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古い企業ホームページのデメリットやリニューアルのポイントを解説

更新日:2025.04.25
古い企業ホームぺージのデメリットとリニューアルのポイントを解説

企業ホームページは顧客との重要な接点であり、販路・事業の拡大や採用活動に大きく貢献します。
 
しかし会社のホームページが古くなると、訪問者の満足度低下や企業の信頼性損失など多くのデメリットが生じます。古い企業ホームページは放置せず、リニューアルを検討するべきです。

本記事では、古い企業ホームページの特徴やデメリット、効果的なリニューアルのポイントについて詳しく解説します。
 
企業ホームページが古くなってお困りの方、ホームページでお問い合わせ獲得などの成果を出したい方はぜひご覧ください。

古い企業ホームページが会社に及ぼすデメリット

現在では顧客が商品やサービスを選ぶ際に、ホームページを確認するのが一般的です。企業ホームページは顧客との重要な接点であり、会社の顔とも言えます。

そのため、ホームページの更新や改善は非常に重要です。最新情報を提供してくれるホームページは訪問者にとって利便性が高く、効率的な集客を可能にします。

しかし古い企業ホームページをそのまま放置していると成果が出ないだけでなく、会社にとって大きなデメリットが生じます。

具体的には以下のようなデメリットがあります。
古い企業ホームぺージのデメリット
【古い企業ホームぺージのデメリット】
  • 会社の信頼性低下
  • お問い合わせの獲得率の減少
  • 競合他社への新規顧客の流出
  • 検索順位の低下
  • セキュリティリスク
  • 採用活動への悪影響

それぞれ具体的に解説していきます。

会社の信頼性低下

企業ホームページは顧客にとって最初の接点となることが多く、ホームページの印象は会社の信頼性に大きく影響します。

  • ホームぺージのデザインが古い
  • 文字化けや画像の表示の不具合がある
  • 新着情報が何年も更新されていない

このような企業ホームページに訪問者はどう感じるでしょうか。

多くの人は「本当にこの会社に依頼してもいいのか?」「この会社はまだ営業しているのか?」と不安に感じます。

古いホームぺージを放置していると、会社の印象が悪くなってしまいます。

お問い合わせの獲得率の減少

先述したとおり、古いホームぺージでは会社の印象や信頼性が低下するため、同時にお問い合わせをする意欲も下がります。
 
また、利便性の面でも古いホームページには問題があります。スマホに未対応で操作が不便だったり、ホームページにアクセスしてからお問い合わせまでの流れが分かりにくかったりすると、せっかくアクセスした訪問者が途中で離脱してしまいます。
 
そのためコンバージョン(お問い合わせや購入などのアクション)の数も減ります。コンバージョン数が低下すると、ホームぺージからの効率的なお問い合わせ・見込み客獲得が難しくなり、会社の成長に悪影響を及ぼします。

競合他社への新規顧客の流出

新規顧客はみなさんのホームぺージと、競合他社のホームぺージを必ず比較します。
 
たとえば製品の購入を検討する際、情報量が少なく見づらいデザインのサイトの会社と、製品の詳細情報やレビューが豊富でデザインも魅力的なサイトの競合他社ならどちらを選ぶでしょうか。
 
多くの方は後者を選ぶでしょう。
このように古いホームページのまま放置すると、競合他社へ新規顧客が流出する原因となります。
 
どれだけ会社の製品やサービスが優れていても、情報が伝わりにくいホームページでは売上アップは期待できません。
 

検索順位の低下

検索順位の低下
企業ホームページへのアクセスの80~90%は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを経由しています。そのためアクセス数を増やすには、検索結果で上位に表示されるためのSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)が欠かせません。
 
しかし情報更新やページ追加を行っていないホームページは、検索順位が低くなる傾向があります。検索エンジンがそのサイトの情報を「古い」と判断してしまうからです。
 
さらに古いホームページではデザインがスマホに対応していない、ページの読み込み速度が遅いなど、最低限のSEOが施されていないため検索順位が低くなってしまいます。
 
この結果サイトへのアクセス数が減少し、お問い合わせの獲得数も低下します。検索順位の低下は集客数の減少を招き、新規顧客や売上を逃す原因となります。
 
さらに競合他社が適切なSEOを実施している場合、競合他社のホームぺージが検索結果で上位に表示されます。そのため、より多くの新規顧客を競合他社に奪われてしまい、自社のユーザー数や売上が減少する可能性が高くなります。
 

セキュリティリスク

古い企業ホームページは最新のセキュリティ対策が施されていないことが多く、サイバー攻撃のリスクが高まります。
 
特にSSL(Secure Sockets Layer、暗号化通信)未対応の場合、「セキュリティ保護なし」「保護されていない通信」の警告がブラウザに表示されます。これにより訪問者はサイトの安全性に疑問を持ち、お問い合わせや商品の購入をためらってしまいます。
 
さらに古いホームページはセキュリティ面でのアップデートがされていないケースが多いです。

特にWordPressなどのオープンソース型CMSで構築されているサイトは、脆弱性を突いたサイバー攻撃の対象とされやすくなります。これにより顧客情報の漏洩やサイトの改ざんなどの被害が発生し、顧客や取引先にも被害が及ぶ可能性もあります。
 
会社の信頼性や経営に大打撃を被るリスクがありますので、ホームぺージのセキュリティ対策は必ずおこないましょう。
SSL対応とSSL非対応のアドレスバーの例

左:SSL非対応の例(http:// から始まる)
→:SSL対応の例 (https:// から始まる)
 

なお、サイバー攻撃の実例とセキュリティ対策の方法を解説した資料を以下から無料ダウンロードできますので、ぜひこちらもご覧ください。
中小企業こそ狙われる! サイバー攻撃の被害実態・事例から学ぶセキュリティ対策

採用活動への悪影響

スマートフォンで採用ホームページを見て困る女性
古い企業ホームページは、企業のイメージや信頼性に悪影響を与えます。

求職者は求人サイトだけでなく、企業のWebサイトも通じて情報収集をおこないます。そのため古いデザインや情報が更新されていない企業ホームページは、求職者にとって魅力的な職場ではないと感じられ応募を避けられます。また、「この会社はホームぺージをリニューアルするお金もないのか…」とも思われかねません。

企業のホームページが古いままだと求職者の第一印象が悪化してしまい、結果として優秀な人材を逃す可能性が高まります。昨今では労働力不足が深刻化しているため、人手不足倒産のリスクも高まります。

自社のホームぺージか古いかどうか判断する方法

次に古いホームぺージの特徴や見分け方を解説します。
自社のホームぺージが以下の各項目に当てはまっているのであれば、リニューアルを検討するべきです。
古いホームぺージの特徴
【古いホームぺージの特徴】
  • URLが「http」になっている
  • デザイン・画像が古い
  • スマホ非対応
  • ブラウザによる表示の崩れ
  • 画像中心の構成
  • 更新不足

以下に具体的に解説します。

URLが「http」になっている

URLが「http」になっている
URLの最初が「http://」になっているホームページは古い可能性が高く、セキュリティ面でも危険な状態です。

先述した通り現在では、セキュリティ対策としてSSLに対応した「https://」から始まるURLが標準となっています。2017年頃からSSL対応していない「http://」から始まるホームぺージには「セキュリティ保護なし」「保護されていない通信」と表示されるようになりました。そのため現在でもSSL未対応のホームぺージは古い可能性が高いです。

デザイン・画像が古い

直感的に「見た目が古い」と感じられる企業ホームぺージは多数存在します。
具体的な例として以下に当てはまるようであれば、古いと感じられやすいです。

  • レイアウト
    昔のパソコンは画面の横幅が今よりも狭かったです。そのため当時作られたホームページは昔のパソコンの横幅に合わせて作られているため、現代のパソコンで見ると不自然に狭いレイアウトになっています。
    逆に近年のホームぺージでは横幅をワイドに使ったデザインが主流となっています。

  • カラム数
    カラム数が多いホームページは複雑に見える原因になります。多くのカラムがあると、訪問者はどこに目を向ければ良いのか迷ってしまいます。現在のトレンドでは1〜2カラムのシンプルなデザインが主流です。
2カラムのホームぺージのレイアウト例(DSマガジン記事ぺージ)

※カラム…ページを構成する縦の列数のこと
このページや上記画像のページの場合、現在読んでいる記事本文(オレンジの枠)と、右側にあるサイドメニュー(青の枠)の2カラムの構成になります。
  • 複雑な構成
    複雑なデザインや構成は、訪問者がサイトを理解しづらくなるだけでなく、ナビゲーションも困難にします。たとえば多くのメニュー項目やリンクがあると、訪問者はどこをクリックすればよいのかわからなくなります。

  • 低解像度の画像
    ぼやけた画像や粗い画像を使用すると企業ホームページ全体の品質が低く見えるため、訪問者に古い印象を与えます。

スマホ閲覧に最適化されていない

スマホ閲覧に最適化されていない
近年、スマホでのインターネット閲覧が主流になっています。多くのユーザーがスマホを使ってWebサイトを訪れるため、スマホ対応のデザインが欠かせません。
 
スマホでの閲覧に最適化されていないサイトは表示が崩れ、操作しづらくなります。これにより訪問者は使いづらさを感じ、サイトから離れてしまう可能性が高まります。
 

ブラウザによる表示の崩れ

古いシステムで作られたWebサイトは現代のブラウザに対応していないことが多く、表示が崩れたり画像が表示されなかったりする問題が発生します。

特にInternet Explorerが主流だった時代に制作されたサイトをGoogle ChromeやMicrosoft Edgeなどの最新ブラウザで閲覧すると、これらの問題が顕著になります。
 
また、WordPressなどの無料CMSを使用している場合、定期的なアップデートがおこなわれないと画像が表示されなかったり、レイアウトが崩れたりします。
 

画像中心の構成

画像が多すぎるWebサイトはページの読み込み速度が遅くなるため、訪問者の離脱率が高まります。特にスマホユーザーにとっては読み込み速度の遅さが大きなストレスとなります。
 
さらに画像中心でテキスト情報が少ないサイトは、検索エンジンでの評価が低くなり検索順位が下がる傾向があります。検索エンジンのクローラーはテキスト情報をもとにページのクオリティを判定しているため、テキストが少ないページは情報量が乏しいとみなされやすいからです。

具体的なSEOについて知りたい方は以下のページをご覧ください。
 

更新不足

検索エンジンは新しい情報を優先して表示するため、定期的にコンテンツを更新していないサイトは評価が低くなります。そのため、継続的なコンテンツ追加が重要です。
 
また、自社での更新が難しい場合は更新しやすいシステムの導入を検討しましょう。たとえば簡単に更新できるCMS(コンテンツ管理システム)を使用することで、担当者が手軽に情報を追加・修正できるようになります。これにより常に新鮮な情報を提供し、訪問者の信頼を維持できます。
 

イメージ企業ホームぺージリニューアルの必要性

では実際に企業ホームぺージをリニューアルすることで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。
ホームページリニューアルのメリット
【ホームページリニューアルのメリット】
  • 会社のイメージと信頼性向上
  • デザインの一新
  • ユーザー体験の改善
  • ホームページの更新性アップ
  • SEOの強化
  • セキュリティの向上

具体的にそれぞれ解説します。

会社のイメージと信頼性向上

最新のデザインやWeb技術の導入で会社のイメージを刷新し、現代的で信頼性のある印象を与えます。
 
企業ホームぺージが新しく魅力的で、新しい情報があると訪問者がわかるホームぺージであれば、お客様は「この会社は積極的に活動しているんだ」と感じて印象も良くなります。

これにより会社のブランド価値が向上し、競争力が強化されます。

デザインの一新

視覚的に魅力的なデザインの企業ホームぺージは訪問者の興味を引き、サイト内での滞在時間を延ばす効果があります。
 
例として自動車メーカーの企業ホームぺージのデザインを考えます。
おそらくスタイリッシュで洗練された印象、高解像度の車両画像などが掲載されている企業ホームぺージを想像できると思います。

このように適切なデザインの企業ホームぺージであれば訪問者が長時間滞在します。好印象を持った訪問者であれば、会社のブランドイメージが伝わるので店舗で詳しい話を聞くことを検討するはずです。
 
このように会社のポジションや長所を適切に伝えるデザインにすることで、訪問者が製品やサービスに対する関心を深め、購入意欲を高めます。

ユーザー体験の改善

ホームページのリニューアルにより、ユーザー体験の大幅な改善が可能です。見やすいデザインや使いやすいナビゲーションの導入で、訪問者が目的の情報にスムーズにアクセスできるようになります。具体的には検索バーを設置したり、お問い合わせをしやすいようにバナーを設置したりすることが挙げられます。
 
これにより訪問者は必要な情報を迅速に見つけることができ、ストレスなくサイトを利用できます。その結果お問い合わせの獲得率が向上し、売上増加につながります。
 

ホームページの更新性アップ

CMSを利用すれば、インターネットやプログラミングに詳しくない方でも簡単にホームぺージの更新が可能です。これによりいち早く新商品やイベントの情報を発信できます。
 

※なお、弊社の取り扱う国産CMS「おりこうブログ」では簡単にホームページの更新が可能です。詳しくは以下からご覧ください。
ホームページのお悩みは、おりこうブログにおまかせ!

SEOの強化

ホームページのリニューアルによってSEOを強化できます。CMS導入で新規ページの追加、更新がしやすくなるとコンテンツを増強できるので、コンテンツSEOの実施で集客力がアップします。
 
さらにキーワードの最適化やメタタグの改善をおこなうことで、ターゲットに対するアプローチが効果的になります。これにより多くの見込み客を引き付け、コンバージョンの増加が期待できます。
 

セキュリティの向上

ホームページのリニューアルにより、最新のセキュリティ対策を導入できます。これにより顧客データの保護を強化、ホームぺージが改ざんや乗っ取りに遭うリスクを抑制します。セキュリティの向上は、企業の信頼性を高める重要な要素です。
 
また、SSLやWAF(Web Application Firewall、Web攻撃防御ツール)などのセキュリティ対策によって、ホームページの安全性を確保しましょう。ホームぺージのセキュリティ向上は顧客や取引先のデータの保護にも直結するので、信頼性の低下を防止できます。
 

企業ホームぺージリニューアルの手順とポイント

企業ホームページのリニューアルは目的を明確にし、計画的に進めることが重要です。
以下に、実際のリニューアルの手順とポイントを説明します。
ホームぺージリニューアルの手順
【ホームぺージリニューアルの手順】
  1. 現状分析、課題を見つける
  2. リニューアル後の目標設定
  3. デザインと機能の改善点を探す
  4. サイトマップの見直し
  5. セキュリティの導入
  6. 依頼先の選定

1.現状分析、課題を見つける

まずは現状のホームページを分析し、どのような課題があるのかを明確にします。情報が古い、更新ができていない、デザインが時代遅れなど、具体的な問題点を洗い出します。
以下は例です。
ホームぺージの課題分析
[ホームぺージ自体の課題]
  • デザインが時代遅れ
  • スマホでの閲覧に未対応
  • 新のSEO対策が施されていない
  • 更新されていない
  • 更新や管理が煩雑、できない
  • 古い情報が掲載されている
  • セキュリティ対策が不十分
  • 最新のブラウザに対応できていない
  • 情報が増えすぎてホームページが複雑
  • 訪問者が目的の情報にたどり着けない

    [目的・成果面での課題]
  • アクセス数が少ない
  • 新規顧客からのお問い合わせが来ない
  • 採用募集への応募が来ない

※なお、Webサイトの改善すべき課題が分かるチェックリストを以下から無料ダウンロードできます。ぜひこちらもご覧ください。
【お役立ち資料】初心者でもわかる! 成果を出すためのWebサイト改善チェックリスト

2.リニューアル後の目標設定

次に、リニューアル後に達成したい目標を設定します。たとえば、「お問い合わせを月○件獲得する」「採用活動で○名獲得する」など具体的な数値目標を設定すると、リニューアルの方向性が明確になります。

3.デザインと機能の改善点を探す

リニューアルにあたりデザインと機能の改善点を洗い出します。スマホ対応や自社での更新が可能なシステムの導入など、ユーザー体験を向上させるための具体的な改善点を検討します。
 
以下は改善点の例です。
  • スマホ対応…スマホでも快適に閲覧できるようにする。
  • レイアウトや構成の改善…訪問者が必要な情報を見つけやすく、お問い合わせしやすいようにする。
  • 画像の追加・変更…最新で高解像度の画像を使用する。
  • SEOの強化…キーワード最適化などで検索順位を向上させる。
  • 各環境への対応…最新のブラウザに対応させる。
  • CMSの導入…簡単に更新できるシステムを導入する。
  • ページの読み込み速度の向上…画像の最適化などで読み込み速度を改善する。

4.サイトマップの見直し

現状のサイトマップを詳細に分析し、どのコンテンツが不足しているかを確認します。たとえば訪問者がよく検索するキーワードに関連する情報が欠けている場合、そのコンテンツを追加することで、訪問者の必要としている情報を提供できます。
 
【例】リフォームメインの工務店で、お風呂のリフォームを求めるお客様が一番多いのに、お風呂のリフォームに関する情報が少ない。
→お風呂のリフォームに特化したページを新規作成することで、検索エンジン経由での集客ができる。
 
次に、訪問者が目的の情報にスムーズにアクセスできるように導線を改良します。重要なページへのリンクを目立つ位置に配置したり、関連するコンテンツ同士をリンクでつなげたりすることで、訪問者が迷わずに情報を探せるようにします。
 
とりわけ、資料請求やお問い合わせなどのコンバージョンに直結するページへのリンクは忘れないようにしましょう。
 
また、不要なコンテンツの削除も重要です。古くなった情報や訪問者にとって価値のないページは、サイト全体の利便性を低下させる原因となります。たとえば、「社員がランチに何を食べたか」などの自社の事業にあまり関係のないページは削除を検討してよいでしょう。
コンテンツの整理と削除によって、必要な情報を得やすいホームぺージになります。
 
最後に、サイト全体の構造を整理します。これはカテゴリーやタグの見直し、ページの階層構造の再設計などを含みます。たとえば関連するコンテンツを同じカテゴリーにまとめると、訪問者が興味のある情報を見つけやすくなります。

5.セキュリティ対策の導入

インターネットセキュリティ対策の導入
ホームページのセキュリティ対策を強化するためには、SSLとWAFの導入が効果的です。
 
SSLを導入するとWebサイトとユーザー間のデータ通信が暗号化され、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぎます。これにより、訪問者は安心してサイトを利用できます。
 
WAFはホームぺージへのサイバー攻撃を防ぐための重要な対策です。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングと呼ばれるサイバー攻撃を検知し、ブロックする機能を持っています。これにより顧客データの保護が強化され、Webサイトのセキュリティが向上します。
 
SSLとWAFの導入により、訪問者が安心して利用できる環境を提供し、信頼性の高いWebサイトを構築できます。
 

6.依頼先の選定

リニューアルを外注する場合は、制作会社の選定をおこないます。検討した要件を満たす業者を選び、さらに具体的なリニューアル計画を立てます。業者選定の際には過去の実績や評判を確認し、信頼できるパートナーを見つけることが重要です。また、自社の業種に近い制作事例を見せてもらうのも効果的です。
 
 
これらの手順とポイントを押さえることで、効果的なホームページリニューアルを実現し、会社の成長と信頼性向上につながります。

ホームぺージリニューアルに必要な期間と費用

ホームページを外注する場合、費用と時間がかかります。
作成するホームページのボリュームや依頼する業者によって変わりますが、目安としては以下の通りです。
【ホームページリニューアル準備から公開までの期間】
ホームページのリニューアルには、通常3ヶ月から6ヶ月程度の期間が必要です。

この期間には、システムの要件定義、デザイン打ち合わせ、デザイン作成、コンテンツ制作、システム調整、デザイン調整、そして最終的な公開作業が含まれます。プロジェクトの規模や複雑さによってはさらに時間がかかる場合もあります。

また、企業ホームページのリニューアル費用はシステムとデザインを全面的に見直す場合、100万円から300万円が一般的な目安です。具体的な費用は以下の要素によって変動します。
【ホームページリニューアルの費用を変動させる要素】
  • デザインの複雑さ:カスタムデザインやアニメーションを多用すると費用が高くなります。
  • コンテンツの量:ページ数や掲載するコンテンツの量が多いほど、制作費用が増加します。
  • 機能の追加:ECサイトや会員制サイトなど、特定の機能を追加する場合は、開発費用が高くなります。
  • SEO:検索エンジン最適化(SEO)を強化するための施策を追加する場合も、費用が増えます。
なお、要件によってはもっと安い場合や高い場合もあります。たとえばテンプレートを使用した簡易的なリニューアルであれば費用を抑えられます。逆に高度なカスタマイズが必要な場合は、費用がさらに高くなります。

これらの要素を考慮し、予算とスケジュールをしっかりと計画することが、成功するリニューアルの鍵となります。信頼できる業者を選び、明確な目標と計画を持って進めることで、効果的なホームページリニューアルが実現できるでしょう。

古い企業ホームページ運営に関する、よくある質問 

Q.古い企業ホームページのデメリットは?
Q.古い企業ホームページの特徴は?
Q.企業ホームページリニューアルのメリットは?
Q.企業ホームページのリニューアルにかかる期間と費用は?

ホームぺージリニューアルで成功した企業の例

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ホームページリニューアル成功事例 株式会社ヒイラギ様

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ホームページリニューアル成功事例 ジョイニングサービス様
また、以下のページより他の導入事例も紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。
 

ホームページリニューアルで会社の成長を実現

ホームぺージリニューアルで会社の成長を実現
古いホームページのリニューアルは会社の成長、売上アップや人材採用のために必ずおこなうべきです。
 
魅力的かつ利便性の高いホームページは訪問者の興味を引き、お問い合わせ・売上の増加、新規採用獲得など様々な効果があります。
 
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