン(CV)とは?Webマーケティングでの意味をわかりやすく解説
参考ページ:コンバージョン率(CVR)とは?意味と重要性、計算方法を解説

お問い合わせフォームを設置するメリット

お問い合わせフォームの設置には以下のメリットがあります。

【お問い合わせフォーム設置のメリット】

  • 問い合わせのハードルを下げる
  • 24時間常に一次対応が可能
  • 業務の自動化、効率化
  • 見込み客の情報の入手、潜在顧客の獲得
  • 企業のメールアドレスを公開しなくていい(迷惑メール対策)

問い合わせのハードルを下げる

訪問者が企業へ電話をかけたりメールを送ったりするのは意外とハードルが高く、途中でやめてしまう場合もあります。それに対してお問い合わせフォームであれば、電話やメールに比べて簡単に問い合わせが可能です。問い合わせがしやすい環境づくりは企業の新規顧客開拓につながります。

24時間常に一次対応が可能

お問い合わせフォームは24時間いつでも利用可能なため、顧客が土日などの営業時間外に問い合わせをおこなえます。顧客はいつでも問い合わせをおこなえるため、競合他社に流れるリスクを減らせます。これにより素早くニーズをキャッチし、見込み客を逃さない仕組みが構築できます。

業務の自動化、効率化

お問い合わせフォームの設置は顧客からの問い合わせを一元管理し、迅速な対応を可能にします。電話対応と違い24時間対応できるほか、受付時の転記ミスと対応漏れを防ぎ、確実に問い合わせ内容を保存できます。これにより業務の自動化と効率化が進み、スタッフの負担を軽減できます。

見込み客の情報の入手、潜在顧客の獲得

お問い合わせフォームの設置により潜在顧客の電話番号やメールアドレスなどの情報を効率的に収集できます。この情報をもとにした電話やメールでの後追い、定期的な情報発信(コンテンツマーケティング)によってマーケティング活動の精度が向上し、ターゲット層へのアプローチが効率的におこなえるようになります。

企業のメールアドレスを公開しなくていい(迷惑メール対策)

ホームぺージにメールアドレスを記載している場合、bot(ボット、自動的に動くプログラム)によりメールアドレスを自動収集され、大量のスパムメールが送られる原因となります。
お問い合わせフォームを設置すれば受信側のメールアドレスを公開する必要がなくなるため、スパムメールのリスクを軽減しセキュリティが向上します。
 

お問い合わせフォームの3つの作成方法

お問い合わせフォームを作成する方法としては、主に以下の3つがあります。

  1. HTMLやCSSなどを用いて自作する
  2. メールフォーム作成サービスを使用する
  3. CMSを使用する

1.HTMLやCSSなどを用いて自作する

HTMLとCSSを使用してお問い合わせフォームを作成する場合、Webサイトごとにカスタマイズされたフォームの追加が可能です。デザインや機能を自由に調整できる特徴があります。

※HTML…Webページの構造を作るための言語でテキストや画像、リンクなどを配置する。
※CSS…HTMLで作ったページのデザインやレイアウトを整えるための言語で、色やフォント、配置などを設定する。
 メリット

  • カスタマイズの自由度: デザインや機能を細かく調整できる
  • 自社で全て管理可能: 自分のサーバーで管理が完結する
  • 低予算で設置: 特別なソフトウェアやサービスが不要なため、コストを抑えられる
△ デメリット

  • コーディングの知識が必要: HTMLとCSSの基本的な知識が求められる
  • メンテナンスが必要: フォームの更新や修正は全て自社でおこなう必要がある
  • セキュリティ対策: 自社でのセキュリティ対策が必要である (お問い合わせフォームは脆弱性を突かれやすくサイバー攻撃で狙われやすい)

2.フォーム作成サービスを使用する

Google FormsやTypeformなど既製のフォーム作成ツールを利用することで、お問い合わせフォームの作成が可能です。
 HTMLやCSSでの自作より簡単かつ迅速にフォームを作成できるのが特徴です。
 メリット

  • 使いやすさ: コーディングの知識が不要で、直感的に操作できる
  • 迅速な導入: 短時間でフォームを作成し、公開できる
  • 多機能: テンプレートや分析機能が充実している
△ デメリット

  • カスタマイズの制限: デザインや機能の自由度が限られる
  • 依存性: サービスの仕様変更や停止に影響を受ける可能性がある
  • 機能が限られる: 無料で使う場合は制限があることが多い

3.CMSを使用する

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)はホームぺージを作成、編集、管理できるソフトウェアです。CMSを使えばお問い合わせフォームの作成も簡単にできます。

例として無料CMSのWordPress(ワードプレス)は多くのフリープラグインが提供されており、お問い合わせフォーム作成機能も追加できます。これにより専門的な知識がない人でもお問い合わせフォームの設置が可能です。
 メリット

  • 簡単な作成・管理:専門知識がなくてもお問い合わせフォームの作成と管理が可能
  • ホームぺージとの一元管理:ホームぺージとお問い合わせフォームを1つのシステムで管理できる
  • 多機能: 多くのCMSはスパム対策やファイル添付、カスタムフィールドなどの機能を有している
  • 無料のものもある: 費用をかけずに使用できるCMSもある
△ デメリット

  • 使えなくなる場合がある:サポートが終了した場合に問題が発生する可能性がある
  • カスタマイズの制限: デザインや機能の自由度が限られます。
  •  サポートの限界:無料CMSの場合サポートが限定的であり、問題が発生した際に対応できない可能性がある
  • セキュリティの問題:脆弱性が解消されないリスクがある

おすすめのお問い合わせフォーム作成ツール

以下に、お問い合わせフォームを作成できるおすすめのツールを3つ紹介します。
 
  1. Google Forms
  2. Contact Form 7
  3. おりこうブログ

1.Google Forms

Google Formsは、専門知識がなくても簡単にフォームを作成できる直感的なツールです。ドラッグ&ドロップ操作で質問を並べ替えたり、複数の質問形式から選択したりできます。また、色や画像、フォントをカスタマイズしてデザインを調整することも可能です。
 
Google Formsは、Googleの高度なセキュリティ対策を採用しており、データの転送時と保存時に暗号化されます。無料プランでも無制限のフォーム作成が可能で、手軽さを重視する方に向いています。

公式サイト:Google Forms: オンライン フォーム作成ツール | Google Workspace

2.Contact Form 7

WordPressの使用者におすすめのお問い合わせフォーム作成ツールがContact Form 7です。Contact Form 7はお問い合わせフォームを簡単に追加できるプラグインで、専門知識がなくても直感的な操作でフォームを作成できます。フォームの項目は自由にカスタマイズ可能で、名前やメールアドレス、メッセージ本文などの基本的な項目を簡単に追加できます。
 
また、Contact Form 7にはセキュリティ対策も実装されています。Google reCAPTCHAを利用したスパム対策が可能で、データの安全性を確保できます。無料で利用できるためコストを抑えたい方にも適しています。

公式サイト:Contact Form 7 | WordPress のお問い合わせフォームプラグイン

Google reCAPTCHA

※Google reCAPTCHAの例
最新バージョンではチェックを入れる手間がありません。

3.おりこうブログ

ホームぺージの管理や更新もフォームとあわせて一元管理したい方におすすめするのが、弊社の提供しているおりこうブログです。おりこうブログは企業や団体向けにWebサイトを簡単に作成・運用できる国産のCMSです。

専門知識がなくても、直感的な操作でフォームを作成できます。ドラッグ&ドロップ操作での項目を追加や、カスタマイズが可能です。

また、おりこうブログはセキュリティ面でも安心です。SSLやWAFを採用しており、データの安全性を確保しています。無料体験版も提供されており、実際の操作を体感できます。


お問い合わせフォーム作成時のポイント

お問い合わせフォームを作成する際には以下のポイントをおさえることで使いやすく効果的なものになります。

【お問い合わせフォーム作成時のポイント】

  • シンプルなフォーム: 簡単に操作できるようにする
  • 項目数は最小限: 途中離脱を防ぐ
  • 必須項目と任意項目の区別をつける
  • スマートフォンに対応する
  • セキュリティ・SSLに対応する
  • 確認、完了画面もつける
  • 問い合わせ後はスムーズに対応する

シンプルなフォーム: 簡単に操作できるようにする

お問い合わせフォームを作成する際には、訪問者が簡単に操作できるシンプルなデザインにすることが重要です。
送信ボタンを目立つようにするなど、直感的なレイアウトを心がけましょう。

項目数は最小限にする

お問い合わせフォームの項目数は最小限に抑えることで、訪問者が途中で離脱するのを防げます。例えばフリガナ・年齢・性別・個人の住所などの不要な項目を削除することで入力の手間を減らし、訪問者のストレスを軽減します。これによりコンバージョン率の向上が期待できます。

必須項目と任意項目の区別をつける

お問い合わせフォームでは必須項目と任意項目を明確に区別することが重要です。必須項目には目立つマークや色を使用して、訪問者が一目で分かるようにしましょう。

また、必須でない会社所在地・業種・役職などの項目は入力が任意であることを明示することで、訪問者の負担を軽減します。これにより訪問者の満足度が向上し、フォームの完了率も高まります。


スマートフォンに対応する

近年ではスマートフォンからホームぺージを見る方も増えているため、お問い合わせフォームもスマートフォンに対応するべきです。
利用する端末の画面サイズに応じてレイアウトが自動的に調整されるようにしましょう。

また、タッチ操作に最適化された大きめの入力フィールドやボタンを使用することで、操作性を高めます。

これにより、スマートフォンからでもストレスなくフォームを利用できます。

セキュリティ・SSLに対応する

お問い合わせフォームのセキュリティ対策として、SSL対応は欠かせません。SSL(Secure Sockets Layer)を導入することで、訪問者の個人情報を暗号化し、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぎます。これにより、訪問者は安心して情報を提供でき、サイトの信頼性も向上します。

SSL対応していないサイトでは『保護されていない通信』という警告がブラウザの上部に表示されてしまいます。訪問者はサイトの安全性に疑問を感じてしまうため、お問い合わせなどのアクションを起こさず、結果的に新規顧客や売上げの獲得が損なわれます。

ホームぺージやお問い合わせフォームは必ずSSL対応にしましょう。

確認、完了画面も用意する

お問い合わせフォームには、確認画面と完了画面を設けることが重要です。

確認画面では訪問者が入力内容を再確認できるようにすることで誤入力を防げます。また、完了画面では送信が成功したことを示し、次のステップや感謝のメッセージ(サンクスぺージ)を表示することで訪問者の満足度を高めます。

これにより訪問者は安心してフォームを利用でき、信頼感が向上します。

問い合わせ後のスムーズな対応

お問い合わせ後のスムーズな対応は顧客満足度を高めるために重要です。まずは自動返信メールを設定し受信確認と対応予定を迅速に伝えることで、訪問者に安心感を与えます。また、問い合わせ内容に応じた担当者への引き継ぎと、早期の回答を心がけましょう。

例として見積りの依頼を問い合わせから受けた際には迅速に見積りを送付し、電話やメールでの後追いができれば企業の信頼獲得と商談化につながります。

お問い合わせフォームとさまざまなシステムの連携

お問い合わせフォームを別システムと連携させれば、業務効率化やデータ管理の向上に非常に役立ちます。以下にいくつかの例を紹介します。

CRMシステムとの連携

CRM(顧客関係管理)システムとの連携で、問い合わせ内容を顧客データベースに自動的に登録し、顧客対応の履歴を一元管理できます。

これにより、顧客対応の効率化やパーソナライズされたサービスの提供が可能になります。

Google Sheetsとの連携

Google Formsを使用して作成した問い合わせフォームのデータを、Google Sheetsに自動的に転記できます。

これにより問い合わせ内容をスプレッドシートで一元管理し、データの分析や共有が容易になります。

Google Sheetsのフィルタ機能やグラフ作成機能を活用すれば、問い合わせの傾向を視覚的に把握することも可能です。

kintoneとの連携

kintoneとは、クラウドベースの業務アプリケーションプラットフォームです。
お問い合わせフォームとkintoneの連携によって、問い合わせ内容を自動的にkintoneに登録して管理ができます。

お問い合わせフォームとkintoneの連携により、お問い合わせ内容をExcelに転記するといった作業が不要となり手間やミスが削減します。

また、フォームに入力されたデータはkintoneに直接送信されるためリアルタイムで社内共有と管理が可能です。これにより問い合わせ対応のスピードが向上し、進捗状況の見える化が実現します。
 

なお、弊社のおりこうブログDXではkintoneとの連携が可能です。
おりこうブログDXではkintoneへの登録だけでなく、kintoneで管理しているデータを表やリスト、カレンダーなどさまざまな形式でホームぺージ上に表示することができます。
限定公開機能も利用すれば、取引先や訪問者ごとの専用ページを作成し、依頼の進捗状況や納品書などの書類のデータも簡単に共有できます。
 

新規顧客獲得や売上アップにはホームページとお問い合わせフォームの活用が必須

スマートフォンでお問い合わせをする女性
ここまで紹介したようにお問い合わせフォームを活用することで、24時間いつでも連絡を受ける体制づくりが可能です。

お問い合わせフォームを活用すればホームページから新規顧客発掘や売上アップ、人材採用といった成果を獲得できます。
 
また、ホームページへのお問い合わせフォームの設置は、顧客満足度の向上や信頼関係の構築にも欠かせません。企業の成長と発展のために、ぜひお問い合わせフォームを活用しましょう。
 
また、弊社の企業・団体向けホームページ作成サービス「おりこうブログ」でもお問い合わせフォームの作成が可能です。ホームページとの一元管理が可能ですのでご興味がある方はぜひ詳細をご覧ください。

ホームページのお悩みは、おりこうブログにおまかせ!