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リンクとは? 意味とURLとの違いやSEOとの関係を簡単に解説!

更新日:2024.11.21
リンクとは?~URLとの違いやSEOとの関係を分かりやすく解説!
  • 「リンクとURLって似ているけど何が違うの?」
  • 「SEOとリンクの関係性が全然わからない!」

そのように思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、リンクとは何なのか、URLとの違いやリンクの種類について分かりやすく説明していきます。

また、後半ではリンクとSEOの関係や、リンクを使ったSEO対策についても記載していますので、SEO対策に困っている、リンクを上手に使いこなしたい!という方はぜひ最後までお読みください。


■リンクとは

リンクとは?
リンクにも関連する様々な用語や意味がありますので、下記の順番でご説明します。

  1. ハイパーリンク(Hyperlink)の意味
  2. リンクとURLの違い
  3. 「リンクを貼る」という言葉の意味
  4. 外部リンクと内部リンクの違い
  5. 発リンクと被リンクの違い

1.ハイパーリンク(Hyperlink)の意味

「ハイパーリンク(hyperlink)」とは、WEBページ上の文章や画像などをクリックすることで、別のホームページやWEBページに飛ぶ仕組みのことです。

略して「リンク」と呼ぶことが一般的です。

リンクは異なるWebページ間をつなぐ役割を果たしています。
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2.リンクとURLの違い

リンクとURLの違い
URLとは「Webページの住所のようなもので、そのWEBがネットワーク上のどこにあるかを示すもの」です。

一方リンクは、別のページに飛ぶ仕組みだと説明しました。

つまりリンクは別の場所に移動するための入り口であるのに対し、URLは場所そのものを表しています。
リンクは入り口、URLは場所を示すと覚えておくとよいです。

URLについてもっと詳しく知りたい方は、参考ページをご覧ください。

3.「リンクを貼る」という言葉の意味

「リンクを貼る」という言葉の意味
よく「リンクを貼る」、「リンクを張る」という言葉を使います。
この「貼る」と「張る」の違いは、単純に国語の文法的な問題で、言葉の意味は同じです。一般的には「貼る」がよく使われます。

ではこの「リンクを貼る」という言葉の意味について説明していきます。
リンクを貼るとは「ホームページ内にリンクを設置する」という意味です。


例えば、以下の文章があるとします。

参考ページ:企業・団体のホームページ担当者が知っておくべきIT専門用語を初心者向けに解説

この文にはリンクを設置しているので、ホームページ内の別のページに移動することができます。別のホームページのURLを設置すれば、そこに飛ぶこともできます。

※ちなみに文字に貼られているリンクのことを「テキストリンク」または「アンカーテキスト」と呼びます。
画像にもリンクを貼る
また、文字列だけでなく画像にもリンクを貼ることができます。

上の画像をクリックすると別のWebページに飛びますが、こちらも「リンクが貼られている」と表現します。
なお、リンクさせるのが主目的で設置されている画像のことを「バナー」と呼びます。

このように文字列や画像の中にURLを設置することを「リンクを貼る」と言います。

4.外部リンクと内部リンクの違い

リンクには「外部リンク」と「内部リンク」があります。この2つの違いを説明します。

外部リンクとは、現在のサイトとは異なる外部のサイトに対して使うリンクのことです。
(例:DSマガジンのホームページからYahoo!Japanのホームページへリンクさせている場合など)

代わって内部リンクとは、同じホームページ内で使うリンクのことです。
(例:この記事ページから、URLについての解説記事など同じホームページ内の別のページに移動するリンクのこと)

※なお、内部リンクについては以下のページでさらに詳しく解説しています。

5.発リンクと被リンクの違い

リンクの中で、後述するSEO(検索エンジン最適化)と深い関係にあるのが「発リンク」と「被リンク」になります。

発リンクとは?

発リンクとは?
「発リンク」とは、今見ているこのページから別のページに飛ばすリンクのことです。
発リンクの中にも「外部発リンク」と「内部発リンク」の2種類があります。

内部発リンクとは、同じサイトドメイン内でページから別のページに移動させるリンクのことです。

以下のようなリンクが内部発リンクです。


内部発リンクを利用することで、関連する情報が記載されているページへ訪問者はすぐに移動できるので内容が読み取りやすくなります。また、上の例(SSL)のように、専門用語を補足する際などにも内部リンクは活用できます。

さらに、内部リンクを情報が関連しているページへ貼ることによって、Webページ間の情報の結びつきが強くなり、Googleなどの検索エンジンからの評価も高まります。
一方外部発リンクとは、別のサイトへURLをリンクさせることを指します。

以下のようなリンクが外部発リンクです。



外部発リンクは、他のサイトの情報を参考にしてもらいたいときや、情報の引用元を示す際などに主に使われます。
詳しくは後述しますが、リンクされているWebページ(上の例だとYahoo!Japan)は、Googleなどの検索エンジンからの評価が高くなりやすいです。

被リンクとは?

「被リンク」とは、他のURLから貼られたリンクのことです。
被リンクの中にも「内部被リンク」と「外部被リンク」の2種類があります。

内部被リンクは、同じサイトドメイン内の別ページからリンクを貼られている状態です。先ほどお話した内部発リンクを受けている状態と同義であり、サイト内でこのページが重要ですよとGoogleに伝える効果があります。

外部被リンクは読んで字のごとく、自分のサイト以外の他のサイトから受ける被リンクです。この外部被リンクは特にこの後のSEO対策で重要になってきますので、詳細は後述します

なお、SEOの文脈で「被リンク」と言われる際は、主にこの「外部被リンク」のことを指します。
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■SEO(検索エンジン最適化)とリンクの関係

SEO(検索エンジン最適化)とリンクの関係
さて、ここからはSEOとリンクの関係について説明していきますが、そもそもSEOという言葉を知らない方もいると思うので、軽くSEOについて触れてから、関係性の説明に入りたいと思います。

1.SEOとは

SEOとは
SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)とは、ある特定の検索エンジン(例:Google , Yahoo!等)を対象に、検索結果でより上位に上げるためにWebページを書き換えること、またはその技術のことです。

なお、Google等の検索エンジンはユーザーが入力した検索キーワードに対して、的確かつわかりやすく情報を伝えているWebページを高評価し、順位を上げる傾向にあります。

そのため、SEOにおいては、「SEOとは検索ユーザーにより満足してもらえるようにWebページを作成、構成していくこと」が何よりも大事です。

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2.コンテンツSEOとは

コンテンツSEOとは、良質なコンテンツを継続的に発信して積み上げることでYahoo!やGoogleなどの検索エンジンからの集客を狙う手法です。

コンテンツSEOはSEO対策の一種となります。コンテンツやページが増えるほど、それらをつなぐリンクが重要になってきます。

なぜリンクがコンテンツSEOを進めるうえで重要なのかはこれから、詳しく説明していきます。

3.クローラーとは

クローラーとは
SEOの話の中で「クローラー」という言葉がよく出てきます。
クローラーとはインターネット全体のすべてのWebページの内容を把握し、ユーザーの求める情報の「検索順位を決める要素を収集するロボット(コンピュータープログラム)」のことです。

Google等の検索サイトを提供する企業は、独自でクローラーを開発・運営していて、そのほとんどが「ロボット型検索エンジン」を組み込んでいます。

4.クローラーとリンクの関係

クローラーとリンクの関係
クローラーは、蜘蛛の巣のように張り巡らされたリンクをたどってページを巡回することから、「スパイダー(蜘蛛)」とも呼ばれます。

Webページにたどり着いたクローラーは、そのページを解析し、情報収集を行います。その情報を基に、ユーザーの探している情報とマッチするサイトをランキング付けして検索結果で上位に表示されるようにしていきます。

参考ページ:検索エンジンの仕組みとインデックスの意味とは│SEO対策の基礎知識 (ds-b.jp)

5.被リンクが多いページほどGoogleが高評価する理由

この時にかかわってくるのが前述した「被リンク」です。被リンクはGoogleが公式にSEOの評価項目として認めているもので、良質な被リンクを獲得しているサイトは検索上位に表示されやすくなります。

例えば、レポートや論文を書くとき、他の論文や書籍を引用,参考にして書き上げていきますよね?そのときに多くの論文から引用・参考にされている論文は、それだけ有益で価値が高いことになります。

それと同じで、他のホームページやブログから紹介されて、多くの被リンクを獲得しているWebページは、多くの人から「参考になる」「役に立つ」と評価されているページである可能性が高いです。
先述したように、Googleはユーザーにとって、的確かつわかりやすく情報を伝えているWebページを検索上位に置きたいと考えていますから、被リンクの数や質を評価項目に取り入れているというわけです。


※なお、「被リンクの質」は以下のような観点で判断されています。
・そのWebページの内容と関係する内容のページからリンクが貼られている(関連性のチェック)
・政府や大学、研究機関、マスメディア、大企業などの信頼性が高いサイトからリンクが貼られている
・アクセス数が大きいなど、多くの人から評価されているサイトからリンクが貼られている…など

以上のように、被リンク(外部リンク)は検索順位を上げるうえでとても重要ですが、内部リンクもSEOでは大きな役割を果たします。

6.内部リンクとサイト評価の関係

検索エンジンのクローラーは、リンクをたどって情報を収集していくと説明しました。

つまり、クローラーが巡回しやすい構造で内部リンクを最適化していくことで、サイトの評価アップにつながり、検索順位の上昇を期待することができます。

内部リンクは外部対策(被リンクの獲得)とは違い、ホームページ運営者側で調整することが出来ますので、内部リンクを定期的に最適化していくことが大切です。

7.内部リンクのSEO的効果

内部リンクのSEO効果
内部リンクのSEO的な効果は大きく2つあります。

  1. クローラーの巡回しやすさを高める効果
  2. リンク先のWebページの評価を高める効果

この2つです。
順番に説明していきます。

1.クローラーの巡回しやすさを高める効果

1.クローラーの巡回しやすさを高める効果
自分のサイト内のWebページ間をリンクで結ぶことで、クローラーはそのサイトを巡回しやすくなります。

前述したとおり、「クローラーの巡回しやすさを高める」ことは、サイトの評価アップにつながり、検索順位の上昇のためには欠かせないものです。

また、リンクでWebページ間が移動しやすくなれば、ユーザーにとってもコンテンツが探しやすく、見やすいサイトになりますので、クローラーとユーザーの両方にとって良い効果が期待できます。

2. リンク先のWebページの評価を高める効果

多くの内部リンクを受けているWebページは、「それだけ他のWebページと関連する内容が掲載されている重要なWebページである」と判断されるため、検索順位を高めやすくなります。

そのため、関連している情報を扱っているWebページ間には積極的に内部リンクを貼るようにしましょう。

どのページからも内部リンクが貼られていない、孤立したWebページは検索エンジンからの評価も低くなってしまいます。



以上のように、被リンク(外部リンク)・内部リンクはともにSEOに強く関係します。

アクセス数を集めて売り上げに直結するホームページを作りたいのであれば、リンクも意識してページを構成・追加するようにしましょう。

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